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[No.1158] Re.倒れた場合の対処説明について
投稿者:マーク||投稿日:2020年08月22日 (土) 16時49分
to 田嶋
学生さんからの良く出てくる質問ですのでご安心下さい
確かに学校側での対応は、医療関係者からも細かな説明が無いのが現状ですが
S−ICDの治療方法は、主が除細動です
これは、体内に最大80J(ジュール)で治療致します
患者さん自身には、記憶が無いことが多く他の方からは
突然倒れて、数秒後に体が跳ねます
ですが、これが治療ですのでご心配なく
数十秒程で患者さんとお話出来ます
初めての作動を起こした際には多くの医療機関は一度病院にお越しくださいと説明しております
安全を考慮すると患者さんの状態を、見て救急車の要請を行うこともあります
(学校内であれば保健士さんの判断が良いかと思います)
周りの人は、患者さんが突然倒れるととても焦り、どうしたのと
患者さんに手を差し伸べて体を触ったりします
この際に作動すると少し感電しますが、除細動には影響はありません
患者さんへの、アドバイスですが
S-ICDには手帳が必ずあります
これは、患者さんが日常生活を送り当たり、医療情報が記載されているので常に携帯してください
遠方での活動もこの医療情報があるのとないのでは全く違いますので
それと、もし患者さん自身が
アレなんか違和感を感じたら必ずしゃがみ込む事をお勧めしてます
突然の失神により、頭部外傷などの保護が目的です
この様な対応で良いかと思います
こちらの返信にてお役に立てれば幸いです
[No.1159] マークさんへ
投稿者:田嶋||投稿日:2020年08月22日 (土) 21時37分
とてもわかりやすいご説明をありがとうございました。
万が一の時には、基本的にはS-ICDが作動し、どのような感じに
なるのかがわかっているだけでも安心できますね。
再度、気にされていた先生にお伝えしておこうと思います。
ちなみに、S-ICD手帳も常時持ち歩くようにします。
財布と同じように常時持ち歩くように習慣にしなくてはいけないですね。
こちらの掲示板の存在はとても心強いですね。
ありがとうございました。