の、テニスを、先週の火曜日に見て・・・。
それから1週間、ぼーっとしてました。
もう6年前になりますか・・・。
全国優勝メンバーの方で、
めちゃめちゃかっこいい!と思わせてくれる方がいて。
ずうっとあこがれの人なんです。
私は、プロの鈴木貴男選手のファンなんですが、まさに鈴木貴男・淑女風味です。
1:ボレーがいい。
2:姿勢がいい。
3:スライスもいい。
4:ボールを供給する場所がいい(プレースメント、というのだそうです)。
5:スマッシュとハイボレーで打ち込む姿がかっこいい。
6:ミスすると、自分のお尻をパン!と軽く叩いて気合を入れなおすのがかっこいい。
で、ペアの方がたしかロングヘアーの方でしたか、私のあこがれの、え〜〜、いっそスズキタカコさん(仮名)は、ショートヘアで・・・。
え〜〜。ちょっと宝塚の男役みたいに見えてしまっていて(きゃ〜〜〜♪♪、赤面)
・・・ミーハーですみません、本当に。
(絶対、アヤシイオバサンだと思われるのですが・・・)
とにかく。
全国優勝の2年後、たまたま某会場で知り合いが
「この人、スズキタカコさんのファンなんですって♪」
と言ってくださり、
何と何と快く、握手をしてくれたので。
え〜〜〜、本当にその晩は、手を洗ってご飯を作るのがつらかったです。
(家族がいなかったら、たぶん本当にしばらく手を洗わずに生きていったかも)
で。
あまりに強すぎて、あちこちの大会の出場規定にひっかかった?らしく?全然試合が見られなくなりました。
(というか、私は、情報源がネットか、その知り合いの先輩方くらいしかなくて)
というわけでひさびさに
スズキタカコさまの試合を見たのですが。
しかも、年内中は、しばらく私はアドサイドリターンなんで、ラッキー同じサイドに立たれているんですが。
はぁぁぁ〜〜〜♪♪幸せ〜〜♪
すごいことに気づいてしまったんです。
その6年前より、絶対さらに上に行ってらっしゃるんだということを。
私は、上手い人は、それを上手に生かしつつ、その後はそれを利用していくもんだと思いました。
例えば、私の知り合いで某ナンバーワンの大学に受かった人がいますが。
その後の人生、ラクラクです。
よい大学に入る人は、すごい人!のレッテルが貼られ、本人がたとえちょっと遊びすぎサボりすぎで劣化しようとも、評価は永久不滅ポイントみたいな。
スズキタカコさんは、ご自分のサークルでコーチ状態ということを聞いたことがあり。
とするならば、教えてるだけなんだろうと浅はかにも思っていたんですが。
上の1〜6の中で、私が見られなかったのは、スマッシュでした。
午前のサークルレッスンの試合の後に行ったので、二つ目の試合しか見ていないのですが。
あの、打ち込む姿が見られなかったのです〜。
というかだいたい、まぁ6割り程度の力を入れたハイボレーで・・・済んでしまったというか。
対戦相手も頑張っているんですよ。でも、最もすごかったのが。
4なんです。
出だしは、やはりまだまだスコアに余裕がないので、頑張って「絶対捕れない、もしくは捕りにくい」場所へ送ってる感じもありました。
後半、相手に1ゲームを与えてこなかったので(ポイントは与え、デユースになったりもするんですが)優位に立つと、
ギャラリーのためなんでしょうか、職人のプライドなんでしょうか、
必死にオープンスペースを狙って打つなんてことの対極になりました。
「ここを通して、あそこへ球を落とす!」
と決めたら、その最も美しい弾道でボールを供給。
供給という言い方になってしまうのは、がつんと”打って”いるんじゃないということを表現したくて。
本当にネットぎりぎりを通しすぎて、白帯にあたり、ポトリとタカコさん側のコートに落ちた時は。
ギャラリーから、ああ〜という溜息。
だって、本当にミスがないんですもん。
私なんて
「よかった〜。神様じゃなくて人間だった〜。」と
思ったくらい。
でも、本当にボールを行かせたい場所へ行かせる。
ゆったりしたフォームで、静かに飛んでいくスライスに、どうして上手いペアが二人でうまく捕れないのかが、本当になぞなんですが。
迫力はあまりなかったかも、でも別の意味の恐怖かな・・・。
ここまでになるのに、どんだけの修羅場と涙があったんだろう〜。
もうちょっと相手が競ってくれたら、ガッツンと打ってくれるのでしょうか?
わかりません・・・わかりませんが別格です。