投稿日:2010年08月25日 (水) 00時45分
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【日経平均】は9,000円を割り込み、121円安の8995円で引けていますが、問題はあとどれくらい下落したら下落が止まるか、となります。
【トヨタ】、【第一生命】の内容から大凡の見当はつきます。
1)【トヨタ】は今日25円安の2980円と3,000円の大台を割って引けていますが、信用買い残をみま すととても反発するとは思えない状態になっているのが分かります。 信用買い残 11,975,000株(+782,000株) 信用売り残 1,606,000株(+309,500株) 借金での買いが1200万株余りに膨らんでおり、ここにきましての株価の下落で殆どすべての信用買い残 に含み損が発生しており、しかも株価の下落中に買い残が増えるという、最悪の状態になってきています。 この1200万株の買い残の半分以上が投げる2,500円以下にならないと株価の反発は難しく、場合 によっては2,000円割れもあり得ることになります。
2)【第一生命】は終値でも年初来安値となり(102,700円:−2400円)、あと2700円下落で 10万円の大台を割り込みます。 信用買い残をみますと【絶望】ともいえる状態になっているのが分かります。 信用買い残 126,094株(+10,390株) 信用売り残 14,975株(− 3,774株) 株価が安値を更新しながら信用買い残が増え、更に空売りが減るというのはしこりがたまり続けているとい うことであり、株価は反発しようがありません。 もし株価が反発するとすれば、10万株を超える自社株買いをすることですが、上場後株価を放置してきた 経営陣に果たしてその意識があるでしょうか,
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