中国語会話無料講座
今年は6月16日が中国の “ 端午节”です。この日は中国も祭日になります。中国の家庭では粽を作って食べるのが一般的です。日本も5月5日の端午の節句にはちまきを食べますが、きっと中国からもたらされたものなのでしょうね。ただ、日本の粽はほんのり甘めのものがほとんどですが、中国のは甘いものや、肉などを詰めたしょっぱいものもあります。 “ 端午节”は英語風に言うと「ドラゴンボートフェスティバル」といわれていて、実際に南の地方ではこの日にボート競走などが行われています。この粽とボートにはこんな言い伝えがあります。 以前紹介した楚の時代の政治家・詩人の「屈原」がわが身を嘆いて湖に身を投げた後、彼を慕っていた人たちは、ボートを湖に何層も出して、彼の遺体を捜します。そのときに彼の遺体が魚に食べられることがないように湖に向かって米を蒸したお団子をばら撒きます。これが、後々、「粽」になったといわれています。ボートを競うようになったのも、「屈原」の遺体を捜したときにどのボートが一番早く探せるかを競ったのが始まりといわれています。
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