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[154165]
「 0■・カプリコーン「 ズ ォ ビ ィ (回転し続ける空間。その外周へ空間ごと投げ出された劉狼&ラタリアを追い打つようにして光球から光球を射出。彼等の行く先に綾取りのようにして結ばれた光線が出現、障害物として立ち塞がる) 」
[154164]「 ウィリアム「鋭いな……だがその問からして"計算式を省略した回答"なのだろう?第六感……そう言い換えるのが適切か。(絶えず回転する空間を泳ぐラタリア達を眼球だけが追い不敵にえむ)その聡明な頭脳で言い当ててはどうだ。私の正体という問題はまだ所属までしか回答できていないぞ。(片手を真横へ振り抜く。彼が指定した範囲、劉狼&ラタリアを含む空間ごと"回転し続ける壁側"へ追いやり、目まぐるしく回転するそれに叩きつけようとする) 」
[154163]「 ラタリア「―――――― ! ? (時空反転…ッ!?こんな芸当まで…ッ… 人間をやめてるどうこうの話じゃないじゃない…!)―――― うんッ!(人狼より伸ばされた手をがしっと掴み、その大きな背に飛び乗った)―――――(定まることを知らない重力の中でただ不動のままに浮かぶ三点の存在を鋭く見定める)……科学でも魔法でもこんな超常現象は引き起こせない… 『クリティアス・ヘイヴン《 貴方たち 》』は何が狙い…!?空間を文字通り回すくらい、こんな小さな世界に干渉する理由は…!(あるいは、気づいていたのかもしれない。この少女 / 女性は。相対する無機知性体が、この世の存在でないことを―――) 」
[154162]「 劉狼「――――――― ! ! ? (これは……景色が…天地がひっくり返った…とでもいうのか――――!)(人間の理解を越えたものなど、人狼が理解できるはずもない。常に反転し続ける空間に投げ出された中で戦慄にも等しい驚愕が脳裏を走る)―――――博士ッ!!(しかし、そんな状況に投げ出されようと自身の立場を見失う程、理性を放棄したわけではない。小柄な少女に手を伸ばし、彼女を背に乗せて己の身を宙に泳がせる) 」
[154161]「 グ ゥ ゥ ン ッ (ウィリアム本人を除く景色が反転、天地が絶えずひっくり返る。地下深くまで続く筒状の空間が、宙空に放り投げられた空き缶の中であるかのように縦、左右に回転し、流動し続ける重力の奔流にウィリアム・アルベルト・カプリコーンを除く一切が振り回される) 」
[154160]「 ウィリアム「君達程の訓練を積んだ達人を2秒でも拘束したんだ。それを可能としたアラタの負荷、既に助からない命だ。(挑発とも取れる言動。だがその目には"悪意"がない、淡々と事実を述べ、それに対する彼・彼女らの反応に純粋な疑問を投じるかのような眼差しを送る) さて、広く使おうか。(両腕を広げ、左右それぞれ時計回りと反時計回りするように振るい円を描き、両腕を交錯させる。 その動作に呼応するかのように―――――) 」
[154159]「 劉狼&ラタリア『――――――― ッ゛ ! ! (複雑的な軌道を描いて迫りくる赤弾を前に死期が忍び寄る感覚に促され、全身を捩じり互いに拘束から離脱。それと同時に自身らに纏わりついていた屍共が細切れにされていく様を、横転の最中に目に捉え…心中で静かに弔うに目を伏せた)』 」
[154158]「 0■・カプリコーン「 ゴ ゥ ウ ン (アルベルト、傀儡の片割れが糸を手繰り操る屍の纏う装甲が、ウィリアムの頭上から飛来。彼の背後に陣取り赤の光球を複数周囲に従え) ズォ ビ ィッッ (枝分かれし拡散する光線を放つ。両者をウィリアムから引き離そうとし、その最中彼等に纏わりついていたアラタ装備者達が精肉加工する初期段階のように、大雑把に細切れにされてゆく) 」
[154157]「 劉狼&ラタリア『 …ッ……?! (うまく決まると思っていた連携が、届かない。その結末に驚愕する間もなく、背後から押し寄せてきた魑魅魍魎立に拘束されて身動きを封じられる。互いに身を捩じらせ拘束を振りほどこうとするが、四方化から向けられた懇願する様な眼差しに、苦悶にも眉を大きく潜めた)』 」
[154156]「 ――― Vs. 【クリティアス・ヘイヴン】 第2格/転秤:ウィリアム・ディミトリアス ――― 」
[154155]「 ウィリアム「――――――(その結果を見越していたかのように、人を操り弄ぶ"傀儡"は真っ直ぐ敵対する両者を見据える。悪意も、敵意もない、ただ笑みを浮かべ) 」
[154154]「 ラステルム王国民/第0護衛兵「 。 。 。 (さながら地獄にて聖者に縋る亡者の群れ。身に付けたアラタに肉体の主導権を奪われた者達がラタリア、劉狼へなだれ込み、一斉に彼等を背後から羽交い締めにして行動を封じていた。"意識のみを自由"にされているのか、両目、口から液体の筋を流し、恐怖に歪み救いを求めるような眼差しをで訴えかける) 」
[154153]「 ヒ ゚ ッ (拳/矛 は、彼の喉を穿つ直前、一寸の狂いもなく皮膚に先端が触れる位置で動作を止めた。) 」
[154152]「 ウィリアム「 ヒュ ル パシッ (白衣の袖から伸縮自在のステッキを取り出し逆手持ちに。円を複数描くようにして振り回し、劉狼の打撃を"予め把握してある武の術理"に則り、肘などの関節に当て軌道を逸らす。)………(尚も骨格に響く衝撃。それに気圧され後退、無重力化した空間内で浮遊する足場の残骸を飛び交う。 追撃するラタリア、トドメに強烈な一撃を繰り出す劉狼。両者の攻撃、矛先が喉笛に食らいつこうとするが……) 」
[154151]「 [154148] 前差し替え ラタリア「……なるほどね。聞いた、劉狼? 」
[154150]「 ラタリア「――――― グ ォ オ ン ッ ! ! ! (――――武装召喚。本来の鈍器、その先端を勢いよく突き出すために召喚の位置情報を見定めいていたのだ。ウィリアムの懐、至近距離を狙って。何もない空間から伸び出した刃が、急速に伸び出し襲い掛かる) 」
[154149]「 ラタリア「―――――― フ ワ ァ ッ ! (連撃の応酬を叩き込む人狼の背後から飛び出す幼女。その手にガジェットは―――――"無い") いよッ――― ほっ ―― ッ ―――――!(繰り出されるは、徒手空拳の挙動。その小柄な体で行われる意表を突く様な攻撃手段の変換。人狼ほどの破壊力は乏しく、あくまで牽制として叩き込んでいくが―――)――――― バ ッ (人狼と比較して脅威性の無い攻撃。その油断を突くかのように突き出した掌に、四次元ポケットの稲妻が迸り――――) 」
[154148]「 劉狼「ええ。しかと。なれば相対するあの者は人に非ず、機械生命体の一種だと判断し、躊躇なく殺められる。 お気遣い感謝します、博士。であれば少しだけ――――― 理性の抑制を緩められるッ!(ドン、と爆音を鳴らしながら全身を発射。もはや地に足もついていないような低空飛行で瞬く間にウィリアム本人へと肉薄し――)―――― ふッ / はァッ / ッンウ / ぜぇンンッ ! ! (心・技・体。挙動に使う無益なエネルギーのすべてを拳と脚のみに込めることで、敵を屠るための威力と速度に転化したような気迫で連撃を叩き込んでいく) 」
[154147]「 ウィリアム「私か?よく誤解されるので予め断っておくが、有機生命体と無機知性体の相違に関して優劣を定める気はない。それを前提として答えるが、肉体改造をしながら"人"に固執する君達と違い、年齢という概念が存在しないのでね。(快活に、世間話をするように応じる最中、敵対する個体の一挙一動をレンズのような動作を見せる眼球が精密に追従し、目を細める) 私に前進する理由はないが、君達には後退を許さない信念があるのだろう? (顎を引き、口端を緩め余裕を持って二人の出方を伺う) 」
[154146]「 ラタリア「って…そう言えば昔、子どもたちの前で「赤ずきん」の読み聞かせをしたことがあったっけ…劉狼?あの時どういう心境だったの?(こんな状況で冗談交じりに苦笑を零しながら、フリーになった右袖をプラプラさせる。その内側の「手」で、密かにサインを送りながら)……ねぇ?冗談でも女性相手に年齢を弄るのはご法度だよ。そういう君はどうなわけ? 」
[154145]「 劉狼「………(咥内で「ヌゥ…」と囁くような唸り声を漏らす。図星を突かれたかのように。指摘の通り、自身にとっては既に老いた身。全盛期――無我夢中に獲物畜生を喰らっていた野性としての孤狼――とはもはや違うのだから)……鑑賞をするにも趣など皆無なものに意味は無し。貴殿の鄙俗な人形劇を見るよりも、赤子の言葉遊びに付き合う方が余程有意義と言えよう。 」
[154144]「 ウィリアム「化粧の出来栄えに関しては君達に到底及ばんよ。骨格まで弄るとは、酔狂極まる。実に好ましい愚直さだとも(重力を感じさせない散漫な動作で着地。背に後ろ手を組み反撃の意思などないかのように振る舞う)――――だが人にせよ犬にせよ相応の年齢には違いない、体力の全盛期は過ぎているだろう。そこに腰掛けて私の出し物を鑑賞しても構わないのだよ、誰も咎めはしない 」
[154143]「 ラタリア「―――――(鈍重な鈍器型のガジェットをぶかぶかの両袖で持ち上げ、後退してきた人狼と並び立つ)……ッはー……清々しいね、ほんと… どういう"若作り"をしているのかしら…(憎らしげに、浮遊する男を幼女の素顔で睨み上げる) 」
[154142]「 劉狼「―――――― む゛ ェア ッ ! ! (それはもはや刺突とも言える鋭い拳。触れれば肉体を優に抉り貫き命を屠ることも叶う苛烈な一撃。それを躱され、余波が堅牢な壁を僅かに拉げる) ぐ ッ ――――― ズザザザァー…ッ…! (反撃に繰り出された蹴り上げにうめき声を上げ、人狼は滑るように後退する) 」
[154141]「 ウィリアム「――――― おっと。(『無傷』 正確に頸動脈に狙いすました刺突を、両腕を広げおどけながら仰け反り、胸板の上を攻撃が素通りする。そのままサマーソルトで腕を蹴り上げると、バックステップを踏み浮遊しつつ間合いからふわりと離脱してゆく) 」
[154140]「 この威力の攻撃が、"何度も"繰り返され既に10分は経過していた。決着は尚も着かない。既に足場の半分がひしゃげ、へし折られているがそれらはぽっかりと大口を開ける穴に落下することなく"浮遊"し続ける。 白衣の尾を翻し、追跡する両者を嘲笑うかのように"愚者"は浮遊する足場を飛び交い続けた。 彼の状況は 」
[154139]「 ラステルム中央公園噴水直下。地下鉄国へ続く筒状の空間。光が届かない深淵まで続く壁沿いに連なった足場が崩れ行く。爆撃に次ぐ爆撃、一人の"女性軍人"と"人狼"が繰り出す攻撃は全て重く、掠めただけでも軽傷では済まない威力のそれが絶えず地下空間を揺さぶっている。 」
[154138]「 ティネル・カルロウが振りかざす凶刃。調査兵団の選択と累積。示した成果、齎した結果、それらを裁決する審判が開かれる。それと同時刻――――― 」
[154137]「 BGM♪:Impersonation 」
[154136]「 ラステルム王国直下 - 地下鉄国中層 - 」
[154135]「 LAST RESORT 」
[154134]「 ──────────── 」
[154133]「 アルセ「改めまして、この狭間の世界────"ムル=セフィラ"へようこそ!(両手を広げる)これから、君たちにやって欲しいこと……いや、やるべきことをお教えしよう────(口元がニヤリと不敵な笑みを浮かべる) 」
[154132]「 アルセ「そ~んなに敵意むき出しにしなくてもいいじゃない、言ったでしょ~頼みごとがあるって。それだけなの(2人の視線を受け止めて呆れたように言う)────さて!(パン!と手を叩く) 」
[154131]「 リコ「だっておにーさんざこざこなんだもん、つよつよのリコが守ってあげなきゃでしょ(自信ありげに、しかしどこか幼い挑発を込めた笑みを蒼葉に向け……目の前のアルセを見る。その目には隠しきれない不安があった)なんなのコイツ……気を付けて、おにーさん 」
[154130]「 蒼葉「リコちゃん……!キミも来ちゃったのか、何が起こるか分からないのに…… な、何を言ってるのか分からない……!あ、アンタ……何者だ?一体僕たちに何をさせようとしてるんだ!?(取り乱して叫ぶ) 」
[154129]「 アルセ「やぁやぁようこそお二人さん!(ススーッと空間から滲み出るように出現する)ここは……まぁ、君たちにとってはいわゆる「裏世界」のようなものになるだろうね。人の想い!欲求!憎悪や恐怖────!(やや大げさな身振りで)……そういったものが流れ着く場所だ。みんな”表”では出さないようにしている何かがあるだろう?良かれ悪しかれ……まぁ大概は悪しかれの方だけどね。良いものは封じる必要が無いんだから(あっはっはと陽気に笑う) 」
[154128]「 リコ「……ん……ぅ……―――はっ!(ゆるやかに意識が浮上し、はっと思い出したように目を開く)お、おにーさ……!よかった、同じ場所に出られた……(体を起こしながら話しかけ、ほっと胸を撫で下ろした瞬間、肌触りの違う衣服に気づく)……あれ…ソーラスの正装、なんで……?(故郷”ソーラス王国”で着られる位の高い正装を身にまとっている姿に気づき、困惑する) 」
[154127]「 蒼葉「……なんだったんだ、さっきのは……(先ほどの"渦"に飲み込まれたのを思い浮かべ)……って、あれ?これは……な、なんだ?(気付くと、自分がいつの間にか"白衣を着ている"ことに気付く)な、なんだ?さっきまでこんなの着てなかったのに……? 」
[154126]「 蒼葉が周囲を見渡すと、そこは見慣れたカフェ……しかし、妙に新しくも見える。どこか、何かが違う……?そんな違和感を感じさせる 」