ここ1年くらい、沈みっぱなしのフォアハンドストローク。
もちろん、初心者の頃は、自己流で振り回していましたし、習って1〜2年の頃は、どちらかといえば、ミニテニスラリーで、フォアハンドは得意なほうでした。
心の中でひそかに”初心者の星”かもと思っていたくらいです。相手のフォアとバックの好きなところへボールを送ってあげられる程度、でしたケド。
1年くらい前でしたか、サークルテニスのとき、オープンスタンスを練習しました。左右に振られたとき、オープンスタンスで打って戻ったほうが早いよという練習でした。
先輩方も数人褒めてくれたくらいの出来だったんです!
ところが、翌週、普通に前に踏み込んで打つことが出来なくなってしまっていて、その週は”踏み込んで打つ!”がテーマだったから、打つたびに注意され、ワケがわからなくなってしまいました。
ここ数ヶ月、コーチと先輩の指摘が一番多かったのは、”左肩が、早く開きすぎる”ということ。
右足の送りの力で、フォアハンドを打っていこうという努力をしてきたのです。が、右足を蹴るためにどうも、左肩がジャマみたいで、身体の中心軸で回転し、右肩と左肩を均等に回して打ってしまうのですが、横ぶりになったり、安定しないらしいのです。
昨日のサークルレッスンで、左手の使い方を習いました。バランスをとって、打点付近に伸ばした左手を、その後、たたんできて左半身の動きをとめるくさび?みたいに使う方法です。
コーチが、ボールを横投げさせて、フォアハンドの基礎(身体の使い方)を教え、それから、今度上から投げる方法で、サーブの基礎(身体の使い方)を教えてくれたのです。
先輩方は、ほとんど出来ていると思うのですが、昨日時間をさいてやってくれたのは、たぶん一番できない私のせいだからです。先週、頭の中はボレーがたくさん打ちたいということいっぱいにして、アプローチがうまく打てないたびにふくれっつらして泣きそうにボールをあちらこちらへとひっぱたいていたことがあったからだと思います。
自分のための練習だ!と思うのは、大きな喜びですが、反面ワガママなブリ婆の下手くそフォアハンドを直すために、貴重な時間をかけてくれたと思うので、何とか来週まで、少しでも身につけたいと思います。
まだまだ、上手に出来ないのですが、2,3球いいのが出たので、フォアハンドは、とりあえずコレでいきたいと思います。
スクールの木曜レッスンでは、生徒が私だけの日が多く、コーチが固定でなく、その日教えてくれたことを念頭に毎回、いろんな修正をして、こんがりかけていたのです。
”肩のふりこ運動だけで打ち、ひじをたたまない”やり方とか、とにかくフォロースルーを強調するやり方とか、準備段階でラケットヘッドを完璧に下げて脱力するやり方とか(この方法だと、はずむサーブがリターンできなかったんです)
というわけで、木曜のスクールレッスンをなくしました。日曜の込んでいる時間帯で、楽しくいろんな方の球を受けて打ち返せることを学んでいきます。
たくさんのコーチに、細かいいろんなアドバイスを受けると大変なので、基礎のスキルは、火曜日のサークルのコーチの教えてくれたことをベースにやってみようと思います。
・・・先輩方もいろんな表現で私を何とかしてくれようとしてくれるのですが、とりあえずコーチの発言は100票分で、先輩方のは1票くらいの投票で採決した感じで行動しようかと思います。(ごめんなさい、先輩方、悪気はないんですが・・・ブリ婆のキャパシティが今、まだそれほど余裕がないんです・・・)
昨日、教わったことに対するイメージは、大きな歯車と小さな歯車によるギアチェンジという感じです。
両手で支えていたラケットを右肩がボールの通り道の最終地点にセットし、離れた左手は、ボールの通り道の、私が待ち構える打点付近を指し、バランスをとります。ゆったりと右肩の大きな歯車スイングで(原動力は右足首、右ひざ、右腰が前を向く力)ラケットが振り出されてくるのに、呼応しかけた左腕は、いきなり裏切って左肘を下向きにしてくさびのように左脇にたたまれて、その裏切りのショック?によって、右腕が加速するときに、右ひじの中くらいの歯車が働き、インパクトして、ワイパースィングしてスピンをかけるというイメ−ジの、腕の動かし方でした。
振り出し(前方向)、スピン(球をなでて入れるのでなく、上方向へ振りぬき)。
コーチの説明によると、今はラケットを左肩にかつぐまで振りぬいて頑張れということじゃなくなったそうでした。
私のラケットは、らくらく高反発ラケットなので、前へのまっすぐなスイングを目指す教え方より、昨日コーチに教えてもらったフォアハンドの方が、スピンをかけて、コートに収めるという目的にかなっているような気がします。
今まで、こわごわ打ったり、ラケットをこねてボールを上からなでるようにして打ったりするのは、どのコーチにも等しく注意されてきたところです。
スピンをかけて、ネットを越えてコート内に収めること。スピン量とスピードの調整、振り出し方向(ロブ方向か、短い前方向かとか)の高さをコントロールできるようになれれば、もっと”あそこへボールを配球しよう!”という希望も見えてくるはずです。
頑張ります!!