破天荒な大富豪たちの紹介 (463) |
- 日時:2014年09月17日 (水) 03時44分
名前:伝統
*「大富豪・破天荒伝説」真山知幸・著より
(1)ロックフェラー家
石油王、ジョン・ロックフェラーは息子にこう諭した。
「ジョン、うちには確かに金がある。 だが、その金を有意義に使える頭脳と創造力と勇気を持った有能な人間を探してこそ、 その金が人類の役に立つことになるのだ」
(2)海運王オナシス
①海運王オナシスは、金持ちになるためにあらゆる手をつくした。 無一文の難民から、皿洗い、洗濯、夜警などあらゆる仕事をやって 食いつなぎながらも、彼は人生を諦めなかった。
②金儲けのチャンスを貪欲に探した結果、電話会社で働いている時に 国際電話を盗み聞きしたことで、タバコ製造業に可能性を見出すことになる。 それが見事にあたり、オナシスは海運業へ乗り出す資金を得ることができた。
③海運業で富を掴めばつかむほど、彼のハードワーカーぶりには拍車がかかり、 取引がはじまるとコーヒーを飲みながら、 服を着たままのわずかな転寝だけで48時間ぶっ通して働いていた。
④実のところ、派手な女性関係すらも仕事の息抜きというよりも、 むしろビジネスに直結していた
⑤「おれは毎朝、人生で勝利を得るために目を覚ますんだ」 (アリストテレス・オナシス、海運王)
(3)金融王J・P・モルガン
「どこかにたどりつきたいと欲するならば、 今いるところには、どどまらないことを決心しなければならない」
(4)鉄鋼王カーネギー 「よい機会に恵まれぬ者はいない。ただそれをとらえられなかっただけなのだ」
(5)新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハースト
「待ち構えている障害にではなく、目標に注意を集中するべきだ」
(6)ロスチャイルド家
①ロスチャイルド家の成功の裏にあったのが、 初代マイヤーが5人の息子たちと交わした約束だ。
それは、「事業の秘密は厳守すること」 できるだけに目立たずに、表舞台には出ることなく、実権を握る。 そんなロスチャイルド家の方針は今なお続いている。
②ロスチャイルド財閥の基礎を作ったマイヤーの三男のネイサンは、ロンドンが拠点だ。 ネイサンの長男に当たるのが、英国のスエズ運河の株購入で活躍したライオネルだ。 即断即決の行動力は、親譲りだ。
③ネイサンは子どもから、「世界にはいくつ外国があるのか?」 と質問され、こんなふうに答えた。
「お前が気にしなければならぬのは2つだけ。 ロスチャイルド家と、それ以外のものだけだ」
(7)山本唯三郎
他人が食べたことのないものを食べたい。 一般人には思いもつかない願望だが、それも富豪ならば、ある程度は叶えられてしまう。
石炭輸送船で大儲けをした山本唯三郎は、虎を食べてみたいと、 わざわざ朝鮮半島に渡って狩りに出かけることにした
帰国後には、わざわざ盛大なパーティを開催する運びとなった。 会場は帝国ホテルで、集まった人数は200人あまり。渋沢栄一や大倉喜八郎といった 実業家もいれば、逓信大臣や農商務大臣までもの珍しさに出席している
メインディッシュはもちろん虎料理で「成南虎冷肉煮込み」。
(8)ウォール街の魔女ヘティ・グリーン
①ヘティ・グリーンは、ゲッティと比較にならないほどケチだった。 屈指の大富豪にもかかわらず、徹底した節約ぶりは不気味なほどで、 人は彼女を「ウォール街の魔女」と呼んだ。
②ヘティのもとに大金が転がり込んできたのは1865年、彼女が30歳のとき。 父親が死んだことで、遺産として500万ドル、現在の価値にして約190億円を 手にすることになった
③地道な努力の結果、ヘティの死後、遺産は約1億ドル(約1兆円)にも上った。
(9)アメリカの最初の富豪ジョン・ジェイコブ・アスター1世
①アメリカでは初めてトラストを創設し、毛皮貿易、不動産およびアヘンから その資産を築いた。
③アスター家の創始者、ジョン・ジェイコブ・アスター1世は1783年に独立戦争が 終わった時点で、マンハッタン島の価値をいち早く感じて、土地を買いあさっていた。 その資金は、ネイティヴ・アメリカンとの毛皮貿易で稼いだものである
③その後もアスター家は代々継がれていき、資産は2007年時点で約9兆2000万円に上る
(19)イギリス貴族バクルー公家~女王をしのぐ大地主
「東京ドーム何個分」という表現があるが、 イギリスのバクルー公家が持つ土地の広さは、そんな半端なものではない。
その所領の広さは約10万ヘクタール。 約21万ヘクタールある東京都の半分弱の領地を所有していることになる。
<感謝合掌 平成26年9月17日 頓首再拝>
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