日本でも春の食べ物として食卓に上がる筍ですが、こちらもルーツは中国です。中国も3月に入って南のほうで取れた筍がそろそろ出回り始めました。この筍の種類はいろいろですが、主に食べられているのは「孟宗竹」と言う品種のものです。 呉の時代に「孟宗」と言う若者がいました。彼の母親は病気でしたが、ある冬の日に「筍が食べたい」と言います。親孝行の「孟宗」は山に出かけ、雪の積もった地面を掘り進んでいくと、「筍」が見つかり、お母さんに食べさせてあげることができたそうです。このお話から「孟宗竹」と言う名前がつき、日本へは1730年ごろに現在の沖縄を経由して日本国内に広まっていったと言うことです。 日本では、一度ゆでてあく抜きをしっかりしてから煮物などに使うのが一般的ですが、中国では生のまま炒め物や揚げ物に使います。
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