[No.945] ICDに関して
投稿者:Taki||投稿日:2015年08月12日 (水) 18時42分
一次予防でのICD植え込みを考えています。問題は、仕事の制限、運転、ならびに本体の交換はともかくとして、リードの寿命はどれぐらいなのか。
まだ若いので(40歳)このあとの人生を考えてしまいます。30年以上の経験はICDの歴史がまだ浅いのでないとは思うんですが、この辺りに詳しい方がいれば教えて下さい。
[No.947] Re. ICDに関して
投稿者:マーク||投稿日:2015年08月16日 (日) 19時34分
to Taki
リード寿命ですが、各メーカーも医師もまったく把握出来ないのが
現状です
何故か?
植え込まれてる患者さん一人一人がどの様な日常生活を送られているのか
調べる事不可能なので
もしかしたら
リードの不良が、、、
これもまたなかなか判断しにくいのです
きっと最新のリードの方が、断線しにくいのでは
これもまた、そうではない現状があります
10年以上持ったら良いなと思われたほうが
ICDの保険償還されたのが1997年4月
まだ、初期リードを使用されてる患者さんもおられますよ
※ICDリード(RVリード)を対象にしたお返事です
[No.949] Re. ICDに関して
投稿者:花丸||投稿日:2015年08月24日 (月) 12時59分
マークさんも書かれているように、リードの寿命については一概には言えないようです。
私の場合、初回植え込みが2000年の1月で、今年の1月に3回目の植え替え(電池切れにより)しました(初回から数えて4台目です)
数週間前に植え替え後最初のチェックがありましたが、15年半経ちますが、未だ最初のリードに全く不具合は出ていません。
ですが、知人には植え込み後半年とか1年で不具合が出た人も何人か存在します。
ちなみに、私が最初に植え込んだ年齢は31歳でした。
[No.950] 訂正
投稿者:マーク||投稿日:2015年08月24日 (月) 20時26分
保険償還されたのは、1996年4月です
[No.939] 植え込み前ですが
投稿者:たのーちゃん||投稿日:2015年07月23日 (木) 05時18分
初めて投稿します。よろしくお願いします。拡張型心筋症を5月末に患い、ICDもしくはCRT-Dを埋め込む予定の者です。8月もしくは9月には、入院先を確定して、埋め込みたいと思っています。
さて、除細動器を埋め込んだ先輩方にお聞きしたいことがあります。
わたしは、当初入院した病院も含め、3つの病院の循環器の医師に診断・検査をしていただきましたが、ICDが妥当という医師とCRT-Dが妥当という医師の意見が分かれています。印刷物やインターネット等で自分なりに調べてはおりますが、正直なところ、除細動器を入れる決心はしたものの、医師により意見が割れている状態であることに対し、非常に不安が募ってしまいました。
もともとはCRT-Dの方がいろいろな意味で安全弁になると理解していたのですが、ICDを入れるべき患者が、CRT-Dにすればもっと心不全等に対して安全度が増すか?というとデメリットもあると、診断を受けた一人の医師から聞き、どうして良いか分からなくなっています。
どの医師もそうですが、医師と外来で話しをすると、医療サイドの話ししか当然ながら聞けないので、患者側から見た、ふたつの除細動器(ペースメーカー)のメリット・デメリットについて、特に生活面での違いについて伺いたいです。
ある医師からは、運転もしちゃダメ(→診断書は書かないと宣言をされた)、仕事もしちゃダメと言われてしまい、確かにその方が心臓には良いのでしょうが、患者側のQOLを考えると、どうしようと。
まだ、40代で子供も小さいのがいるので、どうして良いか、途方に暮れています。可能な範囲でけっこうですので、どなたかご意見いただければ幸いです。
[No.941] ご心痛お察し致します
投稿者:まる||投稿日:2015年07月23日 (木) 22時09分
お話の内容は、
1,ICDかCRT-Dの選択でお悩み
2.埋め込み後の生活の注意点
3.自動車の運転や仕事について可否
の3点かと思いますのでそれぞれについてのアドバイスを私感でお伝え致します。
1,について
ICDかCRT-Dかについての選択は医師がします。
症状によりデバイスの基準があるので基礎疾患や症状及びデータが揃わないと、例えばCRT-Dを希望しても条件を満たさない場合は国内では保険医療の適用になりません。
どうしても納得がいかないのであれば、ICD認定施設でのセカンドオピニオンを受けられたら良いかと思います。
参考)ICD認定施設 http://www.jadia.or.jp/citizens/icd-nintei.html
適応基準 ICD http://www.jadia.or.jp/citizens/icd.html
適応基準 CRT-D http://www.jadia.or.jp/citizens/crt.html
適応基準 CRT-D/ICD http://wwwp.medtronic.com/country/japan/hcp/public/secura/guideline/adaptation-guideline.html
2,について
CRT-D/ICDともほぼ変わらないかと思います。
参考)メーカーの注意事項 https://www.sjm.co.jp/general/icd_leaflet/chapter_08.html
デバイスの注意事項+基礎疾患と病状における注意事項です。
ただ、メーカー等の注意事項は電車のホームの白線とお考え下さい。
電車が来ると「白線の内側でお待ちください」とアナウンスされますが、実際には白線と電車の間には30cm位のマージンがあります。あまり厳格に「これもダメ・あれもダメ」と心配しなくても良いかと思います。
3,について
自動車運転:これは、自分だけではなく、他人や家族のためにも守らなくては行けません。
2輪や2種免許や術後・発作時の制限があります。
参考)ICD・CRT-D植込み後の自動車の運転制限に関して http://jhrs.or.jp/pub201209_02.html
仕事の制限:これはデバイスによる制限はわかりませんが、運転手さん等は自動車の制限から仕事の制限になってしまうと思います。
自動車の移動をメインとする営業や配達が含まれる職種の場合も、一定の期間の制約が出来てしまいますので配置転換等が望ましいかと思います。工業系の一部の機器を使用する方も同じです。
埋め込み後の仕事復帰時に職場に電磁機器等があり環境に心配な場合は、メーカーさんが環境のチェックもしてくださるはずです。
仕事の制限は、デバイスの埋め込みによるものより基礎疾患やその症状によるものの方が多いかと思いますよ。
生活の支援に関しては、病院の医療福祉相談の窓口で医療ソーシャルワーカーさんに相談されるのが良いかと思います。障害者年金等も教えてくださると思います。
掲示板管理者様へ
一部、デバイス工業会やICDメーカーの参考URLを記載しましたが、不適切な場合は
削除して下さい。
たのーちゃんへ
その場合、「ICD認定施設」等のキーワードで検索エンジンにて検索して下さい。
[No.943] Re.植え込み前ですが
投稿者:マーク||投稿日:2015年07月25日 (土) 06時13分
to たのーちゃん
お返事を書いて頂いてる「まる」さんがいるので
補足を
何故にICDをお勧めする医師とCRT−Dをお勧めする医師が
居るのか
それは医師の持たれている不整脈に対する信念の違いです
現状の日本不整脈学会ではICDを植え込み、体調の変化に応じCRT−Dへと
アップグレードするのが良いと推奨しておりますが
いろんな不整脈患者を診ていらしゃる医師の中には、数年後にはCRT−D
を必要と予測出来る患者に、体調の変化により再度手術を
受けるよりは最初から行ったほうが患者様の為に良いのではとの
お考えをお持ちです
で
お書き頂いた内容を判断すると最終的には、患者さんが判断することが一番良いのではと思います
ICD及びCRT−Dは、遠隔モニタリング機能のついたデバイスが販売され、一部の販売ですが条件付きでフルスキャンMRI対応の新しいデバイスも現状可能です
が
きりが有りませんが、数年先はまた新たなデバイスが販売される事も有ります
過去には医師による判断にて植え込まれいましたが、これからは患者も判断する時代になったのだと思います
[No.937] お尋ねします。
投稿者:無限||投稿日:2015年06月19日 (金) 23時58分
マーク様御無沙汰して居ります。
皆様に質問ですがリード線心臓の表面に
つけている縫いこんで居る方居りますか?
私の場合鎖骨の辺りの血管が複雑で心臓表面に縫いこんで入れてますが鎖骨周辺の血管から入れるよりも消耗が早いそうなんですがそう言う方居ますでしょうか?今度電池交換する時どうするのか今から不安で仕方が有りません。
お答え頂ければ嬉しいです。
[No.938] Re.お尋ねします。
投稿者:マーク||投稿日:2015年06月22日 (月) 19時28分
to 無限
お名前がわかりませんでしたがマークをご存知と言うことで
居ますよ
心臓の外側からリードをアプローチされている患者さんは
多く用いられる手技は、胸部(左右)の皮下にデバイスを植え込み
鎖骨下静脈内にリードを挿入し右心房や右心室へ
人間の体は、個人差がありこの静脈内へのリードアプローチが
ベストでは無いと主治医が判断するケースもあり
代替案として心臓の外からアプローチケースです
大まかな事しか掲示板では書き込み出来ませんが
詳細は「ICD友の会」へお電話下さい
090−5347−9453