曾根崎教授から・・・ 09.04.12

　　　　　　昨夜のこと、もうそろそろ深夜３時を
　　　　　　超えた頃でしょうか？
　　　　　　だいたい、この時間には
　　　　　　寝るようにしているのですが、
　　　　　　あの、例の人類学者・曾根崎教授からの
　　　　　　テレフォンコール。

　　　　　　なにか、後ろで、エッチな声が数十人規模の
　　　　　「喘ぎ声」のようなものが聞こえて来ている中での
　　　　　　大声でのお話。

　　　　　「先生、何やってるんですか？」と僕が聞くと、
　　　　　「うん・・まあ・・・実験でね・・・」というだけ、
　　　　　　あまりの怪しさに「でも後ろで、
　　　　　　大勢の女性の声が聞こえますが？」と返すと
　　　　　「ああ、これね・・・これ実験してんのよ。」
　　　　　　僕は興味をそそられ、
　　　　　「何の実験をなさってるんですか？」と聞くと
　　　　　「天城声の実験・・・ふふふ」と単刀直入しかも、
　　　　　　納得のいかない含み笑いとお答えに
　　　　　　不思議は倍増してしまいました。

　　　　　　そして、先生のお言葉
　　　　　「君は、コンサートとインサートの違いが
　　　　　　そんなにない事を知っているのかね？」という
　　　　　　ワケの解らない質問。
　　　　　　何十人もの女性の喘ぎ声の中、
　　　　　　大声で話すもんだから、受話器のレベルを
　　　　　　オーバーしてるのか受話器が
　　　　　　グワングワンするくらい、聞き取りにくい滑舌。
　　　　　　元々、焼酎がお好きな先生は、
　　　　　　アルコール依存症的症状はあったとは
　　　　　　思うのですが、昨夜はそれが非常に激しく、
　　　　　　聞き取りにくいお言葉のご発声に何度も
　　　　　　聞き返しながらの会話でした。
　　　　　「まあ、とにかく、２人ばかり、
　　　　　　用意しておいてくれ・・・」と唐突に返され、
　　　　　　何のこっちゃ解らないので、
　　　　　「何がですか？」と聞くと、
　　　　　「この間、インタピュで私が提唱していた
　　　　　　『女性輪』の開発実験中なんだよ、忙しいんで、
　　　　　　こんどね・・・ガチャン！」といきなり
　　　　　　電話を切ってしまわれたので、
　　　　　　何の事やら、さっぱり解らず、
　　　　　　それから、しばらくの間は、
　　　　　　何か、言葉にはならない無情と放心状態のまま、
　　　　　　遠くの町並みをポケ〜と３時間ばかり、
　　　　　　見つめてしまいました。

　　　　　　恐ろしい、なんて恐ろしい事なんだろう。
　　　　　　思い出してみると、聞き覚えのある男の声も
　　　　　　後ろの方で聞こえていた、
　　　　　　それは本郷・Pの異常に張り上げた
　　　　　　雄叫びのような声だった。

　　　　　　ただし、その実験に本郷さんが
　　　　　　関わっていたかどうかは、まだ解りません。
　　　　　　もし、あの実験に本郷・Pが加わっていたとしたら、
　　　　　　僕は、もう２度と彼と話もしたくない。

　　　　　　なんて、イヤラしい！なんて下品な人たちなんだ！
　　　　　　まったく社会人として理解できない！
　　　　　　・・・・人でなし。

　　　　　　クソッ！なんで自分たちだけ？
　　　　　　・・・都合のいいときだけ、俺をエサにして、
　　　　　　１番期待しているところで、お誘いの一言もない。
　　　　　　大人として許せない裏切りだ！

　　　　　　なにが「２人ばかり・・・」だ！いい加減にしろ！
　　　　　　このエロオヤジ！
　　　　　　ハゲまで利用して、満足させる？・・・まったく！
　　　　　　何を言ってんのかさっぱり解んねえよ！
　　　　　　俺の怒りはピークに達していた。
　　　　　　傍らにコンサートのメニューが散らばって、
　　　　　　自分の境遇の不憫さに涙をこぼした。

　　　　　　・・・・出来るなら、あの場所に・・・い
　　　　　　・・・行ってみてえ・・・。
　　　　　　バ・・・バかな！そんな事を考えるなんて・・・
　　　　　　あの二人と知り合いになってから、ろくな事がない。
　　　　　　心は乱される、生活はムチャクチャ、
　　　　　　スタッフは感化されるものもでるしで、
　　　　　　ろくな事を教えない。

　　　　　　今、僕の現場では、
　　　　　　逆さ言葉みたいなものが飛び交っている。

　　　　　　それを言ったヤツは信用しない事にしている。
　　　　　　なぜかというと、完全にあの二人の息のかかった、
　　　　　　あるいは、あの二人にいいように
　　　　　　コントロールされているとみて、
　　　　　　まず間違いないからだ！

　　　　　　実は、昨日のリハーサルの休憩時間に
　　　　　　マネージャーの小峰君が
　　　　　「テッペイさん、シーメー食べますか？」と
　　　　　　俺に言って来た。

　　　　　　俺は呆然自粛として
　　　　　「コ・・・コミネ君・・・君もか？」と
　　　　　　僕は血の気が引いていった。

　　　　　　世の中にはピラミッドの謎だの、
　　　　　　宇宙の神秘だのの、とんでもない神秘を
　　　　　　はるかに超えた以上、神秘、謎の生活を
　　　　　　している連中がまだまだ沢山、存在している事を、
　　　　　　改めて、昨日の電話で、再認識した次第です。

　　　　　　ああ、恐ろしい。これからあの二人を
　　　　　『人間ブラックホール』と呼ぶ事にしよう。

　　　　　　皆さん、曾根崎教授には気をつけてください。
　　　　　　知らないうちに「女性輪』の餌食に
　　　　　　されているかもしれませんよ。