今年は7月23日が「大暑」です。一年中で一番暑い時期をさしていて、この日から「立秋」までの18日間にあたります。この「大暑」の3日前が日本でよく言う「土用丑の日」です。日本では「夏バテ予防」にウナギを食べますが、中国は少し違います。 まず、「土用丑の日」は「三伏」と言い、食べ物は「頭伏餃子,二伏麺,三伏烙餅攤鶏蛋」 (頭伏=初伏にギョウザを、二伏に麺を、三伏に烙餅攤鶏蛋という中華風クレープを食べる)、または、「一伏包子,二伏麺,三伏餃子就大蒜」 (一伏にパオズを、二伏に麺を、三伏にギョウザでニンニクを食べる) などといわれています。 どちらにしても、小麦製品の物が多いので、この言い伝えは中国の北の地方から伝わった言い伝えだといわれています。餃子や麺は中に肉や野菜の具が入っていて、栄養バランスがとれているし、ツルンとした触感が食欲がないこの時期でも食べやすいことから言われはじめたのではないでしょうか。
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