5月14日は種痘記念日
1796年のこの日、
イギリスの外科医/
エドワード・ジェンナーが、初めて
種痘(世界中で悪魔の病気と
恐れられてきた天然痘の予防接種のこと)
の接種に成功したことを記念して
制定されました。
以前より、牛痘にかかった人間は
その後天然痘にかからないという農民の
言い伝えがありました。
そこで、ジェンナーは使用人の子である、
8歳の少年フィリップに牛痘を接種。
若干の発熱があったものの、6週間後に
天然痘を接種しても少年は
天然痘にはかからず
牛痘による天然痘予防法が成功しました。
天然痘の大流行を機にジェンナーの
種痘法は急速に普及。
その後、感染者は減少し1980年には
世界保健機関が
天然痘の根絶宣言を行っています。
【Ken's Office】