投稿日:2010年10月19日 (火) 00時23分
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『今、進行中の脅威を、日本は認識していないのではないか』
これは今日の日経新聞に掲載された記事からの発言ですが、日本人の多くは世界が今どのような動きをしているか、全くというほど知りません。
「知らない」というよりは「知ろうともしていない」のですが、これを世界中のオピニオンリーダー達は危惧しているのです。
この幹部は『改革の痛みに耐えて市場を拡大しないと経済ばかりか民主主義までが脅かされる』という危機感をEU側は持っており、これもあり、既報の通り、韓国とEUは事実上の自由貿易協定締結をしていますが、日本は未だに本交渉にすら入れていません。
日本人の世帯所得中央値は厚生労働省調査では10年前に比べ何と100万円を超す減少となり(427万円)、中でも300万円未満の世帯数の割合が33%(+10%)となり、日本人の中流家庭が急速に減少していっていますが、年収300万円未満では都会ではゆったりした生活など出来ず、田舎でもかなり厳しい生活を強いられます。 このような世帯数が33%にも達している今の日本を海外のオピニオンリーダー達が日本は今後恐ろしい社会になると見ているのです。
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