生き生きとして面白い「歇后语」 「歇后语」は中国語の中で生き生きとした面白い表現方法で、前後二つの文から成り立っています。前文はある現象を生き生きと述べ、後文は前文の意味を一言で説明し、ユーモアな言語的効果を醸し出しています。 それでは、よく使われる「歇后语」を見てみましょう: @ 鸡蛋里挑骨头――没事找事。 (卵の中で骨をさがす――面倒を起こす。意地悪くあらさがしをする。) A 癞蛤蟆想吃天鹅肉――痴(吃)心妄想。(ヒキガエルがハクチョウの肉を食べたがる――分不相応なことを考える。身の程知らずな願望を抱く。) B 老王卖瓜――自卖自夸。(王さんがウリを売る――自分で売りながら自分で自慢する。自画自賛する。手前味噌。) C 芝麻开花――节节高。 (ゴマが花を咲かせる――ゴマの花は上へ上へとだんだんに咲いていく。生活などがだんだんよくなる。段々に発展する。) D 竹篮子打水―一场空。 (竹のかごで水をくむ――水が漏れてかごの中は空っぽだ。望みや努力が水泡に帰す。無駄に終わる。) E 丢了西瓜捡芝麻―因小失大。(西瓜を捨てて胡麻を拾う―小事の為に大事を失う) F 对牛弹琴――白费劲。(牛に琴を弾いて聞かせる、馬の耳に念仏、猫に小判――無駄骨を折る) G 鸡蛋碰石头――不自量力。 (卵が石にぶつかる――身の程知らず) H 猫哭老鼠―假慈悲。 (猫が鼠のために泣く――心にもない慈悲心。見せ掛けの哀れみ。)
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