ハナさん、はじめまして。 バク転は最初にぶつかる壁だったりしますね。 これまで見てきた選手でバク転が上手くいかない人には共通点があります。 膝が抜けていること。 膝は抜けていないのに飛ぶ方向が上すぎること。 頭を返すのが早すぎること。 腕がしっかりと振れていないこと。 同時に蹴れていないこと。 などです。 圧倒的に多いのは膝がぬけ、頭を返すのも早い複合ですね。 この場合、バク転は巻いてしまいます。 段差を利用して膝が抜けないように気をつけながら、練習したり、膝の前に人に何かを置いてもらって、それに膝が当たらないように後ろに跳ぶ練習などが効果的ですね。 膝が抜けないようにジャンプするためには、体を後ろに倒す必要があります。 そのためには、体が倒れ、尻餅を着く前に跳ばなければなりません。 最初はそのタイミングと力加減が難しくて、空回りや膝の曲がり、同時に蹴れない等の状態を招くことが多いのです。 こばっちがコーチ時代に考えた練習のさせ方として、次のような方法があります。 まず、誰かに自分の前に座ってもらう。 座り方は足を揃えて体操座りをしてもらいます。 自分は、その揃えた足の上につま先(つま先から土踏まずぐらいまで)を乗せさせて貰います。 自分はそこから普通にバク転をするのですが、その時に、座っている人に、足を上に持ち上げるように力を入れてもらいます。 自分の蹴りが少ないのを補ってもらい、きちんとしたバク転の形を体に覚えさせるためです。 ただ、協力者がいる事に問題はありますけどね。 他にもいろいろと試しましたが、それなりに補助者の力と指導力、的確な助言が欲しい所ですね。 まず、自分のバク転の悪いところは何処なのか? しっかりと把握するところから始めましょう。 人に聞いてもOKです。 怪我には気をつけ、頑張ってくださいね。
投稿日:2008年03月20日 (木) 21時31分
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