“葡萄”は外来語
葡萄はみんなが知っていて、大好きなフルーツの一つです。生で食べるほかにも、乾燥させたレーズン、果汁を搾って発行させたワインは世界中の人を魅了しています。 中国にブドウがもたらされたのは漢の時代、現在の中央アジアにあった、「大夏国」からもたらされたといいます。“葡萄”(プータオ)という発音はこの「大夏国」の首都の名前から付けられたと言われていて、中国が「外来語」を取り入れたかなり早い時期であることが分っています。 この他にも“瑠璃”(ガラス)は現在のカシミールから、“琵琶”(びわ)は古代のペルシャ、インドの楽器で、品物と同時に名前も中国に伝えられ、外来語として定着していきました。この他には昔、中国で中央アジアの人を「胡人」と呼んでいたことからそこから入って来た食べ物にはこの「胡」の字が使われています。例えば「胡麻」(ゴマ)、「胡桃」(クルミ)などもその中の一つです。
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