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大江戸ネット句会

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5,置き去りにされる自転車桜待つ 投稿者: (2023年03月22日 (水) 06時08分) [11007]
1点(言語)


言語 > 桜の木の下に放置されている自転車を想像しました。 (2023年03月22日 (水) 19時12分) [11020]

秀雄 > 「置き去りにされる自転車」は作者の心象風景なのでしょうか。置いてきぼりになった作者はじっと桜が咲く(社会的に認められる)のを待っていると解すればいいのでしょうか。それともこの句にはもっと別の意味があるのでしょうか。中七の動詞が現在形であるのが気になります。過去形にするのも一案のように思いました。 (2023年03月22日 (水) 20時21分) [11035]

潤一 > この景は過去に随分見たように思います。。自転車も三輪車の場合もありました。新鮮味に欠けます。 (2023年03月25日 (土) 15時55分) [11064]

事務局 > 作者は、剛さんでした。 (2023年03月31日 (金) 05時16分) [11106]
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6,ぼろぼろの季寄せに栞花すみれ 投稿者:6 (2023年03月22日 (水) 06時05分) [11006]
1点(保子)


言語 > 情景は想像できましたが、その情景にある詩が理解できませんでした。 (2023年03月22日 (水) 19時13分) [11021]

秀雄 > ぼろぼろの(そうとう使い込まれた)季寄せではありますが、栞が挟んであるということはまだ現役かも知れません。作者にとっては愛着のある季寄せなのでしょう。季語の花すみれが可憐で似合っています。 (2023年03月22日 (水) 20時22分) [11036]

潤一 > 花すみれを取り合わせた句ですが、二物衝撃から生まれるイメージが沸きませんでした。 (2023年03月25日 (土) 15時58分) [11065]

玖柚 > ぼろぼろになるまで使いこんだ季寄せなんですね。花すみれが可愛くて良いですね。 (2023年03月25日 (土) 21時06分) [11079]

保子 > ぼろぼろの辞書 辞書に対して随分大胆な表現と思ったのですが、辞書自身にこの七音が喩えとして掲載されてました。作者はこのぼろぼろの季寄せに栞をはさみ、お別れをしようとしているのかなと思いました。可憐な菫の花が微かに揺れています。 (2023年03月26日 (日) 16時44分) [11084]

事務局 > 作者は、貞夫さんでした。 (2023年03月31日 (金) 05時16分) [11107]
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7,大阿蘇に生まれくる声野焼き跡 投稿者:7 (2023年03月22日 (水) 06時03分) [11005]
4点(潤一、貞夫、加津子、秀雄)


言語 > 鳥か馬でしょうか?野焼き跡の草の勢いと響き合っているように感じます。 (2023年03月22日 (水) 19時15分) [11022]

秀雄 > この句は中七の「生まれくる声」によって、句全体が生き生きと立ち上がっています。野焼き跡に芽吹いてくる草木の成長する姿を「生まれくる声」と表現しているのだととらえました。 (2023年03月22日 (水) 20時23分) [11037]

貞夫  > 人間は誰しも炎を見るとハイな気持ちにさせられる。きっと縄文の血が騒ぐんでしょうか。野焼きの直後は気のせいか命が甦るような音がする。それを上手く詠まれたのが良かったと思う。昔みた阿蘇の草千里の野焼きを思い出させてくれた。 (2023年03月23日 (木) 13時12分) [11048]

加津子 > 末黒野の土の中からふつふつと芽吹く春の力を感じました。縄文人いいですね。スマートな弥生人とは程遠い縄文人直系の体形。DNAは貞夫さんと近そうです。 (2023年03月24日 (金) 22時10分) [11054]

潤一 > 野焼きの後に阿蘇の大地に芽生える草花を「生まれくる声」とした表現が素晴らしいと思います。 (2023年03月25日 (土) 16時01分) [11066]

事務局 > 作者は、玖柚さんでした。 (2023年03月31日 (金) 05時17分) [11108]
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8,野火走る峰の向こうの瑠璃の星 投稿者: (2023年03月22日 (水) 06時01分) [11004]
4点(貴稔、孝子、紫翠、玖柚)


言語 > 野火が手前にあって、奥に峯がみえ、その向こうに夜空と星という情景を想像しました。 (2023年03月22日 (水) 19時17分) [11023]

秀雄 > 真っ赤に燃えさかる野火の向こうの空に春を告げる青い星が煌々と光り輝いている景を詠んだものととらえればよいのでしょうか。 (2023年03月22日 (水) 20時25分) [11038]

紫翠 > 情景描写から、野火の果てに輝く星のイメージをしっかりと伝えている。 (2023年03月24日 (金) 10時59分) [11053]

潤一 > 美しく雄大な光景です。中七の「向こうの」に違和感があります。 (2023年03月25日 (土) 16時03分) [11067]

玖柚 > 瑠璃の星は宇宙から見た地球のことかなと思ってしまいました。あがる野火の向こうに瑠璃色の地球が大きく見えて、スケールの大きい映画のシーンのように見えて頂きました。 (2023年03月25日 (土) 21時09分) [11080]

孝子 > 五七五には。足りないくらいの情景をよくまとめられたと感服しました。言語さんのいう詩をかんじました。 (2023年03月28日 (火) 18時54分) [11093]

貴稔 > 「瑠璃の星」で松田聖子の「瑠璃色の地球」を思いました。強烈な赤と黒の野火の頂を越えれば、美しい人里(瑠璃の星がある)がある。ウクライナの戦争とも重なりました。 (2023年03月29日 (水) 19時26分) [11099]

事務局 > 作者は、秀雄さんでした。 (2023年03月31日 (金) 05時18分) [11109]
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9,アルソックの「いってらっしゃい」春日和 投稿者: (2023年03月22日 (水) 05時57分) [11003]
1点(希)


言語 > アルソックの見守りサービスでしょうか?監視デバイスがお出かけ設定をするといってらっしゃいと喋るのかなと想像しました。 (2023年03月22日 (水) 19時18分) [11024]

秀雄 > 作者は警備会社のホームセキュリティを設置した邸宅に住んでいるのでしょうか。今のホームセキュリティシステムはご主人と会話ができるのかもしれません。ホームセキュリティが「いってらっしゃい」と言ってご主人様を送り出しています。ご主人の気持ちも春ののどかな日和のように幸福感に満たされているようです。近未来を先取りしたような句で、季語の春日和とは裏腹に、読み手に未来に対するぼんやりとした不安感を与える句のように思いました。 (2023年03月22日 (水) 20時27分) [11039]

> 今時のアパートは、インターホンと共に設定されている所が多い、ホームセキュリティと思います。娘の独り立ちのアパートにも付いていたので、安心を覚えた事を思い出しました。朝お出掛け設定すると、行ってらっしゃい、帰って、解除すると、お帰りなさい、と話します。
さて、そこで春日和です。1年中有りますので、季語が動くと言われればそうですね。1人暮らしなら、秋や冬は淋しさが増しますし、夏は逆に憂っとしく、
春の日、ほのぼの⁈ほっこり⁈した感じが合うと思い頂きました。 (2023年03月25日 (土) 08時09分) [11056]

潤一 > 面白い句だと思います。私が頂かなかったのは、「アルソック」。AIの、とか、ロボットの、とかいろいろ工夫の余地がありそうです。 (2023年03月25日 (土) 16時14分) [11069]

事務局 > 作者は、久子さんでした。 (2023年03月31日 (金) 05時19分) [11110]
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10,蓬摘む母の足腰達者なり 投稿者:10 (2023年03月22日 (水) 05時55分) [11002]
4点(潤一、代志子、保子、剛)


言語 > もうずいぶん長い間、蓬を摘む人を見かけないことを思い出しました。 (2023年03月22日 (水) 19時20分) [11025]

秀雄 > 蓬を摘んでいる年老いた母親を見ていると、まだまだ大丈夫だと作者は安心します。その気持ちは理解できますが、「足腰達者なり」と言い切ってしまうと、はいそうですかと言うしかなくなってしまいます。俳句として成立させるためには、読み手が鑑賞できるような余韻が必要ではないかと思いました。 (2023年03月22日 (水) 20時28分) [11040]

貞夫  > 季語が動く気がした。 (2023年03月23日 (木) 13時54分) [11051]

潤一 > 彼岸で実家に帰った息子か娘に年老いた母が草餅を食べさせようと蓬を摘む姿に感動と安堵を覚えた心情を素直に詠んだ句です。秀雄さんの指摘するように別の表現を工夫する余地がありますね。」 (2023年03月25日 (土) 16時27分) [11070]

保子 > 蓬摘む母 に対して作者の抜群の信頼感が伝わってきていい感じの親子そして作品だなと思いました。 (2023年03月26日 (日) 17時08分) [11085]

代志子 > 思い出しました。蓬やわらび、つわ採り等、よく行きました。母が一番多く採っていました。懐かしいです。 (2023年03月27日 (月) 07時51分) [11088]

> ふと思うに私の年代では父母のゐない人は多いだろう。蓬と云う草は何処にでも見える生命の強い草であり、それを摘む母を眺めながら何を思うのだろうか。眼差しには愛しいも見える。自然の恵みの中で生きてゐるお互いの健康に感謝かも知れない。

(2023年03月28日 (火) 11時06分) [11090]

事務局 > 作者は、加津子さんでした。 (2023年03月31日 (金) 05時19分) [11111]
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11,三月十日パステル色の雨後の空 投稿者:11 (2023年03月22日 (水) 05時53分) [11001]
5点(杏翠、久子、秀雄、玖柚、希)


杏翠 > ムード歌謡を歌いたくなるよう。しかもデュエットで。また、クラブでウヰスキーを飲み、煙草をふかす。銀座が似合う。 (2023年03月22日 (水) 06時44分) [11015]

言語 > 3月9日なら知っているんですが・・・汗 (2023年03月22日 (水) 19時21分) [11026]

秀雄 > 3月10日はわたしにとっては、東京大空襲の日であり、当時3歳だったわたしは父親の背中に背負われて、火の中を逃げ惑った日であります。「パステル色」とは明るく柔らかい感じの中間色とのことです。3月10日ともなると春は確実に生活の中に定着し、雨後の空は春らしいパステル色に輝いています。作者にとって3月10日はどのような日なのでしょうか。 (2023年03月22日 (水) 20時30分) [11041]

貞夫  > 私も東京大空襲を思い浮かべた。たまたま親父が艦政本部にいたためいずれ東京も空襲されるだろうと我々を疎開させた訳であるが当時の話を聞くとそれは周囲は火の粉などで真っ赤で防空頭巾を被り逃げ惑っている人々で阿鼻叫喚の様だったと聞く。残念ながら頂けなかったがこのような句も必要かと思う。 (2023年03月23日 (木) 13時37分) [11049]

> ゼネレーションギャップでしょうか⁈3月10日はこの方の誕生日でもかまわないと思います。3月だから、定年退職の出社最後の日とか…
喜びの日に雨が降ったけど、今は晴れてパステル色となった、色々あった会社勤めの最後の日心待ちはパステルカラーと思いました。パステルカラーがウキウキ感や晴れやか感が出て、若々しい句と感じました。 (2023年03月25日 (土) 08時21分) [11057]

潤一 > 三月十日はどの歳時記にも載っている季語ですね。うかつにも私は知りませんでした。この日の真夜中午前零時をを回ってすぐに焼夷弾の投下が始まったそうです。朝になって雨が上がったあとの下町のパステル色の空は作者にとってどう映ったのでしょうか。 (2023年03月25日 (土) 16時34分) [11071]

玖柚 > 1945年3月10日に、アメリカ軍による東京大空襲があったことから、三月十日は「東京都平和の日」。パステル色の空を眺め、平和な今日の幸せを詠った句と解釈しました。 (2023年03月25日 (土) 21時12分) [11081]

事務局 > 作者は、貴稔さんでした。 (2023年03月31日 (金) 05時20分) [11112]
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12,記念日のミモザサラダや風光る 投稿者:12 (2023年03月22日 (水) 05時50分) [11000]
2点(加津子、秀雄)


言語 > 俵万智の短歌を思い出しました。 (2023年03月22日 (水) 19時22分) [11027]

秀雄 > 「ミモザサラダ」とは黄色の花をつけるミモザのようにゆで卵の黄身を飾ったサラダのことだそうです。記念日は何の記念日なのでしょうか。もしかしたら結婚記念日かも知れません。時は春。生き生きと輝く自然の陽光と風の様相は、どこか希望や青春の息吹を感じさせる響きがあります。 (2023年03月22日 (水) 20時32分) [11042]

加津子 > 茹で卵の黄身を裏ごししてふわっと飾ったお洒落なサラダです。やはり結婚記念日かなと思いました。明るくて素敵な句です。 (2023年03月24日 (金) 22時18分) [11055]

潤一 > 季語が明るい雰囲気にぴったりです。 (2023年03月25日 (土) 16時37分) [11072]

事務局 > 作者は、孝子さんでした。 (2023年03月31日 (金) 05時20分) [11113]
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13,アルプスの雲はメレンゲ春深し 投稿者:13 (2023年03月22日 (水) 05時47分) [10999]
3点(貴稔、剛、希)


言語 > あまり想像できませんでした。 (2023年03月22日 (水) 19時24分) [11028]

秀雄 > 「メレンゲ」は卵白を固く泡立て砂糖を加えたものだそうです。春のアルプスの雲はメレンゲのようだと作者は思っています。なかなか変わった表現です。作者はその時期は「春深し」と言っています。草木の花は盛りを過ぎ、景色は初々しさを失い爛熟の様相を呈しているのが「春深し」です。 (2023年03月22日 (水) 20時33分) [11043]

> 春深し、の季語が少し安直に付けたようにも感じます。が、春の終わりに、桜も終わり祭りの過ぎた虚脱感の頃、山にポカリとメレンゲみたいな雲があった。若々しい句と感じ頂きました。 (2023年03月25日 (土) 08時29分) [11058]

潤一 > メレンゲをご存じの方にとっては、この比喩は新鮮味に欠けるのでは。 (2023年03月25日 (土) 16時39分) [11073]

> 下界から見上げる南や北のアルプス。一万尺の山脈はまだまだ雪に覆われてゐるが、その上を流れ行く雲は真っ白なメレンゲのようである。と喩えた作者の実感。晴天の日の麓は草や樹木が、花を付け、咲かせて、春が闌け始めた。 (2023年03月28日 (火) 11時48分) [11091]

玖柚 > アルプスの雲をメレンゲに例えたのは頂けました。メレンゲの雲は、私には軽い感じがするので、「春深し」は重く感じ、季語は「春の風」にすると春風に流れいく雲を感じるかしら。若輩がごめんなさい。 (2023年03月29日 (水) 07時17分) [11097]

貴稔 > 「春深し」でちょっと気だるい春の日を思いました。そういう時はちょっと甘味を。雲がメレンゲに見えたのがステキです。「アルプス」が、雲メレンゲの白さを際立たせていて効果的です。このアルプスは日本アルプスですね。 (2023年03月29日 (水) 19時40分) [11100]

事務局 > 作者は、杏翠さんでした。 (2023年03月31日 (金) 05時21分) [11114]
名前

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14,花冷や夫婦喧嘩の後無言 投稿者:14 (2023年03月22日 (水) 05時44分) [10998]
無点


言語 > 喧嘩の後の無言の気まずさと季語があっているかどうかわかりませんでした。 (2023年03月22日 (水) 19時26分) [11029]

秀雄 > 夫婦喧嘩のあとは、だいたい無言なものです。そういった意味で驚きがありません。また、夫婦喧嘩に「花冷え」という季語をつけたのは、つきすぎの感がいたします。 (2023年03月22日 (水) 20時34分) [11044]

事務局 > 作者は、言語さんでした。 (2023年03月31日 (金) 05時21分) [11115]
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15,釣り人の自慢話や百千鳥 投稿者:15 (2023年03月22日 (水) 05時42分) [10997]
5点(潤一、加津子、孝子、紫翠、言語)


言語 > 自慢話の騒がしさ、無意味さをはすに見ているようにも、微笑ましく見ているようにも感じられました。 (2023年03月22日 (水) 19時27分) [11030]

秀雄 > 「百千鳥」とは春の朝などに山野で多くの小鳥が鳴き交わす様を指すとのことです。作者は釣り人の自慢話が百千鳥のようだと思ったのでしょうか。 (2023年03月22日 (水) 20時36分) [11045]

貞夫  > 私は腰痛が酷くなる前よく釣りをした。もっぱら沖釣りで三浦半島房総半島を中心に釣ったものだった。釣り人の自慢話は手がよく動くのでその動作などを入れて貰いたかった。 (2023年03月23日 (木) 14時03分) [11052]

> 羽田から浦賀に引っ越して、11年になります。引越した当初、朝小鳥の囀りで目が覚めたものです。小鳥と言っても鶯くらいしか判別出来ませんでしたが…毎朝、草原の朝の様に鳥達の囀りで目が覚められて、本当に感動したものでした。年々慣れてきましたが、春のこの時分は格別です。爽やかで草原の朝の様な楽園の様な…
それが、私の百千鳥感です。 (2023年03月25日 (土) 08時59分) [11059]

紫翠 > 取り合わせの妙だと思います。「百千鳥」でイメージの広がりを感じます。 (2023年03月25日 (土) 11時20分) [11060]

潤一 > 百千鳥を釣り人の自慢話の当てつけと取るか、背景の状況と取るかでこの句の味わいが違ってくると思います。私は背景と取り、自慢話をしている釣り人を暖かい目で見ている情景と取りました。 (2023年03月25日 (土) 16時45分) [11074]

孝子 > 百千鳥の季語がうまいなと思いました。潤一さんのいうとうりです。すみません。パソコンの調子が悪くて、いれても動いたり消えたり、ちょっと疲れたのでやめます、 (2023年03月28日 (火) 19時03分) [11094]

加津子 > 百千鳥から賑やかな楽しい釣り談義を想像しました。 (2023年03月28日 (火) 22時53分) [11095]

玖柚 > 居酒屋で隣の客或いは友人に自慢話しをしている景を想像しました。「百千鳥」の季語から、酌み交わすお酒も美味しく、隣の客も「俺の時は、、」と盛り上がっていることが想像でき、季語が合ってると思いました。 (2023年03月29日 (水) 06時32分) [11096]

事務局 > 作者は、代志子さんでした。 (2023年03月31日 (金) 05時22分) [11116]
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2月定例句会 投稿者:事務局 (2023年02月20日 (月) 11時22分) [10887]
皆さんの選句が揃いましたので二月の句会を始めます。今月の兼題「立」を入れた様々な句が寄せられました。活発な選評をお願いします。今月は入力ミスが重なりご迷惑をおかけしました。
句会期間:2月27日まで、作者発表:2月28日


事務局 > 期日が来ましたので作者を発表します。 (2023年02月28日 (火) 16時43分) [10981]
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1.立春や夢二の歌碑の湖畔より 投稿者: (2023年02月20日 (月) 11時17分) [10886]
1点(剛)


言語 > 私には解読しきれませんでした。「湖畔より」というのは手紙かなにかでしょうか。榛名「湖畔」の「夢二の歌碑」を見ながら遠くにいるどなたかに春が来たねと言っている情景を想像しましたが、あっているかどうか自信がありません。 (2023年02月20日 (月) 12時09分) [10888]

秀雄 > 榛名湖畔に「さだめなく鳥やゆくらむ青山の青のさびしさかぎりなければ」という歌碑があるようです。春は夢二の歌碑のある湖畔からやってきたということなのでしょう。 (2023年02月20日 (月) 14時56分) [10903]

> 明治と昭和の狭間の大正時代に、大正ロマンの旗手と呼ばれた竹下夢二は、知る人ぞ知るの抒情の人である。当時は結構人気が在ったようである。湖畔にある歌碑は何処かは知らないが、多くの歌碑が残されている。南池袋に勤め先が有った頃、雑司ヶ谷霊園に墓碑も見かけたし、金沢にゐる頃に近くの温泉場にも歌碑を見た。この句の「立春や」は、まだ寒い湖畔の歌碑の風情から春を待ち望む、この時期の心情と理解した。 (2023年02月22日 (水) 10時00分) [10927]

潤一 > 剛さんの解釈と同じです。作者の感動がいま一つピンと伝わって来ませんでした。 (2023年02月23日 (木) 17時13分) [10934]

孝子 > 剛さんと同じ解釈をしました。作者の気持ちはりかいできるのですが、上五できって、よりで終わる形がもうすこし推敲の余地があると思いました。 (2023年02月25日 (土) 11時13分) [10953]

事務局 > 作者は杏翠さんでした。 (2023年02月28日 (火) 16時44分) [10982]
名前

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2.春立ちてなを首すくむ今日の朝 投稿者: (2023年02月20日 (月) 11時16分) [10885]
1点(希)


言語 > 「春」が来たのにまだ寒く「首がすくむ」という理解であってますでしょうか?数日前は、実感としてはとても共感できました。 (2023年02月20日 (月) 12時11分) [10889]

秀雄 > きょうは立春なのだが、朝はまだ首のすくむような寒さだと言いたいのでしょう。 (2023年02月20日 (月) 14時57分) [10904]

> あっさりと他の事は入れず、素直な句と思います。実感で頂きました。 (2023年02月21日 (火) 08時47分) [10921]

潤一 > 誰もが感じることですね。もう一歩踏み込んで作者独自の感動や表現が欲しいです。 (2023年02月23日 (木) 17時15分) [10935]

孝子 > 全くそのとうりですよねと思いました。もう少し隠されたというか,読み手が考えるところを残してほしかったです。 (2023年02月25日 (土) 11時17分) [10954]

事務局 > 作者は久子さんでした。 (2023年02月28日 (火) 16時45分) [10983]
名前

削除キー

3.離乳粥白々と春立ちにけり 投稿者: (2023年02月20日 (月) 11時15分) [10884]
2点(久子、希)


言語 > この語順だと、上五とそれ以降が切れているようにも感じられ、「白々と」の修飾関係がわかりにくく感じました。 (2023年02月20日 (月) 12時14分) [10890]

秀雄 > 春がきたことを、作者は離乳食粥の白さに注目したようです。 (2023年02月20日 (月) 14時58分) [10905]

> 昔を思い出しました。生まれて初めての食べ物を口に入れた子の、色々な反応がよみがえります。人としての初めてに春を感じる、素敵な感性と存じます。句としては、けりと強い終わりより春たちぬぐらいで、終わらせた方が優しかも知れません。 (2023年02月21日 (火) 08時55分) [10922]

潤一 > 言語さん同様、中七の「白々と」が上五の続きなのか下五の修飾なのか分かりにくいので作者の感動がぼやけたように思います。 (2023年02月23日 (木) 17時20分) [10936]

孝子 > もうすっかり忘れていたことを思い出させられました。赤ちゃんに作ったおかゆに湯気が立っているところに、春を感じた。いいところを見つけたと思います。希さんの春たちぬもいいと思いますが、あと二文字はどうしますか。 (2023年02月25日 (土) 11時24分) [10955]

> 孝子さんへ
離乳粥白々と湯気春立ぬ (2023年02月26日 (日) 07時03分) [10973]

孝子 > 希さん、いいですね。離乳粥の湯気白々と春立ちぬ (2023年02月26日 (日) 21時47分) [10976]

事務局 > 作者は貞夫さんでした。 (2023年02月28日 (火) 16時45分) [10984]
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4.立山の姿りりしき春の雪 投稿者: (2023年02月20日 (月) 11時14分) [10883]
1点(加津子)


言語 > この季語は、歳時記には、冬の雪と違って解けやすく、降るそばから消えて積もることがないと書いてありました。勝手ながらそびえる山の頂の雪とは印象が異なるイメージを感じました。 (2023年02月20日 (月) 12時19分) [10891]

秀雄 > 春になってから降る雪を「春の雪」というようです。春先の暖かい時期に降る雪なので溶けやすいのですが、そんな中でも立山連峰はりりしい姿を見せていると解釈すればよいのでしょうか。 (2023年02月20日 (月) 15時00分) [10906]

加津子 > 「りりしき」は言い過ぎかと思いましたが、春の立山に恋い焦がれているので思わず頂きました。 (2023年02月22日 (水) 22時09分) [10929]

潤一 > 立山連峰が凛々しく見えるのははっきり見えることだと思います。春の雪が降っているのは作者の佇む町ですね。立山連峰がはっきり見えるのか違和感があります。高岡にお住まいの剛さんのご意見をお聞かせくださればありがたいです。 (2023年02月23日 (木) 17時25分) [10937]

> 冬は青空に恵まれる事の少ない、多雪地帯の富山は殊更に春が待ち遠しい。私の春の雪のイメージは、一時的に激しく降る事も有るが、降ってもすぐに消えて(溶けて)行く、冬の終はる安心感でしょうか。「姿りりきし」は、立山連峰はいつ見ても変わらない、変はる事は無いと云ってゐるように思う。 (2023年02月24日 (金) 16時31分) [10950]

孝子 > 昔、大会で朝同部屋の人が、大会前にどうしても海越しの立山連峰をみたいといい、すぐ時刻表を見て高岡から氷見を蜻蛉帰りしたことを思い出しました。姿りりしきは575の制約にもったいないとおもいました。 (2023年02月25日 (土) 11時31分) [10956]

事務局 > 作者は紫翠さんでした。 (2023年02月28日 (火) 16時46分) [10985]
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5.決めかねる今日の献立春の雪 投稿者: (2023年02月20日 (月) 11時13分) [10882]
4点(秀雄、貞夫、言語、剛)


言語 > 毎日悩ましい「献立」、作れば消えてしまうその悩みと季語の印象が重なり合って感じました。 (2023年02月20日 (月) 12時20分) [10892]

秀雄 > 春の雪はすぐ溶けるので捉えどころがない、そういう意味では上五中七とよくあっていると思います。 (2023年02月20日 (月) 15時01分) [10907]

貞夫  > 私は料理は一切出来ない。せいぜいインスタント製品を作るくらいである。従って舌は全く肥えていないが世の奥方は毎日の献立に苦労されているのであろう。よく私は家内に全く作り甲斐のない人だと文句を言われる。そんな訳で掲句は私の日常からよく理解出来た。差し詰め私は春の雪みたいに何の甲斐性もないのであろう。
(2023年02月21日 (火) 16時30分) [10923]

> 我が家は一週間まとめ買いをします。献立を決め大体の物を買置きして置きます。浦賀の駅に着いて、買い物して夕飯を作っていたら、10時になってしまいます。この方は優雅にあれにしようかコレにしようかと考えているのですね。なんと、羨ましい… (2023年02月21日 (火) 18時54分) [10926]

> 家族の幸せと共に団欒の見える句である。献立と云える食事は夜食だろうか。「決めかねる」などと云ってゐるが、心情は明るいようだ。春の雪がそれを物語る。食事の支度の在りようは、その昔一般家庭では大方は女子の責務だったが、何時の間にか男女の区別は無くなり、現代は男子も厨房に立つ時代である。私の年代は、男の一人暮らしで已むに已まれず食事の支度をする人も多い。この句を読み解きながら、これは嬉しい悩みなのだと。 (2023年02月22日 (水) 11時22分) [10928]

潤一 > 下五の春の雪のイメージのとらえかたにより上五中七のイメージが様々な読み方になると思います。 (2023年02月23日 (木) 17時29分) [10938]

加津子 > 採られているんが皆さん男性で面白いなと思いました。 (2023年02月24日 (金) 17時36分) [10951]

孝子 > 加津子さんの言うように男の人ばかりという選が面白いと思いました。おんなのひとの苦労を理解してくれてると感謝です。季語がきいてるとおもいます。この歳になると、献立なんて大げさに考えなくなりました。若いときは男四人もかかえてるとたいへんでした。時代で変わるものですね。 (2023年02月25日 (土) 11時39分) [10957]

事務局 > 作者は潤一でした。 (2023年02月28日 (火) 16時46分) [10986]
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6.立雛の一刀彫や父の顔 投稿者: (2023年02月20日 (月) 11時11分) [10881]
6点(紫翠、久子、玖柚、潤一、保子、希)


言語 > 高貴な顔のお父様だったのかなと思いました。 (2023年02月20日 (月) 12時23分) [10893]

秀雄 > 一刀彫の立ち雛を見て、父の顔を思い出したということなのでしょうか。そうだとするとお父様はそうとう美男子だったのでしょうね。もしかしたらお母様のお顔もお雛様に似ているのかも知れません。 (2023年02月20日 (月) 15時02分) [10908]

潤一 > 粗削りだが高貴さを漂わせる男雛がお父上の顔を連想させたのでしょう。 (2023年02月23日 (木) 17時39分) [10939]

紫翠 > [立雛]から父親像が浮かび、一刀彫で父親像が具体的になった気がする。 (2023年02月24日 (金) 10時46分) [10949]

孝子 > 一刀彫の荒々しさ。静かな立雛にもそういう一面が隠されているということでしょうか。 (2023年02月25日 (土) 11時45分) [10958]

保子 > 立ち雛と父の顔 どちらも同じ大きさに思え、ちょっと気になりました。作者は父親の持つ雰囲気を、立ち雛に感じたのでしよう。 一刀彫りの立ち雛 って素敵ですね。 (2023年02月25日 (土) 16時57分) [10968]

玖柚 > 一刀彫の立雛が素敵ですね。その雛を選んだのは、もう冥界におられるお父様だったのでしょうか。一刀彫の雛が飾られる度に思い出す父親との思い出。「良い雛をおまえの為に選んだぞ」と得意そうにお父様が話されたかもしれませんね。 (2023年02月27日 (月) 00時14分) [10977]

事務局 > 作者は孝子さんでした。 (2023年02月28日 (火) 16時47分) [10987]
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7.花菜風立会川の龍馬像 投稿者: (2023年02月20日 (月) 11時09分) [10880]
6点(杏翠、孝子、玖柚、保子、貴稔、言語)


言語 > 「立会川」に「龍馬像」があることを初めて知りました。松本たかしの「菜の花は濃く土佐人の血は熱く」という句があることも知りました。 (2023年02月20日 (月) 12時27分) [10894]

秀雄 > 品川区の立会川駅近くの北浜川児童公園に立つブロンズ像のようです。問題は季語の「花菜風」と中七下五が十分呼応しあっているかどうかです。 (2023年02月20日 (月) 15時04分) [10909]

杏翠 > 季語と場所、そして、物体。三位一体の優れた、感動的な句でした。 (2023年02月21日 (火) 07時51分) [10918]

潤一 > 立会川の龍馬像を見たことがないのでイメージが湧きませんでした。 (2023年02月23日 (木) 17時46分) [10940]

孝子 > 立会川の龍馬像しらなくてしらべました。しらないからこそ季語をいいなとうけいれました。龍馬の生まれた高知の海辺にも香りよく花菜風は吹いているのでしょう。 (2023年02月25日 (土) 11時50分) [10959]

保子 > 吟行句と思いました。立会川、菜の花、龍馬像。完璧です。 (2023年02月25日 (土) 16時28分) [10967]

貴稔 > 竜馬像もポカポカ陽気で「銅」でできた体も暖かくなって喜んでいそうですね。ほっこりした春を感じました。
※竜馬像からほど近い立会川の河口は勝島運河に繋がり運河の護岸は菜の花、桜、ゆり、コスモス等が咲き年中、水辺が楽しめます。 (2023年02月25日 (土) 17時43分) [10972]

加津子 > 貴稔さんの書き込みで目の前に景色が浮かびました。都会の小さな公園を想像したので、花菜風がピンときませんでした。吟行会に行きたくなりました。 (2023年02月26日 (日) 10時18分) [10974]

玖柚 > 立会川の龍馬像を見たことがあり、花菜風が吹いている中の龍馬像は、のどかな春を感じられて良いと思い頂きました。 (2023年02月27日 (月) 00時19分) [10978]

事務局 > 作者は希さんでした。 (2023年02月28日 (火) 16時48分) [10988]
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8.鐘霞む牧水のまち立ち寄りて 投稿者: (2023年02月20日 (月) 11時07分) [10879]
1点(孝子)


言語 > こういったあえて余韻を残して想像させる形式の句を理解するには私の理解力が足りないようです。 (2023年02月20日 (月) 12時31分) [10895]

秀雄 > 若山牧水の町だとすると宮崎県日向市東郷町のことでしょうか。遠くの鐘(の音)が霞んでいたのでしょう。 (2023年02月20日 (月) 15時06分) [10910]

潤一 > 上五が素敵な季語を置いているのですが、下五中七はそれをしっかり受けていないので残念です。 (2023年02月23日 (木) 17時49分) [10941]

孝子 > 一の句と同じで下五に立ち寄り手でおさめているのが悩みでした。牧水の町立ち寄れば鐘霞むとか、著と場外やですが、推敲してもっともっといい句にしてください。 (2023年02月25日 (土) 12時01分) [10960]

孝子 > 立ち寄りて。ちょっと、ばがいやですが。のミスです (2023年02月25日 (土) 12時05分) [10961]

事務局 > 作者は貴稔さんでした。 (2023年02月28日 (火) 16時48分) [10989]
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9.春コート一幕だけの立見席 投稿者: (2023年02月20日 (月) 11時06分) [10878]
4点(秀雄、加津子、代志子、貞夫)


言語 > 情景は想像できましたが、そこにどのような詩情があるのか想像できませんでした。 (2023年02月20日 (月) 12時33分) [10896]

秀雄 >  歌舞伎座は「一幕見席(ひとまくみせき)」という一幕を格安で見られる制度があるようです。歌舞伎座の場合は立見席ではないようです。ここの劇場は歌舞伎座ではないかもしれません。いずれにせよ天井桟敷に春コートを着た女性が熱心に舞台を見下ろしています。 (2023年02月20日 (月) 15時07分) [10911]

貞夫  > 掲句から色々な事が想像出来る。おそらくライブであろう。それも野外コンサートだろう。その一幕に出る人を見たいのか、熱烈なファンでありひょっとしたら我が子かも知れない。まだ高校生くらいでバンドでも組んでいてそっと覗きに行ったのか、そんな事を考えさせられる句であると思えた。
(2023年02月21日 (火) 16時38分) [10924]

加津子 > 春の銀座、歌舞伎座の前を通りかかったら立ち見席に思わず入ってしまったと思いました。春コートが素敵です。 (2023年02月22日 (水) 22時21分) [10930]

潤一 > 加津子さんと同じ読みです。春コートはピッタリ。 (2023年02月23日 (木) 17時51分) [10942]

孝子 > 上手な句だとおもいましたが、機視感がありはずしました。 (2023年02月25日 (土) 12時08分) [10962]

事務局 > 作者は保子さんでした。 (2023年02月28日 (火) 16時49分) [10990]
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10.啓蟄やつま先立ちを二十回 投稿者:10 (2023年02月20日 (月) 11時04分) [10877]
9点(杏翠、紫翠、孝子、久子、玖柚、潤一、保子、秀雄、剛)


言語 > なぜ「二十回」なのか気になり、いただけませんでした。 (2023年02月20日 (月) 12時34分) [10897]

秀雄 > 啓蟄のころになると次第に暖かさを増し、人間様も積極的に外出する準備に忙しい。手始めにつま先立ちをするのもいいですね。 (2023年02月20日 (月) 15時08分) [10912]

杏翠 > わたくしも必ず行動にします。啓蟄の季語がふさわしいと思いました (2023年02月21日 (火) 07時55分) [10919]

紫翠 > 「啓蟄」と「つま先立ち」を合わせたのはうまいと思います。「二十回」は内容的にほどんと働いてないようで、工夫が必要と感じます。 (2023年02月23日 (木) 11時16分) [10932]

潤一 > 二十回ときっちり終わらせて張りのあるリズムが出来上がりました。春を迎えて元気に外へ飛び出す様が想像できます。 (2023年02月23日 (木) 17時55分) [10943]

孝子 > 啓蟄が大好きな季語で、うもかんがえています、こんな身近なところに、いい素材があるのを見逃していたことに自分をせめています、20回はちょうどいい着地だと思います。 (2023年02月25日 (土) 12時12分) [10963]

保子 > 実際に つま先立ちを20回試してみました。息切れ具合がちょうど良く 啓蟄 が合っていると思いました。前向きな作者を想像しました。 (2023年02月25日 (土) 17時07分) [10969]

玖柚 > 踵落としの運動は、骨粗鬆症に有効とか。穴からつま先立ちで、姿をみせた動物が連想されます。春になり身軽になった機に運動開始という作者の意気込みを啓蟄の季語と共に感じらました。 (2023年02月27日 (月) 00時23分) [10979]

> 何時の間にか、寿命が延びて高齢者社会が到来して久しい。今や六十歳、七十歳などは当然になり、年寄りの扱いはされない。八十を越えるとさすがに疲れる。人間は脚から衰える、転ぶな、とよく言はれる。歩くことが健康の基本となるらしい。このつま先立ちの20回も毎日続けてゐる作者の健康法だろうと思った。寒さも衰えて気候も良くなった。折しも春の気配を感じて虫が穴を這い出る啓蟄である。さあ、「歩け歩け、動け」と意気込みが微笑ましい (2023年02月27日 (月) 11時45分) [10980]

事務局 > 今月の最高点句です。作者は加津子さんでした。 (2023年02月28日 (火) 16時50分) [10991]
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11.立春の玻璃より透ける雪景色 投稿者:11 (2023年02月20日 (月) 11時01分) [10876]
無点


言語 > 季重なりの句ですが、私にはどうしても「雪景色」が残ってしまい、当季の句としてはいただけませんでした。 (2023年02月20日 (月) 12時36分) [10898]

秀雄 > 立春とはいえガラス窓から透けて見える外の景色はまだ雪景色である。春はまだ遠い。 (2023年02月20日 (月) 15時10分) [10913]

潤一 > 特に難点のある句とは思えませんが。 (2023年02月23日 (木) 17時57分) [10944]

孝子 > いい句だと思います。季違いが気になるのならm春の雪で、推敲したらいかがでしょう、詩情をかんじることはできるので、いい句になると思います。また作者は意図的に重ねてるかもとも思いました。 (2023年02月25日 (土) 12時19分) [10964]

事務局 > 作者は秀雄さんでした。 (2023年02月28日 (火) 16時51分) [10992]
名前

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12.朝靄に富士の頂巣立鳥 投稿者:12 (2023年02月20日 (月) 11時00分) [10875]
1点(貞夫)


言語 > ありがちな情景に感じました。 (2023年02月20日 (月) 12時37分) [10899]

秀雄 > 朝もやの中に富士の頂きが見えたのでしょうか。巣立鳥という季語が浮いてしまっているように感じました。 (2023年02月20日 (月) 15時11分) [10914]

貞夫  > 私は巣立鳥を我が子と置き換えて詠ませて頂いた。今時分は入学試験とか入学とか卒業、就職とその子にとっては正に人生の要の時期であり親御さんの応援句と思えた。朝靄の中に聳え立った富士の山頂が見える。我が子も冨士に負けぬ様立派に巣立って欲しいと親心を謳い上げた句と思えた。深読みかな。 (2023年02月21日 (火) 16時48分) [10925]

潤一 > 巣立鳥は初夏の季語ですよね? (2023年02月23日 (木) 17時58分) [10945]

加津子 > 歳時記には「巣立鳥」は晩春から初夏とあります。夏に近い春の終わりという解釈だと4月頃のようです。 (2023年02月24日 (金) 17時56分) [10952]

孝子 > 歳時記により、春と夏がありますが、春に入れてるほうが多いみたいです。秀雄さんと同じにかんじました。 (2023年02月25日 (土) 12時27分) [10965]

事務局 > 作者は言語さんでした。 (2023年02月28日 (火) 16時51分) [10993]
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13.立ち売りの声色遠き春夕焼 投稿者:13 (2023年02月20日 (月) 10時59分) [10874]
2点(貴稔、言語)


言語 > あまり私には馴染みがない「立ち売り」ですが、子供のころの商店街の郷愁を感じました。 (2023年02月20日 (月) 12時40分) [10900]

秀雄 > 春の夕焼けの中、立ち売りの声が遠くに聞こえるという景でしょうか。 (2023年02月20日 (月) 15時12分) [10915]

潤一 > 遠き、が距離的なものか時間的なものかこの句では曖昧なので分かりにくいです。 (2023年02月23日 (木) 18時01分) [10946]

貴稔 > 夕餉のものを売っているのでしょうか。この時間だと売れ残りそうなのでしょうか。でも、必死さはなく「明日もあるさ」とのどかな春の夕焼けに包まれた感じが良かったです。 (2023年02月25日 (土) 17時29分) [10971]

事務局 > 作者は代志子さんでした。 (2023年02月28日 (火) 16時52分) [10994]
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14.梅見茶屋先代に似た立姿 投稿者:14 (2023年02月20日 (月) 10時57分) [10873]
1点(代志子)


言語 > 何十年か通い続けた梅園の茶屋の主の「立姿」が先代に似ているという理解であっていますでしょうか? (2023年02月20日 (月) 13時02分) [10901]

秀雄 > 梅見茶屋の亭主の立ち姿が先代に似ているということなのでしょう。 (2023年02月20日 (月) 15時14分) [10916]

作者 > やはり、梅見茶屋の先代として、捉えるのが普通ですか。先代という語から連想を膨らませて読んで欲しかったけど、無理かな。更に努力します。 (2023年02月23日 (木) 12時32分) [10933]

潤一 > やはり、梅見茶屋の主人の立姿が先代に似ていると取ってしまいます。 (2023年02月23日 (木) 18時04分) [10947]

孝子 > 作者が意図したよみをきたいしているのなら、季語をかえるべきとぞんじます。この季語では人が見えるので茶屋の亭主の先代とよまれるのです。野梅さくとか、人を出さない工夫が必要と思います。 (2023年02月25日 (土) 12時35分) [10966]

事務局 > 作者は玖柚さんでした。 (2023年02月28日 (火) 16時56分) [10995]
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15.春立つや少し太めのナポリタン 投稿者:15 (2023年02月20日 (月) 10時52分) [10872]
6点 (杏翠、紫翠、潤一、加津子、代志子、貴稔)


言語 > 古い喫茶店の「ナポリタン」を想像しました。 (2023年02月20日 (月) 13時03分) [10902]

秀雄 > 中七下五の着眼点は面白いと思いますが、季語が少々物足りなく思いました。でも、これで十分できあがっている句だと思います。 (2023年02月20日 (月) 15時15分) [10917]

杏翠 > 食をそそります。秋でなくとも、食に好き嫌いのない、わたくしです。ナポリタンに説得されました。いただきました。 (2023年02月21日 (火) 08時00分) [10920]

加津子 > 「ナポリタン」は、昭和を連想します。ケチャップたっぷりが絡むスパゲッティの麺は、やはり太めのモチモチでしょう。春の力強い息吹に太めのナポリタンは、堂々としていると思います。 (2023年02月22日 (水) 22時36分) [10931]

潤一 > 春になって期待に胸を膨らませる。太めのナポリタンにその気分が投影されているようだ。 (2023年02月23日 (木) 18時11分) [10948]

貴稔 > 「春立つや」と「中七下五」の取合せがとても良いと感じました。色も太さも作り立ての湯気も感じ取れとっても美味しそうで幸せにしてくれました!素晴らしいお料理の句だと思います。 (2023年02月25日 (土) 17時22分) [10970]

紫翠 > 「ナポリタン」が動かないとすれば、取り合わせがうまく機能していると思います。 (2023年02月26日 (日) 11時40分) [10975]

事務局 > 作者は剛さんでした。 (2023年02月28日 (火) 16時57分) [10996]
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大江戸ネット句会 令和5年1月定例会 投稿者:事務局 (2023年01月24日 (火) 09時13分) [10735]
令和5年1月の句会の準備が整いました。1月は主宰先生をお招きしての句会です。先生よろしくお願いいたします。建設的で活発なご意見で実りある句会にしましょう。
句会は30日迄、作者発表は31日です。


事務局
句会も今日が最終日です。まだ、勉強の時間はあります。宜しくお願いします。 (2023年01月30日 (月) 09時40分) [10830]

事務局 > 期日になりましたので作者を発表いたします。 (2023年01月31日 (火) 06時16分) [10853]

事務局 > 主宰先生全句に渡りご指導ありがとうございました。29日には関東俳句会の新年会にご出席いただき、終始和やかな一年の始まりとなりました。これからもご指導よろしくお願いします。
来月の当番は希さんです。宜しくお願いします。まだまだ厳しい寒さが続きそうです。皆様お体ご自愛下さい。 (2023年01月31日 (火) 06時38分) [10870]
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1.目黒に会う甘藷先生初不動 投稿者:1 (2023年01月24日 (火) 09時05分) [10734]
3点(言語、秀雄、主宰)


秀雄 > 甘藷先生は青木昆陽のこと。昆陽の墓は目黒不動龍泉寺の裏手にある。そうだとすると、わざわざ「目黒に会う」と言わなくてもよいような気がします。ここでは「会う」という動詞はやめて「目黒には甘藷先生初不動」程度でもよかったのではないかと思います。そのほうがリズムや流れもよくなります。 (2023年01月24日 (火) 18時47分) [10736]

言語 > 秀雄さんのコメントの通り、上五は工夫の余地があると感じました。中七以降で目黒のことを言っているのは自明かと。ただ、私は知らなかったので、調べて理解できました。 (2023年01月24日 (火) 18時54分) [10741]

杏翠 > 秀雄に同じです。 (2023年01月30日 (月) 11時48分) [10835]

榮一 > 初不動は新年最初の縁日です。今年は1月28日でした。目黒不動の龍泉寺へ参ったものです。会うはいらないとの意見もあるが「会う」で青木昆陽へ親しみのようなものが出ているように思います。鑑賞や表現は各人各様です。いろいろ工夫することは必要です。 (2023年01月30日 (月) 14時37分) [10836]

事務局 > 作者は杏翠さんです。 (2023年01月31日 (火) 06時17分) [10854]

杏翠 > すみません。さまが忘れました。秀雄さまに同じです。 (2023年01月31日 (火) 08時12分) [10871]
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2.江の島は涅槃のすがた初あかり 投稿者:2 (2023年01月24日 (火) 09時04分) [10733]
8点(杏翠、希、保子、久子、孝子、玖柚、剛、主宰)


秀雄 > 「何々は何々である」という表現は俳句ではあまり好まれないと言われます。問題は上五中七の「江の島は涅槃のすがた」が新しい発見であるかという点だと思います。 (2023年01月24日 (火) 18時47分) [10737]

言語 > 「涅槃」とは悟りを開いた境地とのことでしたので、本句の前半の意味が通らないように感じられました。 (2023年01月24日 (火) 19時39分) [10753]

秀雄 > 「涅槃」とは言語さんのおっしゃる意味と、釈迦の入滅という意味があります。涅槃像というのは釈迦の入滅のすがたを刻んだ(描いた)ものです。 (2023年01月24日 (火) 21時23分) [10768]

言語 > 涅槃像を調べたところ、寝仏とのこと。江の島の形が寝仏像の形だという意味になるのでしょうか?秀雄さんのコメントで意味が理解できました。ありがとうございます。 (2023年01月25日 (水) 07時58分) [10770]

杏翠 > 涅槃のすがたが気に入りました (2023年01月25日 (水) 09時41分) [10774]

孝子 > うろ覚えですが以前、下田の寝姿山を涅槃の姿というのを見て納得したことがあります。そのためか江の島に同じ思いをした作者に共感しました。 (2023年01月26日 (木) 22時26分) [10802]

玖柚 > 何が涅槃姿なのかわからなかったのですが、(ネットで江ノ島が涅槃姿かを調べて、調べた限りはなかったけれど、)江ノ島を遠くから見たら、そんな風に見えるだろうと想像して、頂きました。「初あかり」の季語がよくついていると思いました。 (2023年01月27日 (金) 18時05分) [10815]

保子 > 江ノ島を涅槃のすがたという表現に納得です。初あかり で静かな雰囲気が感じられます。 (2023年01月27日 (金) 21時53分) [10821]

> 涅槃とは80歳で入滅した釈尊の死を指す言葉であるが、浄土真宗では、束縛からの解脱(げだつ)不生不滅(ふしょうふめつ)の境地に入ったこと言うらしい。三浦半島の葉山などから見る江の島は、確かに横たわった釈尊の入滅図の姿に見える。葉山から見る江の島の背景は左上に富士山の姿も見えて素晴らしい。納得の1点である。 (2023年01月30日 (月) 10時41分) [10832]

榮一 > 直喩の句。新年の夜明けの光に江の島が神々しく見えたのである。江の島は江戸時代にも信仰の地であった。言われてみると海に浮かんだ涅槃像のようにも見えてくる。初あかりが作者にもたらした安らぎである。 (2023年01月30日 (月) 14時55分) [10837]

事務局 > 作者は秀雄さんです。 (2023年01月31日 (火) 06時17分) [10855]
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3.ドアノブに指弾かるる霜の朝 投稿者:3 (2023年01月24日 (火) 09時01分) [10732]
6点(保子、久子、貞夫、加津子、言語、玖柚)


秀雄 > 静電気のことを詠んだものと思われます。 (2023年01月24日 (火) 18時48分) [10738]

言語 > 中七のフレーズが素晴らしいと感じました。 (2023年01月24日 (火) 19時40分) [10754]

加津子 > 金属製のドアノブの冷たさとキラキラ光る霜に通じるものを感じて頂きました。 (2023年01月25日 (水) 08時34分) [10772]

貞夫  > 言語さんと同じで中七で頂きました。 (2023年01月25日 (水) 11時46分) [10778]

玖柚 > 「霜の朝」にドアノブを触ったらパチっときたというのはありそうですね。言語さん、貞夫さんと同様、「指弾かるる」のフレーズが良く、頂きました。 (2023年01月27日 (金) 18時10分) [10816]

保子 > 中七で 健やかな暮らしぶり、爽やかさを感じました。通勤時の一瞬の一句。と勝手に思ってます。 (2023年01月27日 (金) 22時04分) [10822]

榮一 > 静電気とは思いつきませんでした。句形として中七では切りたいですね。霜の朝だからと続けるのは意味性を持たせすぎです。「弾かれる指」。弾くは五段活用で「弾かるる」とはならないと思う。
(2023年01月30日 (月) 15時32分) [10838]

作者 > 「弾かるる」は文語四段活用の「弾く」に受身の助動詞「る」が接続してできた「弾かる」の連体形と思って「霜の朝」に接続させました。主宰のご指摘のように切れを入れて「弾かれる指」、或は「指弾かれり」とした方が良かったですね。 (2023年01月30日 (月) 21時01分) [10852]

事務局 > 作者は潤一さんです。 (2023年01月31日 (火) 06時19分) [10856]
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4.江の島の岩屋竜神淑気満つ 投稿者:4 (2023年01月24日 (火) 08時59分) [10731]
3点(杏翠、貴稔、秀雄)


秀雄 > 「淑気満つ」という季語は大変難しい季語です。たしかに江の島の岩屋龍神は神秘的で厳かな雰囲気を常に湛えています。この句では詠み手と読み手が「江の島の岩屋龍神」に「淑気」という共通認識に立てるかどうかです。わたしは「淑気満つ」という点では賛同しませんが、俳句としては成立していると判断いたしましたので一票を投じました。 (2023年01月24日 (火) 18時49分) [10739]

言語 > 江の島の竜神を知らず、実感を持てませんでした。 (2023年01月24日 (火) 19時42分) [10755]

杏翠 > 岩屋竜神が気に入りました。落ち着きのありました。 (2023年01月25日 (水) 09時42分) [10775]

貞夫  > 子供の頃岩屋の前で栄螺を素潜りで獲った思い出があります。
4m位潜ると岩棚のところにあります。小学校6年頃でしょうか。あの頃の漁師は鷹揚なもので子供相手ですから何も言わずに黙認してくれました。そんな訳で季語が私にはイマイチで頂けませんでしたが懐かしさがあり迷いました。 (2023年01月25日 (水) 11時44分) [10777]

貴稔 > 新春の荘厳さを表す季語「淑気満つ」と岩屋龍神がピッタリだと感じました。江の島の岩屋は行ったことがありませんが、岩屋龍神の神秘さにより新年を精淑な気持ちで迎える気持ちが伝わってきました。 (2023年01月26日 (木) 12時40分) [10791]

> 行った事のある人なら、ちょっと!?かなと思います。辿り着くまで結構大変です。手燭で廻る岩屋は風情が有ります。
あまり説明するとネタバレな感じになりますが…
季語が
気になりました。 (2023年01月26日 (木) 13時18分) [10793]

孝子 > 希さん、陸から行くと大変ですが舟で行くとわりと楽に行けますよ。 (2023年01月26日 (木) 22時29分) [10803]

玖柚 > 行ったことはないのですが、岩屋竜神はきっと、「淑気満つ」だろうと思いました。頂こうかなと思った句です。 (2023年01月27日 (金) 18時26分) [10820]

> 孝子さん、コロナで月曜日から金曜日は船運行しておりません。土日も、1回だったりします。
只今の状況は、定かではありません。
ご来場の際は、皆様お確かめの上、ご参拝下さい。 (2023年01月27日 (金) 22時27分) [10823]

貞夫  > 私が行った昔は桟橋が記憶では5円か10円だった気がします。勿論私達悪童は橋の下を歩いて岩屋の所まで岩場を歩いて行きました。丁度岩屋の前まで岩場が切れ込んでいてそこで潜って栄螺を獲ったものでした。大人の握り拳くらいの栄螺を10ヶ位とって家に持って帰り喜ばれたものでした。現在の江の島は随分変わったものですね。
(2023年01月28日 (土) 21時09分) [10826]

加津子 > 貞夫さんの子供の頃の江ノ島で遊んだ姿が目の前に浮かびます。奇しくもテレビで加山雄三スペシャルで江ノ島が出ています。心が豊かになる風景と歌声です。 (2023年01月28日 (土) 21時33分) [10827]

榮一 > 2番と似た題材です。岩屋竜神と淑気満つでは予定調和の域を出ないようです。当然と言えば当然の感じ方になります。当然では平凡です。 (2023年01月30日 (月) 15時41分) [10839]

事務局 > 作者は孝子さんです。 (2023年01月31日 (火) 06時20分) [10857]
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5.席譲りグミを頂く春隣 投稿者:5 (2023年01月24日 (火) 08時58分) [10730]
1点(代志子)


秀雄 > 上五中七は季語「春隣」とよくあっています。可愛らしい句です。 (2023年01月24日 (火) 18時50分) [10740]

言語 > 報告句になっているように感じました。 (2023年01月24日 (火) 19時44分) [10756]

代志子 > コロナ禍の今日、声掛けや席の譲り合いなどの様子が減ったように感じます。グミは最近人気の菓子だそうです。そのやり取りのほっこりした中で、春隣り良いと思います。 (2023年01月25日 (水) 19時55分) [10786]

孝子 > 席を譲ったのは、おとしよりでしょうか、子供でしょうか。グミを頂いたなら子供でしょうか。コロナで人にめったに食べ物をあげないことが多くなり、少し春隣で気分が緩んできたのでしょうか。 (2023年01月26日 (木) 22時44分) [10805]

榮一 > 親子ずれに席を譲ったようです。母親は妊婦さんかもしれません。可愛い句ですね。 (2023年01月30日 (月) 15時44分) [10840]

事務局 > 作者は希さんです。 (2023年01月31日 (火) 06時20分) [10858]
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6.夕暮れてぽとり気配の寒椿 投稿者:6 (2023年01月24日 (火) 08時56分) [10729]
1点(剛)


秀雄 > この句では中七の「ぽとり気配の」がキモだと思います。面白い表現とは思いますが、椿の特性の説明の範疇を抜けていません。その意味でも中七にはもう少し締まりのある言葉を斡旋すべきではないかと思いました。 (2023年01月24日 (火) 18時59分) [10742]

言語 > 秀雄さんのコメントに賛成です。 (2023年01月24日 (火) 19時45分) [10757]

> 椿の花の、特性の説明の範疇と云はれれば、それまでであるが。椿は山茶花ように花弁を撒き散らすことなく、自ら首をもぐように花頭から墜落する花である。故に、斬首や切腹の在った時代の武士は椿を嫌ったという説もある。落首するのを待ってゐる作者、切迫の気配、なかなか面白い。母が育てた椿の木が2本庭にあって、椿の花の末期(終わり)は悲惨とか無残と思って眺めてゐたが、「ぽとり」は一度も見た事は無い。自分の意志でたぶん夜中に落ちるのだろう。 (2023年01月25日 (水) 13時38分) [10783]

榮一 > ぽとり気配が面白いかどうかですね。一般的な見方であれば「落ちる気配」が順当です。ぽとり気配はどこかこなれていない印象でした。 (2023年01月30日 (月) 15時51分) [10841]

事務局 > 作者は久子さんです。 (2023年01月31日 (火) 06時21分) [10859]
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7.初鳩はパンの取り合い日の出前 投稿者:7 (2023年01月24日 (火) 08時55分) [10728]
1点(言語)


秀雄 > 初鳩はパンの取り合いから始まるとすると、生存競争の厳しさを詠んだ句かとも思いますが、パンの取り合いをする可愛らしい鳩の生態をうたったものと考えます。鳩は日の出前から活動することを初めて知りました。 (2023年01月24日 (火) 19時00分) [10743]

言語 > 鳩が日の出前から活動するかどうかは私も知りませんでした。季語からするとやはり穏やかな鳩の生態、餌の取り合いも平和な様相なのかなと思いました。 (2023年01月24日 (火) 19時48分) [10758]

> 野生の動物は食べ物さがし (2023年01月26日 (木) 15時40分) [10794]

> 野生の動物は、食べ物探しに躍起になっています。まして、冬の間は…報告句の様に思えますが… (2023年01月26日 (木) 15時42分) [10795]

> 躍起になっています。まして、冬の間は…報告句の様に思えますが… (2023年01月26日 (木) 15時45分) [10796]

> パソコンの調子が悪くて申し訳ありません。 (2023年01月26日 (木) 15時46分) [10797]

孝子 > 初がつくと何かおめでたい要素が感じたいと思います。初鳩でなくても、いつもある光景と思います。また日の出前もわざわざ限定しなくてもと思います。 (2023年01月26日 (木) 22時36分) [10804]

榮一 > 先ず鳩に餌をやるのは厳禁です。夜が明ける前から餌のパンを撒くなど言語道断です。初鳩と言えども例外はありません。神社などで元日に見かけるから「初鳩」と初が付くのです。季語の本意から外れているようです。 (2023年01月30日 (月) 15時57分) [10842]

事務局 > 作者は代志子さんです。 (2023年01月31日 (火) 06時22分) [10860]
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8.寝酒さがす明りは薄き部屋も外も 投稿者:8 (2023年01月24日 (火) 08時53分) [10727]
無点


秀雄 > 不眠症の方なのでしょうか。不眠症のわたしには切実に伝わってくる句です。 (2023年01月24日 (火) 19時01分) [10744]

言語 > 下五が六音になっており、かつ、2箇所どちらもという表現になっているところが気になりました。 (2023年01月24日 (火) 19時53分) [10759]

貞夫  > 私はお酒大好き人間ですがこれ程ではありません。(笑)
部屋も外(と)と読めばいいと思います。 (2023年01月25日 (水) 11時51分) [10779]

孝子 > 下五は五音で読むことを基本とすると外はと、とも読めるので五音になります。 (2023年01月25日 (水) 23時36分) [10787]

> 鬼平では良く見かけるシーンですが…そう寝酒を探す事があるだろうか⁈家の中の、ここにお酒が有ると分かっていると思うのですが…想像が追いつきませんでした。 (2023年01月26日 (木) 15時52分) [10798]

玖柚 > 都会の夜は、外も真っ暗にはならず、灯りを点けなくても、寝酒が探せたのでしょうね。
寝酒を探しにリビングかキッチンに立ったら、部屋の中も外も「薄明り」であることを発見された句と解釈しました。
破調の句と捉え、山頭火の句を思わず、50句、ノートに書き写してしまいました。そんな機会を与えて下さった作者さまに感謝です(^^) (2023年01月27日 (金) 18時14分) [10817]

榮一 > 外(と)にも出よ触るるばかりに春の月…汀女がある。外(と)と読ませても間違いではないが何か違和感を覚えます。またこの句の違和感の大本は「さがす」にあるようだ。 (2023年01月30日 (月) 16時20分) [10843]

事務局 > 作者は貴稔さんです。 (2023年01月31日 (火) 06時24分) [10861]
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9.若水に胸を満たせるお元日 投稿者:9 (2023年01月24日 (火) 08時51分) [10726]
1点(潤一)


秀雄 > 元日に若水を飲んで胸がいっぱいになったという句なのでしょうか。 (2023年01月24日 (火) 19時01分) [10745]

言語 > 句意が読み取れませんでした。 (2023年01月24日 (火) 19時54分) [10760]

潤一 > 若水を飲んで身体に元気が漲り新鮮な気分になったのでしょう。元日らしいですね。 (2023年01月27日 (金) 14時24分) [10807]

潤一 > 若水と元日の季重なりは気になりません。 (2023年01月27日 (金) 14時26分) [10808]

加津子 > 若水が心に染み入るような穏やかな元日だったと詠みました。北箱根の例会でも時々季重なりの句がありますが、季語の大きさで判断しますが、季語を理解していないと中々難しいです。 (2023年01月29日 (日) 09時59分) [10828]

榮一 > 新年の二つの季語は戸惑いますね。 (2023年01月30日 (月) 16時23分) [10844]

事務局 > 作者は主宰先生です。 (2023年01月31日 (火) 06時24分) [10862]
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10.寒柝の響きたしかにビルの谷 投稿者:10 (2023年01月24日 (火) 08時50分) [10725]
6点(保子、紫翠、貴稔、秀雄、剛、主宰)


秀雄 > ビルの谷間では寒柝はことに大きく木霊するように響くのではないかと思います。中七の「たしかに」という表現は効いていると思います。しかし「たしかに」ではなく「たしかな」とした方が句としては客観的で安定感が出るのではないかと思いました。みなさんのご意見をお願いいたします。 (2023年01月24日 (火) 19時02分) [10746]

言語 > 都会の寒柝の風景ということは理解できましたが、「たしかに」がわかりませんでした。 (2023年01月24日 (火) 19時58分) [10761]

> 暖を取るのに火を使う冬は火事が多かった時代がある。寒柝(かんたく)とは、火の用心の拍子木の音である。火の用心の為の夜回りの打つ拍子木は、夜遅くによく聞こえたものだが、もう非日常の世界にとも思う。もう都会はビルの谷間だらけに為ったが、その谷間を通るまぼろしの寒柝だろうと思う。冬の夜のビル街の谷間の静けさに、昔の街並みを思い出してゐるのかも知れない。 (2023年01月25日 (水) 15時39分) [10784]

貴稔 > 下五「ビルの谷」で情景がはっきりと見えました。ビルが建ち並ぶ都会で、火の番の寒柝の音がした。わずかに住まう地域住民が夜廻りをしているのでしょうか。それは誰だって二度聞きしますね。寒柝の「カーン、カーン」という音が、私の心の中で響き渡りました (2023年01月26日 (木) 12時55分) [10792]

潤一 > たしかに、は別の表現が似合いそうです。 (2023年01月27日 (金) 14時28分) [10809]

保子 >  寒柝の響きたしかにビルの谷 作者が寒柝の余韻を最後まで味わっているような気がします。 寒柝の響きたしかなビルの谷  ビルの谷で響きが滞るような感じが私にはするのです。 寒柝のたしかな響きビルの谷  も考えたのですが、句意が広がらないようです。作者さんいろいろ書いてすみません。 (2023年01月27日 (金) 22時39分) [10824]

作者 > 保子さん、いろいろと考えてくださり、ありがとうございます♪ (2023年01月29日 (日) 18時02分) [10829]

紫翠 > 最近は火の用心の寒柝の音を聞く機会がありません。懐かしい寒柝の響きを楽しみました。 (2023年01月30日 (月) 10時35分) [10831]

榮一 > 年末警戒の火の用心の寒柝です。寒々としたビルの谷間に響く確かさは沁みる様です。 (2023年01月30日 (月) 16時25分) [10845]

事務局 > 作者は玖柚さんです。 (2023年01月31日 (火) 06時25分) [10863]
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11.摩擦音近くなるジャンパーの人 投稿者:11 (2023年01月24日 (火) 08時44分) [10724]
1点(貴稔)


秀雄 > ジャンパーの人が近づいて来ると摩擦音が近くなると理解しました。この摩擦音はジャンパーが擦れる衣擦れの音なのでしょうか。しかし、寒い季節なら、手と手を擦り合わせる摩擦音かもしれません。もっとわたしの想像外の摩擦音かもしれません。難しい句です。 (2023年01月24日 (火) 19時04分) [10747]

言語 > 近づくのが「摩擦音」なのか「ジャンパーの人」なのかわかりにくいです。秀雄さんの解釈だと、「摩擦音」が近づいてきて「ジャンパーの人」だと分かったという理解でいいのでしょうか? (2023年01月24日 (火) 20時00分) [10762]

秀雄 > 摩擦音が何なのかが明確にならないと、ジャンパーの人との関連性も明確になりません。迂闊な判断は避けたいと思います。 (2023年01月24日 (火) 21時58分) [10769]

言語 > これだけの情報量から考えると、ジャンパーの衣擦れ音が歩行中の靴と地面の摩擦音くらいしか考えにくいかと思いました。それ以外の、自転車のブレーキ音などを指すとしたら、それを書かないと伝わらないと思います。 (2023年01月25日 (水) 08時10分) [10771]

貴稔 > ジャンパーの擦れる音(摩擦音はこのことだと)に着目したところが凄いと思いました。確かにダウンやゴアテックスなどのジャケットは、急いで歩くと「カシャカシャ」と擦れる音がします。背後から迫ってきたのでしょうか?冬の季語「ジャンパー」らしい情景をよく見つけたと思いました。 (2023年01月26日 (木) 18時35分) [10799]

潤一 > ジャンパーの人、の人は省略した方が良いです。 (2023年01月27日 (金) 14時30分) [10810]

榮一 > イメージが湧かなかったです。 (2023年01月30日 (月) 16時29分) [10846]

事務局 > 作者は言語さんです。 (2023年01月31日 (火) 06時26分) [10864]
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12.河原風竹の弾けるどんどの火 投稿者:12 (2023年01月24日 (火) 08時43分) [10723]
6点(潤一、孝子、希、貞夫、代志子、主宰)


秀雄 > 河原風が吹いているのですから河川の近くでどんど焼きが行われたのでしょうか。
この句では、「河原風」「竹の弾ける」などがどんど焼きをうたった句として効果的かどうかです。(どうもどんど焼きの一面を切り取ったような感じがいたします。それはそれでいいのかも知れません)
(2023年01月24日 (火) 19時06分) [10748]

言語 > どこかの河原でのどんど焼きの風景ということはわかりましたが、報告句に感じられました。 (2023年01月24日 (火) 20時02分) [10763]

貞夫  > 実家にいた頃歩いて八幡宮までよく行きました。河原でのどんど焼きはきっと凄いものでしょうね。八幡宮でのどんど焼きでも竹の弾ける音は威勢よかったものです。 (2023年01月25日 (水) 12時00分) [10780]

孝子 > いつも飾り物やお札を持って行ってとたのんでるのに外してしまいます。この句は情景がよくみえ竹のはぜる音まで聞こえます。臨場感を感じて頂きました。 (2023年01月26日 (木) 22時55分) [10806]

潤一 > 河原風に煽られてどんど焼きに勢いがつきいた光景が竹の爆ぜる音に増幅されました。 (2023年01月27日 (金) 14時33分) [10811]

榮一 > どんども様変わりしたようです。神社の境内などでしていたものが民家の無いところでするようになったのでしょう。青竹を組んでどんどをするところまあるようです。はじける音は頷けます。 (2023年01月30日 (月) 16時33分) [10847]

事務局 > 作者は加津子です。 (2023年01月31日 (火) 06時27分) [10865]
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13.絞り出すハンドクリーム春隣 投稿者:13 (2023年01月24日 (火) 08時41分) [10722]
11点(潤一、杏翠、孝子、希、久子、紫翠、貞夫、加津子、代志子、玖柚、剛)


秀雄 > 残り少なくなった歯磨き粉のチューブを絞り出すといった句はよくみかけます。この句にも類句がありそうです。 (2023年01月24日 (火) 19時07分) [10749]

言語 > 季語との距離感がわかりませんでした。チューブを絞り出す時にあまりポジティブな感情を持った経験がないので、実感がわきませんでした。 (2023年01月24日 (火) 20時05分) [10764]

杏翠 > 春までのリズムが気に入りました。ハンドクリームの句財が宜しかったです。 (2023年01月25日 (水) 09時40分) [10773]

貞夫  > 秀雄さんの言われる通りと思いましたが毎日何万句と詠まれてますからその点は仕方ないとしてやはりハンドクリームと季語が良かったと思いました。
(2023年01月25日 (水) 12時12分) [10781]

加津子 > 貞夫さんと同ようにハンドクリームと春隣が良いと思いました。手荒れの為のハンドクリームは、この季節必需品です。絞り出す程使いきったチューブに春を感じたのは、女性ならではの感覚と思いました。 (2023年01月26日 (木) 08時27分) [10788]

潤一 > 冬を通して使い切ったハンドクリームに春隣がピッタリ。 (2023年01月27日 (金) 14時36分) [10812]

玖柚 > ひと冬で使い切ったハンドクリームに、もう春も近い「春隣」の季語が効いていると思いました。
○浅春のハンドクリームしぼりけり
という句が"FMラジオバリバリ俳句"にあり、人の感覚は同じですから、類想類句は当然のことですね。いかに自分の言葉で紡ぎだし、季語の力を借りて表現するか、難しいけど頑張らなくちゃと思います。 (2023年01月27日 (金) 18時17分) [10818]

紫翠 > 一読してすんなり受け取れました。余計な詮索は不要な作品と思います。 (2023年01月28日 (土) 10時51分) [10825]

> 付き過ぎの季語と云われるかも知れないと、ふと思った。この二、三年の一人暮らしは、冬期間になると、手が荒れてガサガサに為った。言わずと知れた水を使う手の荒れであり、図らずも家事をこなす女性の苦労を思い知った。 (2023年01月30日 (月) 11時01分) [10834]

榮一 > チューブの歯磨きやクリームなどを絞り出す句には既視感があります。ですから新鮮味に欠けるように思います。その点を突き詰めると季語が「春隣」では先行句を越えられないのです。 (2023年01月30日 (月) 16時44分) [10848]

事務局 > 作者は保子さんです。 (2023年01月31日 (火) 06時27分) [10866]
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14.しあわせな偶然もある冬の虹 投稿者:14 (2023年01月24日 (火) 08時37分) [10721]
5点(潤一、久子、貞夫、加津子、貴稔)


秀雄 > 「しあわせな偶然」とはどういうことなのでしょう。「冬の虹」はめったに見られないので「しあわせな偶然」かもしれませんが、「しあわせな偶然」をもう少し具体的に描写され方がいいのではと思いました。 (2023年01月24日 (火) 19時08分) [10750]

言語 > 「しあわせな偶然」を季語が表現しているので、具体的な情景を描写した方がいいのでは思いました。 (2023年01月24日 (火) 20時06分) [10765]

貞夫  > この偶然は具体的にせず読み手が自分の幸せな偶然をさがせばいいと思いましたが、かく云う私は俳句との出会いなどもそれに当たるのかもしれません。 (2023年01月25日 (水) 12時19分) [10782]

加津子 > 「しあわせの偶然」というフレーズにとてもしあわせを感じました。詠み手に問いかけている句と思いました。
(2023年01月26日 (木) 08時37分) [10789]

貴稔 > 季語の冬の虹が、より一層、思いもよらない場面で幸せを感じた瞬間の気持ちを表していると思いました。この句はあえて具体を出していない気がしました。そのことが私を想像力いっぱいにさせてくれて、そして心を優しくしてくれました。 (2023年01月26日 (木) 18時45分) [10800]

潤一 > イメージが広がります。 (2023年01月27日 (金) 14時38分) [10813]

榮一 > 中七までの内容に具体性を持たすことです。冬の虹に出会うことが偶然なしあわせと言いたいようですがそれは観念的な思考でしかありません。 (2023年01月30日 (月) 16時48分) [10849]

事務局 > 作者は紫翠さんです。 (2023年01月31日 (火) 06時29分) [10867]
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15.木枯らしや居眠り終はる阿弥陀さま 投稿者:15 (2023年01月24日 (火) 08時35分) [10720]
3点(杏翠、紫翠、言語)


秀雄 > 木枯らしが吹くと居眠りをしていた阿弥陀様も目が覚めるのでしょうか。 (2023年01月24日 (火) 19時10分) [10751]

言語 > 上五で切れている取り合わせと理解しました。ただ、この季語が果たして適切なのかとは感じました。私としては「春隣」とかの方がスッキリわかりやすいと思います。 (2023年01月24日 (火) 20時08分) [10766]

杏翠 > 木枯らしに阿弥陀さま、寒さと温みを感ぜられていただきました。 (2023年01月25日 (水) 09時44分) [10776]

紫翠 > 個性的な発想で選をしました。上五の「木枯らしや」がイメージの広がりを阻害しているように感じます。 (2023年01月30日 (月) 10時49分) [10833]

榮一 > 阿弥陀仏が目を覚ますのに木枯らしが吹いたぐらいでは…と思います。説得力が足りないような感じがしました。 (2023年01月30日 (月) 17時06分) [10851]

事務局 > 作者は剛さんです。 (2023年01月31日 (火) 06時29分) [10868]
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16.日の丸を掲げる勇気大旦 投稿者:16 (2023年01月24日 (火) 08時32分) [10719]
8点(孝子、希、保子、紫翠、加津子、秀雄、代志子、玖柚)


秀雄 > たしかに最近は民家で日の丸を掲げる家はほとんど見かけなくなってしまいました。一般の家庭で日の丸を掲げるにはそれなりの勇気がいることでしょう。このような句を作られた勇気に一票を入れました。

(2023年01月24日 (火) 19時11分) [10752]

言語 > 私は成人以来戸建てに住んだことがないのですが、戸建て住まいの方はこのような迷いをお持ちだと勉強になりました。国旗掲揚に躊躇いを持つのは、国を信じられないからなのでしょうか? (2023年01月24日 (火) 20時12分) [10767]

加津子 > 昭和のサザエさんの頃はどの家も日の丸を掲げていました。時代の流れでしょう。バスの小さな日の丸に癒されます。 (2023年01月25日 (水) 18時56分) [10785]

紫翠 > 中七に見過ごしている発見があると思います。着地もよかった。 (2023年01月26日 (木) 11時08分) [10790]

> 近所のお家で、決まった時間に君が代が静かに流れます。聞こえない日の方が多いのですが、洗濯物を干していたりすると気付きます。何故か心の中で、良しと思うのです。頑張れ日本と思ってしまいます。 (2023年01月26日 (木) 19時10分) [10801]

潤一 > 面白いとは思いますが、時事的政治的な臭いがして抵抗を覚えます。 (2023年01月27日 (金) 14時41分) [10814]

玖柚 > 最近の様子。時事句として「あり」と思いました。「掲げる勇気」が良いですね。俳句を始めて、日本の四季や行事に思いが募るようになりました。祝日にも季節感がありますから、これから小さな国旗をマンション玄関に勇気を出して掲げてみようかと思いました(^^) (2023年01月27日 (金) 18時21分) [10819]

榮一 > 勇気が理解できませんでした。 (2023年01月30日 (月) 17時00分) [10850]

事務局 > 作者は貞夫さんです。 (2023年01月31日 (火) 06時30分) [10869]
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令和5年1月の句会再開のお知らせ 投稿者:事務局 (2022年12月25日 (日) 17時07分) [10718]
12月はシステム障害で句会をお休みしましたがようやく復旧の目処がたちましたので新年1月の句会を再開する予定です。担当の石田加津子さんから1月10日頃にメールでの案内が届きます。よろしくお願いします。

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投稿者:てすとです (2022年12月25日 (日) 16時19分) [10717]
てすとです

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11月の大江戸ネット句会開催 投稿者:事務局 (2022年11月23日 (水) 09時56分) [10636]
大江戸ネット句会の皆様

11月の定例会の準備が整いました。

句会は本日より11月29日までです。
作者発表は30日となります。

皆様からの、活発な選評をお願い致します。


事務局 > 訂正です。
8番の選者、孝子さんが二回ありますがもう人方は、玖柚さんです。不手際をお詫び申し上げます。 (2022年11月23日 (水) 11時01分) [10637]

事務局 > 期日が来ましたので、作者を発表します。 (2022年11月30日 (水) 14時11分) [10701]

事務局 > 来月は潤一の担当です。
宜しくお願いします。 (2022年11月30日 (水) 14時29分) [10715]

事務局 > 来月は潤一さんの担当です。
さんが抜けており、申し訳ありませんでした。不手際をお詫び申し上げます。 (2022年11月30日 (水) 22時30分) [10716]
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1,熱燗や天下を憂ふ与太話 投稿者:1 (2022年11月23日 (水) 09時45分) [10635]
3点(貴稔、剛、希)


潤一 > 広辞苑によると与太話とは「たわいのないでたらめな話。馬鹿げた話」とある。天下を憂ふ、と馴染まない。 (2022年11月23日 (水) 21時33分) [10649]

貴稔 > 今の天下(世の中)もでたらめなことばかり。とびきりの熱燗を呑みながら、天下を与太話で笑い飛ばしたいものです。 (2022年11月24日 (木) 12時56分) [10661]

秀雄 > 与太話でも熱燗が入ると熱を帯びて、天下を憂う話が出るのかもしれません。 (2022年11月24日 (木) 21時02分) [10662]

> たぶん与太話が焦点になると思ったが、傍観者としての一句だろうと思った。肩の凝らない友人達かもとも思える。この世の中は欺瞞に満ちているし、「兎角この世は」と、熱燗の酒が喋らせる男たちの会話は、とりとめも無く、いま最高潮に達してゐる面白さ。与太はたぶん落語の与太郎の略、私と同じ庶民の世界が見えるではありませんか。 (2022年11月28日 (月) 12時24分) [10699]

事務局 > 作者は、貞夫さんでした。 (2022年11月30日 (水) 14時13分) [10702]
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2,真夜中のいのちの電話虎落笛 投稿者:2 (2022年11月23日 (水) 09時41分) [10634]
4点(保子、玖柚、貞夫、希)


貞夫  > 今や命の電話は全国に普及している。年間3万人前後の世界でもトップと云はれている。掲句の上五の真夜中で電話した人の心情を見てとれる。ただ季語を他の季語にした方がいい気がしたが。 (2022年11月23日 (水) 16時12分) [10638]

潤一 > 命の電話に「真夜中の」と形容してあるとリアリティが強く、作者が真夜中に命の電話を受けている緊迫感が強い。季語の迫力が相まって。もしそれが事実とすればこの句の迫力に圧倒される。 (2022年11月23日 (水) 21時25分) [10648]

玖柚 > 「真夜中のいのちの電話」のフレーズが良いと思い、頂きました。もがり笛は話しが深刻すぎるようで、相談を受けた結果、明るい方向に向かう季語が良かったかなと言うのが感想。しかし、もがり笛の季語でどんな深刻な相談を受けたのだろうとも思いました。
(2022年11月24日 (木) 10時02分) [10652]

秀雄 > 季語はも少し明るい方がよかったかも知れません。作者の心象風景かもしれません。 (2022年11月24日 (木) 21時05分) [10663]

保子 > 真夜中でも相談にのってくれる命の電話。季語の設定は難しかったと思います。冬 そして真夜中 なので。 (2022年11月25日 (金) 20時36分) [10677]

> 庄内は積雪は少ないが、海よりな為、冬場はよく吹雪きます。吹雪くと辺りが見えなくなるので、道路とわかる様に要所要所に竹がさされます。鳴る竹と鳴らない竹があるが、虎落笛を聞くと、切なくなります。 (2022年11月26日 (土) 10時21分) [10681]

孝子 > 沢山書き込みしていたら途中でとんでしまいました。いのちの電話で救われるいのちがある。話をすることは大事なことだと思います。65歳で怪我するまで。一人暮らしのお年寄りに電話するボランテアをしていた頃を思い出しました。季語がつらすぎ、つきすぎとおもいました。 (2022年11月26日 (土) 12時03分) [10687]

事務局 > 作者は、秀雄さんでした。 (2022年11月30日 (水) 14時14分) [10703]
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3,冬の宴話題はひとつ第八波 投稿者:3 (2022年11月23日 (水) 09時39分) [10633]
無点


貞夫  > 季語がイマイチであり損をしている気がする。 (2022年11月23日 (水) 16時29分) [10641]

貞夫  > やはり冬の宴より内容が深刻なので日向ぼことか軽くした方が馴染みやすいと思いますが。 (2022年11月24日 (木) 12時49分) [10660]

秀雄 > たしかに第八波は心配です。でも宴の中でなくてもよいかなと思いました。 (2022年11月24日 (木) 21時08分) [10664]

孝子 > 三段切れのためぶっきらぼうな感じがいなめません。話題は一つと強調してるのかと思いますが、そこが気に入りませんでした。 (2022年11月26日 (土) 12時09分) [10688]

> 下五に中七が掛かっているので、三段切れと一刀両断にするのは如何でしょう!?
三段切れのお分かりになる方の、詳しい取説をお願いしたいと存じます。 (2022年11月27日 (日) 13時21分) [10695]

事務局 > 作者は、久子さんでした。
(2022年11月30日 (水) 14時15分) [10704]
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