速いボールを打つ人が私の周囲には多いので(特にサークル。私以外の方は、10年に近い経験を持ってます)、食い込まれてしまうクセを直したくてやっています。
速いボールを迎え打つようにすると、実は、コンドル(ハイエナでもいいのです)が、獲物を狙うみたいに前かがみになりやすいのですが、左手のあった位置が、”ラケットとボールの出会いの場所”と意識して、やっています。そして、それをきちんと見ようとするのですが、たまにその地点を真横から見たくなってしまい、そのインパクトの場所があいまいになり、昨日のサークルレッスンでも、ミスショットを量産しました。
後は、手首を手の甲と逆に前にたたむクセも発生(振り遅れたのをたたきたくなるのと、たぶんボールを押したくてひっぱたきに近くなるんです)
さんざん、コーチに「手首を折らない!」と叫ばせてしまいましたが、少し光明が見出せてきたような気がします。
それは。
思わぬロブと地面に向けて打ってしまう(ボールの高さ低さの発射角度の不安定さ)という、当初の目的は、だいぶ払拭されてきたから。
コーチの注意が、以前からの「ラケットをかぶせていかない、手をこねない」というものから、「手首を折らない」に変わったから。←これは、ミスが重いものから、軽いものに変わった!ということではなくて。たとえ、上手な人からみたら、よけいひどい初心者ぶりね、というミスだったとしても。
手首を折らないように気をつけさえすれば、ここ数ヶ月の”全く修正方法がわからず、その場しのぎの改善”でガマンしていたよりは、ずっと精神衛生上よかったんです。
打点を気にしすぎると、振り抜きがおろそかになるので、球出しのときは、思い切って球の行方より、その注意に気をつけて、手首を変化させずに打とうとする自分もいたので、
ああ!
ようやく(遅いですが)コーチの言うことが少し理解でき、その修正を身体で再現しようとすることが出来てきた!ということに、嬉しくなりました。
「何だ、そこかい!」
と、笑われる方もいるかもしれませんが、
今までの私は、
コーチ陣に、
「ほんと、頑固だねぇ。ちょっとは、こっちの言うとおり、やってみるとかしてよ!!」
と怒らせてきてしまったんです。
コーチからは、
「ただ、右を向けという、幼稚園でもやらせる程度のことしか、言ってないのに、出来ないの?やろうとしないの?」
ということでも、私は、本当に自分ではやろうとしているのに、身体がいうことを聞いてくれないのでした。
だから、だんだん修正しようとするのに必要な時間が少なくなってきました。希望が持てて来ました。
山ほどザクザク欠点がありますが、
今までは、「わぁん、治らない、なおせないよ〜」だったのが、
治療法がスワヒリ語みたく聞こえてたのが、高校英語くらいに身近になって聞こえます。まだまだ聞き間違い、勘違い、辞書をひかなくちゃ分かってるようでわからないってことが多い程度というたとえ話で。
これから一生懸命やれば、もっとわかるかも!
時間かかるけど、治している感覚は味わえそうです。
嘘のように、治りました、フォアハンド!!
という報告がいまだ出来なくて残念ですが、ちょっとづつ修正をしていきます。
というと、まじめなショットばかり打ってそうですが。試合形式では、へなちょこ自由の女神風ロブとか、いろいろアホなショットを打ってます、もとい、打たされてます。たまにそれが、起死回生のショットになってポイントがとれます。
”素直な身体”になりつつある、のは、よいことだぁ!の人は、”同意する”を。
自分はあまりに早く上達してしまったので、今回のブリ婆の体験は実感できないなぁという人は、”同意しない”を。
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ラケットの重心、投票ありがとうございました。う〜ん、今や賛成反対同数で、よけい悩んでます(笑)。