感情は現実になる。 09.03.27

　　　たとえば、悲観的にしか考えられない人がいたら、
　　　絶対に悲観的な人生を歩むでしょう。

　　　もちろん、ポジティブにだけ考えるのは、
　　　難しいし、信じられないかもしれません。

　　　でも、人間関係を考えてみてください。

　　　小さく厳しい意見だけを言う人には、
　　　よいエネルギーは、生まれてきません。
　　　人生は、裏と表の連鎖です。裏だけを考えれば、
　　　裏の人間に成り下がります。

　　　明るい未来と、ポジティブな考えを
　　　他人にアピールが出来ていれば、必ず、
　　　貴女の前に新しい、人生が現れてきます。

　　　殆どの人間は、夢は夢、現実は現実と
　　　あきらめにもにた状況を脳裏に作りあげてしまいます。

　　　しかし、願望や夢といった類いのものは、
　　　得てして、自分自身の行動、言動、態度で、
　　　他人への雰囲気として現れていきます。

　　　ですから、負のエネルギーだけを送り続ければ当然、
　　　マイナスのエネルギーしか身の回りに
　　　揃える事しか出来ません。

　　　それは単純に現実の自分に負けたという事なのです。
　　　現実の自分に負けるとどんな事がおこっていくのか？
　　　・・・それは悲惨な出来事の連鎖です。

　　　思っても見なかった事が身の回りにおこり始め、
　　　自分の自信と、今までの努力も泡と消えます。

　　　それは、社会的にも人間的にも貴女から
　　　発せられるマイナスのエネルギーが現実を
　　　作ってしまうからです。

　　　逆に、物事をいい方に考え、敵も味方のうちと考え、
　　　苦言を呈してくれる友人や、上司、先生などを
　　　甘んじて受け入れ、自分の良さと悪さを、
　　　認める力を素直に持った人間は、人に好かれます。

　　　そして、最終的には、他人の悩みや、
　　　人生の誤解をただす事も出来ていきます。

　　　しかるにこれが、生きるという喜びなのです。

　　　お金は棺桶まで持っては行けません。
　　　しかし、その人間の生き様や、その人間の行いは、
　　　後世にキチンとインプットされていきます。

　　　それこそがここで言う、本当の幸せです。
　　　その時期しか生きていられない人間の一生は、
　　　この自分の存在を残せるか？
　　　という事にかかっているものです。

　　　いうなれば、これが死んでも残る財産なのです。
　　　自分自身と向き合うのはそう簡単な事では
　　　ありません。

　　　欲や、自尊心、懐疑心や、利己主義・・・
　　　人間にはこうした、自分自身で、
　　　人生を疲弊させてしまう能力が働いて
　　　しまう動物だからです。

　　　もちろん、愛に満ちたお金にも不自由しない人生なんて、
　　　この世にはありません。

　　　お金があって幸せを買えますか？
　　　お金がないからと行って、幸せな人ではないと
　　　言い切れますか？・・・そうなんです、
　　　人生は、考え方次第。

　　　つまり、この広大無辺に見える宇宙でさえ、
　　　そういう精神的法則に乗っ取って、
　　　動いている事になっているのです。

　　　我々人間がこの地球上から消えてなくなっても、
　　　川は再生し、力強く流れ、大陸は生命あふれる、
　　　大地を作り出す事でしょう。

　　　ただそこには、人間という愚行に走った生物が
　　　いなくなっているだけの
　　　ごくごく小さな事件でしかありません。

　　　という事は、我々人間は、どういう存在として
　　　今、地球上に君臨しているのか？

　　　その答えは簡単明瞭です。

　　　今までは人間がこの星に与えた影響は
　　　非常に地球のためになっていた・・・

　　　しかし、今の６５億人もの人口増加の比率から言っても、
　　　邪魔なものがただ増えすぎたにすぎません。

　　　じゃあ、どうしたらいいの？という質問になる。

　　　ただし、これは最高に地球のためと思って、
　　　ゴミを減らしたり、大気汚染をなくしたにしても、
　　　悲しいかな、起こりうるハリケーンの
　　　ようなものなのです。

　　　人生をどれだけ謳歌するにせよ、
　　　ここ２０００年くらいで、人間の生活形態から、
　　　生きる場所まで、完全に淘汰されます。

　　　これは運命のようなもので、さけられない、
　　　地球がこの４５億年繰り返し、
　　　淘汰して来た地球の生き方なのです。

　　　しかし、我々は悲観的になる必要はありません。

　　　受け入れ、素直になって、地球の考えを受け入れ、
　　　自分自身の奢りや小ささ、愚かさに
　　　気がつけばいい事なのです。

　　　しかし、それさえも、出来ないのであれば、
　　　後もう少しの人間わずか７０００年くらいの歴史で、
　　　満足しておいた方がいいのではないでしょうか？

　　　それ以上を望む事は逆に地球からのシっペ返しを、
　　　わりかし早い段階で、受け入れねばならない事に
　　　なるかもしれません。

　　　宇宙の法則があるのです。

　　　謙虚を忘れた文化文明、
　　　帝国内乱は、ことごとく失敗の例に
　　　取り上げられている歴史を見れば一目瞭然ですよね。

　　　人間はこの地球で、大きく物事を
　　　とらえて来た訳じゃないのです。
　　　ほんの小さな些細な出来事に
　　　右往左往して来た生命体なのです。
　　　だから頭脳も大きくなったし、
　　　文明も作る事が出来た。

　　　謙虚である事の大切さと、
　　　限られた人生を出来るだけ喜びを持って
　　　生きていく事は、実は宇宙が私たちに対して出した
　　　最低限の法則と約束なのです。