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大江戸ネット句会

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12.忍び寄る呆けの兆し蜃気楼 投稿者:12 (2022年05月24日 (火) 06時58分) [9861]
無点


貞夫  > 呆けの兆しと蜃気楼は近すぎのような気がした。私も齢80近くなり視力聴力が衰えた来たので大いに気をつけようと思う。 (2022年05月24日 (火) 16時42分) [9881]

> 歳を重ね、ふと
このまま、記憶が途絶えて
宇宙に着陸した気分になり、解らなくなるのでは…
などと、物忘れで、自分自身が驚いている時思います。
心引きずられる句でございました。 (2022年05月24日 (火) 20時49分) [9888]

久子 > あまりにも身につまされて頂けませんでした。 (2022年05月25日 (水) 10時07分) [9894]

秀雄 > 呆けのテーマは俳句にするのはなかなか難しいと思います。蜃気楼は付きすぎではないかと思いました。 (2022年05月25日 (水) 20時00分) [9908]

言語 > 中六になっていませんか?「呆けの兆しや」だったのでしょうか? (2022年05月29日 (日) 09時29分) [9951]

潤一 > 作者は「呆け」を「ほうけ」と読ませたかったのだと思います。広辞苑には「惚」はほうけとぼけ両方の読みが載っていますかが「呆」はぼけだけの読みしか載っていません。この句では私はほうけと自然に読みました。 (2022年05月29日 (日) 10時06分) [9955]

事務局 > 作者は剛さんです。 (2022年05月31日 (火) 08時43分) [9977]
名前

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13.夏休み玄関わきに誘蛾灯 投稿者:13 (2022年05月24日 (火) 06時56分) [9860]
1点(貴稔)


貴稔 > 夏になると親の帰省で行った田舎の思い出が蘇る。ただその思い出は、雄大な自然や優しい祖父母のことなどではなく、真っ先に「玄関脇に誘蛾灯」なのである。
暗がりで光る誘蛾灯は「現在」とのタイムトンネル。誘蛾灯をかわきりに、次々と懐かしい思い出が蘇る。 (2022年05月25日 (水) 06時23分) [9891]

加津子 > 季語の「夏休み」にたどり着けませんでしたが、貴稔さんの書き込みに景が見えてきました。 (2022年05月25日 (水) 19時23分) [9897]

秀雄 > 「夏休み」と「誘蛾灯」の季重なりです。どちらかの季語を活かして作り直した方がよろしいかと思います。 (2022年05月25日 (水) 20時03分) [9909]

潤一 > 夏休みを消して誘蛾灯に絞った句にすると面白いかも (2022年05月28日 (土) 12時43分) [9925]

言語 > 角川歳時記四版には誘蛾灯は出ていませんでした。キゴサイには誘蛾灯は掲載されていました。こういう場合、季語と捉えて季重なりを避けた方がいいのでしょうか? (2022年05月29日 (日) 09時32分) [9952]

潤一 > 角川俳句大歳時記には誘蛾灯が晩夏の季語として載っています。 (2022年05月29日 (日) 10時09分) [9956]

事務局 > 作者は言語さんです。 (2022年05月31日 (火) 08時43分) [9978]
名前

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4月定例句会 投稿者:事務局 (2022年04月22日 (金) 21時01分) [9749]
4月の句会を始めます。今月は14句が集まりました。兼題「円」で様々な題材が揃いました。皆さんの活発な選評を書き込んでください。選者はすくなくともご自分の選をした句に選評をお願いします。作者は選者の選評を楽しみにしています。句会は29日まで、作者発表は30日です。


事務局 > 今月は岡部主宰がご出席くださっています。主宰の選評も楽しみにしてください。 (2022年04月22日 (金) 21時02分) [9750]

貞夫  > 私の選句が漏れてるようですが@
FLです。よろしくお願い致します。




(2022年04月23日 (土) 10時32分) [9765]

潤一 > 貞夫さん、失礼しました。選句入れて修正しました。 (2022年04月23日 (土) 17時53分) [9767]

孝子 > いうべきかどうか・・・京橋支部の稲田貴稔さんが四月から参加しました。事務局の皆様。会員の皆様よろしくお願いします。今回は主宰先生のご指導もあり、幸いでした。よろしくおねがいします。 (2022年04月26日 (火) 15時39分) [9819]

事務局 > 期日が来ましたので作者を発表します。 (2022年04月30日 (土) 10時59分) [9844]

事務局 > 今月は岡部主宰にもご出席いただき、投句と各句へのコメントを頂きました。有難うございました。
来月の担当は加津子さんです。よろしくお願いします。 (2022年04月30日 (土) 11時15分) [9859]
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1.辿りきし円位の庵花おぼろ 投稿者:1 (2022年04月22日 (金) 20時56分) [9748]
7点(希、加津子、貴稔、秀雄、貞夫、主宰、剛)


言語 > 上五の「し」の過去形で迷子になってしまいましたが、いま先にいって、振り返って「庵」を見ている状況と理解しました。 (2022年04月23日 (土) 05時23分) [9751]

貞夫  > 円位こと佐藤義清を上手に詠んだ句と感じた。季語の花おぼろがよく効いていると思えた。 (2022年04月23日 (土) 18時34分) [9768]

秀雄 > 円位は西行の法名。西行と言えば花(桜)。「花おぼろ」という繊細な季語で句を包み込んでいるのがすばらしいと思います。 (2022年04月23日 (土) 21時10分) [9771]

潤一 > 感覚的に美しい句と思います。西行への作者の思いが表れていますね。 (2022年04月25日 (月) 16時03分) [9792]

貴稔 > 芭蕉も西行の歌枕を訪ね歩きました。
「やっとついた。あの西行法師の庵に。」そして皆、花朧のような、夢のような心地になったと。素敵な句です。 (2022年04月25日 (月) 20時42分) [9810]

加津子 > 言葉が整いすぎているかなとも思いましたが、花おぼろが効いていると思いました。 (2022年04月25日 (月) 22時29分) [9815]

> 「円位」とは西行の法名である。円位の庵は少し苦しいと思うのだが。西行が結んだとされる庵は他にも有るようだが、吉野山の西行庵なら辿るだろうと思いながらの1点である。 (2022年04月26日 (火) 16時48分) [9823]

榮一 > 奈良吉野山の西行庵であろう。吉野は花の名所、桜に心惹かれた西行が思われる。円位は兼題ゆえのことではあるが円位は法名、本来は西行庵の方が自然であろう。「おぼろ」は情感がですぎるようである。「花の山」ぐらいでよさそうである。
(2022年04月27日 (水) 02時14分) [9828]

事務局 > 作者は孝子さんでした。今月の最高点句です。 (2022年04月30日 (土) 11時00分) [9845]
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2.十桁の円周率や朧月 投稿者:2 (2022年04月22日 (金) 20時53分) [9747]
4点(紫翠、希、代志子、貴稔)


言語 > 上五の桁数が八桁でも三桁でも通じそうに感じました。 (2022年04月23日 (土) 05時25分) [9752]

紫翠 > 上五は削っても内容に影響なさそうに感じます。円周率と朧月の取り合わせが上手い。けずつた上五の言葉選びが難しそうです。 (2022年04月23日 (土) 10時56分) [9766]

秀雄 > 円周率という数字の羅列を取り上げて季語をつけて俳句としたのは、かなり冒険だと思いました。記憶が曖昧になるという点で季語との接点ができるのかも知れません。 (2022年04月23日 (土) 21時12分) [9772]

貞夫  > 個人的な事だが子供の頃勉強をしなかったせいか円周率といわれるとそれだけで気持ちが離れてしまう。が朧月がよかったと思う。 (2022年04月24日 (日) 09時02分) [9785]

> 3.14159などと記憶自慢ごっこを思い出します。この方は、眠れぬ夜に記憶に残る円周率を、取り止めもなく眠りを誘うべく思い出している情景と思いました。朧月が良く効いていると思いました。 (2022年04月25日 (月) 08時09分) [9788]

潤一 > 紫翠さんのご指摘のように考えると上五は「果てしなき」とか「永遠の」はどうでしょうか?少し常識的かな? (2022年04月25日 (月) 16時06分) [9793]

代志子 > 最近一ヶ所つまずくと後が続かなくなることが多い。朧月が聞いているように思います。 (2022年04月25日 (月) 20時47分) [9811]

貴稔 > 上五「十桁の」で、自分は何桁まで言えるかな?とつい数えてしまいました。「やられた!引っかかった!作者の思うツボだ!」。クイズのような新しいタイプの句ですね。 (2022年04月25日 (月) 20時50分) [9812]

榮一 > 円周率と朧月は何となく納得できそうだが、十桁が中途半端な感じでした。 (2022年04月27日 (水) 02時19分) [9829]

事務局 > 作者は久子さんでした。 (2022年04月30日 (土) 11時01分) [9846]
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3.回廊の円柱の影春惜む 投稿者:3 (2022年04月22日 (金) 20時52分) [9746]
2点(代志子、孝子)


言語 > ハリーポッターの映画に出てくるホグワーツ魔法学院を想像しました。 (2022年04月23日 (土) 05時26分) [9753]

秀雄 > きれいにできている句だと思います。少々訴求力が足りないように感じました。 (2022年04月23日 (土) 21時13分) [9773]

潤一 > 古代ローマかギリシャの遺跡がイメージされます。「回廊の」は余分かな? (2022年04月25日 (月) 16時08分) [9794]

孝子 > 今回、作るのも、選するのも困りました。回廊ですぐ奈良の長谷寺の回廊をおもいました。それに春惜しむの季語。すぎゆく春を惜しむ。しかし、長谷寺。すぐに。初夏のぼたんの季節がくる。面白いと思って
(2022年04月26日 (火) 15時27分) [9817]

孝子 > ごめんなさい。どうもパソコンの調子がおかしいです。
面白いと思っていただきました。 (2022年04月26日 (火) 15時28分) [9818]

榮一 > 影に惜しむは人事的で感情が出すぎのようです。もう少し押えたいです。 (2022年04月27日 (水) 02時24分) [9830]

榮一 > 時候の季語は案外使いにくいようです。 (2022年04月27日 (水) 02時38分) [9831]

事務局 > 作者は加津子さんでした。 (2022年04月30日 (土) 11時02分) [9847]
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4.木の芽風とんび円描く青ゐ空 投稿者:4 (2022年04月22日 (金) 20時51分) [9745]
無点


言語 > 情景は想像できます。類想感があるように感じました。 (2022年04月23日 (土) 05時31分) [9754]

秀雄 > とんびが飛んでいる景を取り上げたのは少々平凡な感がいたしました。 (2022年04月23日 (土) 21時17分) [9775]

潤一 > そうですね。目にした光景を詠まれたのでしょうが、驚きが伝わってこないと思います。 (2022年04月25日 (月) 16時10分) [9795]

榮一 > とんびの円に青い空は使い古されようなフレーズで新鮮味に欠ける様です。きっちりとフレームに収まつて印象が薄いです。 (2022年04月27日 (水) 02時45分) [9832]

事務局 > 作者は貴稔さんでした。 (2022年04月30日 (土) 11時03分) [9848]
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5.円相を形にすれば春の月 投稿者:5 (2022年04月22日 (金) 20時49分) [9744]
4点(久子、孝子、言語、剛)


言語 > 「円相」を調べました。中七が理屈っぽいようにも感じましたが、全体的に雰囲気があるように感じていただきました。 (2022年04月23日 (土) 05時34分) [9755]

秀雄 > 禅問答をしているような俳句です。ある意味で面白い句だと思います。 (2022年04月23日 (土) 21時15分) [9774]

潤一 > 中七に違和感を覚えます。 (2022年04月25日 (月) 16時14分) [9796]

久子 > 円相は色んな物に例える事ができると思います。ちょっと端が歪んだ春満月ってありますよね。 (2022年04月25日 (月) 16時53分) [9807]

孝子 > 好きな句に外にもでよふるるばかりに春の月という中村汀女さんの句をおもいました。春の月は本当に美しい、し秋とはちがうよさがあります。円の題から春のつきを思った作者に私もよといいたいです。 (2022年04月26日 (火) 15時47分) [9820]

> 茶道の事は全く解らないが、茶室に掲げられる、あの有名な円相図は「空、風、火、地を含む世界の全体の究極の姿を表してゐる」と、文献に在った。禅の思想はとても難しいが、見る人それぞれの解釈に任せるとの事だろう。朧の中に浮かぶ月はお似合いであると、作者は形にした。 (2022年04月26日 (火) 16時51分) [9824]

榮一 > 円相を形にすれば月では理屈です。禅問答のようでいて禅問答になり切れていないのは中七が原因のようです。 (2022年04月27日 (水) 02時54分) [9833]

事務局 > 作者は紫翠さんでした。 (2022年04月30日 (土) 11時04分) [9849]
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6.円筒のコカリナ響く春の山 投稿者:6 (2022年04月22日 (金) 20時48分) [9743]
1点(保子)


言語 > 屁理屈かもしれませんが、中七以降の情景が具体的に想像できませんでした。 (2022年04月23日 (土) 05時36分) [9756]

秀雄 > 円が兼題なので円筒のコカリナとしたのでしょうが、単にコカリナの説明になってしまっているように感じました。 (2022年04月23日 (土) 21時19分) [9776]

潤一 > コカリナは円筒の木を並べて作ってあるので上五は蛇足では。 (2022年04月25日 (月) 16時15分) [9797]

保子 >  低音のコカリナは太くて円筒のようだと思います。コカリナ響く春の山 京橋支部の吟行で行った横須賀周辺の山。その山で代志子さんが全国大会懇親会用のコカリナの試演奏してくれた事を思い出しました。吟行は希さんのお世話でした。 (2022年04月26日 (火) 17時15分) [9825]

榮一 > オカリナは陶器ですがコカリナは木製で円筒です。円筒の形容は本来不要です。説明のように感じるのはそのためです。兼題で仕方なかったようです。 (2022年04月27日 (水) 03時20分) [9834]

事務局 > 作者は代志子さんでした。 (2022年04月30日 (土) 11時05分) [9850]
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7.円陣の後の青草立ち上がる 投稿者:7 (2022年04月22日 (金) 20時46分) [9742]
3点(久子、加津子、貞夫)


言語 > 情景は想像できました。少年の「円陣」を想像しましたが、なぜ「青草立ち上がる」ような場所で「円陣」を組んだのか気になりました。 (2022年04月23日 (土) 05時41分) [9757]

貞夫  > 本格的な野球経験はないにも拘わらず息子の小学校6年間コーチをやっていた。其の為かチームはあまり強くはなかったがチームの中に高校野球で活躍したり6大学でレギュラーで頑張った子供が出たのがいい思い出である。Gと迷ったがGは中七下五と思いつくので子供達を青草と掛けて頂いた。 (2022年04月23日 (土) 18時43分) [9769]

秀雄 >  知識不足ですみません。「青草立ち上がる」は「茎立ち」と同じ意味ですか、それともまったく違うものですか。教えてください。いずれにしても「円陣の後の」より「円陣の中の」の方が即時性があってよりよい感じがいたします。 (2022年04月23日 (土) 21時23分) [9777]

加津子 > 草野球の円陣と思いました。雑草は踏まれてもすぐ元に戻る強さがあると頂きました。近くの川が増水したとき、水が引くと寝ていた草があっという間に立ち上がっている光景と重なりました。 (2022年04月25日 (月) 12時54分) [9790]

潤一 > 青草立ち上がる、は茎立ちとは違い、単に春の青草が円陣を組んで踏みつけられた後に元のように立ち上がったという事でしょうね。エネルギーの満ちた様子が伝わります。 (2022年04月25日 (月) 16時20分) [9798]

久子 > 「青草立ち上がる」文字通り少年野球でも、時代劇でも容易に想像できました。エネルギーと季節感で頂きました。 (2022年04月25日 (月) 16時58分) [9808]

秀雄 > 「青草立ち上がる」の意味よくわかりました。 (2022年04月25日 (月) 23時22分) [9816]

榮一 > 青草の生えているところで円陣を組むようなスポーツが何かはっきりしません。青芝であればサッカーやラグビーなどが思われます。草野球であれば少なくても円陣を組むベンチ前は土のグランドだろうと思うからです。ちなみに青草は夏の季語です。 (2022年04月27日 (水) 03時30分) [9835]

事務局 > 作者は保子さんでした。 (2022年04月30日 (土) 11時06分) [9851]
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8.円陣の掛け声高し揚雲雀 投稿者:8 (2022年04月22日 (金) 20時45分) [9741]
3点(保子、主宰、潤一)


言語 > 野外コンサートの前にアイドルグループが「円陣」を組んでいる状況を想像しました。陽気のいい一日になりそうです。 (2022年04月23日 (土) 05時43分) [9758]

秀雄 > 俳句としてはきっちりとでき上っていると思われますが、上五中七と読み進むと下五は揚雲雀が想起され、読み手をまったく裏切りません。俳句はそれでよいのかも知れませんが、その分感動も薄れます。 (2022年04月23日 (土) 21時24分) [9778]

潤一 > 野球かラグビーの試合が想像できます。元気の良い掛け声が空高く響くのが揚雲雀と調和していると思います。 (2022年04月25日 (月) 16時22分) [9799]

保子 > 揚雲雀 地方の試合会場なのか揚雲雀に負けず掛け声も高らか。はつらつとした若さを感じました。 (2022年04月26日 (火) 17時23分) [9826]

榮一 > 円陣の声と揚雲雀の鳴き声の重なりは少し気になります。地方の少年野球の元気な子供たちが見えてきました。 (2022年04月27日 (水) 03時34分) [9836]

事務局 > 作者は言語さんでした。 (2022年04月30日 (土) 11時07分) [9852]
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9.円楽の代役つなぐ夏近し 投稿者:9 (2022年04月22日 (金) 20時43分) [9740]
1点(秀雄)


言語 > 調べてみて笑点のことかと理解出来ました。 (2022年04月23日 (土) 05時45分) [9759]

秀雄 > 笑点の円楽の代役を詠ったものだと思われます。円楽が倒れたのは1月ですので早くも夏になりそうだという時の移ろいを強く感じます。時事句かもしれませんが、こう言う句があってもいいと思います。 (2022年04月23日 (土) 21時28分) [9779]

貞夫  > 円楽の復帰は7月頃と聞いているが代役つなぐに夏近しがどうもしっくり来なかった。季語を変えたら面白い句になったんではと思う。 (2022年04月24日 (日) 09時06分) [9786]

潤一 > うーん。中七の表現がなんとも曖昧と思います。代役の落語家が毎週交代でつないでいくように取れます。もう少しすっきりとした表現になりませんかね。 (2022年04月25日 (月) 16時26分) [9800]

榮一 > 円楽の代役つなぐ・・がうまく汲み取れません。掲句のままだと夏につなげているようです。「円楽をつなぐ代役」ではないかと考えます。いずれにしても「笑点」のようです。
(2022年04月27日 (水) 03時41分) [9837]

事務局 > 作者は希さんでした。 (2022年04月30日 (土) 11時08分) [9853]
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10.円卓のはじめの寡黙新社員 投稿者:10 (2022年04月22日 (金) 20時42分) [9739]
3点(代志子、言語、剛)


言語 > 新入社員が集められる会社の人事が主宰する中華料理の宴会を想像しました。 (2022年04月23日 (土) 05時47分) [9760]

秀雄 >  新社員の緊張が伝わってきそうな句です。ただ、テーブルをわざわざ円卓にする必然性が感じられませんでした。言語さんが言われるように中華料理の宴会までは想像できませんでした。 (2022年04月23日 (土) 21時31分) [9780]

潤一 > 円卓、というと私には本格的な中華料理の回転式テーブルが真っ先に浮かびます。新入社員の出席する会議では円卓に座ることはないので。 (2022年04月25日 (月) 16時29分) [9801]

代志子 > コロナ禍の中では少なくなっていますが、中華料理の円卓を想像しました。挨拶?自己紹介?の順番が回ってくるので、ついついうつむき加減になる様子を想像しました。はじめの寡黙が面白いです。 (2022年04月25日 (月) 21時06分) [9814]

榮一 > はじめの寡黙ははじめだけが寡黙と言うことのようです。後ほどはよくしゃべったのかもしれません。新社員であれば寡黙よりは緊張が良さそうです。 (2022年04月27日 (水) 03時47分) [9838]

事務局 > 作者は潤一でした (2022年04月30日 (土) 11時09分) [9854]
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11.総門に名残の花や円覚寺 投稿者:11 (2022年04月22日 (金) 20時41分) [9738]
6点(紫翠、希、加津子、言語、保子、潤一)


言語 > 「円覚寺」に行ってみたいと思いました。 (2022年04月23日 (土) 05時48分) [9761]

秀雄 > この句もきれいな句だと思います。しかし、兼題が円であったのでたまたまお寺の名前を円覚寺にしただけであり、ほかの寺の名前でも十分通じるのではないかと思いました。 (2022年04月23日 (土) 21時34分) [9781]

貞夫  > 円覚寺は北鎌倉駅を降りて左にいくと直ぐ総門がありそかから続く長い石段が見事でだった記憶がある。出来たらその苔むした石段に焦点を絞って頂きたかった。 (2022年04月24日 (日) 09時12分) [9787]

加津子 > 目の前に壮大な門、名残の花、円覚寺、円覚寺だからこそ頂きました。 (2022年04月25日 (月) 13時01分) [9791]

潤一 > 吟行句であれば文句なしの句と思います。 (2022年04月25日 (月) 16時31分) [9802]

保子 > 秀夫さんの言われるように円覚寺は動くかと思います。今の季節を淡々と表現されて良かったと思いました。 (2022年04月26日 (火) 17時31分) [9827]

榮一 > 名残の花は桜です。特別な謂われがあるとの印象は受けませんでした。特別な印象がなければ円覚寺は動きそうです。 (2022年04月27日 (水) 03時55分) [9839]

榮一 > 固有名詞を使う難しさです。 (2022年04月27日 (水) 03時56分) [9840]

事務局 > 作者は貞夫さんでした。今月の次席です。 (2022年04月30日 (土) 11時10分) [9855]
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12.咲き満ちる花全天の円のなか 投稿者:12 (2022年04月22日 (金) 20時39分) [9737]
2点(秀雄、潤一)


言語 > 桜のトンネルということでしょうか?上五は別のことを言ってもイメージは伝わりそうに思えますが。 (2022年04月23日 (土) 05時52分) [9762]

秀雄 > この句は表現に新鮮な感じがいたしました。「全天の円の中」という表現に感動いたしました。 (2022年04月23日 (土) 21時35分) [9782]

潤一 > 空一面を覆うように咲き満ちる桜が丸い天体を埋めているかのようです。破調が成功していると思います。 (2022年04月25日 (月) 16時36分) [9803]

潤一 > 追加です。魚眼レンズから見た景色を想像しました。 (2022年04月25日 (月) 16時37分) [9804]

榮一 > 咲きは不要です。花満ちるでよさそうです。 (2022年04月27日 (水) 04時03分) [9841]

事務局 > 作者は岡部榮一主宰でした。 (2022年04月30日 (土) 11時11分) [9856]
名前

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13.円朝の牡丹灯籠春の闇 投稿者:13 (2022年04月22日 (金) 20時38分) [9736]
5点(紫翠、久子、孝子、貴稔、貞夫)


言語 > 落語にうといので季語がちょうどいいのかわかりませんが、怪談と
「闇」は付き過ぎに感じました。 (2022年04月23日 (土) 05時54分) [9763]

貞夫  > 三遊亭円朝の牡丹灯籠である。兼題で円朝を思いつかれたのがお見事である。私は言語さんと違い春の闇が効いてると思えた。 (2022年04月23日 (土) 18時49分) [9770]

秀雄 > しっかりした句だとは思いますが、「作者名」+「作品名」+「季語」という形で句をつくるのは少々安易ではないかと思いました。 (2022年04月23日 (土) 21時39分) [9783]

紫翠 > 直接的に怪談を表現してないので、貞夫さんの書かれた通り「春の闇」は効いていると思います。
上五中七が「円朝の怪談話」となると窮屈になりますが、この作品はサラッと表現されているように感じます。 (2022年04月25日 (月) 11時43分) [9789]

潤一 > 個人的な感覚ですが、「円朝の牡丹灯籠」から感じる季節感が晩夏か初秋です。春には違和感があります。あくまで私個人の感覚です。 (2022年04月25日 (月) 16時41分) [9805]

久子 > 昔は夏というと怪談ものの映画が上映され、又歌舞伎、日舞などでも「牡丹灯籠」は定番です。私は季語「春の闇」にひかれ頂きました。 (2022年04月25日 (月) 17時05分) [9809]

貴稔 > 「円朝の牡丹灯籠」。名作、名演は、今も語り継がれ、皆の心に生きています。春の闇の中で、いつ皆を驚かせようかと蠢いている、大落語家の魂を感じました!素晴らしいです。 (2022年04月25日 (月) 21時01分) [9813]

孝子 > 恥ずかしいことに私は円朝の牡丹灯篭をしりませんでした。わかるのは映画で見た思い出だけです。調べて円朝の名作としりました・映画でかんじた感覚に季語をいいとかんじました。 (2022年04月26日 (火) 16時00分) [9821]

榮一 > 円朝十八番の人情噺です。怪談話であればやはり季節は夏が良さそうです。春に闇をつけて補った感がします。 (2022年04月27日 (水) 04時08分) [9842]

事務局 > 作者は秀雄さんでした。 (2022年04月30日 (土) 11時12分) [9857]
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14.五百円の仏花求めし花は葉に 投稿者:14 (2022年04月22日 (金) 20時35分) [9735]
1点(主宰)


言語 > 命日に「仏花」を買ったのかと思いました。「求めし」が説明っぽく感じます。 (2022年04月23日 (土) 06時00分) [9764]

秀雄 > 難解な句です。わたしにはこの句をうまく鑑賞できません。「五百円の仏花」に「花は葉に」という季語がついています。なぜこの季語を選択したのだろう。 (2022年04月23日 (土) 21時41分) [9784]

潤一 > 今年の彼岸も墓参に行きましたが、五百円の仏花、というのがピンときません。現実はともかく、上五中七から伝わるものが受け止められませんでした。 (2022年04月25日 (月) 16時44分) [9806]

孝子 > 今の時代、5百円の仏花はお墓用でなく、座敷の仏壇用だとおもいます。小さい花器には5百円ぐらいが毎回でもあり、ちょうどいいのだと思います。たまにお寺に行くのと違い、日常にしぼみはじめたら、とりかえる。仏壇用のはなです。いつものように、花を買いに行って、花の変わりでとうとう桜も終わり。葉桜の季節になったとしみじみと季節の変わりを感じている作者をおもいました・また俗な使い方をしている作者の冒険心も面白いと思いました。たった今感じました。 (2022年04月26日 (火) 16時12分) [9822]

榮一 > 仏の花の値段もいろいろのようです。日常的にはワンコインは手軽です。花は葉にの季節の充実は落ち着いた印象を受けます。一段と成長の夏がくるのです。 (2022年04月27日 (水) 04時15分) [9843]

事務局 > 作者は剛さんでした。 (2022年04月30日 (土) 11時13分) [9858]
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3月定例句会 投稿者:事務局 (2022年03月24日 (木) 09時58分) [9634]
選句が出そろいましたので3月の定例句会を開催いたします。
皆様の活発な選評をお願いいたします。
今月も無点句はありませんでした。
期限は30日までです。31日に作者を発表いたします。


事務局 > おはようございます。
期日がまいりましたので、作者を発表いたします。
今月も活発な選評をありがとうございました。
来月は主宰が参加される月です。短刀は潤一さんです。よろしくお願いいたします。 (2022年03月31日 (木) 08時41分) [9721]

事務局 > 来月の担当は潤一さんです。(短刀→担当) (2022年03月31日 (木) 08時43分) [9722]
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1.花ミモザ交番前の掲示板 投稿者:1 (2022年03月24日 (木) 09時51分) [9633]
3点(紫翠・加津子・言語)


言語 > 「交番前の掲示板」は、全国指名手配犯の写真やオレオレ詐欺に気を付けようというポスターなど、あまりいいイメージじゃないものを想像しますが、季語が明るい春を想像させてくれます。 (2022年03月24日 (木) 18時13分) [9635]

秀雄 > 掲示板が交番前にあると場所を提示したことがよかったと思います。季語のミモザも合っています。 (2022年03月26日 (土) 10時21分) [9657]

孝子 > この掲示板にはあまり明るいものではないと思います。そういう現実を提示して、もってきた季語の花ミモザが、これからの明るい春を示して、季語がよかったとおもいます。 (2022年03月26日 (土) 12時53分) [9670]

加津子 > 交通事故の死者数とか貼ってある掲示板だと思いますが、やはり花ミモザの季語が明るく地域に根差した交番だと思いました。山北は交番は無くなり駐在所か移動交番になりました。 (2022年03月27日 (日) 09時40分) [9693]

紫翠 > 季語に「花ミモザ」を選んだことで、情景が活き活きと動き始めたように思います。 (2022年03月27日 (日) 10時34分) [9700]

事務局 > 作者は代志子さんでした。 (2022年03月31日 (木) 08時45分) [9723]
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2.馬塚の途切れぬ供花花菜風 投稿者:2 (2022年03月24日 (木) 09時50分) [9632]
3点(言語・剛・秀雄)


言語 > 「馬塚」は調べても定かにわかりませんでしたが、サラブレッドのお墓を想像しました。競走馬の牧場の隅にあるお墓と、広大な菜の花畑を想像し、いただきました。 (2022年03月24日 (木) 18時19分) [9636]

秀雄 > 言語さんと同様、この馬塚は供花が絶えぬわけですので有名な競走馬のお墓を連想しました。花菜風もぴったりです。 (2022年03月26日 (土) 10時29分) [9658]

孝子 > 男性の選者ばかりというのが、答えになっていると思いますが、私も馬塚がわかりませんでした。辞書になく、有名な塚かとも思いましたが競馬とか競走馬とかはまったく、頭にうかびませんでした。要するにわからない句はとれなかったということです。 (2022年03月26日 (土) 13時01分) [9671]

保子 > 吟行句かなと思います。馬塚は分かりますが動くのではとちょっと思いました。 (2022年03月27日 (日) 14時52分) [9705]

> 古来から、人間の近くに居た農耕馬や軍馬を供養する塚も有ると思いましたが、途切れない供花から、競走馬の生産地(牧場)を思いました。多くは北海道であり、名の知れたG!レースを勝った種牡馬の老後や死去のニュースもあり、馬や牛の眼のやさしを思いながら、動物好きの一票です。 (2022年03月29日 (火) 14時43分) [9718]

言語 > 剛さんのおっしゃる通り北海道の競走馬の牧場だと想像すると、花菜風がさらに活きてきますね。 (2022年03月30日 (水) 19時11分) [9720]

事務局 > 作者は希さんでした。 (2022年03月31日 (木) 08時46分) [9724]
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3.乾きたるふかき轍や春の泥 投稿者:3 (2022年03月24日 (木) 09時49分) [9631]
2点(久子・貞夫)


言語 > つまらないことですが、乾いた泥は土になるのではと思い、状況が混じり合っていることが気になりいただけませんでした。 (2022年03月24日 (木) 18時20分) [9637]

貞夫  > 子供の頃よく遊んだ農道を思い出した。広い青空とそこここに咲く色々な花が見える。ただ深き轍から泥だらけの畦道が目に浮ぶので春の泥は付き過ぎの感がした。季語を他の例えばレンゲとか花の季語にした方が好かったのではなどと思ったりもした。

(2022年03月25日 (金) 15時13分) [9650]

潤一 > この句は取り合わせの句ではなく、ぬかるんだ道の景を詠んだものと思います。
夏草や兵どもが夢の跡

荒海や佐渡に横たふ天の川

これらの句と同様でしょう。 (2022年03月25日 (金) 23時34分) [9656]

秀雄 > 句としてはしっかり出来た句だと思います。それなのにあまり点が入らなかったのはなぜなのか、どなたか教えていただければと思います。 (2022年03月26日 (土) 10時36分) [9659]

孝子 > 上五中七が好きで頂きたいとおもいましたが、季語がダブってるようで残念でした。貞夫さんと同じおもいです。 (2022年03月26日 (土) 13時04分) [9672]

> 問題点は、やの一文字でしょう!?轍の事だけで収めるなら、『の』にするべき、詠嘆のやなら、ダブ付き…
判断つきかねるなら、選句出来ないって事となる様に思いますが…
秀雄さん、如何でしょう!? (2022年03月26日 (土) 21時37分) [9686]

加津子 > 「の」にすると春の泥の説明になってしまうと思います。季語を離した方が広がりを感じると思います。希さん、加津子でごめんなさい。 (2022年03月27日 (日) 10時30分) [9699]

> そーなんです!加津子さん。つまり…ひとつの事を『や』で切れてるかの様に見せてるんだと思います。から、選句出来なかった様に私は思いますの。 (2022年03月27日 (日) 12時12分) [9703]

秀雄 > 久子さんの選評をお聞かせください。 (2022年03月30日 (水) 17時45分) [9719]

事務局 > 作者は潤一さんでした。 (2022年03月31日 (木) 08時47分) [9725]
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4.電柱の上が重そう春の風 投稿者:4 (2022年03月24日 (木) 09時47分) [9630]
2点(久子・剛)


言語 > 「電柱」が「重そう」という措辞の想像ができませんでした。 (2022年03月24日 (木) 18時21分) [9638]

秀雄 > 電柱のてっぺんに重そうなトランスが乗っかっていて、そこからたくさんの電線がぶらさがている光景をよく見かけます。そのような光景を簡潔な表現で詠っているよい句だと思います。この句もなぜあまりとられなかったのか、どなたか教えてください。 (2022年03月26日 (土) 10時44分) [9660]

孝子 > 言語さんと同じ思いです。秀雄さんの評で理解できました。矢張り自分の共感がないとかぎられた選句ではのがすとおもいます。 (2022年03月26日 (土) 13時08分) [9673]

潤一 > 中七の表現だと思います。特に「重そう」というのは作者の主観をもろに表現してしまっているので客観的な描写がこの句を活かすと思います。 (2022年03月26日 (土) 16時24分) [9683]

> 電柱の上は空もあり、覆いかぶさるビルもあるが、電柱には大概トランスが乗っかってゐる。それを「重そう」と作者の感性が捉えた。厳しい冬が過ぎて柔らかい春の風が吹いても、雪や雨に降られても電柱はそこにある。動けない電柱を眺めながら、俳句人間は言葉に詩を求める、何気ない視線。私は何の不服も有りません。 (2022年03月28日 (月) 14時11分) [9713]

事務局 > 作者は保子さんでした。 (2022年03月31日 (木) 08時48分) [9726]
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5.飼へぬかも知れぬ仔猫を拾ひけり 投稿者:5 (2022年03月24日 (木) 09時46分) [9629]
4点(潤一・加津子・孝子・代志子)


言語 > とても面白い着想だと思いましたが、少し理屈になっている気がしました。 (2022年03月24日 (木) 18時23分) [9639]

潤一 > 作者の揺れ動く心情を一気に読み下したリズムが心地よい。 (2022年03月25日 (金) 21時43分) [9655]

秀雄 > わたしには新鮮な表現に思えました。 (2022年03月26日 (土) 10時49分) [9661]

孝子 > 猫が好きだから頂いたとよくききます。げんに私もすきでよくいただきますが、さすがにすきだけでとる歳はすぎました。この句は心情もよくわかるし、句の形もよいしリズムもよいし、きらわれるはずの動詞がこれだけはいってもいやみがない。その点では稀有な良作とおもいます。 (2022年03月26日 (土) 13時14分) [9674]

加津子 > 仔猫の鳴き声に作者の揺れる気持ち、仔猫の温みも感じました。 (2022年03月27日 (日) 09時51分) [9694]

代志子 > 私の住まいでは、動物は禁止なのではっきりしています。作者にとっては、自分では育てていくつもりでも、同居人の同意等を考えて❓連れて帰る気持ち。表現が素敵です。 (2022年03月28日 (月) 11時09分) [9710]

事務局 > 作者は貞夫さんでした。 (2022年03月31日 (木) 08時49分) [9727]
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6.卒園の涙しみ込む柄マスク 投稿者:6 (2022年03月24日 (木) 09時45分) [9628]
2点(潤一・貞夫)


言語 > 鬼滅の刃「柄マスク」を想像しました。幼稚園の年代で、「卒園」を悲しむのは、年齢的に早いのではと思い、いただけませんでした。 (2022年03月24日 (木) 18時27分) [9640]

貞夫  > マスクは今は常態化しているので無視した。卒園とあるから幼稚園かなと思ったりしたが涙浸み込むとあるからもっと多感な中学か高校生あたりと考えた。きっと一貫校の〇〇学園の卒業式であろう。柄マスクが今風で良かったと思う。 (2022年03月25日 (金) 15時19分) [9651]

潤一 > 幼稚園の卒園式でいまだに歌われる歌、「いつのことだか思い出してごらん、あんなことこんなことあったでしょう。。。」この歌を歌っている園児たちのうち何人かが泣き出したことが記憶にある。季重なりは気にならない。 (2022年03月25日 (金) 21時35分) [9654]

秀雄 > この句は上五中七までは平凡な表現ですが、下五の柄マスクで救われていると思います。 (2022年03月26日 (土) 10時54分) [9662]

孝子 > 当事者の思いを素直によんでよい句とおもいます。季語のマスクが強調されてるので卒園との季がさねはきになりませんし、時期てきにマスクを季語にしなくてもよいとおもいます・ (2022年03月26日 (土) 13時22分) [9675]

事務局 > 作者は久子さんでした。 (2022年03月31日 (木) 08時50分) [9728]
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7.墨水を猪木舟急ぐ春の宵 投稿者:7 (2022年03月24日 (木) 09時43分) [9627]
6点(潤一・希・加津子・孝子・貞夫・保子)


言語 > 隅田川を「猪木舟」で急いでいる情景だと理解しましたが、風情を想像できませんでした。 (2022年03月24日 (木) 18時30分) [9641]

> その辺りでは、花見と花火のシーズン、俄芸者が増えます。女将さん達に頼まれて、頼まれ芸者がおります。人気芸者は掛け持ちで飛び回ります。屋形船へ、人気芸者が1人猪木舟で運ばれてくる…絵になるねー (2022年03月25日 (金) 08時13分) [9647]

貞夫  > 墨水とあるので隅田川であろう。隅田川の異称とは初めて知った。墨水の墨と墨絵の墨が重なり明治とか江戸の時代を彷彿とさせる。まして猪芽舟が現れたら昔の隅田川浅草あたりのイメージがますます膨らむ。春の宵が良かった。



(2022年03月25日 (金) 15時29分) [9652]

潤一 > 隅田川を急ぐ猪木舟といえば、江戸から明治時代にかけて柳橋から猪木舟に乗って日本堤、山谷掘を経て吉原へ通う旦那衆である。時は春の宵。廓遊びに心が急く気持ちが季語で際立たせられている。このような艶のある俳句も面白い。 (2022年03月25日 (金) 21時29分) [9653]

秀雄 > 春の宵の風情を簡潔に表現している句だと思いますが、読み手にどれだけ伝わるのか心配になりました。 (2022年03月26日 (土) 11時02分) [9663]

孝子 > 作者の知性に勉強しました。墨水も隅田川と知らなかったし猪木舟もしらなかったし、調べてその情景を理解してはじめて季語がいいとおもいました。 (2022年03月26日 (土) 13時30分) [9676]

加津子 > 辞書で調べて読み方も意味も勉強になりました。鬼平犯科帳の景が浮かびました。 (2022年03月27日 (日) 09時54分) [9695]

保子 > 墨絵のような句。墨水は初めて知りました。急ぐ が効いていると思います。 (2022年03月27日 (日) 15時03分) [9706]

事務局 > 作者は秀雄でした。 (2022年03月31日 (木) 08時51分) [9729]
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8.春愁やピアノの音に目が覚める 投稿者:8 (2022年03月24日 (木) 09時41分) [9626]
3点(希・代志子・保子)


言語 > 状況は理解できましたが、詩情がわかりませんでした。 (2022年03月24日 (木) 18時31分) [9642]

> 春の頃合には、朝が格別物憂げでしょうか⁈いつまでも布団から抜けられないでいる時、階下から柔らかな音色が届く…綺麗な句と思いました。 (2022年03月25日 (金) 08時18分) [9648]

秀雄 > ピアノの音が聞こえてくるほどですので、早朝ではないと思います。布団の中でぐずぐずしているとどこかからピアノの音が聞こえてきます。やはり春愁がぴったりです。 (2022年03月26日 (土) 11時10分) [9664]

孝子 > わりと春愁にこだわる人間なので、そのまま季語をぽんと出されても消化できませんでした。 (2022年03月26日 (土) 13時35分) [9677]

言語 > 私の持っている歳時記やネットでは「春悠」という季語はありませんでした。「悠」を検索すると、1 時間的・空間的に、どこまでも続くさま。はるか。2 気分がゆったりしているさま。とあり、おそらくこの場合、2の意味だと思われます。この場合、なぜ春眠ではいけないのでしょうか? (2022年03月27日 (日) 08時00分) [9692]

孝子 > 言語さん。悠でなくて愁です。はるかでなくうれい。春の愁いしゅんしゅう。しゅんしゅう。です。もう一回辞書開いて下さい。 (2022年03月27日 (日) 10時04分) [9696]

言語 > 大変失礼しました。「春愁」、調べたら、そこはかとない哀愁。春ゆえの気だるさを伴う愁い。とありました。孝子さん、ご指摘ありがとうございました。 (2022年03月27日 (日) 20時19分) [9708]

代志子 > ゆるやかに、床の中でボーッとしていたのに、急に音量高くピアノの音に刺激された感じ。生だったら最高ですね。 (2022年03月28日 (月) 11時28分) [9711]

保子 > 目が覚める  朝の目覚めか それとも微睡みからの覚醒かちょっと難しかったです。いずれにしても幸せなひと時と思いました。 (2022年03月28日 (月) 15時13分) [9715]

孝子 > 代志子さん保子さん季語はどう詠みましたか? (2022年03月29日 (火) 11時39分) [9716]

事務局 > 作者は紫翠さんでした。 (2022年03月31日 (木) 08時52分) [9730]
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9.春光や待ち草臥れしお弁当 投稿者:9 (2022年03月24日 (木) 09時40分) [9625]
1点(孝子)


言語 > 状況が理解できませんでした。 (2022年03月24日 (木) 18時32分) [9643]

秀雄 > どこかにピクニックにでも行ったのではないかと思います。もう遊び疲れてしまいました。早くお昼のお弁当を食べたいなと思っています。春の光を十分浴びています。 (2022年03月26日 (土) 11時14分) [9665]

孝子 > 10ばんとどちらにしようかと迷いましたが体験を優先しました。介護事務所のボランテアで俳句やら絵手紙やら麻雀、太極拳などの会をして、いつもお昼とかおやつも手配しています。多摩川に近いのでお花見もあり、そのときはいつもより、ちょっと豪華な弁当おやつにします。そのときお弁当やさんがあせったのかペットボトルのお茶を温めるのに失敗して、もらったはいいがふたが開かなくて、お茶を用意するのに苦労したことを思い出しました。長々と何を言うかというと、作句にも選句にも本人の実感が一番だと思います。そのときのことをこの句から同じだと思っていただきました。 (2022年03月26日 (土) 13時48分) [9678]

> んー、孝子さん、これ孝子さんがよく言う三段切ではないのですか!? (2022年03月26日 (土) 21時42分) [9687]

孝子 > くたびれしのしは助動詞きの連体形です。お弁当の名詞にかかるので三段切れではありません。 (2022年03月27日 (日) 00時51分) [9689]

> 孝子さん、もうひとつ教えて下さい。お弁当に掛かるなら、お弁当がくたびれてる事にはなるって事ですか? (2022年03月27日 (日) 07時26分) [9691]

孝子 > 最後に消えてしまいショック。私も初めその通りで悩みました。俳句の短いなかで想像できるかとお弁当を、まちわびているひとがかくれているとおもいいただきました。ちょっと苦しいです。希さんのいうことが正しい‼️ (2022年03月27日 (日) 10時14分) [9697]

潤一 > お弁当を待ちくたびれた、ということを言っているだけです。 (2022年03月27日 (日) 11時00分) [9701]

事務局 > 作者は剛さんでした。 (2022年03月31日 (木) 08時53分) [9731]
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10.花疲れぱふっと毀れるクロワッサン 投稿者:10 (2022年03月24日 (木) 09時38分) [9624]
2点(言語・秀雄)


言語 > おいしい「クロワッサン」は外側がカリッとしていて中はふわふわになっています。花見の宴会疲れに「クロワッサン」と濃いコーヒーを飲みたいと思いました。オノマトペが共感できました。 (2022年03月24日 (木) 20時22分) [9644]

秀雄 > この句はかなり冒険的な句だと思います。花疲れにクロワッサンを提示したところが面白いと思いました。また中七の表現が奇抜だと思います。 (2022年03月26日 (土) 11時18分) [9667]

孝子 > 一見したとき、ぱふっとが割れて呼んでしまいました。私の目のさっかくです。面白い句だとおもいます。疲れた後はおいしいものですね。 (2022年03月26日 (土) 14時06分) [9681]

潤一 > 中七のオノマトペに共感できるかどうかでこの句の評価が分れると思います。 (2022年03月26日 (土) 16時38分) [9685]

事務局 > 作者は加津子さんでした。 (2022年03月31日 (木) 08時55分) [9732]
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11.信号のない道えらぶ鳥ぐもり 投稿者:11 (2022年03月24日 (木) 09時36分) [9623]
7点(紫翠・希・久子・代志子・保子・剛・秀雄)


言語 > 季語の意味がわからず御句の色合いがわかりませんでした。 (2022年03月24日 (木) 20時26分) [9645]

> 仕事柄、信号のない道や抜け道を行く癖となりました。季語が、そんな気持ちを上手く表現している様に思いました。 (2022年03月25日 (金) 08時29分) [9649]

秀雄 > 面白い取り合わせの句だと思いました。信号のない道を選ぶというのはどういう心境のときなのだろうか。遠回りをしているのだろうか、それとも近道を通っているのだろうか。作者の心境は季語の「鳥ぐもり」の中に隠れているのではないかと思います。 (2022年03月26日 (土) 11時26分) [9668]

孝子 > 実感としてこいうのが句になるとはおもいませんでした。私も事実は事実麻雀や機会に行く自転車のとき、信号待ち二時間を取られるので、赤の国道は次の信号とか、一本道をずらすと信号のない道のが早いとか思いますが、これが句になるとはとびっくりしています。 (2022年03月26日 (土) 13時56分) [9679]

孝子 > ミスだらけですみません。こういうのが、です。機会でなく句会です。信号待ちに時間です。 (2022年03月26日 (土) 14時10分) [9682]

潤一 > この句の取り合わせは成功だと思います。信号のない道を選んで目的地に急ぐ心。春になって北国に一目散に帰る鳥。「鳥雲に」でなく「鳥曇り」の季語を選んだ作者の感性がすてきだなと思います。 (2022年03月26日 (土) 16時34分) [9684]

保子 > ふと思った言葉かなと、無理なく伝わります。季語も良かったです。 (2022年03月27日 (日) 14時48分) [9704]

紫翠 > 閃きがそのまま句になった作品と思います。気負いがないので心地よく心に響きます。 (2022年03月28日 (月) 11時08分) [9709]

代志子 > 日常のことが、スッキリと纏まった句だと思いました。鳥ぐもりがいろいろと空想させてくれました。 (2022年03月28日 (月) 11時41分) [9712]

> 常日頃の行動に車では無く自転車を使う人は多い。ましてや都会生活者は田舎とは違い、何処へ行くにも信号に制御され指示される。頭の中で車道を避けて裏道を辿る知恵が働いてゐるに違いない。季語から思うに、鳥は北へ帰る日和であるが人間には憂いを覚える様な曇天である。作者は道を選んでゐるが、急ぎの用事では無いのだろう。 (2022年03月28日 (月) 14時52分) [9714]

事務局 > 作者は孝子さんでした。今月の最高点でした。 (2022年03月31日 (木) 08時56分) [9733]
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12.初めての入院の夜遠蛙 投稿者:12 (2022年03月24日 (木) 09時33分) [9622]
1点(紫翠)


言語 > 初入院の日は、きっと昼間は検査や同じ病室の人との交流などあわただしく過ぎ、夜になってふと気づくと、ホームシックを感じたりするのかと理解しました。 (2022年03月24日 (木) 20時29分) [9646]

紫翠 > 複雑な心情を簡潔に表現した上五中七に、「遠蛙」の着地が見事に決まったと思います。奥行きのある素晴らしい作品。 (2022年03月26日 (土) 11時15分) [9666]

秀雄 > 落ちついた素敵な句だと思います。遠蛙が作者の心境をよく表していると思います。 (2022年03月26日 (土) 11時33分) [9669]

孝子 > 心細さが季語の働きでかんじられます。ただ都会と地方のさがあるためにひょうがわれたとおもいます。 (2022年03月26日 (土) 14時01分) [9680]

> 切が無い事が、問題です。
今時、蛙の声が本当に聞こえる病院がどれだけあるか…
田舎でもサッシで、東北なら二重サッシがあたりまえで、都会とか田舎の違いでは無いと思います…
遠蛙は作者の心情かと… (2022年03月26日 (土) 21時51分) [9688]

孝子 > 入院の夜できれてると思います。季語は希さんのいうように、心情でしょうか。 (2022年03月27日 (日) 00時57分) [9690]

加津子 > 「入院の夜」の後に切れがあると思います。句は何度も声に出して読むと良いと先輩に教わりました。そうするとこの句の遠蛙に風景も心情も見えてきそうです。選句しなかったのが残念でした。 (2022年03月27日 (日) 10時19分) [9698]

潤一 > 孝子さんと加津子さんの云うとおり、入院の夜の後に切れがあります。切れ字がなくとも名詞で切ることが俳句では普通にみられます。 (2022年03月27日 (日) 11時05分) [9702]

> はい、御三方の仰しゃる通り、入院の夜で、軽く切れているとは思います。が、孝子さんの読みの様に田舎の病院では蛙の鳴き声が聞こえると読むならば、切は!?
多分、季語が近過ぎての事と存じます、もう少し離れていたなら、と思います。 (2022年03月27日 (日) 19時01分) [9707]

事務局 > 作者は言語さんでした。 (2022年03月31日 (木) 08時58分) [9734]
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2月大江戸ネット句会 投稿者:事務局 (2022年02月20日 (日) 16時30分) [9486]
三浦の河津桜は見頃を迎えています。
皆様の選句も出揃い、整いましたので句会を始めます。
今月は、無点句の方がおらず点がばらけました。
皆様お一人お一人のご意見を、書込み下さい。
    句会開催 2月27日迄


事務局 > なかなか盛り上がった句会です。まだ、ご感想、ご意見を述べて無い方もいらっしゃいます。ぜひ、あなたの読み方見方をお聞かせ下さい。 (2022年02月26日 (土) 06時20分) [9597]

事務局 > 期日が来ましたので、作者を発表します。
(2022年02月28日 (月) 04時18分) [9608]
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1、春めくや孫に教わる付け睫毛 投稿者:1 (2022年02月20日 (日) 16時16分) [9485]
1点(保子)


秀雄 > 孫につけ睫毛の付け方を教わるわけですので孫も成人しているのかも知れません。微笑ましい風景です。 (2022年02月20日 (日) 21時31分) [9487]

潤一 > 季語が動くと思います。 (2022年02月21日 (月) 15時41分) [9505]

言語 > 情景は想像できました。 (2022年02月22日 (火) 06時14分) [9522]

孝子 > 春めいてきたので、孫に付け睫毛のしかたを教わっている光景でしょうがもうそういう時代をすぎたので、そうなんだでとうりすぎました。 (2022年02月22日 (火) 13時01分) [9541]

保子 > 幸せ感満杯!羨ましい歳の重ね方だなぁと思いました。孫 を出さずに書いたらもう少しスッキリしたかなと思いました。 (2022年02月23日 (水) 16時13分) [9569]

事務局 > 作者は、代志子さんでした。 (2022年02月28日 (月) 04時22分) [9609]
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2、春光や土手を横切る競走馬 投稿者:2 (2022年02月20日 (日) 16時14分) [9484]
3点(紫翠.久子.秀雄)


秀雄 > 中七の表現が素敵です。競走馬という特殊な馬が、平凡な日常の中に溶け込んでいく、のどかな景が見えてきます。 (2022年02月20日 (日) 21時36分) [9488]

潤一 > 季語が利いていますね。 (2022年02月21日 (月) 15時43分) [9506]

言語 > 後半の情景が想像できませんでした。 (2022年02月22日 (火) 06時17分) [9523]

久子 > 速く走るだけが使命の競走馬が手綱を取られて土手をゆく。手入れの良い毛艶、鍛えられた筋肉、既に引退したのか緊張を解かれた馬の姿、実景を見たいと思います。 (2022年02月22日 (火) 09時49分) [9539]

孝子 > 私の住む多摩川の向かい側の川崎側に昔から、川崎競馬の厩舎があるらしく、よく河川敷につれてきてるのを、子供のころから見てました。だからすぐその光景をおもいだしましたが中七にちょっと不満がありました、。 (2022年02月22日 (火) 13時13分) [9542]

> 孝子さん
その不満を教えて頂かないと、皆様も私も?のままですよ… (2022年02月22日 (火) 19時46分) [9554]

孝子 > 土手を横切るという動詞に、悩みました。横切って、河川敷におりてくるということか、どこに行くのか、変なことに、こだわりました。 (2022年02月22日 (火) 21時40分) [9557]

紫翠 > 競走馬の別の姿が見える。 (2022年02月23日 (水) 11時37分) [9563]

秀雄 > 紫翠さんと同じように感じました。 (2022年02月23日 (水) 21時18分) [9582]

言語 > 孝子さんがおっしゃってるように、土手を横切るとは、土手の外から土手の上を通って、土手の下にいく、という状況だと想像しました。土手の上を進んでいる状況だと土手を横切るとは言わないと思うのですが・・・ (2022年02月26日 (土) 07時52分) [9598]

孝子 > 横切る。厩舎から土手下の練習場に行く。土手に上がり帰って行く。そのときの違いを期待しました。 (2022年02月26日 (土) 11時35分) [9601]

孝子 > 例えば春夕焼け土手を横切る競争馬見たいに、少し想像の広がりができたらいただいたと思います。 (2022年02月26日 (土) 13時20分) [9603]

事務局 > 作者は保子さんでした。 (2022年02月28日 (月) 04時23分) [9610]
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3、まんさくや持たぬ暮らしに憧れぬ 投稿者:3 (2022年02月20日 (日) 16時12分) [9483]
3点(紫翠.保子.加津子)


秀雄 > わたしも持たぬ暮らしに憧れますので、この句には共感いたします。しかし、俳句としてはそこを直接的に言わずに表現していただければと思いました。 (2022年02月20日 (日) 22時41分) [9489]

潤一 > 季語のまんさくはどのように利いているのでしょうか。選句された方々のコメントをお願いします。 (2022年02月21日 (月) 15時46分) [9507]

言語 > 選句はしておりませんが、調べたところ、まんさくは豊かさを表すとのことです。 (2022年02月22日 (火) 06時40分) [9524]

孝子 > まんさくは大好きな花、季語です。そのききかたがわかりませんでした。また私も憧れはわかるのですが、相手がかんじることをそのままいわれると、ちょっとと思います、まんさくは豊年だ満作だと農家には縁起物で、昔祖母がなくなったときに、床の間に活けてあったまんさくのお生花を通夜に来た田舎のおばさんたちが、もらっていいかと、全部抜いてもって行った事がおもいだされます。 (2022年02月22日 (火) 13時26分) [9543]

> 私は勉強不足の為。「ぬ」が否定なのか、肯定なのか判別が全然わかりませんでした!!持たない暮らしが良し、持たない暮らしをしたい…
お分かりの方、教えて頂きたいです。 (2022年02月22日 (火) 19時52分) [9555]

孝子 > 今確認しないまま、なのでまちがいかもしれませんが、完了のぬと読みました。か確認します🙇⤵️ (2022年02月22日 (火) 21時45分) [9558]

孝子 > 確認したのですが、私の取り方でよいと思います。 (2022年02月23日 (水) 09時04分) [9561]

> 孝子さん、ありがとうございます。完了だからどうなのでしょうか?今ひとつピンときません… (2022年02月23日 (水) 09時53分) [9562]

潤一 > 面白い文法の話題が出ましたね。良い機会なので掲句に沿って整理しましょう。
先ず、動詞・助動詞の活用形ですが、文語文法には未然形、連用形、終止形、連体形、已然形、命令形があります。次に、「ぬ」には二つあって、完了の助動詞「ぬ」の終止形と打消しの助動詞「ず」の連体形があります。完了の助動詞「ぬ」はナ行変格活用型でな・に・ぬ・ぬる・ぬれ・ねと変化します。打消の助動詞「ず」は○・ず・ず・㋦・根・○と変化します。つまり、「ぬ」には完了の助動詞「ず」の連体形と完了の助動詞「ぬ」の終止形があります。ここで掲句に戻ってみましょう。「持つ」はタ行四段活用。初めの「ぬ」の上には未然形の「持た」が接続しています。従って、打消の助動詞です。そして「ぬ」の下には「暮らし」という体言(名詞)が繋がっているのでこの「ぬ」は「ず」の連体形です。次に、下五の「ぬ」ですが、「憧れる」は現代文法では下一段活用、文語文法では「憧る」、下二段活用の動詞です。この句では文語文法で使用しています。この「ぬ」には連用形「憧れ」が接続しています。従ってこれは完了の助動詞です。「憧れぬ」で「憧れた」の意味になります。 (2022年02月23日 (水) 12時01分) [9564]

潤一 > ミスタイプがありましたので訂正します。
打消の助動詞「ず」は○・ず・ず・ぬ・ね・○と変化します。○の意味はこの場合、未然形と命令形が無いということです。 (2022年02月23日 (水) 12時06分) [9565]

> 潤一さん、素晴らしい!!つまり、持物の少ない暮らしに憧れるって事で大丈夫って事ですね!?
ご説明保存して置きます。ありがとうございます。 (2022年02月23日 (水) 14時37分) [9567]

潤一 > そうですね。 (2022年02月23日 (水) 15時34分) [9568]

保子 > 潤一さんありがとうございます。選句しながらも選評の段階で混乱してしまいました。憧れる だと明快に伝わりますが、これは文法上駄目なのでしょうか。作品としては面白い視点だなぁと思いました。 (2022年02月23日 (水) 16時24分) [9570]

> 潤一さん、素晴らしい!!つまり、持物の少ない暮らしに憧れるって事で大丈夫って事ですね!?
ご説明保存して置きます。ありがとうございます。 (2022年02月23日 (水) 19時07分) [9573]

潤一 > 保子さんの質問にお答えします。この句は文語で書かれていますので下五を口語の憧れるとするのでなく、「憧る」の連体形「憧るる」を使って体言止めにすればいいと思います。 (2022年02月23日 (水) 19時21分) [9574]

加津子 > 潤一さんありがとうございます。文法は苦手で使い方に戸惑います。NHK俳句文法心得帖を開いてみました。希さんの言われた「持ち物の少ない暮しに憧れた」という解釈は、私の朧げな解釈で合っていたと安堵しました。季語のまんさくの花は、春に先駆けて咲く花です。今までの暮らしにも充分満足されている気持ちが明るいまんさくの花に出ていて前向きな句と思いました。 (2022年02月23日 (水) 19時30分) [9575]

潤一 > 一つの句に文語と口語をちゃんぽんに使うことは避けたほうが無難ですね。よく見られる例ですが、動詞の後に使う「し」は文語で終止形は「き」です。俳句作者はどういうわけかこの助動詞が好きなようで頻繁に使われにいます。俳句っぽくみえるからでしょうか。この助動詞が好きな方は一度文法書を読んでから使われるといいと思います。 (2022年02月23日 (水) 19時37分) [9576]

潤一 > 加津子さんの参考書が私も愛用している参考書です。同じですね! (2022年02月23日 (水) 19時40分) [9578]

加津子 > 私には難しくてあまり参考にしていないのです。潤一さんを見習います。 (2022年02月23日 (水) 20時04分) [9581]

孝子 > 携帯で希さんの疑問をみてすぐに回答してあげたいと思いました。中七のぬは助動詞打ち消しのずの連体形とわかってると思い最後のヌガワからないと思増した。携帯から入力したので、長くかけず助動詞完了のぬで確認しよしと思ったので。あとは自分で完了のぬを辞書でひけばいいと思いました。ちょっと親切がたりなかったですね。そのため潤一さんの親切な指導をうけてよかったですね。私は高校の女の先生が文法に厳しくてたたきこまれたので、そのまま今までその理解力できています。そのため親切さが足りないのかと反省しています。 (2022年02月24日 (木) 09時02分) [9583]

> いえ、孝子さん私の理解不足の話しですから…ありがとうございました。 (2022年02月24日 (木) 11時43分) [9585]

保子 > 潤一さんありがとうございました。憧るる 持たぬ暮らしに憧るる 凄く納得した形になりました。一句の中に ぬ が二つあり然もそれぞれ反対の意味がありながら成立。文法は奥が深いですね。 (2022年02月24日 (木) 15時55分) [9587]

潤一 > この句を口語で作ると次のようになります。

まんさくや持たない暮らしに憧れる

中七が崩れますね。句の雰囲気も変わります。 (2022年02月24日 (木) 19時23分) [9588]

潤一 > ちなみに、下五を「憧れるる」とした止め方ですが、皆さんよくご存知のものに「五月雨る、さみだる」があります。下五を「さみだるる」と止める語法です。
藻のごとく眠り夢にもさみだるる(鍵和田ゆう子) (2022年02月24日 (木) 20時47分) [9589]

言語 > 潤一さん、ありがとうございます。知恵袋によると、下五を「憧るる」にすると連体止めになり、余韻、余情を残す、詠嘆表現になるそうです。この句の場合、そちらのほうが憧れの気持ちが強く表現できそうですね。 (2022年02月25日 (金) 20時57分) [9596]

> 言語さん、いいですね!! (2022年02月26日 (土) 08時26分) [9599]

紫翠 > 桜や梅と違いはっきりした形がないので、イメージ的に「まんさく」がよく効いています。文法は散文に用いるものなので、俳句にはなじまないと一般的に言われています。 (2022年02月26日 (土) 11時03分) [9600]

潤一 > 俳句で文法にこだわり過ぎる必要はありませんが、文法の間違いにより意味を取り違えてしまうことは避けたほうが賢明と思います。作句でも選句でも。文語文法に自信が無い方は文語で作句するのは避けて口語で作句すればよいのでは。生兵法は怪我の元、です。 (2022年02月26日 (土) 12時35分) [9602]

> 言語さん、いいですね!! (2022年02月26日 (土) 13時34分) [9604]

> 紫翠さん、ありがとうございます。俳句の短さや奥の深さにまた、考えさせられました。
世界で一番短い詩ですものね!? (2022年02月26日 (土) 13時56分) [9605]

事務局 > 作者は言語さんでした。 (2022年02月28日 (月) 04時24分) [9611]
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4、腹這いでバケツを浸す春の川 投稿者:4 (2022年02月20日 (日) 16時10分) [9482]
3点(潤一.代志子.希)


秀雄 > はじめこの句を読んだとき、春の川に腹這いになっているのかと思いましたが、選句してからよく読むと、土手に腹這いになってバケツに川の水を入れている景だとわかりました。そうだとするとなかなか味のある句ではないかと思います。 (2022年02月20日 (日) 22時47分) [9490]

> 一読した時は私も?って思ったのですが、春を川の水で感じると言うのです。素敵だなって思いました。 (2022年02月21日 (月) 08時08分) [9500]

潤一 > 春の小川で子供が腹ばいになって水を汲んでいる光景が微笑ましいと思います。汲んだ水は何に使うのでしょうか。 (2022年02月21日 (月) 15時50分) [9508]

言語 > 多摩川でバケツを浸す光景は想像できませんでしたので、バケツを浸せるような川は清流を想像しましたが、調べたところ、春の川には、雪解で水かさと流れの勢いが増す意が含まれるとのこと。情景と季語がぶつかっているようにも感じられます。 (2022年02月22日 (火) 06時47分) [9525]

孝子 > はじめ、多摩川にちかいため、大きな川をおもいました。確かに子供のころ、釣りにいって、バケツに川の水を入れてた覚えがあります。後から思うと、小川にその光景を思うと懐かしい、いい光景だとおもいます。問題は浸すだとおもいます。 (2022年02月22日 (火) 13時34分) [9544]

代志子 > 腹這い。瞬間を逃さず観察されています。土の温もりからも春を感じました。 (2022年02月25日 (金) 09時06分) [9590]

事務局 > 作者は加津子さんでした。 (2022年02月28日 (月) 04時25分) [9612]
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5、すぐのびる髪髭爪や寒明ける 投稿者:5 (2022年02月20日 (日) 16時08分) [9481]
2点(貞夫.剛)


秀雄 > たしかに日常生活の中で実感する景なので共感いたしますが、寒明けるという季語が少々弱いのではないかと思いました。 (2022年02月20日 (日) 22時52分) [9491]

潤一 > 寒が明けたので髪髭爪が伸びるというのは理屈で季語を置いた感じがします。 (2022年02月21日 (月) 15時54分) [9509]

言語 > 前半はとても共感できます。まだまだ寒いので、散髪に行くのもおっくうです。 (2022年02月22日 (火) 06時49分) [9526]

貞夫   > 私はひどい腰痛なので足の爪を切るのは辛い今の医学で爪を伸ばさない方法はないものかと自問自答している。
草木の芽と連動してるのか確かに暖かい方が伸びるのが早い気がする。季語の使い方が上手だと思えた。 (2022年02月22日 (火) 07時39分) [9535]

孝子 > 上五中七はこの年頃になると誰しも感じてることと思います。其処に季語をつけた安易さをかんじます、やはり、それでも納得させる季語がほしいです。貞夫さん私も足のつめを切るの大変なのですが、うろ覚えですが切らなくてもいいものが何かの宣伝で見たような、今度気にしてみてみます。 (2022年02月22日 (火) 13時43分) [9545]

> 作者が実感として述べているので、完結した作者の一句である。子供の頃に母親からよく言はれた「苦髪楽爪」と云う言葉に思いが至った1点である。苦楽のようすを対照的にたとえて「苦労が多いと髪が早く伸び、楽をしていると爪が早く伸びる」の意だったらしい。思うに、鈍らな子供の尻を叩く為の言葉だった。その頃は爪も髪も良く伸びましたが、今は頭髪も失せ爪も艶を失い、意地悪そうな老人になり果てました。 (2022年02月25日 (金) 13時26分) [9595]

事務局 > 作者は紫翠さんでした。 (2022年02月28日 (月) 04時26分) [9613]
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6、五能線わっせわっせと雪の春 投稿者:6 (2022年02月20日 (日) 16時06分) [9480]
3点(貞夫.秀雄.剛)


秀雄 > 調べてみますと、五能線を詠んだ句はほんとうに沢山あります。俳人は五能線に愛着があるのかもしれません。この句では中七のオノマトペが効いているかどうかが問われる句だと思いました。 (2022年02月20日 (日) 22時56分) [9492]

> とても気になる句でした。私はオノマトペより、雪の春が気になりました。?春の雪では無く、雪の中に春を感じた?分かるような分からない…消化不良な感じでした。 (2022年02月21日 (月) 08時14分) [9501]

潤一 > 中七のわっせわっせというのはどういうことか分かったようで分かりません。列車が春の雪の中をわっせわっせと進んで行くのか、線路の雪を保線の人々がわっせわっせとどけているのか。又、春の雪はそれほど積もっているのか。 (2022年02月21日 (月) 16時00分) [9510]

言語 > 五能線を検索すると、雪の中の電車の写真がいくつか出てきます。五能線が雪の中をわっせわっせと走っている情景を想像しました。暦の上では春でも、きっと秋田や青森にはまだ雪が残っているのかなと。 (2022年02月22日 (火) 06時55分) [9527]

貞夫  > 秀雄さんが言われるように五能線を詠んだ句は一杯ある。が中七のわっせわっせが良かった。このわっせわっせは読む人に何かを感じさせれば成功だと思う。私は春の雪の方がしっくり来ると思えた。 (2022年02月22日 (火) 07時50分) [9536]

孝子 > 私も五能線に憧れ、乗れたときは幸せでした。ただ中七下五が気になりました。ついわっせわっせをねぷたの掛け声らっせらにちかいとおもったり、なんで春の雪でなく、雪の春なのか、春の雪なら、わっせわっせはあわないから雪の春にしたのか。春の雪なら中七は合いません (2022年02月22日 (火) 14時03分) [9546]

加津子 > 五能線はジーゼルでしょうか。重たいお腹に響くような音で雪を掻き分けて行く姿は、力強いです。乗ってみたいです。 (2022年02月24日 (木) 13時45分) [9586]

> 能線に乗った事は無いが、今年の日本海側の冬は何処も大雪に見舞はれた、多雪地帯にはとても春が待ち遠しい。暦の上では節分も立春も過ぎたが降り続く雪。まさに雪の中の春である。人間の集団を動かす掛け声は色々あるが、この句の「わっせわっせ」もその類だろうと思う。鉄道の除雪車は色々あるがその力強さには、只々感動を覚えるばかりである。 (2022年02月25日 (金) 11時38分) [9594]

事務局 > 作者は久子さんでした。 (2022年02月28日 (月) 04時27分) [9614]
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7、生かされているとは知らぬ浮寝鳥 投稿者: (2022年02月20日 (日) 16時04分) [9479]
1点(潤一)


秀雄 > 作者の言いたいことはよくわかりますが、少々教訓めいた句であると思いました。 (2022年02月20日 (日) 22時59分) [9493]

> 選句したいくらい惹かれた句でした。浮寝鳥が冬の季語なので、迷いながら外しました。 (2022年02月21日 (月) 08時18分) [9502]

潤一 > 希さんが指摘されたように冬の季語ですね。ただ、浮き寝鳥にはこの句の様なイメージがあるなあと。 (2022年02月21日 (月) 16時04分) [9511]

言語 > 誰の目線で生かしてしているのかピンときませんでした。 (2022年02月22日 (火) 07時00分) [9528]

孝子 > 秀雄さんとおなじです。いかされているのはだれか、自分か、浮き寝鳥か。もう少し手がかりがほしいです。 (2022年02月22日 (火) 14時08分) [9547]

事務局 > 作者は剛さんでした。 (2022年02月28日 (月) 04時28分) [9615]
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8、春暁や宙切りゆける鳥の胸 投稿者:8 (2022年02月20日 (日) 15時58分) [9478]
4点(孝子.潤一.貞夫.言語)


秀雄 > 中七下五の表現は秀逸だと思いました。 (2022年02月20日 (日) 23時01分) [9494]

潤一 > 見事な情景の切り取り方だと思います。 (2022年02月21日 (月) 16時06分) [9512]

> そうなんです、見事な情景描写の感じですが…
私には春では無いのです。この時期繁殖の行動が多く、胸切り抜けるほどの飛行が少なく…巣作りの枝等を掻き集めてる姿が目立ちます。もう少し暖かくなると、ひながかえり、親鳥の忙しい時期が、正にその時なのです!
残念な気持ちで一杯です。 (2022年02月21日 (月) 20時18分) [9520]

> すみません。春は春なんですが、春の終わりで、2月は何分早過ぎな感なのです… (2022年02月21日 (月) 20時21分) [9521]

言語 > うちの屋根には鳩がよくきます。どんくさそうな鳩でさえ、下から飛び立つところを見上げると、この句のように宙を切りさいていくところに共感・納得しました。 (2022年02月22日 (火) 07時04分) [9529]

貞夫  > 季語の先取りは遅いのよりいいと思います。鳥が帰って行くのであろう。これから何千キロも旅をする。そこには悲壮感もあり鳥の胸に焦点を当てているのも良かったと思えた。

(2022年02月22日 (火) 07時57分) [9537]

孝子 > 俳句的、詩的な作品と思いました。普段よく見る光景を切り取って自分の言葉にしてる。 (2022年02月22日 (火) 14時14分) [9548]

事務局 > 作者は香さんでした。 (2022年02月28日 (月) 04時28分) [9616]
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9、春立つや野馬の草食む都井岬 投稿者:9 (2022年02月20日 (日) 15時56分) [9477]
3点(久子.香.希)


秀雄 > あまり努力のあとが見られない平凡な句だと思いました。 (2022年02月20日 (日) 23時03分) [9495]

> 野馬なんて今でもいるの?放し飼いでは無いの⁈実際でなくとも、素敵な映像が見えました。春子の仔馬など格別可愛らしく、昔見た牧場を思い出しました。 (2022年02月21日 (月) 08時23分) [9503]

潤一 > 特に欠点のない句と思いますが、読み手に迫るものがないですね。 (2022年02月21日 (月) 16時09分) [9513]

言語 > 検索すると、武士の馬が野生化した群れが見られるそうですね。阿蘇で見た馬の群れを思い出します。 (2022年02月22日 (火) 07時07分) [9530]

久子 > 若い頃ちょっとだけ乗馬にハマって、千葉に通いました。そのせいか馬の句は外せません。都井岬には今も野生馬がいるのでしょうか?行ってみたいです。 (2022年02月22日 (火) 10時00分) [9540]

孝子 > この句をみて、真逆の青森尻や岬の寒立馬をおもいました。同じような情景で俳句の形ができるけど、作者の独自性がほしいとおもいました、 (2022年02月22日 (火) 14時22分) [9549]

保子 > 都井岬とあるので吟行句かと思います。野生の馬が90頭ほどいるそうです。宮崎県の日南海岸。気持ちの良いところでしょうね。 (2022年02月23日 (水) 16時32分) [9571]

事務局 > 作者は秀雄さんでした。 (2022年02月28日 (月) 04時29分) [9617]
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10、カフェラテの香る参道梅日和 投稿者:10 (2022年02月20日 (日) 15時53分) [9476]
3点(代志子.保子.加津子)


秀雄 > 梅日和の景がよく表現されていると思いました。 (2022年02月20日 (日) 23時04分) [9496]

> もったいと思いました。カフェラテも梅も香もの、どちらかひとつに絞った方が良い気がします。 (2022年02月21日 (月) 08時25分) [9504]

潤一 > 参道でなくてもいいのでは。 (2022年02月21日 (月) 16時11分) [9514]

言語 > 希さんのおっしゃる通り香りがぶつかりあっているように感じました。 (2022年02月22日 (火) 07時08分) [9531]

貞夫  > カフェラテという飲み物一つに絞らなくカフェテラと云う場所にした方が参道の景が見えてくるような気がした。 (2022年02月22日 (火) 08時02分) [9538]

孝子 > 花より団子ですね。梅を見にでかけたのに。梅よりもカフェラテの香りにつかまってしまったということでしょうか、 (2022年02月22日 (火) 14時28分) [9550]

保子 > ゆったりとカフェラテを楽しんでいる梅日和。実際にそうなんでしょうが〜。主役は珈琲にして季語を変えても良いのではと思います。春の午後 とか。 (2022年02月23日 (水) 16時47分) [9572]

加津子 > 実際の風景かと思います。「梅」からですと「抹茶」など連想しますが、カフェラテとされたことで、若い人やちょっとお洒落な参道を想像して新しい感覚かなと思いました。 (2022年02月23日 (水) 19時37分) [9577]

代志子 > きっと、連れの方とゆったりとした感があり、カフェラテと梅日和で増していると思いました。 (2022年02月25日 (金) 09時30分) [9591]

事務局 > 作者は孝子さんでした。 (2022年02月28日 (月) 04時29分) [9618]
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11、初午のほそき灯りをつつむ雨 投稿者:11 (2022年02月20日 (日) 15時51分) [9475]
2点(孝子.香)


秀雄 > 細かいところをよく観察した繊細な句であると思います。わたしはこう言う句が好きです。 (2022年02月20日 (日) 23時07分) [9497]

潤一 > 初午の祭礼に参詣したことが無いとこの句はピンとこないのでは。 (2022年02月21日 (月) 16時14分) [9515]

言語 > 潤一さんのおっしゃる通り、私にはまったく想像できませんでした。初午にお祭りがあることさえ知りませんでした。 (2022年02月22日 (火) 07時11分) [9532]

孝子 > 初午の日の繊細な感情、表現がすきでした。しっとりした春雨をかんじました。 (2022年02月22日 (火) 14時33分) [9551]

> さて、初午の祭事は一辺倒な行事でしょうか!?私の知っているのは、子供達が、狐の白粉を付けての獅子舞的な昼の行事、ほそき灯りが!?、
出来上がりの美しい句ではあるが、1つの絵面のみに固定されてはいないだろうか!? (2022年02月22日 (火) 20時31分) [9556]

孝子 > 俳句だからこそ一部分の読みでいいのではないかと思いますが。希さん。 (2022年02月22日 (火) 21時54分) [9559]

> 孝子さんのおっしゃる通り、一部の切取りで良いと思います。この様な感じの初午を知らないので、ピンと来ませんでした。 (2022年02月23日 (水) 06時13分) [9560]

潤一 > 場所にもよるのでしょうが、初午の祭礼は稲荷神社や稲荷の祠で行われ、祠には灯明が灯されますね。 (2022年02月23日 (水) 12時12分) [9566]

加津子 > 昨日は二の午でした。裏庭のお稲荷さんにお豆腐と油揚げを供え灯明を灯しました。田舎では、お稲荷さんは家を守ると言われ丁寧な家では、毎月1日に赤い豆ごはんをお供えします。私が子供の頃は、お稲荷さんがある家は赤いご飯をお供えし子供たちは、各家をお参いりして回ってご飯をいただきました。60年ほど前のことです。 (2022年02月23日 (水) 19時56分) [9580]

代志子 > 私も初午の事を初めて知りました。選句も迷ったのですが、経験が一度もないので、ほそき灯りの情景に戸惑いました。でも地域で見守る伝統が良いですね。 (2022年02月25日 (金) 09時38分) [9592]

事務局 > 作者は潤一さんでした。 (2022年02月28日 (月) 04時30分) [9619]
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12.赤ん坊のまあるい欠伸春きざす 投稿者:12 (2022年02月20日 (日) 15時44分) [9474]
7点 今月最高点(紫翠.久子.代志子.加津子.剛.言語.希)



秀雄 > 赤ん坊の欠伸を詠んだ句は掃いて捨てるほどあります。それなのにこの句にこれだけの共感が得られたのは、まあるい欠伸という表現にあるのではないかと思います。 (2022年02月20日 (日) 23時13分) [9498]

潤一 > 上五中七の表現は東京支部の句会で出ていたので採れませんでした。 (2022年02月21日 (月) 16時16分) [9516]

潤一 > 去年か一昨年です。 (2022年02月21日 (月) 16時16分) [9517]

潤一 > 偶然とは思いますが。 (2022年02月21日 (月) 16時21分) [9519]

言語 > 秀雄さんのコメントの通り、まあるい欠伸という描写に共感しました。季語もあっていると感じました。 (2022年02月22日 (火) 07時13分) [9533]

孝子 > どうしても既視感がありとれませんでした。潤一さんの言うように、偶然で作者は自分の発見と思っているのでしょうから。それはそれでいいとおもいます、経験で出さなくなると思うので、私も俳句はじめたときに、はっけんとおもっちたら、先輩に注意された時,正郎先生が始めはきにしないでいっぱいつくりなさいといってくれました、選者も経験で変わると思います。 (2022年02月22日 (火) 14時43分) [9552]

加津子 > まあるい欠伸の表現いいですね。季語もいいと思いました。これからの日本の未来を背負って行く赤ちゃんに幸あれと思います。 (2022年02月23日 (水) 19時43分) [9579]

紫翠 > 類想類型は避けるべきと思いますが、それほど気にならずにこの作品の選をしました。 (2022年02月24日 (木) 10時49分) [9584]

> 長い冬を過ごしてゐると待ちに待つのは春である。冬を喜ぶ人もゐるだろうが、私の年代では余りゐないだろうと思う。この句の春兆すは花や鳥などの自然からでは無く、赤子の欠伸に見てゐるのが良い。 (2022年02月26日 (土) 16時13分) [9606]

代志子 > このまあるいの表現が、赤んぼうの全体の表現として、元気が伝わります。 (2022年02月27日 (日) 08時03分) [9607]

事務局 > 作者は貞夫さんでした。 (2022年02月28日 (月) 04時31分) [9620]
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13.梅日和野点支度の緋毛氈 投稿者:13 (2022年02月20日 (日) 15時30分) [9473]
4点(孝子、香、秀雄、言語)


秀雄 > 美しい景の句です。平凡ですが揺るぎないものを感じます。 (2022年02月20日 (日) 23時15分) [9499]

潤一 > 良く目にする光景ですね。季語が桜でも決まるのでは。 (2022年02月21日 (月) 16時19分) [9518]

言語 > 梅の咲くころは、まだまだ野原が枯れていて、茶色っぽい景色の気がします。その中の緋毛氈の緋色は、目にも鮮やかに感じられ、春の象徴のようにも思われました。 (2022年02月22日 (火) 07時15分) [9534]

孝子 > よく景がみえます、非毛氈は野点にしても、茶屋の椅子にかかっててもめをひきます、野点したくで着物姿の若い娘もみえてきます。 (2022年02月22日 (火) 14時49分) [9553]

事務局 > 作者は希でした。 (2022年02月28日 (月) 04時32分) [9621]
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2022年1月大江戸ネット定例句会 投稿者:事務局 (2022年01月23日 (日) 22時51分) [9373]
1月の句会の準備が整いました。1月は、主宰先生のご指導をいただく句会です。皆様、よろしくお願いいたします。また、新年早々句会準備での不手際がありました事お詫び申し上げます。
句会    24日(月)〜30日(日)
作者発表  31日(月)


事務局 > 句会の最終日ですが、まだ、一日あります。このままの終わりも淋しく感じます。
(事務局担当の思いですが)来月に向けて弾みのつくような結びにご協力ください。 (2022年01月30日 (日) 09時14分) [9456]

事務局 > 期日になりましたので、作者を発表します。 (2022年01月31日 (月) 10時01分) [9458]

事務局 > 主宰先生、全句に渡り丁寧なご指導ありがとうございました。皆様ご協力ありがとうございました。コロナ禍の中フレイルに陥らないよう「よく噛んで食べ、食べたら動き、たくさん笑いましょう」
2月は中西希さんの担当です。よろしくお願いします。 (2022年01月31日 (月) 10時19分) [9472]
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1.手遊びの認知予防に初笑い 投稿者:1 (2022年01月23日 (日) 22時40分) [9372]
無点


言語 > 福笑いをしたんでしょうか?手遊びの遊び方が想像できませんでした。 (2022年01月24日 (月) 12時08分) [9374]

秀雄 > 季語の初笑いが十分生かし切っていないのが残念だなと思いました。 (2022年01月24日 (月) 16時08分) [9387]

榮一 > 先ず句に切れがない。すなわち述べになっている。すなわち散文の説明のようである。少なくても予防「に」ではなく予防「や」と切れを入れる工夫をしたいです。 (2022年01月26日 (水) 16時16分) [9424]

孝子 > 笑い初めの多分シルバー世代。もしかしたら子供もまじっての手遊び中かとおもわれる。認知予防には手をつかうのがよいときく。また、声をだして笑うのもよいとおもう。予防やときれをいれたらいただきました。 (2022年01月26日 (水) 17時25分) [9429]

作者 > 先生の一文字で句の変化、正月早々の勉強です。ありがとうございました。 (2022年01月30日 (日) 17時10分) [9457]

事務局 > 作者は代志子さんです。 (2022年01月31日 (月) 10時01分) [9459]
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2.初場所や応援拍手のみになり 投稿者:2 (2022年01月23日 (日) 22時38分) [9371]
1点(保子)


言語 > 相撲観戦も声援禁止になっているんだろうと想像しました。 (2022年01月24日 (月) 12時10分) [9375]

秀雄 > 大声を出して声援できない初場所は盛り上がりに欠けると思います。情景は十分理解できますが初場所という新年の季語に相応しい内容であるともっとよかったと思いました。 (2022年01月24日 (月) 16時14分) [9388]

貞夫   > 初場所が終えて大関の不甲斐なさが目だったがその分他の力士が頑張り面白かった。腰痛を忘れて力んだり声が出そうになったりした。やはり歓声の聞こえぬ相撲は一寸物足りない。正にこの句の通りだが逆に声が出そうになった瞬間などを詠んだら面白かったと思う。
(2022年01月24日 (月) 17時24分) [9403]

榮一 > コロナ禍の現在の世相を詠んでいます。なるほど声を出さない静かな相撲観戦は観戦の条件なのかもしれません。句の内容はたやすく分かります。分かりやすすぎるのも考え物です。 (2022年01月26日 (水) 16時48分) [9425]

保子 > 本当に相撲好きの作者さんだと思いました。テレビ中継しか観ない私にとっては、刺激的でした。選句した今考えるのは、この作品はニュース性があり一過性の時事俳句なのではないかという事です。自作のマスクの作品など含め考えてしまいます。 (2022年01月27日 (木) 22時46分) [9440]

事務局 > 作者は久子さんです。 (2022年01月31日 (月) 10時02分) [9460]
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3.手袋を編む夜ラジオの名作座 投稿者:3 (2022年01月23日 (日) 22時36分) [9370]
5点(紫翠、香、秀雄、加津子、主宰)


言語 > ラジオの名作座というのが想像できませんでした。有名作品の朗読とかなんでしょうか? (2022年01月24日 (月) 12時11分) [9376]

秀雄 > 寒い夜にラジオのドラマを聞きながら手袋を編んでいる。しみじみとした情景が伝わってきます。 (2022年01月24日 (月) 16時17分) [9389]

紫翠 > 上手い取り合わせと思います。名作座で非日常の世界が広がるように感じます。 (2022年01月26日 (水) 10時46分) [9423]

榮一 > もう何年もラジオを聞いたことがない。過って森繁久彌が長く放送していたのを思い出す。ネットで調べてみると「新日曜名作座」を西田敏行と竹下景子が演じているようだ。7時20分から30分ほどの放送である。夕食をすませて後かたずかたずけをしてから手袋を編みながら楽しく聴いているようである。ゆったりとした時間の流れが心地よい句である。落ち着いた主婦が見えて面白い。 (2022年01月26日 (水) 17時14分) [9426]

榮一 > 後片づけ・・です。 (2022年01月26日 (水) 17時15分) [9427]

加津子 > ラジオの名作座を聞きながら、編み物を編むのは至福のひとときでしょうね。優雅な時間です。ラジオと言えばパックインミュージックやオールナイトニッポンの時代でした。 (2022年01月27日 (木) 22時48分) [9441]

事務局 > 作者は潤一さんです。 (2022年01月31日 (月) 10時02分) [9461]
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4.じゃんけんで負けた手の指隙間風 投稿者:4 (2022年01月23日 (日) 22時33分) [9369]
4点(貞夫、香、久子、言語)


言語 > 漫画の表現方法で、ショックを受けた顔と吹き抜ける風の画像を見かけますが、それを想像しました。 (2022年01月24日 (月) 12時12分) [9377]

秀雄 > 隙間風という季語をこのように使っていいのか、みなさんのご意見をお聞かせください。 (2022年01月24日 (月) 16時21分) [9390]

貞夫  > 内容はまるっきり違うが池田澄子の有名な句を思い出す。日本ではじゃんけんと良く似た遊びが平安の頃からあったそうだ。男は最初出すのはグーかパーが圧倒的に多いそうだがこの句の人はきっとパーで負けたんだろう。パーを出した指の間に隙間風を感じたその瞬間を捉えたのが面白い。私はその人の感じ方ですからこのような使い方でもOKだと思います。 (2022年01月24日 (月) 16時49分) [9397]

加津子 > 「じゃんけんで負けて蛍に生まれたの」ですね。 (2022年01月24日 (月) 19時16分) [9407]

潤一 > 季語は単に季節感を表すだけでなく長年にわたって人々の暮らしや自然に定着したものが歳時記に収載され季語とされていると思います。この隙間風もしかりで、隙間風という季語が句に置かれていることで読み手には隙間風という季語から伝わるイメージの世界に誘われるわけでこの句のような使われ方は首肯できません。上五中七の表現からすれば隙間風でなくても別の妥当な季語があると思います。 (2022年01月25日 (火) 10時55分) [9409]

秀雄 > よく「二人の間に隙間風が吹き始めた」とか「胸の中を隙間風が通るようだ」と比喩的に表現されることがあります。このような慣用的な比喩を安易に季語に仮託するのはむしろ感性を摩耗させるのではないかと心配になりました。 (2022年01月25日 (火) 11時41分) [9418]

加津子 > 皆さんの書き込みを辞書を引きながら読んでいます。「隙間風」は、目に見えない感じる季語です。読み手が何かを感じられればいいと思います。 (2022年01月25日 (火) 12時51分) [9419]

榮一 > 隙間風を心理的に使うのは感心しません。隙間風は戸の隙間から吹いてくるような自然の出来事です。最終的に心理的なところへ行くことはあっても直接的な表現はかえって句を損なうようです。この句では隙間風は相応しくないようです。 (2022年01月26日 (水) 17時24分) [9428]

孝子 > はじめをみて。すぐに蛍の句を思うのは、勉強不足の私でも同じおもいがある。それを払拭するにはよほどの力量が必要と思われる。また皆様が言われる季語としての働きがないのは致命的とおもいます。季語の本位を大事にすることが基本の基本だと私はおもいます。言葉の感じ方を自由にしたいなら、季語以外にしたいです。それだけ季語は大事に扱いたいと私はおもいます、 (2022年01月26日 (水) 17時38分) [9431]

事務局 > 作者は紫翠さんです。 (2022年01月31日 (月) 10時03分) [9462]
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5.オペラ座の天井桟敷懐手 投稿者:5 (2022年01月23日 (日) 22時31分) [9368]
2点(紫翠、孝子)


言語 > オペラ座、天井桟敷など縁がない言葉が多く情景が想像できませんでした。 (2022年01月24日 (月) 12時13分) [9378]

秀雄 > この句は懐手という季語の選択が成功したかのかどうかの問題だと思いました。 (2022年01月24日 (月) 16時24分) [9391]

潤一 > オペラ座の天井桟敷は寒いのでしょうか? (2022年01月25日 (火) 10時57分) [9410]

榮一 > パリのオペラ座です。オペラ座でオペラを見た人には懐かしく響くのかもしれません。知らない人には無縁な感じです。懐手の配合は作者も無縁であると言っているような気がしますが。何故か遠いです。 (2022年01月26日 (水) 17時28分) [9430]

孝子 > 歌舞伎座の三階席や懐手ならスムーズに季語が収まると、考えてるうちにたどり着きました。なぜ選んだかというと、上五中七に引かれました。昔、映画だか芝居だかでオペラ座の怪人というるルーる作の芝居を見ました。なつかしくおもいだしました。懐手があうかどうかで悩みましたが懐手で見る日本人で納得しました。
(2022年01月26日 (水) 17時53分) [9432]

事務局 > 作者は秀雄さんです。 (2022年01月31日 (月) 10時04分) [9463]
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