宮川彬良と平原まことの「音♪物語」　　①

2007年06月10日 11:23:11 juno No.62

～音の魔術師の響演～
　　和泉シティプラザ弥生の風ホール
　　　　2007年6月9日（土）14:00開演

PROGRAMです♪
　第１部　五木の子守唄　　　　　　　熊本県民謡　
　　　　　さっちゃん　　　　　　　　　　大中恩　作曲
　　　　　あんたがたどこさ　　　　　　岡野貞一　作曲
　　　　　ダニーボーイ　　　　　　　　アイルランド民謡
　　　　　しゃぼん玉とんだ　　　　　　中山晋平　作曲
　　　　　ニューシネマパラダイス　　エンリオ･モリコーネ　作曲
　　　　　アリエスの星　　　　　　　　宮川彬良　作曲
　　　～休憩～
　第２部　十面埋伏　　　　　　　　　中国琵琶古典
　　　　　La Belle Pomme　　　　　　　平原まこと　作曲
　　　　　Moon Tears　　　　　　　　平原まこと　作曲
　　　　　人の成る木　　　　　　　　宮川彬良　作曲
　　　　　Georgia on my mind　　　 CARMICHAEL HOAGY 作曲
　　　　　ふるさと　　　　　　　　　　岡野貞一　作曲
　　　　　Heart　　　　　　　　　　　　平原まこと　作曲
～アンコール～
　　　　　クインテットのテーマ
　　　　　マツケンサンバⅡ
　　　　　メモリーズ　オブ　ユー

　　以上曲目でした♪

　　　（昨夜は曲目を書き始めましたら、そのまま途中で寝てしまい、
　　　　先程　飼いネコに起こされました。(^^;　ちょっと休憩致します。
　　　　スミマセン。(-。-)zzZ…　）

「音♪物語」　②

2007年06月11日 00:44:57 juno No.63

和泉シティプラザは、図書館　生涯学習センター　保健福祉センター等の複合施設で、その中にある弥生の風ホールは　664席で　小さめですが落ち着いた感じで　座席も心地よく、なんと言っても舞台が低くて親近感がわくところがいいです。舞台から客席に２ヶ所小さい階段があり（4段程）、学校の舞台のような感じもしました。
小さなお子様方の姿もちらほらと見られましたが、思いの外静かでした。

さて　演奏です。「五木の子守唄」で始まりました。ソプラノSAXとピアノの落ち着いた演奏です。

そして「さっちゃん」、彬良さん：「普通はこんなふうに演奏します。」明るい音のピアノ演奏です。　　まことさん：「（左手の）音が同じ。」　　彬良さんが左手を和音から単音に変えて演奏です。　　でもまだ違うということで、　　まことさん：「コードが同じだ。」　　彬良さんの演奏。彬良さん：「でも僕の幼稚園の先生は、こんなふうに弾いていました。何か変だなぁといつも思っていました。」
彬良さん：「さっちゃんが行く遠くってどのくらいの所でしょう。和泉からですと？（よくわかりません）。外国でしょうか。でも行けますよね。行けないくらい遠くという感じで演奏します。」
テナーSAXとピアノの　ゆっくり静かな演奏です。♪～

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく

「音♪物語」　③

2007年06月12日 20:26:00 juno No.65

彬良さん：「今日のお子さんは静かですねぇ。いつもは　始まる前はもう少しざわざわしてますが。お子さんより　隣で“シーッ!”と言われる方がかえって気になったり、とかありますけどね。」　　（会場ちょっと　笑）
お子様は（静かでしたが）思ったより多く見に来ていたようです。
舞台中央にまことさん用の高めの椅子、その横にテナーSAX,
アルトSAX,ソプラノSAX,すぐ後ろにピアノがありました。
彬良さん：「今日は　５種類、演奏するんですよね。忘れて来てない？大丈夫？あ後でね。」

　　（言葉どおりには書けませんので雰囲気で読んでください。(^^);　）

「あんたがたどこさ」です。
彬良さん：「この歌には一文抜けています。どこが抜けているんでしょう。」彬良さんとまことさんの　掛合いです。
彬良さん：「あんたがたどこさ」　まことさん：「ひごさ」
「ひごどこさ」「くまもとさ」「くまもとどこさ」「せんばさ」「せんばやまには　たぬきがおってさ　それをりょうしが　てっぽうでうってさ　にてさ（グツグツグツ…彬良さん、煮る真似）やいてさ（彬良さん、焼く格好）　くってさ（食べるところ）　それをこのはで　ちょいと　かくす（かくしているところ）」
彬良さん：「食べ物のたぬきが口から食道を通って　十二指腸、小腸、大腸、ニュートンの法則で…　（かくす真似）　一文抜けてますよね～。」　　（会場　笑）
「クサイ演奏をします。」
テナーSAXとピアノです。楽しい演奏です。♪
まことさんが　舞台前の方へ出て演奏、その後　舞台左側の階段をさっと下りて客席へ。お客さんに向かって面白い演奏をしながら、少しずつ後ろの席へと移動です。かなりいろいろな音を演奏されました。連続音、高音低音、低ーい短音　などなどとても楽しいです。お子さん方が笑っていました。目の前で演奏されたら迫力あるでしょうね。♪
舞台上に戻ってからもかなり長く面白い音を演奏して最後は彬良さんの目の前で、でした。楽しい演奏の間の彬良さんの動きも面白いです。♪
この会場ならではの楽しい演奏でした。(^^)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく

「音♪物語」　④

2007年06月13日 02:23:14 juno No.66

「ダニーボーイ」です。
彬良さん：「これは戦場へ行く前の息子を思う母の歌です。“ロンドンデリーの歌”“デリーの歌”ともいいます。“デリーの歌”に“ロンドン”が付いたのは、ロンドンからデリーに攻め入ってその結果　付けられてしまったということのようで、アイルランドでは今も“ロンドンデリーの歌”という呼び方は、好まれないそうです。」という内容の説明がありました。歌にもさまざまな経緯、背景があるんですね。
テナーSAXとピアノのソフトな演奏です。♪

「しゃぼん玉とんだ」です。
彬良さん：「野口雨情さんのお子さんが亡くなられたということがほんとうにあって　その時の詞に曲が付けられました。しゃぼん玉の‘たま’と魂の‘たま’がかけられているんですね。しゃぼん玉がふわふわと飛んで　パッと消えてしまうけど、見えない魂はそのまま上へ行く。　そんな感じの“しゃぼん玉とんだ”です。」
彬良さんの歌とピアノ、まことさんのソプラノSAXの静かな演奏です。♪

「ニューシネマパラダイス」です。
彬良さんから「とてもいい曲だと思います。」というお話がありました。明るいメドレーで　ピアノとソプラノSAXです。♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく

「音♪物語」　⑤

2007年06月13日 18:15:12 juno No.68

「アリエスの星」です。
彬良さん：「以前二人で組んで演奏していた時は別のタイトルでしたが、ある時綾香さんがツカツカとやって来まして、“歌いたい、エ～ブリデ～♪”」低いというよりは　どすの利いた声で、　　まことさん：「そんなに低くはないよ～」　　彬良さん：「とまあ言われたんですよ。」ということで、
平原綾香作詞，宮川彬良作曲　の「アリエスの星」　まことさん：「えーCD、ありますので（ロビーで）…」と　ちょっと宣伝です。(^^)…　（アルバム「4つのL」は、何色の四つ葉シールが入っているのか　開封が楽しみでした～♪）
彬良さん：「今度一緒にやりますよね。梅田のー　どこ？」　まことさん：「どこだっけ？　…？　」　　
客席から〇〇さんが、まことさんに「○○○…」　まことさんが近づいて確認。　まことさん：「そうそう…」
彬良さん：「夏が終わるとC○が出ますしね。」
さて演奏です。彬良さんのピアノとまことさんのソプラノSAXの素敵な演奏です。いいですね～♪～　
今日のお二人の衣装は、白い長袖シャツにベストとスラックス。彬良さんのベストは　ややキラキラ系　下はグレー、まことさんは黒のベスト　下はチャコール。

ここで少し休憩です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく　

「音♪物語」　⑥

2007年06月14日 00:41:07 juno No.69

「十面埋伏」です。
二千年の歴史がある中国琵琶の奏者　シャオ･ロンさんによる古典の演奏です。シルバーのチャイナドレスがよくお似合いの美人シャオ･ロンさんは　きりりとした感じで登場しました。舞台中央で椅子に座り姿勢よく琵琶を構えてじっと集中し始めると、周りの空気がピーンと張り詰めた感じになります。そして、まるで弦を叩くように力強い演奏が始まりました。繊細な指使いのスピード感のある弾き方や激しい音などメリハリのある淀みない演奏です。
彬良さんの説明では　戦いの擬音がたくさん入っているそうです。馬の蹄の音や剣の音などなど。迫力があって引き込まれてしまいます。これは５本指で演奏しますが、ギターなどのように小指から順に弾くのではなくて　親指から小指の方へ順に弾くのだそうで、とても難しそうです。素晴らしい演奏でした。♪

「La Belle Pomme」です。
彬良さん　まことさん　シャオ･ロンさん　による演奏です。先程とは打って変わって　優しい琵琶の音、ソフトなピアノと綺麗なSAXの音のハーモニー、素敵でした。♪
彬良さん　まことさん：「二千年前からの楽器と今の楽器で一緒に演奏できるってすごいですよね。」
（私はこの曲はとても好きな曲の一つです。^^ ）

「Moon Tears」です。
アルトSAXとピアノの落ち着いた演奏です。♪

「人の成る木」です。
まことさんは　この演奏のためのソプラノSAXを作られたそうです。アルトSAXを小さくしたような銀色のかわいいSAXです。　まことさん：「（先が）曲がっていると音が明るくなる。」　　彬良さん：「いつ作ったの。」　　まことさん：「作りたてで　まだ何ヶ月か。　これ（いつもの）は　もう35年くらいです。」
とてもリズミカルで元気がよくて　彬良さんは髪を振り乱しての所もあり　足音（ペダルを踏む音？）も聴こえました。楽しい演奏でした。♪

「Georgia on my mind」です。
彬良さんから　レイ･チャールズ（盲目のピアニスト）が歌ってヒットしてジョージア州の州歌になったという説明がありました。　アルトSAXとピアノの素敵な演奏でした。♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく　

「音♪物語」　⑦

2007年06月14日 01:43:01 juno No.70

「ふるさと」です。
彬良さん：「“ふるさと”を作曲した岡野貞一さんは　教会オルガニストでした。それでこのような賛美歌のような綺麗な曲ができたのかもしれませんね。ふるさとは誰にでもありますね。世界共通ですね。」
テナーSAXとピアノのどこか懐かしい響きの演奏です。♪

「Heart」です。
（ここでかどうかわかりませんが）彬良さんから　まことさんは　作曲家、演奏者、そしてスタジオミュージシャンです、というお話がありました。ポップス、シャンソン、ジャズ、ロック、いろいろ演奏されるそうです。
まことさん：「スタジオへ行くまで誰の何を演奏するのかわかりません。スタジオで突然　紙を渡されて、M1とかM2と書いてあるのを指定されて、演奏するんです。その時は　よくわからなくて　後で聴いて　“ああこれ演奏したんだ”と思うことも…」
彬良さん：「私たちはオーケストラなんです。まことさんが歌の役もするんです。」「まことさんがご自身のために創られた曲です。」（ちょっと記憶が曖昧です）
ソプラノSAXとピアノの静かで優しい演奏です。♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく

「音♪物語」　⑧

2007年06月14日 18:56:03 juno No.71

たくさんの拍手の後、アンコール曲です。

「クインテットのテーマ」です。
彬良さん：「１分くらいで終わってしまいますよ～。」
会場から手拍子です。♪お子さん達はほんとうに嬉しそうです。小さなお子さん方が手拍子をしながら　笑顔で見ていました。　まことさんが吹いているのを　じっと見ながら自分で吹く指真似をしている子もいました。
いつもテレビで見ているのでしょうか。とても興味を持って　楽しんでいるようで、微笑ましかったです。♪(^^)
彬良さんの明るく弾んだピアノとまことさんのテナーSAXでした。♪

「マツケンサンバⅡ」です。
これは　引き続きの会場手拍子です。♪　　派手ではありませんが、照明も少しカラフルになっていました。
元気よく　明るいピアノ、アルトSAXでした。!♪

「メモリーズオブユー」です。
彬良さん：あれ、まだ楽器が一つ残っている、という身振り。　というところで、まことさんのクラリネットと彬良さんのピアノ演奏です。♪
今日も素晴らしい演奏、とても丁寧で楽しいお話とパフォーマンスでした。！♪

親しみやすい感じの会場で　楽しく過ごさせて頂きました。どうもありがとうございました。♪(^^)

（間違い、記憶違い等ご容赦ください。長々と失礼致しました。m(_ _)m　）
　　　以上「音♪物語」レポでした。♪

junoさんﾚﾎﾟ有難うございます！！

2007年06月15日 12:58:42 ノブ。 No.72

ファミリーで楽しめるーそんな感じの和泉シティプラザでした。当日は車で一時間半で行けましたし、地元を出る時にはスコールのような土砂降りだったのに大阪へ入ると晴れて来て現地は真夏の陽射しでした（きっとまことさんも強力な晴れ男です♪）
・終演後お話しをする事も出来嬉しく思いました。
・シャオロンさんは２曲だけでしたーもっと聴きたかった♪
・クインテットのテーマが始まると隣にいた小さな三姉妹(?)が手拍子をして楽しそうでした・・可愛らしかったなぁ

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