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[499] 有川 浩「海の底」
From:じゅりんた(8) [関東/51歳から60歳]

2005年 メディアワークス刊

小学生の時、ドキドキしながら見ていた実写ドラマがありました。当時最先端の特撮技術を駆使して作られていた「ウルトラQ」と言う空想科学ドラマでした。

例えば南極基地に巨大なペンギンとアザラシが一緒になったような生物が出現したり、大都会にとてつもなく大きな植物が生えてきてビルまでも崩壊させるほど成長してしまったり、お金が大好きな少年がいつしか、がまぐちのような怪物に変身してしまったりと、奇想天外な物語が毎週放映されていました。

ありえない話ばかりでしたが、物語を語る上でそれなりにつじつまが合うような理屈が示され、子供心にはそれなりに感心して、納得までしていたような気がします。

本作品に登場するのは巨大化したザリガニのような生物です。これがわんさかわんさか登場します。
どうしてこんな設定なんだろうと、それほど深く悩まなかったのは子供の頃に「ウルトラQ」を初めとする特撮怪獣番組を沢山見ていたからでしょうか。なんだか懐かしいような気持ちになって読み進めていました。

しかしこの作品はその巨大生物との戦いの物語とはべつにもう一つの物語も同時進行で語られています。ザリガニのおかげで潜水艦に閉じこめられてしまった人たちがいるのです。こちらの物語もなかなか巧に作られています。

むしろこちらのお話が本筋です。作者のみずみずしい感性が上手く筆に乗って大変興味深いお話になっています。

読み始めると止まらなくなる話。そういう面白い話は沢山読んできましたが、この作品もその中の一つになりました。

2008年02月10日 (日) 09時54分


[498] 松井 今朝子「吉原手引草」
From:じゅりんた(8) [関東/51歳から60歳]

2007年 幻冬舎刊

2007年前期直木賞受賞作であること。そして遊郭吉原を描いた小説であること。

この2点を理由として私個人的に引っかかる物がある。のどの奥に刺さった小骨のようにもどかしい。簡単に小骨が外れない。そのうち私の心が湾曲してひねくれだすのだ。つまり、なかなか行儀良くレビューを書こうという気にさせてくれない。

松井さんには縁も恨みもないが、直木賞の選考委員には言いたいことがある。何を言いたいかはここでは書かない。ただ一言だけ言っておく。私は17年近く北村薫さんの作品に心惹かれて北村ファンになり、今後も期待し応援し続けていこうという気持ちを持っている。これだけ。
わかってもらえる人にだけわかってもらえればよい。

もう一つ、この話は吉原遊郭の物語だ。松井さんの絶妙な筆致で吉原の様子がつまびらかにされる。十数人の登場人物が江戸の時代から蘇って、彼らの語る言葉がそのまま文章に起こされているような錯覚を覚える。

これは一人の素晴らしい書き手がひとりで書き上げた文章なのだ。小説家とはそんな風に素晴らしい文章を書いて多くの読者に感銘を与える。

大変興味を引かれる作品であった。
作者の巧みな技だが、主人公だけがただひとり登場しないのだ。
葛城花魁(かつらぎおいらん)と呼ばれるとても魅力的な女性こそが主人公なのだが、彼女にまつわる人たちが彼女を語るのみで、主人公の彼女が登場しないのだ。

読後この手法は極めて正しい手法だと改めて思った。なぜならば、主人公が自らの言葉で、嘘や偽りを述べなくてすむのだと言うことに気が付いた。

この作品は吉原を舞台とした作品だ。つまりどんなに魅力的な花魁が登場して、その花魁を主人公に仕立てたとしても、そもそも遊郭という舞台が悲惨なのだから、その呪縛から逃れられない。

吉原で働く女性のほとんどが、幼い頃に家族と別れている。わずかな金で身を売られた少女たちなのだ。作り話でもなんでもない。実際の話だ。

想像出来るだろうか?自分の姉が、妹が金で売られて吉原へ連れて行かれる。自分の娘を女衒に売り飛ばす。花魁はみんなそうやって売られてきた娘たちの変化した姿だ。こんな事が当たり前だったのだろうし、実際にあったこと。

吉原という遊郭は実在していたし、今でこそ町名を変更してはいるが、未だに風俗が売り物の街として残っている。

悲しい話よりも、面白おかしい話の方が誰もが好むことは知っている。なおかつ、吉原遊郭で生きていた人々が強くたくましく生きていたことも見聞きしてきた。

でも私はある先輩のどうしても忘れられない記憶がある。その先輩は私とは父親ほど年が離れていたが、吉原がどれほど悲惨な街であったかを若き日の私に語ってくれたのだ。
言葉数は少なかったが、逆に悲しい話が却って強く印象に残った。

その先輩は「浅草文庫」と呼ばれる資料館の館長をしていた人だった。すでに亡くなって月日が経っているが、忘れることの出来ない尊敬すべき先輩だった。

作品自体は多くの方から賞賛を受けているとおり、私も素直に拍手を送りたい。送りたいのだが、でも私はどうしても、こだわる気持ちをまだぬぐい去れずにいる。

2008年02月09日 (土) 09時36分


[496] コリン デクスター[死はわが隣人
From:じゅりんた(8) [関東/秘密]


説明 2001
早川書房
, Colin Dexter, 大庭 忠男

レビュー コリン・デクスターさんの「死はわが隣人」は550ページを超す文庫本。この3週間あまりとても忙しかったので、毎日少しずつしか読めませんでした。それでずいぶんと日にちが掛かりました。それでも読んで良かった。ルイス主任刑事と同様に、ジーンと来ました。モース主任警部の鋭い頭脳は、途中アルコールの飲み過ぎでダウンして入院までしてしまうのですが、それでもさすがの回転の速さです。飲み過ぎといえば、私もお祭り期間中はよく飲みました。私は糖尿病にはなっていませんが、モース主任警部のことを人ごととは思えません。事件を解決する前に自分の体を気をつけなさいとモース主任警部には言いたい。この作品でついにモース主任警部は糖尿病患者になっちゃった。糖尿病は掛かってしまったらもう治らないんですよ。注射を打ちながら仕事をするのか!と驚いていたら、懲りずにビールを飲んでいる。しかも仕事中。また驚かされます。こんな事では、この「モース主任警部」シリーズもこの作品でおしまいになるのかと思ってしまいます。彼の事件解決過程の「あーでもない、こーでもない」がいつもながらに楽しいのですが、それが味わえなくなるのは寂しいです。そしてオクスフォードの町並、モース主任警部の読書遍歴やクラシック音楽の知識をまだまだ知りたいと思っているんです。シリーズ最終作品は、2002年に刊行された「悔恨の日」です。モース主任警部シリーズは「悔恨の日」で終結を向かえるようです。まだまだ続いて欲しいシリーズですが残念ですね。

2008年02月09日 (土) 09時30分


[495] 東野 圭吾「容疑者Xの献身 」
From:じゅりんた(8) [関東/51歳から60歳]

2005年 文藝春秋刊

美しさの判断基準は十人十色で人それぞれがちがう。だから初めてあった人の第一印象が「なんてきれいな目をした人なんだろう。」と、心を動かされることがあっても、誰も不思議には思わない。

しかし、その出会いの事を、その後の物語を読んだ後に改めて聞くと、それはとてもとても不思議な出来事に思えてしまう。

人が生きていくことなんて、まさに一寸先は闇といわれているとおりで、どんな将来が待ち受けているのかなんて本当にわからない。

不思議だらけと言っていいかも知れない。どうして僕は君に出会ったんだ?どうして彼女は彼に出会ったんだ?誰にもわからないだろう。

わからないけど、みんな希望と失望と、そしてやっぱり希望が湧いてくるから、今日も生きている。

もし、自分が幸せを掴むことができなくても自分の大切な人が幸せになってくれれば、それだけでも幸せな気持ちになれる。そういう希望もある。

だから、どんなに辛い歴史が繰り返されても人類はやってこられた。自分だけで生きているんだなんて思ってはいけない。

元のタイトル「容疑者X」に「献身」という言葉を付け足して、この本の書名にしたと書かれているが、とても素晴らしい選択と判断だと思う。

著者のガリレオシリーズって、今まで読んだことはなかったのだが、湯川学さんてこういう人だったのか。

2008年02月07日 (木) 08時48分


[494] 瀬川 晶司「泣き虫しょったんの奇跡 サラリーマンから将棋のプロへ 」
From:じゅりんた(8) [関東/51歳から60歳]

2006年 講談社刊

瀬川さんにはどうしても注目したくなります。アマチュアとしては最高の強さを誇る人が、プロの世界に入り込むとどんな将棋を指すのか。

プロ入りしてからは残念ながら、勝敗は相半ばしているようです。ということはあまたいるプロ棋士の中の一人に紛れて輝きを失ってしまっているということでしょうか。

この本のタイトルには奇跡という文字が書かれています。何が奇跡だったのだろうかと私は考えてみました。

プロ登竜門の試験を勝ち抜いたこと?本を出版したこと?テレビやラジオに出たこと?新聞に大きく記事にされたこと?

これらは奇跡ではないだろうな。敢えて言えば、いや、意地悪くいえば、たくましい企画とでも言えるかも知れません。

高くそびえ立つ日本将棋連盟の城には将棋の強い仙人達がたくさん住んでいます。将棋の神様のような人たちも住んでいます。

彼らの将棋の強さはもう人間業を越えたところにある、そのくらい強い人たち。

そういう人たちを相手に将棋を指したのが瀬川さん。次々になぎ倒して、将棋に勝ち連勝を繰り返しました。

これは驚かされます。たかが将棋の勝ち負けの結果でたくさんの人が心を揺り動かされたのです。

これがしょったんの起こした奇跡です。そして本書にはこの奇跡を起こす迄の軌跡が書かれているのです。

さて、奇跡は何度も起こると奇跡ではなくなります。これからは不断の努力で将棋界で活躍して欲しいなぁと、祈りたくなります。もう奇跡は要りません。応援していますから。

2008年02月07日 (木) 08時46分


[493] ドン ウィンズロウ「砂漠で溺れるわけにはいかない」
From:じゅりんた(8) [関東/51歳から60歳]

2006 東京創元社刊 翻訳 東江 一紀

大好きなニール・ケアリーシリーズの最終作。もうこれで新しいニールには会えないのか。寂しいな。

第一作「ストリート・キッズ」は北村薫さんの推薦文が気に入って、手にしました。推薦文通りの素晴らしい作品でした。

それ以来、この胸がキューと締め付けられるこのシリーズに深い愛着を持ってきました。なにより「グレアム父さん」がいいね。

この作品ではグレアム父さんは電話でしか登場しないけど、ずっとニールのそばにいるような気がします。

やはりこの2人は親子なんです。この地球上にたった2人しかいない親子なんですね。父とせがれ。

この2人に出会えただけでも、うれしいです。最終作はとてもユーモラスで、アメリカ人の心の広さを味わえます。どうやって味わうか?
それは86歳の老コメディアンのジョークの数々です。ジョークを愛する人は心が広いのです。と、思ってます。

一つ気になっているんですが、「父ドン・ウィンズロウの霊に捧げる」って、なんのことでしょう?ドン・ウィンズロウはもうこの世にいないの?それとも、ドン・ウィンズロウの父親もドン・ウィンズロウという名前なの?

これずうっと気になっているのですが、どなたか教えていただけません?私が何か勘違いしているのかなぁ。

2008年02月05日 (火) 09時22分


[492] 五條 瑛「スリー・アゲーツ―三つの瑪瑙」
From:じゅりんた(8) [関東/51歳から60歳]

1999年 集英社刊

アゲーツとは瑪瑙(めのう)のこと。タイトルになっているのは家族の絆を象徴する三つの瑪瑙。3人の登場人物がそれぞれ一つずつ持っている。

しかし、この作品では次第に過酷な状況に追い込まれていく家族を描いているので、この瑪瑙は実に悲しい象徴になっていく。

夫婦の出会いが意図的な出会いだとすると、親子の出会いは唐突で不条理な出会いである。

しかし不思議な親子の出会いであるが、固い結びつきを望もうとするものやそこから離れていこうとする思いは様々だ。

ただ、間違いなく言えるのはどんな親子もいつかは別れて、消えてしまうということ。悲しいが、受け入れるより無い。

この三つの瑪瑙は家族が離されてしまう事への強い抵抗だ。将来が悲しくならないように、それが叶わない望みだとしても、流されないようにまさに藁をも掴もうとする気持ちの具象ではなかったか。

この物語はとても面白い。その展開もさることながら、家族を愛すること、子供を大切に思うこと、ふるさとを大事にしたいことを、登場人物の言葉を借りて表現している作者の心の奥底の温かいものが伝わってくる面白さでもあった。

この長編を読み終わるとこの作品の続きが、気になって仕方がない。彼らはどうなっていくのだろうか?

「プラチナ・ビーズ」「スリー・アゲーツ」と続くこのシリーズは鉱物シリーズと呼ばれていて、全4部作になる予定だそうだ。待ち遠しい続編「パーフェクト・クォーツ」はいつ出版されるのだろう。

2008年02月05日 (火) 09時16分


[491] 荻原 浩「四度目の氷河期」
From:じゅりんた(8) [関東/51歳から60歳]

2006年 新潮社刊

この作品を読みたくなった方にアドバイスをしたいと思います。

素直に物語について行ってください。作者の思うがままに振り回されちゃって下さい。文句を言ったり、疑問を感じたり、我慢したりしないで下さい。振り回されるがまま。きっとそれが一番楽しめる読み方だと思います。

ジェットコースターに乗った事がある方ならおわかりになると思いますが、しがみついたり踏ん張ったりすると加速度や重力の強い抵抗にあいます。
この際、ジェットコースターの疾駆にその身を任せてしまうのがよろしいかと思います。バックシートに背中を預けて下さい。

この作品がジェットコースタームービーのような作品かというと、決してそういう訳ではありません。作者の荻原浩さんの筆運びが自由奔放なのです。色々な話題を花束のように色とりどりに鮮やかに盛り込んでいるのです。

タイトルに、氷河期です。そしてアイスマン、クロマニヨン人、DNA、未婚の母、遺伝子研究所、マンモス復活プロジェクト等の材料が次々と登場し、物語が語られ始めます。

これが助走です。作者の自由奔放な物語の始まりです。やがて主人公は石器を作り始め、槍投げに熱中するのです。私はこの辺できっともうすぐ地球に異変が起こり、氷河期がやってくるのかも知れないと頭の片隅で想像し始めました。

さて、この物語はいったいどこに行き着くのでしょう。主人公ワタルの投げた石器の槍はきれいな放物線を描いて飛んでいきます。槍の落ちていく先はどこなのでしょう。

是非、作者の語るがまま、槍の飛んで行くままになってお楽しみ頂きたいと思います。

2008年02月02日 (土) 12時55分


[490] 小川 洋子「ミーナの行進」
From:じゅりんた(8) [関東/51歳から60歳]

2006年 中央公論新社刊

「ミーナの行進」?不思議なタイトルです。この不思議な、そして意味のよくわからないタイトルに惹かれてこの作品を読み始めました。

読むうちにミーナとは誰で、行進とは何なのかがわかると、この浮世離れした物語に少々驚き、興味も少し薄まってきました。
グッドオールディーズを回想していく、物珍しいけれど退屈なお話。そう思えてきました。

しかし、作者は淡々と物語を語り続けます。語り続けながら、チラリチラリと厳しい現実という舞台裏もかいま見せてくれます。そしてなんと、読者に切れの良い鮮やかな手品を見せてくるのです。
なるほど、どうやら作者は物語の始まりからずうっと、手品の種を仕込んでいたのかも知れません。

唐突だなぁと思わせてくれますが、物語の中程で、ミュンヘンオリンピックに出場が決まった男子バレーボールのテレビ番組「ミュンヘンへの道」が紹介されます。あー、あの年の物語だったのか。

これが物語を盛り上げるのです。実はこれが手品その一です。そして、第二の手品は流星群であり、第三の手品はあのクリスマスの出来事でしょう。

こうして退屈だった小説が、実に巧妙にいつの間にか夢中になって止められなくなる小説へと変貌を遂げてしまいました。

この小説の面白さに気がつくのと同時に、少女が語る少女たちの世界にどっぷりとはまってしまっている自分にも気がつきます。

この作品は主人公の少女の思い出にすべてを頼った作品です。中学生になったばかりの少女の見聞がすべてです。彼女の人生のハイライトと呼べるあの一年間の記憶だけで構成されていて、そして見事に完結している作品だったのです。

もっと長い間の記憶があったとしたら、当然周りの人たちの深い事情にも通じてきたでしょうが、中学生になったその年の、一年間の彼女の記憶はやはり新鮮な心動かされた思い出で輝いていなければならないと思います。彼女にとって人生の中でも最も眩しくきらめいていた一年間だったはずです。

一人の少女の思い出に浸りきって、その思い出を共有出来たことに嬉しさを感じます。そして心の中がほかほかとしてきて温かくなるのです。

2008年02月02日 (土) 12時53分


[489] 白石 一文「どれくらいの愛情」
From:じゅりんた(8) [関東/51歳から60歳]

文藝春秋刊

短編三題+中編一題+作者後書きが収録されてます。どれも福岡の博多あたりが舞台です。

「20年後の私へ」
これはいい作品です。目次の最初の作品。つかみはOKです。
しかしよく手紙が配達されたなぁと驚きました、20年も経っているのに。宛先不明で返送されなくてよかったと思いました。

「たとえ真実を知っても彼は」
作家と編集者の出会いが作品にもそのお互いの家族にも影響を与える。
事実は小説よりも奇なり。この言葉が思い浮かんだのですが、そもそもこれは小説でした。

「ダーウィンの法則」
大人の恋愛小説です。しかし不倫礼賛とも取られかねないかな。
作品の中では相手の男の家族の姿や心情は一方的、断片的にしか登場しないのですが、もう少し描写して欲しかったような気もします。

「どれくらいの愛情」
物語の結末が読んでいる内に読めてくるんですが、上手に上手に物語が語られていくので、とても面白いのです。少し説教じみたところもあるのですが、それもいい味わいですね。予想していたはずなんですが、ラストシーンでは涙が出てきました。とても心地よい余韻に浸れます。

この中編では博多弁で登場人物が会話しているんですが、この作品が生き生きしているのは、そのせいだと思います。私はまだ九州には行ったことがないんですが、それでも「博多弁、よかね。」(^_^;)
是非お勧めの一冊。

2008年02月02日 (土) 12時51分







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