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理念の日本国、理念の日本人 (5983)
日時:2013年01月27日 (日) 04時51分
名前:伝統


     *「光明道中記」(P34<1月26日 万事和する日>)より

【生長の家とは建物の名ではない、「和」の名であり、「愛」の名である。
                   (『一流の人・妻・子を作るには』)】

生長の家は、「生長の人」と称さなかったところに深い意味が蔵されているのである。
生長の家は個人主義ではないのである。

「肉体本来無し」との宣言(よびかけ)は徹底的に個人主義を粉砕する。
肉体のないところに個人はあり得ないからである。
個人は無いが全体は有る! 

今までの医学は個人医学であったゆえに此の世界から病人を少くすることが
出来なかったのである。

過去の政治は個人を目標とする政治、又は対立国家を目標とする政治であったが故に
全世界を永久平和に置くことが出来なかったのである。

今迄の経済は個人経済又は一国の経済を基礎としていたが故に
循環流通無限供給と云うことが不可能だったのである。

肉体無の真理を知り、ただ全体のみの存在する真理を知り、その全体とは神に在(ま)します
ことを知り、その神の全徳の御表現が天皇(すめらみこと)に在らせられ
吾らがその股肱(ここう)にして赤子(せきし)であると知る。

一君万民、全世界の人類がただ上御一人(かみごいちにん)を大御親(おおみおや)
として仰ぎまつるには、肉体を見、肉体の差別を見、皮膚の色、眼の色などを見ていないで、
生命の”ひとつ”流れを把握すべきである。

                ○

   *「光明道中記」(P35<1月27日 久遠皇位を胆(きも)に銘ずる日>)より抜粋

 
【火にも焼けざる皇位の久遠無窮性を立証せんが為に、火を着けて皇子をお生みになったのです。
                               (『驀進日本の心と力』)】
  
生命(いのち)のひとつ流れの実相を把握するとき、眼の色は異り、皮膚の色は異るとも、
八紘は一宇であり、一家庭であり、すべての人種ことごとく天皇の徳に帰一し奉ることが
出来るのである。

ナチスの血の哲学、民族の哲学はゲルマン民族の栄えのために把握されたる哲学であった。
日本の哲学はそんな狭い精神でないのである。
東洋民族よ聯合せよ! と云う東洋民族の哲学でもないのである。

それはまだ血を見ている。血を見るのは皮膚の色を見ることであり、骨格を見ることであり、
人種の差別を見ることである。人と人とを分割することである。

外国の哲学はどんなに優れていても結局は分割に落着く。
日本の哲学は包容帰一である。ヒトとは霊止(ひと)であり「理念止まる」である。

全世界が一家庭たる理念降下し、義に於て君臣、理念に於て陛下の赤子である実相を知るとき、
何人種と言えども既に日本人である。

           <感謝合掌 平成25年1月27日 頓首再拝>

日本を「久遠無窮」の「理念」として愛する  (9638)
日時:2013年07月04日 (木) 04時49分
名前:伝統


     *『生命の實相 幸福篇下 第三十八巻』<7月4日>(P6)より

宗教とは死なぬ道を教えるものである。
不滅の道を教えるものである。

ある場合には、それは「個」と「全体」との関連において。
「個」は「全体」とつながっているものなるがゆえに、「個」は滅びたように見えても、
「全体」は滅びないから、それにつながる「個」も滅びないというような考え方において。

ある場合には、それは国家理念の立場において。
「個人」は滅しても「理念」は滅びないがゆえに、国家理念のために没しきった個人の生命
は永遠に滅びないというような考え方において。

わたしは、日本を「久遠無窮」の「理念」として愛したいのである。
わたしは限りなく日本の国を愛する。

         <感謝合掌 平成25年7月4日 頓首再拝>

「日本」の理念の復興を (9716)
日時:2013年07月08日 (月) 08時05分
名前:伝統


     *『生命の實相 幸福篇下 第三十八巻』<7月8日>(P12~13)より

ローマが滅亡したのは、理念または理想に対する献身的態度や、持久の精神、
堅忍不抜の精神の衰退したのによるのである。

ものの尊さも、国の尊さも、今ある形の大きさによるのではない。

理想 ―― 理念を失ったものは、すでに内容のない形態ばかりのものになっているのだから、
今はまだ生き生きしていようとも、それはすでに幹から断ち切られた生け花のようなものである。
それは時間のたつにしたがって、衰退枯渇してゆくほかはありようはないのである。

どんなに小さくとも生ける理念を内部に失わないものは、
時期が来れば生長するほかはないのである。
それは生命(せいめい)の種子(たね)であり、機会ごとに伸びるのだ。

西欧文化は、偉大なように見えても、もう理念が失われている。
日本も久遠無窮の理念が失われたとき弱体化するのである。
理念が本当の「日本」であって、形はその影にすぎない。

日本を大いに復興しようと思うならば、「日本」の理念を復興しなければならぬ。

         <感謝合掌 平成25年7月8日 頓首再拝>



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