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『シャンデリア』本日解禁!! 09.03.04
日本でフィラデルフィア・サウンドをしかも 歌謡曲的にフージョン(つまり融合) させるとしたら、この方法しかないでしょ。
そんな小難しい事を今回、石井竜也とその仲間達は やってのけたのです。
それも、いとも簡単にとは言えない方法で。 時間なし!金なし!売れる保証なし!勇気なし! 確信なし!あるのは、有り余るほどの メロディーのアイデアと、そそる歌詞世界だけ。
失敗覚悟、破産宣告を親戚のうちで隠れて 待ってる状態で、始まった『シャンデリア』旋風。
でも、まあ、確かに、俗にいう フィリー・サウンドの要素は満載で、 若手の奴らの音楽にうるさい連中でも、 このサウンドはOKってことになるのは 見えてました。
だから、自信は人一倍あったんですけどね。 だって、これって、日本での歌謡曲世代から、 ソウル・ファンクの域まで・・・ いやいや、矢もするとそこいらのDJまで 好きな、というか人生で一回は 通ってきてしまっている、 日本人ならどうしようもない 逃げられないサウンドなんでしょう。
だから、懐かしさや、何か郷愁や、 耳に入って来てしまうどうしようもなく 好きなメロとサウンドなんです。
しかも、歌詞が危ないほど、透き通っていたり、 最中の最中もいいところで、今まさに・・・ みたいな危なさと、大人にしか解らない 恋と愛の違いや、離別のときの覚悟の仕方など、 単なる恋愛ソングになっていないのがミソ。
苦しさも時には大人になるための 高い代償だったりするんですよ。 子供にはわからないだろうけど・・・。
とにかく、ただただ、楽しくシアワセな アルバムでない事だけは請け合います。
人生のそこここにある、山や平地を 猛スピードで走っていくような疾走感。 胸をグっとワシ掴みする言葉の連鎖。
ただただ、アマッチョロケな歌とは一線を画す、 石井竜也の真骨頂!
笑かして泣かす、テクの妙技。 隠れている言葉がいっぱいのラビリンス。
純粋にあくまでも純粋に人を好きになる時の 浮き立つような心のほてり。 どこかに隠れている、貴女の人生の一場面が この『シャンデリア』には流れています。
悪いときもあった、いいときもあった、 苦しいときも楽なときも、楽しいときも泣いた夜も ・・・人間たいそうな事を言っても、 こんな時代じゃカラ元気だすしかないじゃないの?。 ホントの元気をコンサートで出しましょ!
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By H美
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| (629)/2009年03月05日 (木) 09時54分 |
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