家系研究協議会掲示板（別館）
菊池一族について
[435] 題名：藤原蔵規について 名前：菊池吉三郎＠上総 投稿日：2012年02月14日 (火) 20時08分
最近、大河ドラマの「王家」というセリフが物議を醸していますが、
気になる記事を見つけたのでご報告いたします。
川添昭二著、重松敏彦編「大宰府古代史年表」から菊池氏に関連するかもしれない所を拾ってみました。
1：長和二年(1013年)7月25日藤原蔵規、唐物を大納言藤原実資に進める(小右記)
2：長和三年(1014年)3月6日中納言藤原隆家、大宰帥を希望する事を大納言藤原実資に語る(小右記)
3： 同 6月25日藤原隆家、筑前国高田牧司藤原蔵規に目薬を届けさせる(小右記)
4： 同 11月7日平親信の辞退により、中納言藤原隆家を兼大宰権帥に任命する（公卿補任、小右記）
5：長和四年(1015年)2月12日大宰大監藤原蔵規、ガチョウ、孔雀を進上する。三条天皇ご覧の後左大臣藤原道長邸で飼われる(小右記他)
6：同年2月、大宰大監藤原蔵規、大宰少弐に任命される（吉記）？
7：寛仁三年(1019年)4月刀伊入寇
8：治安二年(1022年)4月3日大宰権帥源経房が推薦した藤原蔵規を刀伊賊追討の賞により対馬守に任命する(小右記他)
9：治安三年(1023年)12月15日藤原惟憲を大宰大弐に任命する（公卿補任、小右記）
10：万寿四年(1027年)大宰大弐藤原惟憲、安楽寺に法華堂を建立し、肥後国玉名荘を寄進する(天満宮安楽寺草創日記)
11：長元四年(1031年)1月6日王氏爵を停止する。前大宰大弐藤原惟憲が王胤ではなく、鎮西の異姓を推挙したためという。なお、左経記は、大隅守(菅野)重忠を射殺した対馬守雅規の男が改姓して王氏を称したためと記す。
12： 同 1月17日前大宰大弐藤原惟憲が前年推薦した王氏の爵が問題になる（小右記、左経記）
13： 同 3月1日右大臣藤原実資、前大宰大弐藤原惟憲の行った王氏爵の不正を関白藤原頼道に報告する。(小右記)
14： 同 3月14日前大宰大弐藤原惟憲、大隅守菅野重忠射殺の罪に連座して処罰される。(日本紀略)
15：長久一年(1040年)4月11日蔵人頭藤原資房、肥後前司定任が殺害された事を聞く。定任の父は前肥前守為任、母は肥後守源為親の娘であった(春記)
16： 同 4月13日故肥後前司藤原定任の御家、定任が殺害されたのは現国司である為弘との争いによると語り、殺害した嫌疑人として藤原蔵隆(平正髙)の名を挙げる（春記）
17： 同 4月21日故肥後前司藤原定任殺害について、後朱雀天皇、蔵人頭藤原資房に早く犯人を捕らえることを命じる。犯人として大宰権帥藤原隆家の郎党・則髙の恩である藤原正髙の名があがる（春記）
18： 同 4月27日蔵人頭藤原資房、大宰府に藤原蔵隆召選の太政官符を発給する事を命じられる。
19： 同 4月28日蔵人頭藤原資房、関白左大臣藤原頼通に大宰府に発給する太政官符の扱いについて右大臣藤原実資の意見を伝える。それによると大宰府に発給する太政官符は多くは大弁に下すべきであるが、左大弁藤原経輔は大宰権帥藤原隆家の男であるため不適当であり、右大弁藤原資通は任国に下向しているため、左中弁に太政官符を下すこととする（春記）
20： 同 4月30日関白藤原頼通、蔵人頭藤原資房に前肥後守藤原定任を殺害した容疑者としてとらえていた筑紫の人で成章の郎等を嫌疑不十分で釈放した事を伝える。定任は府老某丸及びその兄の法師を殺害しており、府老の子息は武勇の人であるため、そのあたりが復讐したのではないかと、資房は記している（春記）
21： 同 5月20日前肥後守藤原定任を殺害した容疑者、獄中で自害する（春記）
22： 同 11月5日大宰府、前肥後守藤原定任殺害の嫌疑人藤原蔵隆が海路により逃亡する事を言上する（春記）
23：永承二年(1047年)12月4日私的に渡宋した筑前国人清原守武を佐渡国に配流～
24：治暦二年(1066年)5月1日大宋商客王満、鸚鵡や様々な霊薬を献じる。鸚鵡はすぐに死ぬ（百練抄）
25：延久五年(1073年)7月5日日本人王貞則・松永年等高麗東南海道に到り、物を献上する。（高麗史）
26：承暦三年(1079年)11月高麗国礼賓省、大宰府にあて、日本に医師の派遣を要請する牒を作成し、花綿、綾、麝香等とともに日本商客王貞則に付して進上する（朝野群載）
中でも「対馬守雅規の男が改姓して王氏を称したため」という記事が気になりその後の時代に王氏が出て来ないか調べたら商人として出てきました。
藤原蔵規＝政則＝雅規だと思われるので、政則の妻が宋の商人の娘ということになるかも知れません。
このことから、対馬にも詳しく海上勢力を持っていたと言えると思います。
[434] 題名：菊池秋四郎 名前：赤坂信夫 MAIL 投稿日：2012年02月10日 (金) 15時53分
玄洋社社史・奉天二十年史・天皇政治と政党政治・亜細亜人の亜細亜・日蓮聖人傳・處世春秋・悲話壯話、等の著書を残せし人の詳細の情報をお知りの方はお知らせください。
[433] 題名：本年もよろしくお願い申し上げます。 名前：菊池吉三郎＠上総 投稿日：2012年01月01日 (日) 13時39分
新年の御挨拶を申し上げます。
今年も皆様には御迷惑をお掛けするかと思いますが、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
[432] 題名：済みません。 名前：吉三郎＠上総 投稿日：2011年12月07日 (水) 22時22分
書き込み頂きありがとうございます。
古代史についてはよく分からないのでなんとも・・・。
ただ、私も「何か特別な事情が～」あるに違いないと思います。
私もこの事についての考えを持っていますが
皆様にご報告するのは時期尚早と思っております。
[431] 題名：菊地と菊池の違いについて私見 名前：菊地＠出羽の国秋田 MAIL 投稿日：2011年12月07日 (水) 16時54分
菊池と菊地の名前の由来は、やはり熊本菊池が起源でしょう。
同族とする見解が大勢ですが私はこれに反対です。この”ち”の字の違いがどうも引っかかる。菊地或いは菊池が関東・東北に多いのは、熊本から移住したとしか考えられず、それは戦争か何か特別な事情がなければ有りえないことです。
まず考えられる事情は、頼朝が奥州藤原攻めの時肥後菊池氏から多くの兵を動員したのが一つの移住の切っ掛け。二つ目は、9世紀に東北の蝦夷（アイヌ系）の人たちが、熊本に強制移住させられて、その後に故郷へ帰還した際、菊池郡から帰った者が菊地と名乗った。日本史の中で、熊本菊池から多数北国へ行った経緯はこの2回です。私はキクチのさんで菊地という名前はこのアイヌ系の
人が持ち帰ったものでではないか？と考え今証拠を探しています。
[430] 題名：ニュース！！ 名前：吉三郎＠上総 投稿日：2011年10月24日 (月) 22時49分
皆様、ご無沙汰しております。
九州の長崎県松浦市沖の海底で鎌倉時代にあった元寇の際の元軍の船が発見されたそうです。
菊池武房公の時代の遺物が出てくるなんて、末裔としては熱い気持ちになります。
先ほど、テレビ朝日の「報道ステーション」で放映してました！
感謝！感謝！です！
[429] 題名：初めまして 名前：吉三郎＠上総 MAIL 投稿日：2011年08月14日 (日) 12時33分
うったんパパ様
初めまして
以前の書き込み、ブログ等拝見させて頂いておりました。
本当に頑張っていらっしゃいますね。感服致しました。
私も、本家にお願いはしてるのですが、
その前に自分の無知を何とかしようと勉強を少しずつ
やってはいるのですが遅々として進まず・・・
年齢も私（４０歳）よりお若いですが。
今後ともよろしくお願いします。
[428] 題名：祖先のルーツ 名前：八丈島菊地氏後裔 投稿日：2011年08月13日 (土) 23時27分
少し前、私の祖母の出身である八丈島の役所に問い合わせして菊地の曽祖父母に関して調べましたが、大戦中の空襲で町村と役場が焼失し、東京都の写しも空襲で焼け、曽祖父母及び祖母やその兄弟姉妹の戸籍が残っていないということだそうでした。
そういうケースも北海道や全国に有るのではないでしょうか。
地震津波山火事土砂崩れも日本の各地でありますし、古文書や戸籍等の記録が残っている場合や、寺の過去帳が奇跡的に残っている家系というのは、実に幸運ですね。
今コンピューターの中にだけ調べた物を残しているのですが、しっかりバックアップし適時CD等に保存しなければと思っています。
[427] 題名：みなさまお久しぶりです 名前：うったんパパ MAIL 投稿日：2011年08月12日 (金) 06時18分
3年半ほど前、過去ログの148～153あたりでお世話になりました道東菊地こと、うったんパパと申します。
私は福島県南の矢祭町にルーツがありまして、あのとき以来、実際に矢祭を訪れたり、ブログを用いていろいろ情報を募ったりしていますが、まだ本家が特定できない状態におります。
ところで矢祭を訪れた際、6代前の祖先である菊地儀右衛門の実家である菊池家の方より資料をいただきました。この掲示板の方々が欲している情報とは趣旨が異なるかもしれませんが、
http://pub.ne.jp/dotouttan/?entry_id=3731842
にてその内容を掲載させていただいています。
もともとは熊本から来たと書いてありますが、移住の年代や、誰の子孫かとか、詳しくは伝わっていないようです。
また、矢祭あたりは茨城（常陸）との関わりが強いように感じています。菊地よりも菊池のほうが多いですし。
そういった方面からも考察を続けようと思っております。
[426] 題名：武政氏について 名前：吉三郎＠上総 MAIL 投稿日：2011年07月21日 (木) 23時04分
武政三男 様
書き込み頂きありがとうございます。
書籍にあたってみましたが、分かりませんでした。
[349]で「九州を出る時に名を改めた」と書いておりますが、
出典は分からなくなってしまいました。
もしかすると、どこかのＨＰでみたのかも知れません。