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光明掲示板・第三

 

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励まし (1195)
日時:2014年10月19日 (日) 06時01分
名前:伝統

このスレッドは、生長の家光明掲示板・第一「励まし (9225)」からの継続です。
 → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=1751

・・・

【心を支える励ましの言葉】

           *メルマガ「人の心に灯をともす(2014年10月16日 )」より

   (弁護士・米国ニューヨーク州弁護士、写真家、増田英次氏の心に響く言葉より…)

   努力を通じて培われる信念、誇りがその人の真価を決め、
   見返りを求めない努力が大切だとしても、
   その努力を支える大きな武器が他にあるということです。

   それは、その人をサポートする周りの人々の温かい、
   愛情に満ちた言葉にほかなりません。

   ソチオリンピックで浅田真央選手のショートプログラム大失敗後に届けられた
   多くの人の声援は、とても励みになったと思います。

   報道によれば「何かあったら助けに行くから」という、
   バンクーバー五輪後から師事した72歳の佐藤コーチの一言が支えになった
   と言われています。

   これらに加えて現地でのフリープログラムの撮影時も、
   言葉の持つ素晴らしさに心打たれたことがありました。

   いよいよ真央選手が滑りはじめるというときです。

   前日の失敗もあり、それを受けて彼女がどのような演技をするか、
   大観衆が固唾を呑んで見守っているために、会場は静寂につつまれていました。

   そのときです。

   日本人の女性がとても通る大きな声で、

   「真央ちゃんならできる!」

   と叫んだのです。

   ちなみに、後日談ですが、会場があまりにも静まり返っていたので、
   真央選手にもこの激励は届いたそうです。

   この言葉に、撮影していた私は、
   不覚にも涙が出てしまい、撮影どころではありませんでした。

   あの大復活にどれほど影響を与えたかはわかりませんが、
   心に響く珠玉のメッセージだったと思います。


   パラリンピックで金メダルを取った鈴木猛史選手も、
   ライバルであり先輩でもある森井大輝選手から、

   「猛史、お前だったら必ずいちばんになれるから、攻めてこい。仕掛けてこい! 」

   と激励され、見事金メダルを勝ち取ったのです。


   私自身も周りの言葉によって、どれほど励まされたかわりません。
   重度障がいの長男が生まれ、その事実の一部を誕生後数時間で知ったとき、
   私は病院で気を失い倒れました。

   自分が犯した過去のいろいろな誤りのせいかもしれないと、
   自分を責めたこともあります。

   「罰が当たったんじゃないの?」と平気で声をかけてくる先輩弁護士もいました。


   今回の真央選手の失敗時にもそうでしたが、世の中にもいつも
   こういう人(しかも本人はそれほど悪気がないから余計にタチが悪い)
   が若干はいるものです。

   しかし、その一方で、

   「増田君は、逃げずに真正面から人生の困難にぶつかっていったよ。
   本当にがんばったよ。その結果なんだから、いいじゃないか」

   と諸般の事情から当時の妻と離婚をすることとなり、
   友人の弁護士に相談したとき、彼が励ましてくれました。


   幾多の困難から立ち上がってきても、なお心が折れそうになることはあるのです。

   そんなとき、心を支えるのは、人の珠玉の言葉や励ましです。

   言葉の持つ、素晴らしさをどうか忘れないでください。
   そして、その言葉は、きっと相手のみならず、
   励ますあなたにも大きな成長をもたらすことも…。

       <『人生を変える 正しい努力の法則』かんき出版>

            ・・・

交流分析という心理学に「ターゲットストローク」という言葉がある。

自分の存在を認めてくれる言葉や行動や働きかけを「ストローク」というが、
「人はストロークを得るために生きている」とさえ言われる。

褒めたり、認めたり、共感したり、励ましたり、握手したり、ハグしたりすることだ。


その中でも、自分が一番欲しいストロークを「ターゲット・ストローク」と呼ぶ。

そのひと言でグッと胸がつまったり、涙が流れてしまうような、核心を突く言葉や働きかけ。


「大丈夫!絶対大丈夫!」

「あなたは本当にすごい人だ」

「本当によく頑張ったね」


心を支えてくれる珠玉の言葉は、人に生き抜く力を与えてくれる。


        <感謝合掌 平成26年10月19日 頓首再拝>

【励ましの言葉】 (1340)
日時:2014年10月29日 (水) 04時16分
名前:伝統

           *メルマガ「人の心に灯をともす(2014年10月20日 )」より

   (ジョン・C・マクスウェル氏の心に響く言葉より… )

   世の中には3種類の人がいる。

   まず、人の心に毒を盛る人。
   彼らは人びとを落胆させ、創造性を破壊し、「あなたにはムリだ」と言う。


   次に、自己中心的な人。
   彼らは自分のことばかり考え、他の人に力を貸そうとしない。


   最後に、人の心に明かりをともす人。
   彼らは人びとの生活を豊かにするために励ましの言葉をかける。
   私たちはそういう人になる必要があるし、そういう人とつきあう必要がある。
                        
                       (ウォルト・ディズニー)

   首都ワシントンにあるスミソニアン博物館には、
   エイブラハム・リンカーン大統領が暗殺されたときに
   所持していた品物が展示されている。

   自分の名前入りの小さなハンカチ、綿のひものついたメガネ入れ、
   1枚の5ドル紙幣、古い新聞記事の切り抜き。

   その記事は「リンカーン大統領はアメリカ史上最も偉大な政治家の一人である」
   という賞賛の言葉で始まっていた。

   なぜ、リンカーともあろう者がそんな記事を切り抜いて持ち歩いていたのか?

   当時、アメリカは南北戦争のさなかにあり、分裂の危機に直面していた。
   彼は一国のリーダーとしてつねに批判の矢面に立たされ、
   たえず中傷と脅迫に悩まされていた。

   だから、自分を信じてくれている人たちがいることを思い起こす必要があったのだ。

           <『励ましの言葉が人を驚くほど変える』扶桑社>

             ・・・

数年前、人間がどこまで苦痛に耐えらえるかを測定する実験がおこなわれたという。

氷のように冷たい水の入ったバケツにどれだけ長く素足を入れていられるかという実験。

その結果、励ましてくれる人がそばにいると、
誰もそばにいないときと比べて2倍長く苦痛に耐えらえることがわかった。

(以上、同書より)


人から、心が凍りつくような冷たい言葉をかけられることほど、がっかりすることはない。

逆に、心からの温かい励ましの言葉をもらえば、人の心に灯がともる。


リンカーンでさえ励ましの言葉を必要とした。

誰かを応援し、励ます人でありたい。

        <感謝合掌 平成26年10月29日 頓首再拝>

「頑張って」ではなく、「頑張ってますね」と言おう (1584)
日時:2014年11月09日 (日) 04時51分
名前:伝統

        *「ほめ芸王」中谷彰宏・著(P161~162)より

もっとも使われる「頑張って」は、励ましの言葉にはならないのだ。

「いまわの際の時、『お父さん頑張って。あなた頑張って。
痛くないわよ。そのうち楽になるわよ』じゃないんですね。
『いいですよ』『わかってますよ』『頑張って』。じゃないんですね。」

「頑張って」は「励まし」という形の「忠告」だったのだ。
「忠告」では、人は癒やされない。
説教するおやじが、嫌われるのと同じだ。

こいつはオレを求めてくれているんだという評価が次の勇気となるんです。
日本人は、ほめ言葉を言わなければならないところで、忠告をしてしまっているのだ。

「苦痛をガマンする人を見ると、自然にそういう言葉になるんです」と看護婦さんは言う。
それが「凄いですよ」という言葉だ。

「頑張って」ではなく、「頑張ってますね」なのだ。

「ほめられることによって、いくらでも頑張れる自分に生まれ変われる。」

            <感謝合掌 平成26年11月9日 頓首再拝>

人を励ますために知っておくべきこと (1775)
日時:2014年11月18日 (火) 04時51分
名前:伝統

       *「励ましの言葉が人を驚くほど変える」(P78)より

人は精神的に不安定である。だから自信を与えよう。

人は自分が特別だと感じたがる。だから心をこめてほめよう。

人はよりよい明日を期待している。だから希望を持たせよう。

人は自分を理解してもらいたがる。だから話に耳を傾けよう。

人は方向性を見失いやすい。だから進むべき道を示そう。

人は利己的である。だからその人の欲求を満たそう。

人は落ち込みやすい。だから元気を与えよう。

人は成功を望んでいる。だから勝つのを手伝おう。

人は有意義な人間関係を求めている。だからつながりを提供しよう。

人は手本を探している。だから模範を示そう。



【人はみな、

「私の存在価値を認めてほしい」と書かれた、目に見えない標識を首にぶら下げている。

 人といっしょに仕事をするときは、この標識を絶対に見落としてはいけない】

                   <メアリー・ケイ・アッシュ(米国企業家)>

        <感謝合掌 平成26年11月18日 頓首再拝>

【感謝と励まし】 (1997)
日時:2014年11月27日 (木) 04時50分
名前:伝統

        *メルマガ「人の心に灯をともす(2014年11月20日)」より

   (C.E.ローリングズ氏の心に響く言葉より…)

   人間関係を発展させる最高の方法のひとつは、
   絶えず相手に感謝の気持ちを伝えることである。

   心をこめて数行の感謝状を書くことは、そんなに手間のかかる作業ではない。
   たいてい5分もあればできる。
   しかし、相手はそれによって長期の満足感を得ることができる。


   職場の上司や同僚に感謝の手紙を書こう。

   たとえば、「この数年間、いっしょにお仕事をさせていただいたことを
   ありがたく思います。いろいろと教えていただき、人間的に成長することが
   できました」という具合だ。

   もちろん、内容については具体的に書く必要がある。


   配偶者にラブレターを書こう。
   そんなことをするのは何年ぶりだろうか。
   結婚した理由をもう一度伝えよう。
   相手のおかげで充実した人生が送れていることを感謝しよう。


   子どもにも愛をこめて手紙を書こう。
   その子が生まれたときの嬉しさと、
   自分がその子の親であることの幸せを言葉で表現しよう。


   かかりつけの医者にも感謝の手紙を書こう。

   たとえば、「おかげさまで私の家族は全員健康です。
   ずっとお世話になっていることに深く感謝します」と書いて送るといい。


   子どもの学校の先生にも感謝の手紙を書こう。
   たとえば、「うちの子をいつもご指導いただき、まことにありがとうございます」
   と書いて送るといい。


   さらに、行きつけのデパートの店員、
   日ごろ世話になっている郵便局の配達員、
   地元の警察署や消防署にも感謝の手紙を書こう。


   誰に対しても、言葉か行動を通じて相手を励まし、人生を好転させるのを手伝おう。
   それと同時に、あなた自身も他の人の励ましを快く受け入れる必要がある。
   そしてその励ましを心に刻んで強く生きていこう。


   多くの場合、あなたの励ましは、いつかあなたに返ってくる。
   言い換えれば、人を励ませば、あなたも励ましてもらえるということだ。

   このように、励ましはおたがいの心に強さと喜びを与えることができるのである。

   人を励まして幸せな気分にしてあげよう。
   そうすれば、その人だけでなく、あなたも幸せな気分になれる。

            <『励ます技術』ディスカヴァー>

              ・・・

おいしいレストランや感動する本を教えてもらうことはあっても、
教えてもらったあとに感謝の気持ちを伝える人は驚くほど少ない。

しかし、教えた人は、どうだったのか、それをいつまでも覚えている。

また、レストランや店舗に備え付けのハガキに苦情や文句を書く人はあっても、
激励やほめ言葉を書く人は少ない。


感謝の気持ちを伝えるには、何も手紙だけでなく、
メールでも電話でも、簡単なメモ一枚でもいい。

人に文句を言ったり怒ったりすれば、自分も気分が悪くなる。

人を励ませば、自分も幸せな気分になれる。

           <感謝合掌 平成26年11月27日 頓首再拝>

【信じられるかどうか】 (2179)
日時:2014年12月07日 (日) 03時18分
名前:伝統


           *メルマガ「人の心に灯をともす(2013-07-24)」より

   (浜松医科大学名誉教授、高田明和氏の心に響く言葉より…)

   プラセボということばは、もともとはラテン語です。
   英語読みの「プラシーボ」と表記させることもあり、
   英語でいえば“I shall please”にあたります。

   直訳すると「私は喜ばせる」とか「私は安心する」という意味になります。

   日本語ではこれを「偽薬(ぎやく)」と訳すこともあります。
   偽薬、すなわち、ウソのクスリ。
   薬でもないのに薬のような働きをするもの、ということです。


   プラセボ効果について語られるときにしばしば登場する有名な逸話があります。

   1957年、米国でのこと。

   米国心理投影法学会の会長に就任したブルーノ・クロファー教授は、
   就任演説で次のような話を披露しました。

   それはカリフォルニア州のロングビーチにある病院で実際にあったことでした。

   治療を受けていた末期の悪性リンパ腫の患者は、大きいものではオレンジほどの
   腫瘍が体のいたるところにできていて、診察したウエスト医師は「余命は数日」
   という診断を下しました。

   当時、その病院では新しく開発された抗ガン剤「クレビオゼン」の
   臨床試験を行なっていました。

   この話を聞きつけた患者は、クレビオゼンを注射してほしいと医師に懇願します。

   しかし、医師はこの患者の願いを断ります。
   クレビオゼンの臨床試験に参加できるのは
   “余命3ヶ月以上の人に限る”とされていたからです。

   いったんは拒んだものの、患者からのたっての希望ということで
   ウエスト医師は、ある金曜日の午後、クレビオゼンを投与します。

   その結果はすぐに現れました。

   週末をはさんだ翌週の月曜日、その患者はベッドを離れて
   看護師と雑談ができるまでに快復していました。

   しかも驚くべきことに、腫瘍がまるで溶けてしまったかのように
   半分くらいの大きさになっていたというのです。

   さらに、その10日後、ガンの症状はまったく消えてなくなり、
   患者は自家用飛行機を運転できるまでに快復しました。

   ところが、その後、事態は急展開します。
   新聞に“クレビオゼンに薬効なし”という記事が出たのです。
   これを読んだ患者はしだいに元気を失っていき、うつ状態になります。

   そして、その2か月後にはガンがその勢いをとりもどしてしまうのです。
   その結果、病状は、患者が最初に病院を訪れたときと
   同じレベルに逆もどりしてしまいました。

   そこでウエスト医師は患者に「そんな話を信じてはいけない」と諭します。
   さらに、

   「これはスーパークレビオゼンで、効き目は2倍になっている」

   と言って、ただの食塩水を注射しました。

   すると、ふたたび“奇跡”が起こります。
   ほどなく腫瘍が消え、ふたたび歩けるまでに快復したのです。
   また自家用飛行機にも乗れるまでになりました。


   話はここで終わりません。

   その2か月後、全米医学会によって行なわれた大規模なクレビオゼンの
   治療効果の調査を新聞が報じたのです。

   ふたたび“効果なし”と。

   一度ならず二度までも、この患者は“期待を裏切られた”わけです。

   この記事を読んだ患者は、その数日後に入院し、そのさらに2日後に亡くなりました。

     <『うつもボケも寄せつけない 脳と心がホッとする健康学』すばる舎 >

             ・・・

「これはまったく活性作用をもたない砂糖の錠剤だが、
これを飲んで多くの人が“よくなった”と言っている」

と医師が、プラスとマイナスの情報も、伝えた結果、
14人のうち13人に顕著な改善がみられたという実験がある。

「活性作用をもたない」とは「薬としては効果がない」という意味だが、
医師から提示される情報の真偽よりも、そのことばを使っている医師が
“信じられるかどうか”のほうが、患者にとってより重要である。

すなわち、医師のことばを患者が信頼することで、
プラセボ効果がよりいっそう高まるということ。

この研究事例からわかるのは、情報の属人性だ。

以上、(同書より)


情報の属人性とは、誰が言ったかで、信じる人もいれば、信じない人もいるということ。

「あの人が言うんじゃ、嘘っぽい」と言われてしまうか、
「あの人が言うんなら、信じる」と言ってもらえるのか。

信頼される人は、言葉だけでなく行動も一致している人であり
、裏切らない人、信じられる人、すなわち誠実な人だ。


小さな子供は親に対して、何の疑いももたない。

100%信じているからだ。

しかし、大人になるにつれ世間のアカにまみれ、信じる心を失っていく。


「大丈夫」、「うまくいく」、「きっとよくなる」…

人を励まし、元気付ける人でありたい。

              <感謝合掌 平成26年12月7日 頓首再拝>

人をいたわる (2377)
日時:2014年12月17日 (水) 03時19分
名前:伝統

       *「励ましの言葉が人を驚くほど変える」(P80~81)より

人はみな、誰かにいたわってもらうときに励ましを感じる。

人をいたわるには、次の3つのことを心がけよう。

(1)相手を心から大切にする。

   相手を大切にしていることをどうすれば示せるだろうか?

   とにかく相手を信じよう。
   とにかく相手に尽くそう。
   とにかく相手を愛しよう。

   見返りを期待せずに相手に与えよう。


(2)自分がより大きくなる。

   自分が持っていないものを人に与えることはできない。
   口先ばかりで行動が伴わなければどうしようもない。

   人を指導しようとするには自分が成長する必要がある。
   知恵を分かちあうには、それだけ経験を積まなければならない。


(3)相手の話に耳を傾ける

   自分のことばかり考えていたらどうなるか。
   周囲の人のことがほとんどわからなくなってしまう。
   立ち止まって周囲の人を優先しよう。

   相手の話に耳を傾け、その人が抱いている夢や希望について知ろう。
   相手の成功を手伝うことを使命にしよう。

        <感謝合掌 平成26年12月17日 頓首再拝>

人は励まされて偉大になる (2503)
日時:2014年12月26日 (金) 04時34分
名前:伝統

       *「励ましの言葉が人を驚くほど変える」(P101~104)より

(1)励ましあって名作を書いた二人の学者

   人はみな、誰かを必要としている。
   歴史上の偉人たちは、励ましてくれる人が周囲にいたからこそ
   能力を発揮して業績をあげることができた。

   近年、『ナルニア国物語』と『指輪物語』(ロード・オブ・ザ・リング)が
   話題を呼んでいる。ほとんどの人はこれらの映画に原作があることを知っている。

   だが、それぞれの作者であるC・S・ルイスとJ・R・トールキンがともに
   オックスフォード大学の教授で、長年の親友だったことはあまり知られていない。

   毎週木曜日、彼らは他の作家たちと集まって酒を酌み交わしながら
   小説の執筆について話しあい、自分たちの作品の一部を朗読していた。

   無神論だったルイスにキリスト教を信仰するよう励ましたのはトールキンだった。
   トールキンに小説を書いて出版するよう励ましたのはルイスだった。
   もし彼らが友人として励ましあわなければ、世界中の人びとはふたつの壮大な
   フィクションを楽しむことはできなかっただろう。

   彼らのケースは特殊に見えるかもしれないが、偉人たちの生涯を調べれば、
   素晴らしい友人に励まされていたことがわかる。


(2)近代最大の科学者を育てた著名な科学者

   アイザック・ニュートンは三大発見(万有引力、光のスペクトル、微積分)で知られ、
   近代で最も偉大な科学者と考えられている。

   しかしもしエドモンド・ハレーがいなければ、
   彼はそれだけの業績をあげられなかったかもしれない。

   当時、すでに著名は科学者だったハレー(ハレー彗星で有名)は、
   ケンブリッジ大学で研究中のニュートンのもとを訪ね、

   自分が取り組んでいる問題について話しあったところ、
   ニュートンがその問題をすでに解決していたことを知った。

   ハレーはニュートンを励まし、論文の完成を手助けした。
   1687年、ついにニュートンは主著『プリンキピア(自然科学の数学的原理)』
   を出版し、近代科学の基礎を築いた人びとの世界観を変えた。


偉業を成し遂げた人たちの生涯を調べると、彼らを励ました人が存在することに気づく。
あなたは誰を励まし、勇気を出させ、助けることができるだろうか。

周囲の人たちが本来の能力を発揮するのを助けよう。
そしてその人たちの業績を祝福しよう。


【相手をみかけどおりに扱えば、その人の能力を生かすことができない。
 それに対し相手の可能性を見抜いて接すれば、その人が持っている能力をぞんぶんに
 引き出すことができる】          <ゲーテ>

        <感謝合掌 平成26年12月26日 頓首再拝>

批評家から励ましを期待しない (2703)
日時:2015年01月06日 (火) 03時13分
名前:伝統

       *「励ましの言葉が人を驚くほど変える」(P106~107)より

日々を過ごす中で、あなたは狭量でネガティブな人たちに出会うことだろう。
だが、その人たちが何を言おうと、情熱を失ったりビジョンを曇らせたりしてはいけない。

彼らのアドバイスは往々にして思慮不足によるものだ。

批評家による次の発言について考えてみると、それがよくわかる。

  「空気より重たい器械が空を飛ぶことは不可能だ」
         <ロード・ケルビン(英国王立協会会長 1895年)>

  「発明できるものはすべて出尽した」
         <チャールズ・デュエル(米国特許庁長官 1899年)>

  「人間が原子の力を利用できる可能性はまったくない」
         <ロバート・ミリカン(ノーベル賞物理学賞受賞 1923年)>


いつの時代でも、やってみる価値のあることの大半は、それが実際におこなわれるまでは
「そんなことは不可能だ」と決めつけられていた。

批評家にどう言われようと、夢を捨ててはいけない。
夢を持っているかぎり、あなたは不可能を可能にすることができる。

             <感謝合掌 平成27年1月6日 頓首再拝>

人を励ますということ (2819)
日時:2015年01月15日 (木) 04時41分
名前:伝統

       *「励ましの技術」C.E.ローリンズ(著)(はじめに)より


人を励ますということは、相手に勇気を与え、
自信を持って現在と未来に立ち向かうのを手伝うことです。

素晴らしいことだと思いませんか?

所詮、人は、自分自身でしか本当に変わることはできないのです。
無理やり変わるようには、できないことを私たちは知っています。

だとすると「人を励ます」ことが、どれほど重要かが分ります。
そして、さらに素晴らしいことは、人を積極的に励ます人は幸せだということです。

励ましは愛に似ています。
どちらも与えることが大切であり、与えれば与えるほど受け取ることができるものです。

人を励ませば励ますほど、自分も励ましてもらえるのです。


さて、励ましには、次の2つの要素があります。

(1)「現在よりも、より良い未来が拓ける」という希望を抱かせること。
(2)「期待していることが実現する」という信念を持たせること・

つまり、人を励ますということは、希望と信念を共有して
相手の気持ちを奮い立たせることなのです。


励ましの言葉は明るく前向きで、行動を起こさせます。
励ましの助言は自信を持たせ、潜在能力を発揮させます。
励ましは癒しを促進し、心のバランスを維持させてくれます。

それは落ち込んでいる人のためだけでなく、誰にとっても必要なことです。

励ましが最も機能するのは、親しい間柄のときです。

確かに見知らぬ人を励ましたり、通りすがりの人に励まされたりすることもあります。

しかし、仕事であれプライベートであれ、生活の一部を共有している人たちと
日常的に励まし合うほうが、より効果的です。

真心をこめ、相手に救いの手を差し伸べ、話に耳を傾け、誠意を尽くしましょう。
必要なときは、そばに寄り添い、温かい励ましの言葉をかけましょう。
それは、私たち一人ひとりの課せられた重大な任務です。

             <感謝合掌 平成27年1月15日 頓首再拝>



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