投稿日:2010年08月10日 (火) 10時41分
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大阪府知事と民主党は、伊丹空港を廃止してその跡地に首都機能を移転させるとしていますが、まだ首都移転計画があったのだと思った国民も多くいる筈です。
立派な議員宿舎を作り直し、霞が関の官庁を改装していながら、首都機能移転計画をいまだあきらめていないとはいったいどうなっているのでしょうか?
羽田空港を日本の玄関にして国際線機能を羽田に持ってくる計画が進んでいる中、首都機能を伊丹空港跡地に持ってきて、撤退が相次ぐ関空を日本の玄関にしようという考えでしょうが、関空程使いにくい空港はなく、もし、関空を日本の玄関にするのであれば、アクセス上、新幹線を関空にまで持ってくる必要があります。
今、関空に入っていますJRは阪和線というローカル線であり(あと、南海電も入っています)乗り換え駅はあり得ないほどさびれた駅になっており、ターミナル(到着)駅も荷物を持った旅行者には大凡使いにくいバリアだらけの駅になっています。
日本の政治家は大きな視点で物事を見ることが出来ず、目先の動きばかり追っており、これではまともな国家事業ができるはずがありません。
空港問題を論じるのなら、アジアの中心となりつつある香港・シンガポールに行って空港を視察してくるべきだと言えます。 その上で同じものが日本にできるのかどうか、自分の目で判断するべきです。
カジノがよいと思えばカジノと走り、ハブ空港と聞けばハブ空港にと走っている政治家が多くいますが、これではよいものができるはずがありません。
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