投稿日:2010年10月19日 (火) 00時26分
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世界的な資金の流れの変化の兆候かも知れない事態が起こっています。 先週金曜日にFRB議長は追加的金融緩和を示唆していますが、ここからの金融市場の反応が専門家に言わせれば「意外」な反応をしているからです。
金利の急騰です。
金利の低下ではなく、金利の急騰を招いたのです。
30年国債 利回り 4.00%(上昇率+3.25%) 10年国債 利回り 2.58%(上昇率+2.59%)
FRBは金利を下げ、金融市場に資金を放出すると述べており、これまでであれば、これを好感して株高・金利低下・金・原油等商品高、となっていましたが、金曜日は、株安・金利上昇・商品下落と今までとは反対に動いているのです。
今日、ドルが対ユーロに対して急上昇しており、1.3884まで上昇してきており、ポンドは対円に対して129.49円まで下落してきています。
<ドル・円>は殆ど動いていませんので、<ユーロ・ポンド>相場が変動しているもので、<ユーロ・ポンド>に変調が見られるのです。
今後、変調があらわれるとすれば、金と原油になり、特に、金は急騰しており、チャートを見ればエベレストを作っております。
さて、金融市場はどのような変化を見せていくでしょうか?
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