投稿日:2010年10月26日 (火) 22時35分
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【日経平均】は後場に買い上げがありましたが、引けにかけ売られ、終わってみれば9377円と9400円台を割りこんで引けています。
売買代金も一兆円すれすれが続いており、今のような日銀マネーが金融市場にばらまかれている中では異例の低水準にとどまっています。
この不振の理由ですが、手元にいくらお金がありましても、今の日本株を買い上げるだけの元気が投資家にないことがあげられます。
政権に日本企業を支援する意図が全くなく、かつ財政破たん危機も迫ってきている中、民主党政権に危機感がまるでなく、これでは投資をしろという方がおかしくなります。
結果、どのような市場になるかと言いますと以下の通りです。
<値上がり1社> 1位 石原産業 終値 58円(+6円:+11%)
アメリカでは「ペニーストック」と言われる、一ドル以下の事実上経営破たんしているとみなされる株が東証値上がり一位になっているのです。 いわば「際物」が日本を代表する株式市場の値上がり一位になっているのです。 これを見れば外人機関投資家は日本株を買うどころか、日本株を売ってきます。
また、今日、民主党が企業・団体献金自粛取りやめを決めましたが、政党助成金にとどまらず、労組等の支援団体からもお金を貰いましょうという事態を見れば、国民はもはや民主党は終わったと思うはずです。
折から沖縄県知事選挙に民主党候補を立てないと表明しており、政権与党としてはあり得ない態度になっており、「今の日本に投資することは恐ろしい」と外人が判断しつつありますが、民間企業も「もはや日本は終わった」というところも出てきており、日本脱出が本格化するかも知れません。
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