家系研究協議会掲示板（別館）
菊池一族について
[363] 題名：家系図を 名前：菊池秋四郎の末裔 MAIL 投稿日：2010年09月22日 (水) 01時51分
ある本に、私の祖母が菊池秋四郎の長女である家に養女へと書かれたものがあります。
私は祖母が養女となった家の名字を名乗っております（祖父は婿です）。
その本には、菊池城主則隆に出で菊池武時の叔父武本を以て祖とし肥後守甲斐重村を〜重宗〜〜重満〜重近〜秋四郎らしく。
重近の家には西郷隆盛が可愛山に破るるや落ちて重近の家に隠るること一週日に及ぶ云々と書かれております。
もう少し詳細の系図が知りたいのですが、教えていただければ幸いです。
[362] 題名：訂正です（新谷菊池氏） 名前：菊池藤兵衛 投稿日：2010年09月16日 (木) 05時49分
新谷菊池氏について、訂正します。
ふと気になって確認したところ、新谷菊池氏は応仁の乱後に来住したようです。
失礼しました。m(_ _)m
[361] 題名：興味深いフレーズです 名前：菊池藤兵衛 MAIL 投稿日：2010年09月15日 (水) 21時36分
｢鎮西菊池一族･･･奥州・出羽ノ他･･･｣は私も興味深いフレーズだと思います。
一方、南北朝時代に遠野に土着した新谷菊池氏の系図では、｢自分たちだけが（南北朝時代に）九州からきた菊池だと思っていたのに、既に（遠野には）菊池氏が多く見られ、びっくり｣という内容の記述があるそうです(『多弁で表情をもった系図』菊池照雄、歴史と旅 臨時増刊 姓氏 名門 名家 PART2 平成3年)。また、奥州藤原氏の武将に菊地氏がいた、という説もあり（宮城県姓氏家系大辞典）、そのルーツが気になります。
かつて、平泉は京都に次ぐ都だったという見方もあるようで、菊池氏の一族が既に奥州入りしていたのかもしれません？
その辺りのロマンにはこだわりたいところです(^_^;)
[360] 題名：菊池一族について 名前：吉三郎＠上総 MAIL 投稿日：2010年09月14日 (火) 20時43分
ちょっと話がそれますが・・・・
全国の菊池・菊地一族について
熊野米良文書について、新庄常三著「新稿社寺参詣の社会経済史的研究」によれば、
「御師・先達が武士と師旦関係を結ぶ場合、まず最初に働きかけたものが、武士家の家長または武士団の惣領
であることは、ほぼ疑いないところであろう」、「○○氏一門・○○氏一族等、一族・一門または一家等の
表現をとるが、これは単に個々の家を指すに留まらず、より広範な同族団を意味する」とあります。
以前の[230]熊野米良文書についての書き込みの中に
３．(包紙ウワ書)「鎮西菊池一族、此名字何國に有共、奥州・出羽ノ外一圓つくし(筑紫)さふらい也、」
本文「〜鎮西菊池之一門〜」長禄（寛正二年）５年（１４６０年か→１４６１年に訂正します）（第二２Ｐ）
とあります。この包紙ウワ書の文書は「九州の菊池一族、この名字何れの国共にあり、奥州・出羽のほか一円
九州北部の侍なり」と訳せると思われます。
つまり本文の長禄（寛正二年）５年の１４６１年と思われる年にすでに奥州・出羽、その他の国に菊池氏が
分布している事を示しており、同時に全国の菊池（地）氏が同族である事を示す資料であると思います。
一般的に言われる「全国の菊池（地）氏は同族」とされる根拠ではないかと思われます。
[359] 題名：菊池氏とは 名前：菊池藤兵衛 投稿日：2010年09月12日 (日) 18時23分
御説大変興味深く拝見しました。
私も（八丈島菊池氏後裔様と）近い感触かもしれません。
１）菊池氏は単なる武家集団ではなく、様々な分野の専門家集団であった
２）藤原姓を称する一族だけではなく、様々な異流の有力者・技術者をも包摂した一団であった
３）通商や技術（鉱山・製鉄）提供のため、日本各地の豪族と交流があり、日本各地に一族・関係者の土着が可能であった
４）陸路というよりは水路で一族を広げていった
５）熊野信仰とも密接なつながりを持ち、苗字の伝搬に有利であった等
様々な方々のご見解から以上のように考えています。
大変スケールが大きい一族だったのかもしれません。
菊池氏探求の楽しみは尽きない思いです(^_^;)
[358] 題名：お久し振りです. 名前：八丈島菊地氏後裔 投稿日：2010年09月09日 (木) 07時19分
お久し振りです.
無知無学者ですが,あちらこちらの菊池関係のサイトを訪問しては色々と浮かびあがってくる疑問や謎の解きあかしを自分なりに試みておりました.更新されていた忠誠の菊池一族他,様々ヒントを与えられ,とても参考になりました. 有難うございました.
違い鷹の羽紋の阿蘇氏と阿蘇神社を少し調べて見ると,菊池一族(の一部?)が日足紋から違い鷹の羽紋に変わったのは,もしかしたら,どちらかといえば阿蘇神社系列の宮司職やそれを守護する農林水産関係や国外との貿易や海運にも関わる九州の豪族であったからではないかと思われました.
そのかたわらで,どちらかというと馬や馬具,刀や弓矢等に関わる武将武官系の菊池一族は, 武官を象徴した並び鷹の羽を家紋とするようになり,又,そのどちらでもありという家系もあったのでは...と想像しております.
古い豪族とすれば,かなり昔から同じ姓氏縁者でも神社の宮司,領主,武士や僧侶,農林業や大工,船頭や漁師,船造りや刀鍛冶,馬具職等も有り得ると思われます.
違い鷹の羽紋や並び鷹の羽紋以前といわれる日足紋は,太陽や菊紋に由来するだけとも限らず,大陸から伝わった古代仏教系の法輪模様か,中東やインド中国で珍重されたインド菩提樹等のいちじくの実の模様,ハスの花の蓮華紋様かもしれないし, 源氏車紋の一部をとった(或いは源氏が日足紋を車輪紋様にかえた)ものかもしれません.
次元の違いはありますが,不均衡や腐敗汚職があったり,人口増加とか災害や気象変動による病害不漁不作等で皆が充分に着て食べて平穏無事に暮らしていけなくなると,家族内でも身内でも,領地や国内外でも,お互い分かち合うよりも争奪戦や紛争がおこったりするので,太古の昔から古今東西で均衡を保つ為のあらゆる交換盟約とか武力や政治経済的同盟関係を持ったり,神社や宮司或いは寺や高僧に寄進し,怨霊を慰める為とか祈願祈祷してもらったりとか,いろいろあったのでしょうね.
あとはククチですが,最近は穀地とか,谷地(コクチと読めないこともない)という地帯で米や穀類生産に関わる山の谷合や谷口の穀草地帯を意味する名称が弥生時代に農耕の伝播と共に大陸や南方から伝わったのではないだろうかと考えています.
日本でも長い弥生時代等考え合わせると,仏陀等の世界四大聖人が各地に現れてから,せいぜい2千5-6百年しかたっていません.大人の人間は,もうそろそろいい加減に,せめて地球内や地球周辺では争奪戦や紛争を止め, 天然自然の空と陸と海の大気や水と鉱物動植物界も,お互いを滅ぼし尽くすことの無いよう,ほどほどに均衡調和を保ちつつ分かち合って共存できたらいいですね.勝手な空論理想ばかりですみません.何かありましたら,ご教唆ください.
[357] 題名：書き込み頂き、ありがとうございます。 名前：吉三郎＠上総 MAIL 投稿日：2010年08月16日 (月) 21時11分
以前[30]にも矢祭町の並び鷹羽紋の菊池さんによる書き込みがありましたが
同系の方でしょうか。御連絡があるといいですね。
福島県は南朝拠点があった為か名門の家系の方もいらっしゃる様です。
南朝の拠点：霊山、宇津峰山など。
http://www.asahi-net.or.jp/~QY5S-SOZK/ryozen/ryozen.htm
[356] 題名：菊池家 について 名前：菊池です 投稿日：2010年08月16日 (月) 02時50分
以前から興味があり叔父に聞いたりしておりました
家紋は並び鷹のは、です。父の実家が福島県矢祭町にあります
矢祭には菊池は多いそうです 九州の方面から移り住んだと聞きました（遠い昔ですが）祖母が亡くなったとき墓から藤原の印鑑が（当時の）出てきたそうです。３０年くらい前ですが、
[355] 題名：訂正[353] 名前：吉三郎＠上総 MAIL 投稿日：2010年05月24日 (月) 18時15分
下記[353]で「菊池（地）一族合わせて１５０〜２００万人位でしょうか？」と
書き込みましたが、某ＨＰで菊池、菊地合わせて８万世帯くらいとありましたので、
「おそらく、菊池（地）一族合わせて少なくて１０万人、多くて２０万人位でしょうか」
に訂正させて頂きます。
１ケタ違ってました！お騒がせしました。
[354] 題名：ありがとうございます 名前：菊池：上毛野 投稿日：2010年05月23日 (日) 11時00分
吉三郎＠上総さん、書き込みありがとうございます。
だいぶ前にことになりますが、郷里群馬のことをネットで見ておりましたら、代官所に盾をついた農民代表４名の中に父方の名字がありました。その代官所の場所は父の本家のある場所なので間違いないと思います。うち2名は処刑されており、残り２名のうちの一人がきっと私の先祖です。さまざまな紆余曲折を経て、いま生を受けていることに感謝しています。
父の眉は三角、
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/meikan/ta/images/takakuraken.jpg
こんな感じでもあります。
たくさんの菊池さんがおられるのですね。
一度肥後、高千穂にも言ってみたいと思います。
菊池の皆さま、お元気で。
ありがとうございました。