投稿日:2010年11月21日 (日) 14時32分
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『運用損益がマイナスなのに、年率で20%に迫る分配金を出す投信が4本ある』 『毎月分配型投信20本の内18本が過去一年間の運用収益を超える分配金を払っている』
この2つの事例からわかる事は、これら投信には新規資金が数兆円単位で入ってきており、『いかさま高収益』を掲げて資金を集め、集まった資金から分配金を払っている構造となっており、高配当をうたって資金集めしている出資金詐欺会社と構造は何ら変わらないことになります。
赤字乃至は収益以上の分配金を払い続ければ、最後に残った投資家は全く払い戻しが受けられない事態になるのは明らかであり、詐欺と言われても何らおかしくはありません。
日経新聞(11月18日付け)ではこの点を『競争過熱』として報じ、『過去の運用益・元本取り崩し、無理な分配、持続困難』としており、投資家に警告を出しています。
個人投資家は目先の収益の高さに目がくらみ、このような投信に資金を投入している姿が野村総研の調査で明らかになっています。
外国REIT 分配金利回り 14.1% 資金流出入額 + 1兆1214億円 国内REIT 分配金利回り 10.9% 資金流出入額 + 1981億円 外国債券 分配金利回り 9.8% 資金流出入額 + 5兆1729億円 国内債券 分配金利回り 0.7% 資金流出入額 + 2877億円 外国株 分配金利回り 3.9% 資金流出入額 − 307億円 国内株 分配金利回り 0.7% 資金流出入額 − 3357億円
ここまで日経が詳しく報じており、今後個人がこのような投信に『騙された』と騒ぎましても、自業自得となります。
日経新聞は広告宣伝が欲しいがために業界(投信)には甘い態度であることが多いですが、今回はかなり厳しい態度で報じており、それだけ『異常な事態である』と記者が判断したものだと言えます。
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[713]これを読むと投信て怖いなと思う。投稿者:儚 無惨
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投稿日:2010年11月21日 (日) 19時13分 |
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私は今 投信四銘柄持っている。 1銘柄をのぞきいずれも元本割り込んでいる。 今売ると分配金と元本のマイナス分で ほぼトントンだ。
分配金が今月より10円下がったのもある。 70円から60円にダウンした。 解約しようと思ったが このところの円安で 元本回復まで待とうかな、思っている。 甘いかな。
とにかく様子を見て 売却できるモノは損切りしてでも 売却しようと思う。 |
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