安徽省にある「黄山」は昔からたくさんの人々を魅了してきた山です。峰と雲が織り成す風景は仙人が住む「仙境」といわれ、古くから「水墨画」や「漢詩」の題材としても扱われてきました。今でも中国の人々は「黄山を見ずして山を見たというなかれ」というほどです。 山の岩や石は氷河や風雨によって1億年もの間侵食され、現在の断崖絶壁を作り出しています。3主峰、蓮花峰・光明頂・天都峰以外にも69も峰があり、海からの水蒸気で山頂は1年中雲海が漂っています。山の特徴を表す「怪石・雲海・奇松・温泉」は「四絶」と言われています。 また、ここには道教、仏教の寺院もたくさん集まっていて、黄山の北側に位置する九華山には97の寺院が集まる、地蔵菩薩信仰の総本山になっています。
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