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祝福 (9383)
日時:2013年06月21日 (金) 07時30分
名前:伝統


       *『生命の實相 幸福篇上 第三十七巻』<6月21日>より

他を呪うかわりに祝福せよ。
祝福とは福(さいわい)を祝(いの)ることである。

すべての人間を祝福したとき、すべての人間から拝まれる者となるであろう。

「もし我れ仏とならんに、国中のすべての天、人(にん)、安楽世界に生ぜずんば
正覚(しょうがく)をとらじ」

こう願った法蔵菩薩はすべて人間天人の福(さいわい)を祝(いの)る者であったのである。
だから今はすべての人間から阿弥陀仏として尊崇せられるのである。

みんな自分が周囲に与えたものだけを刈り取るのである。

           <感謝合掌 平成25年6月21日 頓首再拝>

汝を呪う者を祝福せよ (9654)
日時:2013年07月05日 (金) 04時54分
名前:伝統


           *「光明法語(7月5日)」より

「汝の隣人を愛し、汝の敵を憎めと言いし教えを汝ら聞きしことあらん。
されど吾れ汝等に告ぐ、汝の敵を愛せよ。汝を呪う者を祝福せよ。
併(しか)して汝をなやめ苦しむる者のために祈れ」。

或る日私が聖書を読んでいる時に此の語から霊感を得た。

その頃私は私を裏切って私の為に出世してい乍(なが)ら、
私の悪口を言い廻っている或る人に不快な気持をもっていた。
併しこのキリストの聖句を読んだとき胸がスーッとしたのである。

私は彼を愛しようと決心した。
彼が吾が前にそのような姿をあらわすのは自分の心を鍛えて下さる神の愛である。

        <感謝合掌 平成25年7月5日 頓首再拝>

【ともに喜び、祝福すること】 (10069)
日時:2013年07月23日 (火) 04時26分
名前:伝統

         *メルマガ「人の心に灯をともす(2013年07月22日 )」より

   (小林正観さんの心に響く言葉より… )

   「強い立場」になればなるほど、大きく育ってくるエネルギーが、3つあります。

   「強い立場」とは、「ある組織の中で上位にいる」とか、自分のすることが「評価されたり」
   「賞賛されたり」、「それなりの数字を達成した」などの場合です。
   「物質社会での成功者」と言ってもよいでしょう。

   その3つとは、「嫉妬心」「自己顕示欲」、それに「復讐心」です。

   私は、

   「この3つは、心の中から完全に追い出すことはできず、抑え込むことはできるが、
   機会があればいつでも芽吹こうとしている根強いエネルギー。
   だから、いつも意識をして、大きく育てないように監視をし続ける必要がある」

   と思ってきました。


   そんな「嫉妬心」の対極に位置する言葉が、
   お釈迦様が残した「随喜功徳(ずいきくどく)」という言葉かもしれません。

   「随喜」とは「心の底から喜ぶ」「心の底からうれしいと思う」こと。

   「随喜功徳」とは、「人が喜んでいるときに同じ気持ちになって心の底から喜んであげること」
   が「功徳」(徳を積むこと、徳積み)になる、というものです。

   ずいぶん簡単な「徳積み」のように思えますが、
   人が幸せであることを「嫉妬」する心からしたら、その「嫉妬心」の対極にある、
   「我がことのように喜ぶ」ことは、意外に難しいことなのかもしれません。

   祝ってあげる、喜んであげる、
   そいうことを意識して積極的に表現するだけで「徳を積む」ことになるというのですから、
   ありがたく楽しい話ではありませんか。

          <『この世の悩みがゼロになる』大和書房>

   ・・・・・

「嫉妬心」「自己顕示欲」「復讐心」などが出てくるのは、
何も「強い立場」になったときだけではない。

例えば、お金や、地位、モノ、才能、順位、肩書、等々を、
誰かと比較したときにも、嫉妬心は出てくる。


人は、誉められたり、祭り上げられたとき、舞い上がったり、有頂天になってしまいやすい。
そして、それが続くと、偉そうになったり、得意になって人前で話をしたりするようになる。
逆に、他の人が成功したりすると、それを嫉妬したり、恨んだりする。

ドイツの大学でfacebookを利用している600人に対して調査したところ、
3人に1人は、閲覧後に嫉妬心や孤独感を感じて、落ち込んだことがあるという。

その原因の多くは、友人たちの楽しそうにしている食事のシーンや、旅行の写真だったそうだ。


人の成功や、喜びをともに喜ぶこと、祝福することは、意外に難しい。

「随喜功徳」

ともに喜び、祝福することは、徳を積むこと。

            <感謝合掌 平成25年7月23日 頓首再拝>



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