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[975]野村氏のコメント 投稿者:KEI

投稿日:2011年04月02日 (土) 03時55分

2.総括「G-7も円高・株安に懸念」

 毎日新聞によれば09年に経産省審議会で津波の再来を指摘したが東電はそれを軽視したようだ。
我々が携わる為替は上か下かの二つしかない。けっして何があっても想定外とは言わないようにリスク管理したい。


 介入は成功したと言えよう。

一部に介入の失敗を批判する声も出ているが過去には円売りをしても20円以上円高が進んだこともあった。金額的も大きいものではないと推定されドル円を押し上げた。
G-7が協調したことが大きい。
円高で日本株だけでなく欧米株も下落したことが大きかったのではないだろうか。

せっかく回復基調を辿り始めた欧米経済も株急落はネガティブな要因である。

原発事故という不安も協調体制を築くきっかけとなっただろう。この協調体制はもう一度急激な円高となればまた機能するだろう。

ドル円80.50では日銀の買い注文が入っているという噂もあったが介入の守秘義務もあるので確認は出来ない。


 今週はG-20セミナーが南京で開催される。

日本の地震・原発と為替なども議論されよう。日本では年度末決算、鉱工業生産、雇用統計があり、月替わりの新年度4月1日は早々に日銀短観が発表される。

短観は前期比改善されるが、今回の東北大震災での被災については含まれていないので材料にならない。

既に発表された同種の調査である内閣府法人企業景気予測調査も改善していた。


 米国は3月雇用統計の発表があり、失業率が8.9%、非農業部門雇用者数が+19.4万の予想である。他にケース・シラー住宅価格指数もある

雇用と住宅が改善すればさらに出口戦略へ進んでいくこととなる。長期金利は上昇を続けている。

いつもながらだが雇用統計前哨戦のチャレンジャー社人員削減数、ADP全国雇用者数、新規失業保険申請件数も注目したい。

中国はインフレを抑制するために金融引き締めを継続中であるが、他方では貧困層のための住宅投資や地方振興策を続けている。アメとムチの使い分けで株価は底堅く推移している。
今週は製造業購買担当者景気指数がある。


 ユーロ圏や英は来週の政策金利決定へ向けてCPI、雇用、消費者信頼感の発表がある。

ポルトガルやアイルランドの債務問題もあるが全体的には回復基調でインフレも強くなってきた。
1.42から若干下げたがこれはボリンジャーバンド上限まで達したことの調整だろう。

英国はインフレはターゲットを超えるが他の景気指標がそれについてこないところもあるのが弱点である。


 豪ドル・NZドルも3月17日の早朝に大きく売られたが、ボリンジャーバンドの下限を大きく下回るほどの下げで行き過ぎ感もあり自律反発している。

また豪は昨年の洪水、NZは昨年9月の大地震への保険金が国内に還流していることも通貨を支えている要因である。

また両国は災害の被害も把握し、今後は復興へ向けて前向きな時期に入っていくことも上昇要因である。ただここ2年ほどの上昇力がないのはやはり中国の金融引き締めが効いている。

豪は住宅建設許可件数、NZは貿易収支と住宅建設許可の発表がある。


南アは先週2月CPIが上昇しなかったこともあり、政策金利は5.5%で据え置かれた。

年初来は中国金融引き締め、北アフリカ・中東の民主化への革命で連れ安となったが次第にその影響が軽減されている。

それほどそれら地域とは経済・貿易関係はないのである。


 日本の震災とは関係なく世界は動きだしている。

株価も戻し始め、インフレ懸念もありリスク選好の流れも出てくるとなれば円もやや安くなるだろう。

その方が世界経済のためになることがG-7でも漸く認識されてきている。


3.需給「いよいよ年度末需給」

 いよいよ年度末である。31日までは銀行はさらに取引を手控え31日の年度末仲値に備える。

ここでは買いは年度末の経常支払い、特殊取引(M&Aなど)があり、売りは決算玉(リパトリ)玉がある。

いつもの数倍のボリュームとなる。どれくらいの差、外貨不足であるか外貨余剰であるかはなかなかわからない。

100本買いたい銀行もあれば同時に100本売りたい銀行もあるが手の内はわからず直前まで右往左往しよう。

その最中に取引に参加するのも乱高下して面白いかもしれない。避けても良し。また31日は外貨投信の払い込みもある。株式は払い込みが3営業日後なので29日あたりから外国株、外国投信の払い込みの為替で少し活発になろう。


4.テクニカル「ドル円下降トレンドライン上抜く」

 ドル円は3月17日のシドニー早朝での76円台へ突っ込んでからの長い下ヒゲの陰線、3月18日のG-7協調円売り介入で大陽線が出た。

21日は介入後の高値を越えず終値を下回らず「行き詰まり線」(上伸力無し)となった。

その通り22日、23日と2日間下押すも底堅く4日間横ばい推移していると自然と3月11日-18日の下降トレンドラインを上抜き、81.40台へ上伸した。

5日移動平均線は3月22日に上向いている。

ボリンジャーバンド(79半ばから83半ば)はまだ中位にあり、一目均衡表の雲の下限(82.72あたり)は遠いので上昇余地は出てきた。

83あたりまでの上昇も見えてきている。


5.円無常、当局「国民のポケットに無礼に手を突っ込む大臣」

 原発事故による停電もあり落ち着けば、迷惑をかけた利用者には5年程度電気料金が無料になるのではないかと思っていたら、与謝野大臣からは私の常識を覆す発言が出た。

「節電は家庭用の値上げで=生産拠点への供給優先」とした。

この方は財政赤字については消費税の増税を主張している。

民間企業から個人経営の魚屋さんでも八百屋さんも、物が売れなかったり、資金不足で値上げをすることは出来ない。

まずは自己の経費節減、節約を行い品質を改良して値下げして顧客を誘い込む。

私の大学の野球部の先輩のようだが敢えて言いたい。

「民主党は日本経済を崩壊させる」という本を書いたり、鳩山前首相は平成の脱税王と非難して今は一転民主党政権入りだ。

親方日の丸にどっぷりつかっている。こういうことの繰り返しをされ日本の民間企業や国民の活力が落ちてきたのだろう。先輩には怒鳴られるかもしれないが猛省を促したい。
 






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