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素敵な事。 09.04.25
人間は、親を選べません。 だから、いろんな事に巻き込まれる。 貧乏であれば、親の責任。 顔が多少悪いのは親の責任。 飽きっぽい性格まで親の責任。 恨みという言葉の一番始めに感じる人間が 親なのだそうです。
でも、どんなに嫌われようが、 我が子はかわいい。 それが人間の宿命でもあり、責任でもあり、 自然の作り上げたシステムなのだ。
また、愛情だけは嘘をつけないから。 人生も、早々うまく自分のいいようになんか 作れません。 努力も、砂塵のように流れ去る事もしばしば、 じゃあ、なんで努力をするの? じゃあ、なんで一生懸命生きるの? たかが100年にも満たない、 宇宙の時間帯からしてみたら、 カビより短い時間を・・・。
でも、人は、生きてる。 途中で、自分で命を落とす人も 確かにいるにはいるが、 人は、何かを求めるように生きようとする。
周りを見渡してみると、 自分の周りには何ら大したものが ないように思ってしまう事も相当ある。
でも、素敵な事は沢山あるのに 気がつかないだけなんだ。 自分だけが悲劇を被っていると 思いがちになって、そのうち、 自分が世界で一番不幸な人間だと 思い込んでしまう。
これは、実は安心できる場所だから、 そう思うようにする。
一番不幸だったら、 どんな事も力をいれなくていい。 一番不幸なんだからかわいそうに 見えるはずだ。 一番不幸だから、御慈悲を 誰かがくれるだろう。 だって、私は世界で一番 不幸なのだから・・・。
でもこれは、間違ってる。
見つけ出すのは勇気がいる。 探すのには力と忍耐もいる。 つまり、面倒臭いのだ。 素敵な事は、暗闇の小さな光に似ている。 暗闇の方がどう見ても大きくふくれあがって、 広がって、広大に見える。
光は、小さく、まるで、 風にちょっとでも吹かれたら、 消え去ってしまうようにも思えるほどだ。
でも、必ず、光は輝いて、 暗闇で必死に待ってくれている。 この素敵な事を、手をこまねいて、 面倒だから、見ないようにする、 つかもうと努力もしなければ、 いつの間にか、魅力的だった、ひかりも、 とどかなくなっていく。
なぜなら、光は、暗闇を向こうに 飛んでいっているからだ。 見たときには遠くても、 近づいてみると案外近い場所にある。 でも、黙ってみていたら、光は遠のく。 それが『素敵な事』。
遠のいてしまう前につかんでみたら? 行ってみたらどうかな? 危険かな?怖いかな?・・・・ そんなに臆病だったかな?
誰かのせいにして逃げていくのはかんたんで、 人生を不毛の地にしてしまうだけ。 人生を楽しむには、小さな事を見逃さない事。 なにより、「たのしもうと思う心」が 一番大切で、素敵な貴女を作るんじゃないかな?
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By H美
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| (679)/2009年04月25日 (土) 23時54分 |
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