投稿日:2010年08月22日 (日) 16時23分
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最大の金ののETFである【SPDRゴールドシェア】の保有者が明らかになり、ジョージソロス氏は3月末に比べ6%減少させ、16トン(524万5000口)となっています。
<以下は判明分> 1位 ジョン・ポールソン氏 97トン(3150万口) 6位 ヘッジファンド 20トン(657.7万口) 7位 ジョージソロス氏 16トン(524.5万口)
それにしましても、投資家として有名な【ジョン・ポールソン氏】と【ジョージソロス氏】の保有高を併せれば このETFだけで160トンにも上る金を保有していることになり、これだけ買いまくればそれは金価格は上がります。
ただ、問題は『逃げ出す』タイミングです。 一般投資家は最後まで逃げることなくそのまま保有し続けるのでしょうが、『著名人』はお客のお金を預かっているわけであり、損をするわけにはいかず、どこかで逃げ出すことになり、すでにジョージソロス氏は持ち高を6%減少させ、逃げるタイミングを計っていることが分かります。
買占めを行った株・商品先物等で利益を確定する方法は、日々残高を減らしながら先物で空売りをかけてダブルの収益を確保するのが彼らの方法であり、今、ジョージソロス氏はこの方法で逃げ体制に入ったのかも知れません。
一般向けには『金は上がる』と推奨し、陰では利益確定の売りを出し顧客を満足させるのがプロであり、ジョージソロス氏は今、顧客を満足させるべく動いているとすれば、では次なるターゲットはなんでしょうか?
おそらくユーロ売り崩しの筈です。 【ユーロ・ドル】相場で、ユーロを売りドルを買い上げる取引が増えてきており、じわりじわりとユーロが値下がりし、ドルが上昇しています。
対ユーロに対してドル高に持ち込み、これをもって≪ドル高=ゴールド安≫を演じさせるのか、それともまだ本格的な勝負を控えるのか。
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