中華料理の基本で欠かせないのはスープです。このスープ、地方によって食べる順番が決まっていて、南の地方では食事の最初に出てきますが、北の方では食事の最後に出てきて、これで食事が終わりという意味も兼ねているようです。 味の方もいろんな種類があります。例えば有名な、「ふかひれスープ」や「燕の巣のスープ」、「コーンスープ」、「スーラータン(酸辣汤)」など、並べてもきりがないほどです。このスープの素になっているのが「チキンスープ」です。今でも「チキンスープ」は「栄養の元」といわれていて、女性が産後の肥立ちに1,2カ月の間は毎日この「チキンスープ」を飲むのは中国では今も当たり前のことです。 「チキンスープ」の作り方は各地方や家庭によって違いますが、鶏を丸ごと煮込むところが多いようで、その中には「漢方」を体調や、季節によって入れて、一緒に煮込みます。同じスープでも家庭によって味が違うというのはまるで日本の「味噌汁」のようです。
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