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大江戸ネット句会

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10月定例句会 投稿者:事務局 (2019年10月24日 (木) 01時10分) [6607]
今月の句会を始めます。
今回より、最近、玄鳥に入会された京橋支部の大高智郎さんと大高美津子さんのご夫妻がネット句会に参加されました。俳句を始めて間もないそうです。
みなさん、よろしくお願いします。では、今月もたくさんの書き込みお願いします。

 句会期間 10月31日(木)まで


智郎 > 初めまして。大高智郎と申します。まだ俳句をはじめて3ヶ月の初心者のため、わからないことだらけです。ご指導のほどよろしくお願いいたします。 (2019年10月27日 (日) 22時57分) [6626]

美津子 > はじめまして。勉強させていただきたく敷居の高さも感じましたが、思い切ってこちらの参加を希望しました。
よろしくお願い致します。 (2019年10月31日 (木) 20時38分) [6654]

事務局 > 期日が来ましたので作者を発表します。 (2019年10月31日 (木) 23時31分) [6661]
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1. 風わたるカルスト台地蕎麦の花  投稿者:1 (2019年10月24日 (木) 00時58分) [6605]
6点(紫翠、智郎、孝子、保子、希、加津子)


加津子 > 地下には鍾乳洞のあるカルスト台地に蕎麦の花?不思議に感じて惹かれた句です。 (2019年10月26日 (土) 21時19分) [6621]

智郎 > 私はカルスト台地と聞くと山口県の秋吉台を思い浮かべます。秋吉台の特産品の中に、秋吉そばというものがあることを知りました。はるか四十年前に訪れた秋吉台の風景の記憶に、白い蕎麦の花が風で揺れる姿を重ねてみると、とても納得できたので、いただきました。 (2019年10月27日 (日) 22時58分) [6627]

加津子 > 秋吉台には高校の修学旅行で行ったきりなのでそばがあるとは知りませんでした。つい信州を思い浮かべてしまいます。 (2019年10月28日 (月) 22時28分) [6634]

紫翠 > 「カルスト台地」に「蕎麦の花」の取り合わせが素晴らしい。 (2019年10月30日 (水) 11時28分) [6640]

保子 > 秋吉台に行った事はあります。蕎麦の花に少々の違和感を抱きつつ選句しました。知郎さんの言われる事で納得しました。 (2019年10月31日 (木) 00時12分) [6649]

孝子 > 保子さんとまったく同じです。 (2019年10月31日 (木) 20時47分) [6656]

事務局 > 作者は秀雄さんでした。 (2019年10月31日 (木) 23時32分) [6662]
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2.台風や日本列島咆吼す  投稿者:2 (2019年10月24日 (木) 00時57分) [6604]
1点(香)



咆吼は咆哮ではないでしょうか。
教えて下さい。
台風が列島を荒らしまわったことは大変な悲しみです。 (2019年10月26日 (土) 11時16分) [6619]

節子 > 一般的には咆哮だと思いますが、どちらでも同じ意味だと思います。 (2019年10月30日 (水) 23時10分) [6646]

事務局 > 作者は久子さんでした (2019年10月31日 (木) 23時33分) [6663]
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3. 老いの身を二軍の秋蚊襲いけり  投稿者:3 (2019年10月24日 (木) 00時56分) [6603]
2点(清子、保子)


清子 > 蚊を一軍二軍区別したところが面白く頂きました。 (2019年10月26日 (土) 08時09分) [6616]

保子 > 「老いの身と二軍の秋蚊」 面白い発想!楽しんでいる作者を想像します。ちょっと川柳に近いかなとおもいますが、ホッとするひと時、ありがとうございます、という感じです。 (2019年10月31日 (木) 00時21分) [6650]

事務局 > 作者は貞夫さんでした (2019年10月31日 (木) 23時35分) [6664]
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4.開園にリュックが並ぶ萩の門  投稿者:4 (2019年10月24日 (木) 00時55分) [6602]
3点(保子、加津子、秀雄)


秀雄 > リュックを句材にした句はよく見かけます。例えば5月のネット句会では浩二さんが「東屋にリュック大小杜若」という句を詠んでいます。「リュックが並ぶ」という表現も平凡です。「開園に」も中七の説明になっています。この句は下五の「萩の門」で上五中七をすくい上げています。「萩の門」がどのような門でどこにあるのか私は知りません。しかしこの下五によってこの句は詩としての俳句として立ち上がっていると思います。 (2019年10月24日 (木) 20時32分) [6608]

加津子 > 私も萩の門でいただきました。どんな所か興味がそそられます。カメラをぶら下げた人も居そうです。 (2019年10月26日 (土) 21時26分) [6622]

保子 > 「開園に」を「開園や」とするともう開いているので、並ぶ必要はないし。切れの無いのが気になりました。大小は使えないので、「とりどりのリュックが並ぶ」だったら達意があるかな〜。 (2019年10月31日 (木) 00時37分) [6651]

事務局 > 作者は代志子さんでした (2019年10月31日 (木) 23時36分) [6665]
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5. 地に跳ねる花梨無住の古社  投稿者:5 (2019年10月24日 (木) 00時54分) [6601]
6点(貞夫、智郎、孝子、剛、加津子、節子)


貞夫 > 句またがりでリズムが良い。静寂さが表れていて花梨の落ちる音まで聞こえて来るようだ。 (2019年10月25日 (金) 17時26分) [6612]

加津子 > 花梨は固いので柔らかい地面だとめり込んでしまいます。アスファルトだと跳ねて転がります。我が家の花梨の実態と同じなのでいただきました。花梨は香りがいいので玄関に飾り痛んでくると地に戻します。 (2019年10月26日 (土) 21時46分) [6623]

智郎 > 花梨の実を見たことがありませんが、ネットで検索したところ、黄色くて堅く芳香があるということでした。無人の薄暗い社にある花梨の木から黄色い実が落ち、芳香のなか地面に跳ねる情景が想像できました。 (2019年10月27日 (日) 23時01分) [6628]

> 無住ならば、名のある神社では無いらしい。普通に古い寺を古刹(こさつ)、古い神社を古社(こしや)と読むが、この句17音なら(ふるやしろ)と読ませるのだろうか、少し苦しい。春に花を咲かせ、実を結び、そして秋には熟して地に落ちる、忘れられたような神社に、転がる黄色い果実。その瞬間を偶然に目にした。形ある物の、寂しさや、無常の時間のような事が、ふと心に兆すのは間違いない。 (2019年10月29日 (火) 15時29分) [6637]

孝子 > 花梨は大好きです。昔子供の小さいころ八百屋のおばあちゃんに花梨をはちみつにつけると咳止めによいと聞き毎年かってつけていました。街路樹でもあったりしてよく落ちないかなとみていました。玄関においてかおりにしていました。この句もよくみえていいとおもいました。 (2019年10月31日 (木) 20時54分) [6659]

事務局 > 作者は香さんでした (2019年10月31日 (木) 23時38分) [6666]
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6. 颱風がきのふの私をつれてゆく 投稿者:6 (2019年10月24日 (木) 00時52分) [6600]
1点(香)


> きのふの私をつれてゆくで台風によって気持ちか心構えが違ったのかな と思いました。 (2019年10月26日 (土) 11時07分) [6618]

事務局 > 作者は潤一さんでした (2019年10月31日 (木) 23時38分) [6667]
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7. げんまんのちひさき指や秋うらら  投稿者:7 (2019年10月24日 (木) 00時51分) [6599]
6点(貞夫、清子、代志子、久子、節子、秀雄)


秀雄 > 「指切りげんまん」もよく句材に取り上げられます。今月の横浜支部の句会では柴崎ゆき子さんが「指切りの針千本や秋落暉」という句を詠んで多点を取っています。問題はこの句が俳句として成立しているかどうかです。私はこの句は俳句としての定型をしっかりと踏まえた良句であると思い採らせていただきました。 (2019年10月24日 (木) 20時34分) [6609]

貞夫 > 秀雄さんが言われるように類想感がある。が、可愛いらしさがあり郷愁を抱かせる。ただ私は季語が今一つの感じがした。 (2019年10月25日 (金) 17時31分) [6613]

清子 > 可愛い笑顔が見えてきました。季語がいいです。。 (2019年10月28日 (月) 08時30分) [6630]

節子 > 私も「秋うらら」が付き過ぎの感じもしますが焦点を絞ったところが良かったと思います。 (2019年10月30日 (水) 23時20分) [6647]

事務局 > 作者は美津子さんでした (2019年10月31日 (木) 23時39分) [6668]
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8. 雨雲におされ濃厚秋夕焼  投稿者:8 (2019年10月24日 (木) 00時50分) [6598]
1点(希)


> 横須賀に引っ越してから、自然の豊かさを感じます。何でもない朝や夕方の空や雲、鳥のさえずり、風の音、雨の降りかたに…この所の長雨、少し晴れ間が見えた夕焼けの景でしょうか?雨雲に押され気味だけど、太陽は此処に居ますと希望を感じました。 (2019年10月30日 (水) 07時17分) [6639]

事務局 > 作者は紫翠さんでした (2019年10月31日 (木) 23時39分) [6669]
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9. 他人さまの人生観入る片時雨 投稿者:9 (2019年10月24日 (木) 00時49分) [6597]
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節子 > 人生観入るがよく解りませんでしした。聴くなら解りますが…。 (2019年10月30日 (水) 22時59分) [6645]

事務局 > 作者は保子さんでした (2019年10月31日 (木) 23時40分) [6670]
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10. 紅白の漢や球と草相撲  投稿者:10 (2019年10月24日 (木) 00時48分) [6596]
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作者 > 日本代表の紅白ボーダーののユニフォームの躍動は皆感動したはず、四年後、また会おう(にわかラグビー応援団) (2019年10月30日 (水) 21時54分) [6643]

節子 > 日本代表の活躍には感動しました。
ラグビーのタックルを草相撲(秋の季語)と見立てたのでしょうか。少し無理があったように思います。 (2019年10月30日 (水) 22時54分) [6644]

事務局 > 作者は浩二さんでした (2019年10月31日 (木) 23時41分) [6671]
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11. 街灯の柔らかに点く霧の夜  投稿者:11 (2019年10月24日 (木) 00時47分) [6595]
5点(潤一、紫翠、代志子、希、剛)


> 冷え込んで、風が弱い状況が、霧の湧く条件だそうである。 気温が最も低くなる日の出頃が多いらしい。いま住んでゐる北陸は街中が霧に覆われる事は滅多にない、東京もそうだった。ただ横浜は何度も霧の朝や夜を経験した。歌謡曲や映画に「霧」と付けられることは多い、何故と考えても思い当たらないが、ロマンチックとでも云えば良いのか、こんな霧の夜は、裕次郎やフランク永井が出現するのだ。 (2019年10月29日 (火) 11時46分) [6635]

紫翠 > 素直な作品で、「柔らかに点く」の工夫が活きている。やや因果関係的表現が気になった。 (2019年10月30日 (水) 11時34分) [6641]

潤一 > 「霧の夜」を夜でなく別の季語だとなお良い。 (2019年10月31日 (木) 15時18分) [6652]

事務局 > 作者は智郎さんでした (2019年10月31日 (木) 23時42分) [6672]
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12. 濁流の激つ闇夜やきりぎりす  投稿者:12 (2019年10月24日 (木) 00時46分) [6594]
2点(美津子、浩二)


浩二 > 濁流は激っているものではありますが、闇夜の静寂のなかの虫の音との対比で頂きました。激るとせずに激つにしたことの効果や、動詞の活用について知りたいところです。 (2019年10月28日 (月) 10時57分) [6633]

美津子 > 濁流の「激つ」の言葉の持つ力に圧倒されます。恥ずかしながらこの言葉は辞書で調べました。私もこのきりぎりすという小さな生きものが闇夜にぽつんといる様子との対比が美しいと思いました。 (2019年10月31日 (木) 20時45分) [6655]

事務局 > 作者は節子でした (2019年10月31日 (木) 23時43分) [6673]
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13. 夕日さす藷街道や重き籠  投稿者:13 (2019年10月24日 (木) 00時45分) [6593]
1点(浩二)


浩二 > いもという字には、芋、薯、藷がありますが、この句の藷は「甘藷」さつまいもを指すようです。いも街道は、川越の富(とめ)という地区にあります。さつまいもは「栗より(九里四里)うまい十三里」と、江戸と川越の距離をもじってその美味しさが伝えられてきました。
徳川吉宗の時代、享保の大飢饉に見舞われた江戸の食糧難を救ったのは鹿児島から伝来してきた、さつまいもでした。その栽培法を広めた蘭学者、青木昆陽の墓碑は目黒不動尊にあります。いつもながら長いうんちく恐縮です。 (2019年10月25日 (金) 16時09分) [6611]

貞夫 > 私の第二の故郷熊本球磨郡ではサツマイモの事をカラ藷と呼んでいました。きっと唐藷と書くんだと思います。 (2019年10月25日 (金) 17時41分) [6615]

浩二 > 掲句について、良い風景だと思います。このいもが入った籠は作者が抱えているのでしょうか。そうではなく背負った人がいる風景を写生しているのだろうと思いました。であれば下五の「重き」は主観が入ってくるので、そうではない言葉がいいのではないか、とも思いました。 (2019年10月27日 (日) 10時32分) [6624]

事務局 > 作者は清子さんでした (2019年10月31日 (木) 23時43分) [6674]
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14. 成ったまま全部貰った次郎柿 投稿者:14 (2019年10月24日 (木) 00時44分) [6592]
2点(紫翠、美津子)


紫翠 > 着眼点に注目した。もらった後どうしたのか。移植したのか、そのまま植えてあるのか、どこにあるのか等現実的な点から、いつまで食べ続けられるかなど時間的な面も気になる。きりがないのでこのくらいにしますが、まだまだ楽しめそうな気がする。 (2019年10月30日 (水) 11時54分) [6642]

美津子 > なかなかこういう光景はお目にかかれないだけに、その豪快さと自然の豊かさを感じ、実りの秋を深く胸に思い起こさせます。 (2019年10月31日 (木) 20時47分) [6657]

事務局 > 作者は希さんでした (2019年10月31日 (木) 23時44分) [6675]
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15. ワンカップの反り返る蓋芋煮会  投稿者:15 (2019年10月24日 (木) 00時43分) [6591]
10点(潤一、貞夫、清子、代志子、孝子、久子、浩二、剛、節子、秀雄)


秀雄 > この句は「ワンカップの反り返る蓋」という着眼点で採らせていただきました。季語の「芋煮会」は逆につきすぎではないかと思います。たとえば「衣被」「紅葉狩」など少しお酒から離れた季語を考えてもよいのではと思いました。 (2019年10月24日 (木) 20時36分) [6610]

貞夫 > ワンカップを開けた時の事であろう。美味そうな芋煮が出来上がったんだろう。さぁ、一杯と云うところだろう。私だったら出来上がる前に開けそうだが。(笑) (2019年10月25日 (金) 17時36分) [6614]

> 皆様の書き込みを読んで私の選句力のないことがつくづくわかり 勉強になります。
どうぞいろいろと教えて下さい。
宜しくお願いします。 (2019年10月26日 (土) 11時20分) [6620]

清子 > ワンカップの反り返る蓋で芋煮会の盛り上がりが伝わりました。美味しい芋煮で体が温まります。 (2019年10月28日 (月) 08時42分) [6631]

浩二 > ワンカップ大関を開けるとき、丸い輪を持って蓋を持ちあげていくと、金属が切れるときの「キュウウ」という音がして、「パチン」とあきます。秋の青空のもと広々とした川原の芋煮会は、缶ビールの「プシュ」という音よりもこちらのほうが似合いますね。 (2019年10月28日 (月) 10時37分) [6632]

> 芋煮会は東北地方の季節の風物詩として、この時期ニュースになる。秀雄氏や貞夫氏、浩二氏の書かれた通りである。宣伝する訳では無いが、ワンカップと云えばその名も「大関」戸外で賑やかに騒ぎながら飲む酒の代表である、この句の芋煮会は上手く嵌ってゐると、私は思う。 (2019年10月29日 (火) 12時58分) [6636]

節子 > 親しい人達と捲れあがった蓋のワンカップを片手に乾杯!楽しいひと時です。芋煮会がより効果を生んだと思います。 (2019年10月30日 (水) 23時50分) [6648]

孝子 > 俳句てきな視線は最高です上手すぎるくらいいい句だと思います.高点はとうぜんと思いました。 (2019年10月31日 (木) 21時01分) [6660]

事務局 > 今月の最高点でした。
作者は加津子さんです。 (2019年10月31日 (木) 23時46分) [6676]
名前

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16. 新宿に留まり切れぬ秋日落つ 投稿者:16 (2019年10月24日 (木) 00時40分) [6590]
5点(潤一、智郎、香、美津子、久子)


> 新宿の街の様子は他の地とは違うようですね。それが何となく伝わるように思います。 (2019年10月26日 (土) 11時03分) [6617]

智郎 > 新宿は学生の頃、何度も行った街です。最近は随分ご無沙汰していますが。その学生の頃の記憶の中に、猥雑な街に夕陽が差している記憶が確かにある気がしました。なぜか新宿は夕焼けが似合うと思い、いただきました。 (2019年10月27日 (日) 23時03分) [6629]

加津子 > 若かりし頃小田急線で行く新宿は西口広場などの雑踏に都会の気分をあじわったものです。今では、都庁やホテル群のビルが林立してビルの谷間に日が落ち、少しずつ空が広くなって多摩川を渡るころは丹沢の山脈が見え始め日の沈む西の山北に帰る。選句しませんでしたが、心に残る句でした。 (2019年10月29日 (火) 16時45分) [6638]

潤一 > 新宿は夜の街。大きな夕陽をじっくり味わえる田舎と違い、夕陽は直ぐに沈み、ネオンに代わる。面白い句と思う。 (2019年10月31日 (木) 15時24分) [6653]

美津子 > 子供の頃、毎年夏休みに映画に連れて行ってもらった街が新宿で思い出深いです。混沌とした街に夕日がギリギリまである様子、この「留まり切れぬ」のダイナミックさに魅かれました。個人的に「太陽にほえろ」の夕日が脳裏に強く浮かびましたが、季節的に合っているかわかりません…。 (2019年10月31日 (木) 20時53分) [6658]

事務局 > 作者は剛さんでした (2019年10月31日 (木) 23時49分) [6677]
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10月定例句会 投稿者:事務局 (2019年10月24日 (木) 00時25分) [6589]
期間 10月31日(木)まで

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9月定例句会 投稿者:事務局 (2019年09月23日 (月) 12時09分) [6523]

 今月の兼題は「面」です。たくさんの書き込みをお願いします!

 句会期間 9月30日(月)まで


代志子 > 三者の様子と虫の声が大きく鳴いています。早く帰りたいなー??? (2019年09月28日 (土) 22時11分) [6558]

代志子 > 1段間違えました。ごめんなさい (2019年09月28日 (土) 22時12分) [6559]

事務局 > 兼題の「面]はいろいろな素材が出てきて勉強になりました。みなさんはいかがでしたが。
期日来ましたので作者を発表します。 (2019年09月30日 (月) 22時40分) [6574]
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1. 進学の親子面談虫の声  投稿者:1 (2019年09月23日 (月) 12時07分) [6522]
3点(清子、代志子、加津子)


加津子 > 先生の前でうつむく姿の親子が見えました。前途多難のようです。 (2019年09月25日 (水) 21時58分) [6532]

清子 > 親子にとって一番大切で心配の時期です。情景がみえてきます。 (2019年09月26日 (木) 12時31分) [6540]

事務局 > 作者は潤一さんでした。 (2019年09月30日 (月) 22時42分) [6575]
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2.髭面の能書き耳に秋刀魚焼く 投稿者:2 (2019年09月23日 (月) 12時06分) [6521]
2点(紫翠、久子)


紫翠 > 情景をしっかり捉えた作品で、「秋刀魚焼く」が絶妙の味を伝えていると思います。 (2019年09月26日 (木) 15時40分) [6543]

久子 > 魚を焼くときはひっくり返さない、焦がさない、がコツだとか。耳元でああだこうだと言うのを聞き流していかに秋刀魚を美味しく焼くかに専念!10年前を思い出しました。 (2019年09月28日 (土) 16時05分) [6557]

節子 > 秋刀魚焼く傍で夫が能書きを言っているご夫婦の日常が見えます。
(2019年09月29日 (日) 11時41分) [6566]

事務局 > 作者は貞夫さんでした。 (2019年09月30日 (月) 22時42分) [6576]
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3. 包丁のすべる面取り虫すだく 投稿者:3 (2019年09月23日 (月) 12時05分) [6520]
3点(潤一、貞夫、浩二)


貞夫 > この主人公は料理人か、すべる面取りで名人芸が見える。リズムがあり良かった。 (2019年09月24日 (火) 06時34分) [6527]

潤一 > 室内の調理の静けさが虫の声で際立ちます。 (2019年09月27日 (金) 15時36分) [6548]

浩二 > 大事な来客が来るのかなと思っていたのですが、貞夫さんの主人公は料理人になるほどと思いました。季語もいいです。 (2019年09月28日 (土) 08時28分) [6551]

事務局 > 作者は加津子さんでした。 (2019年09月30日 (月) 22時43分) [6577]
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4.面倒な話はすまい秋彼岸 投稿者:4 (2019年09月23日 (月) 12時04分) [6519]
4点(香、清子、代志子、希)


清子 > 皆が集まる日は穏やかに過ごしたいです。 (2019年09月26日 (木) 12時36分) [6541]

浩二 > そうはいかないのですよね。 (2019年09月28日 (土) 08時40分) [6553]

代志子 > この方はすでに、色々な準備をされているのですね。であればいつでもその話はできますね。気持ちの余裕が羨ましいです。 (2019年09月28日 (土) 22時25分) [6560]

節子 > 親族だからこそ面倒な話は付き物。秋彼岸の季語が活きていると思います。 (2019年09月29日 (日) 11時46分) [6567]

事務局 > 作者は久子さんでした。 (2019年09月30日 (月) 22時43分) [6578]
名前

削除キー

5. 酔芙蓉凸面鏡を回しおり 投稿者:5 (2019年09月23日 (月) 12時02分) [6518]
1点(浩二)


浩二 > 酔芙蓉は朝の白い花びらから、ピンクへそして夕方には酔ったように赤くなって夕方には枯れてしまう花です。
作者はそれを、乗用車の中から見ていると思いました。ルームミラーか、外のサイドミラー越しに、車内で凸面鏡を操作して、乗用車の後側のその花に角度を合わせて運転席に座っています。
連れの方を待っていると思いました。2時間か、3時間か、少し長い時間、連れの方が戻るまで、車内で酔芙蓉のはなびらの色の移ろいを鏡越しに見ながら、シートをすこし倒して、落ち着いて、運転席で座って待ってることにしよう、と思った時の句だと思いました。
(2019年09月24日 (火) 12時49分) [6530]

浩二 > こういう解釈でいいものなのか、不安ではあります。 (2019年09月24日 (火) 15時18分) [6531]

加津子 > 浩二さんの細やかな解釈にはいつも勉強になります。 (2019年09月25日 (水) 22時02分) [6533]

事務局 > 作者は希さんでした。 (2019年09月30日 (月) 22時44分) [6579]
名前

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6. 嫁ぐ娘と面取りをする秋うらら  投稿者:6 (2019年09月23日 (月) 12時02分) [6517]
3点(久子、剛、秀雄)


秀雄 > 面取りとは辞典によると「料理で、大根・芋などの切り口の角を薄くそぎ取ること。形を整えたり、煮崩れを防いだりするために行う」とあります。おそらく嫁ぎ行く我が子に母親が料理を伝授しているところかもしれないし、もう一緒に調理できなくなることを惜しみ、つかの間のふたりでの調理のひと時を楽しんでいるのかもしれない。「秋うらら」という季語は晴れわたった秋に春の麗らかさを感じ取る季語であるという。嫁ぎ行く娘の幸せを祈る母親の気持ちを詠ったものかもしれないし、母と娘の暖かな関係を詠ったものかもしれない。 (2019年09月23日 (月) 21時59分) [6524]

> 「面取り」なる言葉を知ったのは何時ごろだろうか、と思いながら、1点を投じました。私の年代の男達はまず台所仕事をしない。「面取り」なる言葉も男は知らない人は多いと思う。秋は南瓜、大根等々、炊いて食べる物には事欠かない、収穫の季節である。。綺麗すぎる嫌いはあると思うが、母と娘の穏やかな情景が見えて背中が暖かい。 (2019年09月27日 (金) 20時20分) [6550]

久子 > 前に読んだ初心本で娘と書いて「子」と読ませるのは如何なものかとありました。でもここはやはり母と娘、お互いの心情が身につまされ迷わず頂きました。 (2019年09月28日 (土) 15時57分) [6556]

事務局 > 作者は孝子さんでした。 (2019年09月30日 (月) 22時45分) [6580]
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7. 一面の日本コスモスかくれんぼ 投稿者:7 (2019年09月23日 (月) 12時00分) [6516]
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孝子 > コスモスは日本人好みの花で秋桜ともいわれるがメキシコ原産明治初期に伝えられた。いまでは沢山の種類があり、よくみるき花コスモスは別種であるという。チョコレイト色でチョコレイトの香りのもあった。一面のコスモスなので色とりどりのはなが咲き乱れている景色とそのなかでかくれんぼをしている様子も楽しく見える。なぜ無点かと思うとわざわざ日本という三文字を入れたことと思う。作者はこだわりたかったと思うがよみては違う作者の発見を期待したとおもわれる。 (2019年09月26日 (木) 10時37分) [6536]

節子 > 以前に北海道を旅した時、紋別にある太陽の丘えんがる公園で見たコスモス畑が印象に残っています。夕暮れの日差しの中にいると別世界のよう。印象深いです。
日本は省略した方がすっきりすると思います。
(2019年09月29日 (日) 11時59分) [6568]

作者 > お二人のアドバイスありがとうございました。日本のコスモスにこだわりすぎました。 (2019年09月30日 (月) 18時55分) [6572]

事務局 > 作者は代志子さんでした。 (2019年09月30日 (月) 22時45分) [6581]
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8. 十六夜や跡白波のある川面 投稿者:8 (2019年09月23日 (月) 12時00分) [6515]
5点(紫翠、潤一、香、剛、節子)


紫翠 > 「十六夜」が上手いと思います。作者の感性が素晴らしい。 (2019年09月26日 (木) 15時44分) [6544]

潤一 > 川面に残る白波が十六夜の月明かりに照らされている。十五夜でないところに作者の繊細な目が伺えます。 (2019年09月27日 (金) 15時44分) [6549]

> 百人一首に、沖つ白波のある事は知っていたが、跡白波は知らなんだである、学ばせて戴いた。十六夜と、跡白波に採らされたと云えようか。船が通うくらいの大きな川は、隅田川くらいしか知らないが、大都会の中を流れて、それぞれの季節には表情を変える。昨夜は中秋の名月、川面には名残の月。跡白波とは中々蘊蓄のある言葉である。 (2019年09月28日 (土) 10時08分) [6555]

節子 > 「十六夜」「跡白波」「川面」と無駄のない素材。心が洗われるような情景です。
(2019年09月29日 (日) 12時04分) [6569]

事務局 > 作者は浩二さんでした。 (2019年09月30日 (月) 22時47分) [6582]
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9. 太刀魚の面魂や正気満つ  投稿者:9 (2019年09月23日 (月) 11時59分) [6514]
4点(香、浩二、孝子、保子)


孝子 > たしかに太刀魚の面魂はすごい。そのものの提示でいった
その提示をして。いったん切れを入れ下五にもっていった力強さを頂きました。 (2019年09月26日 (木) 10時45分) [6537]

浩二 > 太刀魚をネットで調べたところ垂直に立って泳ぐことに驚きました。市場に並ぶ大きな太刀魚だと思いますが、目玉の大きさや銀色の体にカタナの気性の激しさを感じた。そんなところが面白かったです。下五がうまいと思いました。 (2019年09月28日 (土) 08時34分) [6552]

保子 > 「太刀魚の面魂」少々の違和感がありました。実はしっかりと見たことがないのです。「正気満つ」でいろんな思いが払拭されました。 (2019年09月28日 (土) 23時45分) [6562]

代志子 > 正確な観察と正気満つの表現、作者の方?楽しみです。 (2019年09月30日 (月) 19時08分) [6573]

事務局 > 作者は節子でした。 (2019年09月30日 (月) 22時47分) [6583]
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10. 面打ちのシニア教室小鳥来る 投稿者:10 (2019年09月23日 (月) 11時55分) [6513]
8点(紫翠、貞夫、希、加津子、保子、剛、秀雄、節子)


秀雄 >  面打ちとは能面(など)の製作者をいうらしい。面を製作する高齢者向けの教室があるのだろう。熱心に面の作製に打ち込んでいる高齢者たちの姿が目に浮かんでくるようである。さて、季語は「小鳥来る」である。字面(ずら)を見る限り「小鳥」という可愛らしい言葉と高齢者たちの姿が、上手く重なるかといえば少々首を傾げたくなる。ただ「小鳥来る」という季語は空を覆うばかりに押し寄せてくる冬鳥類の大群が澄んだ空に見える様を表現したものであるという。ということはこの季語は大きな生命力を孕んだ言葉であるといえる。そういった意味では、面打ちに熱中する高齢者たちの姿と「小鳥来る」という季語は、ある程度は重なるのではないかと思います。 (2019年09月23日 (月) 22時02分) [6525]

貞夫 > 秀雄さんの言われる通り面打ちを趣味とする人は少ないだろう。私の勤務先に陸士、陸大での軍人だった人が居た。物静かな方だったが眼光鋭く存在感のある方だったが、その方の作品を一度だけ見せて頂いた事がありその方を思い出される句で面打ちと季語の微妙な差が良かったと思う。 (2019年09月24日 (火) 06時46分) [6528]

加津子 > 難しい言葉をつかっていないけれど新しく感じる句でした。今月の句の中で一番好きな句でした。 (2019年09月25日 (水) 22時04分) [6534]

紫翠 > 取り合わせで作品が立ち上がったと思います。 (2019年09月26日 (木) 15時51分) [6545]

> 皆さんの書き込みでいつも学ぶことが多く感謝しています。
有難うございます。 (2019年09月27日 (金) 08時37分) [6546]

保子 > 「小鳥来る」でシニア教室の方達のホッと一息!などという雰囲気が伝わってきて和みました。 (2019年09月28日 (土) 23時53分) [6563]

> 何となくであるが、能面打ちを、面打ちとは少し悩ましい。この季節の季語「小鳥来る」は、大陸から渡って来る鳥を含めて、秋になると山地から降りてくる小鳥たちのことを云うらしい。私の住んでゐる山に近い田舎でも、最近は雀や山鳩も、目にすることも少ない、子供の頃、かすみ網を掛けて獲った、鶫(つぐみ)や、鶸(ひわ)や、あおじ等も滅多に見ることも無い。自然界に生きる鳥達の数が減ってしまったのだろう。人間はこの時代に順応して生き延びて、元気な年寄りたちは時間を持て余す。 (2019年09月30日 (月) 15時12分) [6571]

事務局 > 今月の最高点でした。作者は清子さんです。 (2019年09月30日 (月) 22時51分) [6584]
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11. 爽涼や野外ライブの譜面台 投稿者:11 (2019年09月23日 (月) 11時52分) [6512]
6点(潤一、久子、代志子、孝子、加津子、保子)


加津子 > 野外ライブの譜面台というフレーズに、先月のジャズフェスティバルの続編のように感じていただきました。 (2019年09月25日 (水) 22時09分) [6535]

孝子 > 加津子さんと同じですが、面の兼題で譜面台をみつけられたことに、私はおよびもしないので季語とともに敬意を感じました。秋ですね。 (2019年09月26日 (木) 10時53分) [6538]

潤一 > 秋の爽やかさで譜面台の譜面もくっきりと見えるでしょうね。 (2019年09月27日 (金) 15時34分) [6547]

代志子 > 野外での譜面台は風が強いと、捲れたり、不安定だったりします。さわやかな風くらいで音楽も風にのって届いたと思います。素敵な夜ですね。 (2019年09月28日 (土) 23時06分) [6561]

保子 > 野外ライブ!行った事がないので憧れます。楽しいでしょうね〜。 (2019年09月28日 (土) 23時57分) [6564]

節子 > 欲を言うと、「爽涼」が付き過ぎのようにも思います。爽涼を感じさせる秋の気候の方がよかったなと感じました。 (2019年09月29日 (日) 12時10分) [6570]

事務局 > 作者は秀雄さんでした。 (2019年09月30日 (月) 22時52分) [6585]
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12. 秋深しお寺の池の人面魚 投稿者:12 (2019年09月23日 (月) 11時51分) [6511]
2点(清子、孝子)


孝子 > ちょっと古いですがずいぶん騒がれた時期がありました。今でもよくそのつもりで鯉のかおをみています、 (2019年09月26日 (木) 11時01分) [6539]

清子 > 昔池に探しに行きましたが見つらず帰ってきた事がありました。 (2019年09月26日 (木) 12時43分) [6542]

事務局 > 作者は保子さんでした。 (2019年09月30日 (月) 22時54分) [6586]
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13. 飛び出すや画帳の吾子の里神楽  投稿者:13 (2019年09月23日 (月) 11時50分) [6510]
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保子 > 「画帳の吾子の里神楽」という事は画帳には描かれているいるけれど実在しない!のでは?「飛び出すや」は親としての思いでしょうか。 (2019年09月29日 (日) 00時10分) [6565]

事務局 > 作者は香さんでした。 (2019年09月30日 (月) 22時54分) [6587]
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14. 面つけてヒーローになる秋夕焼 投稿者:14 (2019年09月23日 (月) 11時49分) [6509]
4点(貞夫、希、秀雄、節子)


秀雄 > 面をつけてヒーローになるとは、言い換えれば面をつけなければヒーローではないということである。やんちゃな子供の姿がうかんでくるが、子供だけではないかも知れない。「秋夕焼」という季語は、夏の夕焼けほど鮮明でも雄大でもなく、時間的にも短い夕焼けのことをいうらしい。面をつけているわずかな時間だけがその人がヒーローになれる時である。その時間が過ぎれば、ただの平凡な人になってしまう。この句はまことにアイロニーに富んだ句である。 (2019年09月23日 (月) 22時04分) [6526]

貞夫 > 子供の頃を思い出させる句である。私の息子も仮面ライダーなどの面を付けて遊んでいたのを思い出す。私の時代のヒーローは黄金バット、少年ケニヤのワタル(?)が浮かぶ。秋夕焼けが郷愁を誘い良かった。 (2019年09月24日 (火) 06時54分) [6529]

浩二 > 男子の遠い昔の記憶ですね。今では、何もなかったような「面」をつけて終電で帰宅します。 (2019年09月28日 (土) 08時52分) [6554]

事務局 > 作者は紫翠さんでした。 (2019年09月30日 (月) 22時56分) [6588]
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9月定例句会 投稿者:事務局 (2019年09月23日 (月) 11時48分) [6508]

期間 9月30月(月)まで

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7月定例句会 投稿者:事務局 (2019年08月24日 (土) 14時44分) [6440]
8月の定例句会を始めます。

 選句をされていない作品にも触れていただき、たくさんの書き込みをお願いします!

 句会期間 8月31日(土)まで


事務局 > 期日が来ましたので作者を発表します。 (2019年08月31日 (土) 21時37分) [6492]
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1. 秋暑し門柱の狛ブルドッグ  投稿者:1 (2019年08月24日 (土) 14時40分) [6439]
2点(清子、代志子)


孝子 > 狛犬は社寺の門前に守護のためにおかれたというがこの句の狛は門柱におかれたブルドッグということでしょうか。ちょっと私には理解ができなかったです。また季語もそれほどぴったりとはおもえませんでした。採られた方の意見の前に失礼しました。 (2019年08月30日 (金) 21時35分) [6480]

事務局 > 作者は希さんでした。 (2019年08月31日 (土) 21時37分) [6493]
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2.ポケットの中の郷愁新豆腐  投稿者:2 (2019年08月24日 (土) 14時38分) [6438]
1点(久子)


久子 > 未だに直感でしか選句できない私ですが、今月は迷いました。新豆腐も調べましたがイメージが湧かず句の中にどんな位置を占めているのか?分からないままに頂きました。ポケットの中には何が入っているのでしょうか。心のポケットにはどんな郷愁が?上五中七の心情に惹かれました。 (2019年08月27日 (火) 22時03分) [6448]

浩二 > わたしもそう思いました。ポケットに豆腐を入れたことはないし、下五へのながれについて知りたいです。 (2019年08月29日 (木) 21時10分) [6467]

孝子 > 具体的なものは新豆腐ですが、ポケットの中に具体的なものがほしかったです。それがないので季語がむずかしかったとおもいます。 (2019年08月30日 (金) 21時39分) [6481]

事務局 > 作者は紫翠さんでした。 (2019年08月31日 (土) 21時38分) [6494]
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3. 断髪の乾いた音や秋ひとり  投稿者:3 (2019年08月24日 (土) 14時37分) [6437]
2点(潤一、浩二)


潤一 > 頂きはしたものの、良くわからない句です。散髪ではなく断髪とあるので、出家得度か相撲の断髪式かと思いますが、秋ひとりとある。鑑賞する以前に雰囲気で採ってしまいました。 (2019年08月29日 (木) 14時50分) [6462]

浩二 > 私も潤一さんと同じく、ヘアカットを断髪と形容したのかと思いました。であれば、作者は、なにか踏ん切りをつけて、潔い気持ちなのかなと、鑑賞しました。その気持ちを、乾いた音と形容するあたりは、うまいと思いました。 (2019年08月29日 (木) 20時59分) [6464]

節子 > 下五の「秋ひとり」が結論に繋がってしまった感じがします。 (2019年08月29日 (木) 21時56分) [6470]

孝子 > 断髪とは毛髪を短くきることとか女性の短い髪形とかありますが、今あまりつかわないし、かたいかんじがします。私もつい昨日カットしてきましたが乾いた音とかまで感性がいかなかったので、この作者の感性に敬意を払いたいと思います。その感性にあわせるために断髪という硬い言葉が必要だったのでしょう。季語があうかどうかがむづかしいところです。 (2019年08月30日 (金) 21時51分) [6482]

事務局 > 作者は香さんでした。 (2019年08月31日 (土) 21時39分) [6495]
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4.野良猫の水飲む音や今朝の秋  投稿者:4 (2019年08月24日 (土) 14時37分) [6436]
7点(紫翠、浩二、希、剛、孝子、久子、節子)


> 今朝の秋とは立秋の朝の事である。毎日の暑さは身に堪えたが、今年の暑さもどうやら峠を越して、朝夕はめっきり涼しく為って人心地がついた。人間に並んで猫や犬も同じだろう。事情が有って家で飼えない人もいるだろうし。世に愛犬、愛猫家は多い。猫が来て水を舐める音に、作者は秋を察知している。 (2019年08月29日 (木) 11時24分) [6457]

紫翠 > そつなく表現された作品と思います。 (2019年08月29日 (木) 11時45分) [6460]

浩二 > 作者は晩夏から初秋へとうつろう日々を、毎日家の外で感じている。今日の朝は、こう始まったという、今朝の秋、良いと思いました。 (2019年08月29日 (木) 21時02分) [6465]

節子 > 剛さんに書き込み見て同じ思いでした。季語がいいですね。 (2019年08月29日 (木) 22時04分) [6471]

孝子 > 既しかんのある句と思いましたが季語がいいです。形もいいとおもいました。 (2019年08月30日 (金) 21時55分) [6483]

事務局 > 作者は潤一さんでした。 (2019年08月31日 (土) 21時39分) [6496]
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5. ままごとに上座と下座赤のまま  投稿者:5 (2019年08月24日 (土) 14時36分) [6435]
4点(香、潤一、清子、秀雄)


秀雄 > 今どきのままごとに上座と下座を意識したままごとがあるのだろうか。なんとなく作者の子供の頃のことを句にしたのではないかと思います。しかし、こういう視点もある意味で逆に新しいのではないかと思い選ばせていただきました。 (2019年08月24日 (土) 21時09分) [6441]

潤一 > 昔ながらの食卓を真似てままごと遊びをする子らの情景は面白い。季語が近すぎるかなぁ。 (2019年08月29日 (木) 14時57分) [6463]

節子 > 子供のままごと遊びに上座と下座が気になりました。何となく大人の目線のような気がしています。 (2019年08月29日 (木) 22時09分) [6472]

清子 > 子供の世界にも上座下座があるのかと今か昔か分からず不思議な感じで選びました。 (2019年08月30日 (金) 10時31分) [6477]

孝子 > 今の時代上座下座を意識している大人が減ったなと思うことが多くなりました。女学校なのでお作法の時間もあったり、課外で専門の先生がみえてお茶やお花やお琴そのほかいろいろあって、礼儀作法にはけっこううるさくいわれました。いまではそいうのに気を使う人も少なくなったなと感じているところでしたので、おままごとの上座下座にクエッションでしたが。昔を思い出しての句ならそれもありかなと思いましたが、季語が安易かなと感じました。 (2019年08月30日 (金) 22時03分) [6484]

事務局 > 作者は貞夫さんでした。 (2019年08月31日 (土) 21時40分) [6497]
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6. 激辛のスープカレーや敗戦日  投稿者:6 (2019年08月24日 (土) 14時35分) [6434]
3点(剛、孝子、保子)


保子 > 敗戦日の作品として秀逸と思いました。 (2019年08月29日 (木) 00時24分) [6450]

> 食卓にカレーライスは何時ごろだったか、それが甘かったか辛かったか、全く記憶にない。ただ黙々と食ったのだろうと思う。敗戦日も74回を数えた。私の年代は頭でも呆けない限りは、あの終戦後の混沌と食糧難を忘れる事は無い。今の世の中は平和で食も豊かで、飽食の時代である。激辛のカレースープに舌を焼かれながら、まだあの時代を引きずってゐるように、私には思えた。(余談。激辛なんて食い物ではなく、面白がって食べる物と思う、偏屈者) (2019年08月30日 (金) 09時20分) [6476]

浩二 > なるほど、お二人の言わんとすること、そして、この句の深みがわかってきました。秀逸。 (2019年08月30日 (金) 18時10分) [6479]

孝子 > 敗戦日の季語にたいしての具象がうまいとおもいました。剛さんの評が秀逸とおもいました。 (2019年08月30日 (金) 22時08分) [6485]

事務局 > 作者は久子さんでした。 (2019年08月31日 (土) 21時41分) [6498]
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7. 蟷螂の腹のふくらみ阿弥陀堂  投稿者: (2019年08月24日 (土) 14時34分) [6433]
2点(浩二、代志子)


浩二 > カマキリは交尾中に雄を食い、そして卵がたくさん入った腹になります。それと下五の関連がわからなかったので、阿弥陀堂を調べました。秀吉が千利休に作らせた茶釜の名称のようです。阿弥陀堂住職の大きな顔に似せて作ったともいわれる、ごろりとした茶釜です。それを蟷螂の腹と取り合わせたのはおもしろい。秀吉は大きな茶会のときに利休にこれを使わせました。その後利休は秀吉との関係に不和が生じ、この1年後には切腹へと追い込まれます。作者の造詣の深さと、勉強させてもらったことに敬意を表します。 (2019年08月25日 (日) 09時58分) [6447]

事務局 > 作者は孝子さんでした。 (2019年08月31日 (土) 21時41分) [6499]
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8. 蜩の数多入るや自動ドア  投稿者:8 (2019年08月24日 (土) 14時33分) [6432]
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節子 > この句が一句一章だとしたら、中七は「や」ではなく「数多紛れし自動ドア」「次々入りし自動ドア」などの方が解りやすいかと思います。  (2019年08月29日 (木) 22時29分) [6473]

孝子 > このやは一句一章だとしても、わたしはこのままでいいと思います。切字ではないとおもいますので。感嘆とか強調でもいいとおもうのですが。 (2019年08月30日 (金) 22時19分) [6486]

事務局 > 作者は浩二さんでした。 (2019年08月31日 (土) 21時42分) [6500]
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9. 缶ビールとひとりに馴染む盆の月   投稿者:9 (2019年08月24日 (土) 14時32分) [6431]
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浩二 > 句の雰囲気は良いと思いますが、ビールも季語なのと、「と」の使い方や言い回しがどうかと思いいただきませんでした。 (2019年08月29日 (木) 21時22分) [6469]

孝子 > ビールは夏の季語。盆の月は秋の季語。季語にならない同じようなものを探す努力も必要なのではとおもいました。どうしても必要とおもうなら下五をかえるべきでしょうが、そうなると夏の季語で悩むところですね。 (2019年08月30日 (金) 22時27分) [6487]

事務局 > 作者は剛さんでした。 (2019年08月31日 (土) 21時43分) [6501]
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10. 金魚すくいの残りし金魚駐在へ 投稿者:10 (2019年08月24日 (土) 14時32分) [6430]
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浩二 > 夜の駐在所の明かりと、金魚の忘れものか、サービスで差し上げたのか、祭の夜の光景のひとこまを、面白い視点で切り取っている。金魚を2度使うのがもったいないと思ったのと、文字数を整理して、すっきりリズムよくしたらもっと良いなと思いました。 (2019年08月29日 (木) 21時18分) [6468]

孝子 > ちょっと句意がわかりかねたのですが、浩二さんを参考に考えたら、お祭りで金魚すくいをしてゲットしたはずの金魚のふくろが忘れられていて、それを駐在さんに届けたということでしょうか、と想像しました。駐在へ届けし金魚わすれものとかわかりやすくする努力もひつようとおもいます。ちなみにわすれものはいいすぎですが。最も祭りも金魚も夏の季語です。この時期では遅いですね。 (2019年08月30日 (金) 22時41分) [6488]

事務局 > 作者は加津子さんでした。 (2019年08月31日 (土) 21時43分) [6502]
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11. ボタン押す暗証番号終戦忌 投稿者:11 (2019年08月24日 (土) 14時31分) [6429]
2点(香、貞夫)


貞夫 > 頂くか随分迷いました。ボタン押すが核を連想させてるが平和ボケの日本に警鐘の意味で取りました。 (2019年08月25日 (日) 07時05分) [6444]

事務局 > 作者は節子でした。 (2019年08月31日 (土) 21時44分) [6503]
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12. 秋草や高速バスのロータリー  投稿者:12 (2019年08月24日 (土) 14時30分) [6428]
5点(紫翠、希、加津子、秀雄、節子)


秀雄 > とりたてて目新しいところのある句ではありませんが、句の座りがよく落ち着いた句であると思います。 (2019年08月24日 (土) 21時12分) [6442]

加津子 > 都会ではないロータリーを想像しました。郷愁を感じる句です。 (2019年08月29日 (木) 11時17分) [6456]

紫翠 > 情景をしっかり捉えた作品と思いますが、上五が少し弱いように感じます。 (2019年08月29日 (木) 11時41分) [6459]

節子 > 私も秋草で、地方のサービスエリア辺りにあるロータリーが浮かびました。爽やかな秋の気配を感じます。 (2019年08月29日 (木) 22時36分) [6474]

事務局 > 作者は代志子さんでした。 (2019年08月31日 (土) 21時45分) [6504]
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13. 高原のジャズフェスティバル秋の風 投稿者:13 (2019年08月24日 (土) 14時29分) [6427]
6点(清子、希、貞夫、孝子、加津子、保子)


貞夫 > 斑尾山のジャズフェステバルが浮かんだ。私はジャズは苦手だが今年は残暑が特に厳しいので高原の爽やわかさが気持ち良かった。季語が効いている。 (2019年08月25日 (日) 07時11分) [6445]

保子 > 行った事も見たこともないけれどクイーンのライブエイドの映像を想像しました。ジャズとは違うかもしれませんが「秋の風」に少々物足りなさを感じました。 (2019年08月29日 (木) 00時39分) [6451]

清子 > ジャズを聴くのが好きです。とても爽やかな気持ちになりました。 (2019年08月29日 (木) 08時07分) [6453]

加津子 > 若い頃は一時ジャズにハマりました。なんといっても野外はいいですね。 (2019年08月29日 (木) 11時14分) [6455]

孝子 > 保子さんとまったくおなじです。 (2019年08月30日 (金) 22時44分) [6489]

事務局 > 作者は秀雄さんでした。 (2019年08月31日 (土) 21時46分) [6505]
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14. 山頂に郵便ポスト秋の風  投稿者:14 (2019年08月24日 (土) 14時28分) [6426]
11点(紫翠、香、潤一、貞夫、剛、代志子、久子、加津子、保子、秀雄、節子)


秀雄 > 山頂の郵便ポストに着目した点が良いと思います。ただし、山頂「に」は、山頂「の」にすべきと思いますが、みなさまのご意見をお聞かせください。 (2019年08月24日 (土) 21時15分) [6443]

貞夫 > 冨士山頂のポストを思い出した。消印が押されているのでそれを目当てに投函する人も多いと聞くが山頂のポストはもっと他にもあるのだろう。偶然13番と同じ季語だがこの句も季語が効いてると感じた。秀雄さんと同意見です。 (2019年08月25日 (日) 07時17分) [6446]

久子 > 助詞の使い方がよくわからないのですが、例えば「の」は既にそこにある事を想定した感じ、「に」は、えっこんな所にポストが📮?
という感じがしました。 (2019年08月27日 (火) 22時11分) [6449]

保子 > 富士山頂のポストに感激したのは?何十年も前の事でした。素直に「山頂に」で頂きました。「山頂の」とするとクローズアップされて「どんなポスト」?と詮索するような感じを受けるので、原句のままで良いのではと私は思いました。 (2019年08月29日 (木) 01時00分) [6452]

加津子 > 「に」と「の」の使い方むずかしいです。「に」の方が作者の感動が表現されているのかなと思いました。所で、北箱根の武尾てる子さんは、77歳で富士登山されて3年後のこの夏再び息子さんとの登ったと絵ハガキをいただきました。てる子さんの顔が浮かんで即いただきました。 (2019年08月29日 (木) 11時11分) [6454]

紫翠 > 視点が良いので採りましたが、下五が弱いように思います。久子さんの助詞の使い方ですが難しいですね。一般的には「に」は説明的になると言われています。この作品では「の」の方が好みです。提示して読み手にゆだねれば良いように感じます。
例として良くとりあげられる作品です。
葛城の山懐の寝釈迦かな
葛城の山懐に寝釈迦かな
上記の作品では「に」が非常に活かされています。

(2019年08月29日 (木) 11時36分) [6458]

潤一 > 秋の風が効いているかどうか。もっとぴったりする季語がありそう。 (2019年08月29日 (木) 14時40分) [6461]

節子 > 助詞の「て、に、を、は、の」などを使う時、よく悩みます。 「に」は、よく使う助詞でありながら扱いの難しい助詞です。使い方はさまざまですが一般的に「に」は、その後の表現が説明に終わらないように注意したいです。しかし、この句の場合は、作者が郵便ポストに重きを置いたので敢えて「に」を使ったのではないかと思います。詠み手次第ですね。私は作者の思いが伝わればどちらでもいいと思います。13番の「高原のジャズフェスティバル」の「の」は動かないと思います。 (2019年08月29日 (木) 23時15分) [6475]

> 山頂に郵便ポストは有る筈が無いと思いながら、何となくその気になって、乗せられる。秋風が吹き出して、短い登山の季節が過ぎて雪が来ると閉鎖される。私の知る限りでは、立山弥陀ヶ原のホテル、高山の乗鞍岳の簡易郵便局、上高地の裏側にある、新穂高ロープウエイ終点の真っ赤なポスト、このポストは鮮やかで記憶に残る。富士山は登ることも無かったが、5合目に簡易郵便局が有るらしい、日本で一番高い場所にある郵便局で名を売ってゐる、ポストも有るだろう。山に近い所に住みながら、もう山頂など望むべき齢では無いと、思いながらの1点である。 (2019年08月30日 (金) 11時21分) [6478]

秀雄 > 諸先輩の方々の「に」と「の」についてのお考え、楽しく拝見させていただきました。大変参考になりました。ありがとうございました。 (2019年08月31日 (土) 18時10分) [6491]

事務局 > 今月の最高点でした。
作者は清子さんでした。 (2019年08月31日 (土) 21時47分) [6506]
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15. 夏草やつと振り返る写真館 投稿者:15 (2019年08月24日 (土) 14時27分) [6425]
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浩二 > うちの近所の写真館には、石波元防衛大臣や、有名芸能人のポートレートが飾ってあることがあり、つと振り返ることが多々あります。上五にもっときっかけにつながるような、季語がくるといいなと思いました。 (2019年08月29日 (木) 21時07分) [6466]

孝子 > 昔は写真館が結構沢山あって学校の遠足や行事には出張してきて、よく廊下に注文とりの写真が貼ってあったことを思い出しました。今は大分少なくなりましたね。写真館のウインドウには写真の見本があったりして、母はよく自分の写真がでてると頂いてきちゃったといっていました。だからプロマイドのようなしゃしんがありました。この句はつと振り返ったのですから何か見つけたのでしょうか。季語が夏草ですから都会ではない気がします。箱根の富士やホテルの隣の写真館にはビートルズの写真があったとおもいます。この句が損をしているのは季語と思います。夏の季語のうえに浩二さんの言われたことです。 (2019年08月30日 (金) 22時58分) [6490]

事務局 > 作者は保子さんでした。 (2019年08月31日 (土) 21時48分) [6507]
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