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光明掲示板・第三

 

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一陽来復 (2446)
日時:2014年12月21日 (日) 08時54分
名前:伝統

明日(12月22日)は冬至。

冬至のことを一陽来復とも言います。

「一陽来復」は中国の「易経」に出てくる言葉。
中国の昔の暦では10月はすべて陰の気で覆われ、11月になると陽の気が復活し、
冬至を境に長くなっていくとされています。

つまり、衰えていた太陽の力が再び勢いを増してくるというわけ。
そのため、新年が来るという意味の他に、悪いことが続いた後に幸運に向かう
という意味も込められているのです。

良くないことが続いている人も、
冬至が来たら「さあ、これからは良いことがどんどんやって来る」と
気持ちを切り替えるきっかけにできます。

・・・

伊勢(神宮)では、冬至祭が行なわれます。

明日(12月22日)の冬至、伊勢神宮での日の出時刻は6時56分となるが、
宇治橋前からは標高367メートルの島路山が正面にあるため、
朝日が出るのは日の出時刻よりも約40分後。

内宮宇治橋の大鳥居の中央に朝日を入れることができるのは、冬至を挟む前後2カ月間だけ。
特に冬至と元旦には、その瞬間を見ようと大勢の人が毎年集結します。
昨年の冬至には1000人以上が集まったとのことです。


           <感謝合掌 平成26年12月21日 頓首再拝>

【朔旦冬至(さくたんとうじ)】 (2454)
日時:2014年12月22日 (月) 04時38分
名前:伝統

今日12月22日は「冬至」です。

しかも今年の冬至は、特別な「朔旦冬至(さくたんとうじ)」です。

前回の「朔旦冬至」は1995年でした。


   ・・・

【朔旦冬至(さくたんとうじ)】

古代には、冬至を1年の始まりとしていました。
冬至は「日短きこと至る(きわまる)」という意味。
中国では、この日から新年の始まる日で、
先祖を祀る習俗があります。 

朔旦冬至は、太陽が復活する冬至と、
月の復活である朔日が重なる特別な日とされてきた。

つまり、太陽が復活するおめでたい日と月が復活するおめでたい日が
ダブルで重なるのが「朔旦冬至(さくたんとうじ)」なのです。

「朔」は新月の意味、
「旦」は朝や夜明け、つまり太陽が昇ってくるときという意味。


中国や日本で採用されていた太陰太陽暦では、
冬至を含む月を11月と定義しているが、

19年に1度、冬至の日が11月1日となることがあり、

これを朔旦冬至(さくたんとうじ)といいます。

中国では、朔旦冬至は盛大に祝われておりました。

日本では唐風儀式の取り入れに積極的であった桓武天皇の784年に初めて儀式が
行われり、さらに11月1日は元々翌年の暦を天皇に奏進する御暦奏も行われていた
ことから、非常に盛大な行事となりました。

なお、1768年の光格天皇の時に朔旦冬至の儀式が行われたのが最後であり、
1870年の朔旦冬至の際に明治政府は古い因習として、以後こうした儀式は
行わないこととしました。

http://88d.jp/stories/sakutan/
http://matome.naver.jp/odai/2141869840389478801




・・・以下は、メルマガ「大和しうるわし(2014年12月17日)」からの紹介です。

《今が始まり》

12月22日は冬至です。
冬至は、大きな転換点になります。
つまり、22日に終わりと始まりが同時に訪れるということです。

この日は、太陽が最も南寄りになるために「昼の最も短い日」とされています。
22日冬至を境に、太陽は南寄りからどんどん昇り始めるのです。

この「昇る勢い」に遅れてはいけません。

さらに言えば、今年の冬至は「朔旦冬至」と言って特別な冬至です。
19年に一度、旧暦の11月1日と冬至が重なるのです。
前回は1995年です。

ここから何かが大きく変わっていく・・・と考えるべきかどうかはあなた自身の判断です。

しかし、冬至は毎年ひとつの区切りとしてとらえていくことが大事だと思います。

何かが起こるかも・・・と受け身になるのではなく、
「何かを始めよう!」と前向きになることが大切です。

その「きっかけ」が冬至であり、朔旦冬至です。


何事も「始まり」が大切です。縁起よく、勢いをもって一歩を踏み出そう!


・・・

       *メルマガ「夢の言の葉(2014年12月22日)」より

           『朔旦』(さくたん)

 ☆-------------ついたちの朝、転じて、ついたち-------------
 
 「朔」の左の部分は、元へかえることをあらわしています。  
 
 月がもとに戻る……つまり、新月のことです。  
 
 
 「旦」は、日の出をあらわす漢字。
 
 夜明け、あるいは、朝という意味で使われます。
 
 
 旧暦の時代は、新月の日が一日でした。
 
 ですから、『朔旦』といえば、一日の朝のこと。
 
 単に「一日」という意味でも用いられました。
 
 特に、よく用いられたのが、11月1日が冬至にあたる「朔旦冬至」の時です。  
 
 幕末の天保暦までは、冬至を基準として、暦を作っていました。
 
 かつては、1年の始まりでもあったという冬至。
 
 その冬至が、1日から始まるというのは、大変めでたいこととされたのです。  
 
 宮中では祝宴が行われ、叙位(じょい=位を授ける儀式)や、
 恩赦、時によっては、免税なども行われたとか。  
 
 
 今日は、その「朔旦冬至」の日にあたります。  
 
 ただでさえ、「一陽来復」といって、「陰」が続いたあとに、
 ひとつだけ、「陽」がきざすとされる冬至。
 
 このあと、めでたいことが、いっぱい続きますように……。


           <感謝合掌 平成26年12月22日 頓首再拝>

春の新芽は冬できる (2620)
日時:2015年01月01日 (木) 04時45分
名前:伝統

          *「人生読本」(P33)より

うまくズンズン伸びる時には、楽しそうで元気が出て、
愉快に勉強したり、仕事をしたりしますけれども、

一つ好い具合に行かなくなるとしょげてしまって、いじけてしまって、
ふさぎ込んで何もできなくなる人がありますが、
そんなことでは本当に伸びることはできません。

うまくズンズン伸びる時には、その伸び方がしっかりしていないものです。
植物でも、暖かい楽な季節に伸びたところは、柔らかく伸びていてしっかりしていません。
冬の寒い季節に伸びたところは、堅くシッカリとしているのです。

人間も楽に伸びたところと、困難と闘ってシッカリと伸びたところとが、
互いに入れちがいに波のようになっているので、いろいろの美しさが生まれてくるのです。

植物でも、横に切ってみると、年輪といって、
渦巻きのような木目の美しさがあるのはそのためです。

樹木はそうして一様に堅くあるよりも、一様に柔らかくあるよりも、
美しくて強くて弾力があるのです。

           <感謝合掌 平成27年1月1日 頓首再拝>

更に新芽を含む (2760)
日時:2015年01月10日 (土) 05時02分
名前:伝統

           *谷口雅春師(昭和23年11月)
           (http://blogs.yahoo.co.jp/yghms533/21709893.html
  
春に出る新芽は、春になって初めて出来るのではない。
もう11月の頃から、或いはもっと早くから用意されているのである。
此の用意が不完全だったら、好い新芽は出ないのである。

問題の上に本物を建てることは出来ない。
健康になりたい人は先ず間違を捨てなければならない。
間違の上にどんな立派な建物を建ててもそれは倒れてしまう。

『間違』とは、それがあるかのように見えても本来、
『当に有るべからずもの』即ち『不当有(ふとうう)』であるから、
不当有《間違》の上に物を建てたものは、いずれ壊けて了うのである。

人を憎んでいて健康になどなれるものではない。
憎みは『不当有〈あるべからざるもの〉』であるから、神に対する背反である。

神は『生命』であるから、『憎み』のある限りその人は『生命』に背反しているのであるから、
その人の健康が不良なのは当然である。

『憎み』を持続しながらその人が健康を維持しているように見えても、
それは表面のことであって、その人が『神』即ち『生命』に背反している限り、
既にその人の健康は危殆に瀕しているのである。

神と人間とが直通する道は『信』である。
信ずることなくして神にまかせることは出来ない。
人間でも信じられたら、信じた人を裏切るようなことは滅多に出来るものではない。

神におのが生命を信じてまかせよ。
それが病気を癒すのみならず、すべての人間の運命をいやすのである。
自然に内から導くところの順序をもって運命はいやされて来るであろう。

或時は冬枯れのように見えることもあるであろう。

しかし冬枯れの中に一陽来復時の鬱勃たる新芽が宿っているのである。
                        

           <感謝合掌 平成27年1月10日 頓首再拝>



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