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[422]
From:じゅりんた(8) [関東/41歳から50歳]

山本周五郎賞受賞作品。

安徳天皇は御年八歳ながら、日本国の天皇。そして、歴代天皇の中で最も若く崩御された天皇だ。 わずか八歳で命を失われた。

平安時代末期、源氏と平家の激しい戦いが行われていた頃。最後の戦場は山口県下関沖の海上、壇ノ浦であった。

敵の源氏の軍勢には勢いがあった。次々と味方が倒されていく。船頭が弓に射抜かれ、味方の兵士は船から海へ落ち、散り散りになる。憎きは敵の源義経。まさに勝ち戦、鬼の如き勢いであった。

すでに都では、別の天皇が擁立されてしまっている。こうなるといくら天皇とはいえ、平家の掌中にあった安徳天皇は平清盛の孫でもあり、生き延びる道は絶たれた。もはやこれまで。

幼くても自分の命が尽き果てようとしているのはわかる。かつて安徳天皇のお誕生を祝う宮中での催しはなんときらびやかで見事であったか。今はただ儚い夢のよう。
涙の止まらない安徳天皇は、祖母に「波の下にも都があるのです。」と言い聞かされた。

その祖母に抱かれて、泣きながら冷たい海の中に八歳の幼い天皇は飛び込んだ。まだ風も冷たい三月の壇ノ浦であった。

時は流れて、鎌倉幕府三代将軍源実朝の世。実朝は将軍といえども実権がない。北条家による執権政治が隆盛。ここからが物語の始まり。

実朝は近頃不思議な夢を見るようになった。この物語は実朝に仕えていた側近のものの伝え語りになるのだが、その側近も三代将軍実朝と同じ不思議な夢を見ていた。その不思議な夢に出てくる、蜜色に輝く玉とはいったい…。

「吾妻鏡」、「金槐和歌集」、「平家物語」など古典作品からの引用文が実にはまりすぎている。こうなると恐ろしいほど。見事な腕前。作者の巧妙な技が決まった。

第一部「実朝編」はどちらかというと「静」の展開で、深く想像力を働かせられる。歴史に興味がない人にはやや退屈か。
第二部は「マルコ・ポーロ編」。これは「動」の展開。元の王様も登場。それにしても面白いなぁ、だって主人公が東方見聞録のあのマルコ・ポーロなんだもの。

時代背景をおさらいしてみたくなる。興味が湧くが、これから歴史の勉強をするには時間がいくらあっても足らないでしょう。

簡単には歴史の奥底までは見通せない。いや、歴史の本当の姿は誰にもわからない。

さて、この本を読むきっかけはお友達の書評ブログから。ネット上の友人からまたまた素敵な作品を教えて頂きました。

2007年02月22日 (木) 11時14分


[423] 宇月原晴明「安徳天皇漂海記」
From:じゅりんた(8) [関東/41歳から50歳]

タイトル書いてないと、何の本だかわからないです。
(^_^;)(^^ゞ

2007年02月22日 (木) 11時18分


[419] 福は内、鬼は外。
From:じゅりんた(8) [関東/41歳から50歳]

2月3日は節分会でしたので、金龍山浅草寺からお守りの切札一対と福豆一袋を頂いてきました。

どうしてそんな物をいただいたのかというと、浅草寺の寺舞となっている「福衆の舞」(ふくじゅのまい)を一会、二会と2回奉演したので、そのお礼として頂いたのでした。

毎年、曜日にかかわらず、節分の日には体を空けているんです。お豆を頂くために、ではなく、踊りを踊るために。(^_^;)

ちなみに「金龍の舞」「白鷺の舞」と合わせて浅草寺三舞などと称されています。この「福衆の舞」、元々は江戸時代観音裏の猿若町にあった歌舞伎小屋市村座の人気出し物「七福神踊り」でした。

お面をかぶった恵比寿大黒が二人で踊り、張りぼてのかぶり物をかぶった福禄寿、寿老人、弁財天、布袋、毘沙門天の5人がのそりのそりと動いて千鳥を見せる。そして宝船に乗っているように、ゆらゆらと体を揺すり、終いには七人揃って見得を切ります。

私はここのところ弁天様の役です。。女性の神様。張りぼてからは実に視界が悪く、のそりのそりとしか動けないんです。

のそのそですが、唯一の女神役として、思い切り色っぽく演じて見せたつもり。緊張して疲れましたが、心地がよい疲労感を味わいました。

寺の外廊下の欄干の外側、床を張り出すような形でステージを組み、そこで奉演。浅草寺を背景に七福神が勢揃いで踊る姿は初めて見る人にはきっと、不思議でユーモラスな光景だと思います。

夕方帰宅して、これも例年通り、子供達と大声を上げながら豆まきをしました。窓を大きく開けたので近所中に聞こえましたね。但しまく豆の量は、少なく、少なくしました。

平成元年に浅草寺舞保存会に入りましたが、それ以来仕事が忙しい時も何とか都合を付けてずっと毎年こんな風に節分を過ごしています。

2007年02月06日 (火) 19時40分


[418]
From:sss13期 [関東/秘密]

平日の昼間はさすがに無理。でも関心のある方はどうぞ。
NBS新春シンポジウム「格差問題と07年経済見通し」
目下、我が国経済社会における「格差問題」が大きな論議となっています。NBSでは、新春にあたり、特に中小企業、零細企業を中心に、その実態はどうか、「格差」についてどう考えるか、どう対処すべきか、政策はどうあるべきか等について、関係識者の方々に大いに論議し、できれば提案も行っていただこうと、本シンポを企画いたしました。また、これに関連させつつ、2007年の経済見通しについての講演も行っていただくこととしています。是非皆様お誘い合わせのうえ、ご参加をお願いいたします。

1 日時 平成19年2月6日(火)15時00分〜20時
2 場所 (財)機械振興会館 6階(港区芝公園3−5−8) TEL.03-3434-8216〜7
     交通 最寄駅 JR「浜松町」、都営三田線「芝公園」・「御成門」、日比谷線「神谷町」、大江戸線「赤羽橋」。東京タワー横。
3 プログラム
第1部 シンポジウム 15時00分〜17時00分
 開会挨拶(15:00〜15:10) 渡邉昭夫NBS理事長
 パネル・ディスカッション「格差問題を考える」(15:10〜17:00)(論点提起兼コーディネ―ター:木村忠夫NBS副理事長)
  (パネリスト)
   橋本択摩 氏 (第一生命経済研究所副主任エコノミスト)
   下羅雅明 氏 ((株)クリーン産業代表取締役)
   岡野貞彦 氏 ((社)経済同友会執行役)
第2部 新春講演  17時00分〜18時00分
 「長さ、弱さ、格差の3さ景気」 ―07年の経済見通し―
   霧島和孝 氏 (城西大学経済学部教授)

4 参加費 NBS会員3,000円 一般参加者5,000円(懇親会費含む)

<主催> NPO法人ビジネス・サポート
<協賛> 21世紀中小企業振興ネット、(株)中小企業総合研究所
  
NO氏    名所     属懇親会



お申込み mail: yoko@road.ocn.ne.jp  ※懇親会にご参加の方は○印をつけて下さい。

2007年02月02日 (金) 17時04分


[417] ピーター・ラブゼイ「バースへの帰還」
From:じゅりんた(8) [関東/41歳から50歳]

「マダムタッソーがお待ちかね」「殿下と七つの死体」以来のラブゼイさんです。イギリスでは国民的な人気作家であるのはもちろん、世界中のファンから愛されている作家さん。
本作は2000年に発行された話題作で、単行本は1996年に邦訳されてます。発表からはすでに10年ほど経過してます。

原題は”THE SUMMONS"。「呼び出し」「召還」「出頭命令」などと訳されますが、本書のタイトルは「バースへの帰還」。

話題になっていた96年頃はバースってなんだろうって思ってました。イギリスのある場所の地名でした。かつて阪神に在籍していたホームランバッターではなかった。

主人公ピーター・ダイヤモンドのシリーズは現在最新刊「漂う殺人鬼」が8作目だという事ですが、本作は第3作目。私はこの作品で初めてダイヤモンドを知りました。

私はなんて幸せなんだろう。このシリーズをまだこれから7作も楽しめるのかと思うと頬が緩みます。嬉しさのあまり叫んでしまいそう。

ダイヤモンドは中年のおじさん。元刑事で、警察に勤めていましたが、署には辞表を出して2年前に止めてしまった。だからただのおじさん。それも背が高く、太っていて、二重アゴで、禿げているおじさん。特筆すべき事はそれだけではない。

彼は「傍若無人、高飛車、頑固者、悪態家、同僚たちからはその手腕故に一目置かれているが、その分、煙たがられていて、」セクハラぎりぎりの発言や、どうしょうもないおやじギャグを平気で飛ばしてくる。

そういうキャラ設定。つまり、ダイヤモンドは人気者になる要素がばっちり詰め込まれているという訳です。

本作をこれから読まれる方に一つだけ謹んで忠告をさせて頂きたい。私の体験からです。
納期の迫った仕事などを抱えている時には絶対に読み始めないでください。
一度読み始めると面白くて、途中で止めることができません。大事なお仕事に戻ることができずに重大な支障を来す恐れがあります。

結論。仕事をすっ飛ばしても…面白かったぁ!!!

2007年02月01日 (木) 11時43分


[414] 校友会ホームページをご覧ください。
From:ダイヤモンド2期 [関東/秘密]

各位
校友会HPのトップページに当会が登録諸団体に認定された旨、ニュースとして掲載されておりますのでご確認ください。
当面の行事はございませんが、4月に代表者会議が開催される予定ですので、小職が出席したいと思っております。

2007年01月23日 (火) 09時54分


[413] 万城目学「鴨川ホルモー」
From:じゅりんた(8) [関東/41歳から50歳]

読んでいてこれほど恥ずかしくなった小説は他にはない。ちょうどその描写の場面を地下鉄の電車の中で読んでいた。もちろん居合わせた乗客の誰ひとりとして、私がそんな恥ずかしい思いをしながら読んでいるなんて気が付く人はいない。
それでも周りから見つめられているような気持ちになった。ぽーっと頬が赤く染まるような恥ずかしさを禁じ得なかった。いったい何を読んで私は赤面したのか。
もちろん言えない。あまりに恥ずかしくて言えない。もう過去の出来事だ。いや、たまに興が乗ればしないでもない。オイオイ。いい年こいて…。レナウン娘だぞ。(汗)私の場合はある大先輩のあの踊りを見よう見まねでやらかしてしまったのだ。あー、書いてしまった。(-_-;)
とにかく個人的にとても恥ずかしい小説であったが、そんな恥ずかしい思いをさせてくれる小説があったなんて、いささか驚いたのも隠せない。
しかしこの作品は恥ずかしさだけを私に与えてくれたのではない。十分面白かった。立派な娯楽小説だ。いずれの日にかドラマ化?いやアニメ化されるかも。
無口だという割には主人公は実に饒舌だったと思う。阿部君、君にはまた会いたいよ。

2007年01月20日 (土) 15時16分


[412] 校友会からご承認頂きました。
From:ダイヤモンド2期 [関東/秘密]

各位へご報告
従前〜申し上げている、学院校友会の登録諸団体としての活動申請をしておりましたが、17日校友会常任委員会により承認を得られた旨確認がとれました。
今後学院内ホームページの校友会−登録諸団体に当OB会の名前が掲載されます。
また、OB会開催日時・場所など公式情報を掲載できますので、連絡の取れなくなった方がご覧になるチャンスが出来、OB会参加へつながるのではと思っております。
この登録諸団体としての誇りと学院校友会HPのPRを各位に広げて頂きたくお願い申し上げる次第です。

2007年01月18日 (木) 16時57分


[411] 薬丸岳「天使のナイフ」
From:じゅりんた(8) [関東/41歳から50歳]

テーマは少年法。登場する人物にいつまで経っても胸の晴れが戻ってこない。もやもやとしていつまでも日陰に立たされているようなつらい思い。14歳未満の少年達に無惨にも家族を殺害されてしまった被害者家族。被害にあった家族にとっては少年法が高くそびえる壁になり、日の光さえも遮ってしまう。
加害者達の情報は一切入手できないかわりに、被害者は遠慮会釈無いマスコミの取材にすべてを晒されてしまう。少年法が改正された現在でもまだまだ加害者の人権保護更生か、厳罰化かで議論は揺れている。
江戸川乱歩賞を受賞した本作品は重いテーマを底辺に横たわらせながらも作者の筆は冴え渡る。面白いのだ。
実に巧妙に仕組まれた物語の構成に読後の充足感が心を満たしてくれる。是非お薦めしたい一冊。
なお、本作品を読む前に読んだ重松清さんの「エイジ」も少年法が題材となっており、競作を楽しむような、連作を味わうようなそんな感覚に捉えられていた。

2007年01月17日 (水) 23時17分


[410] 校友会登録諸団体への登録について
From:ダイヤモンド2期 [関東/秘密]

各位
校友会における審査は1月16日に終了する見込みです。
今後の計画につきましては、追ってご連絡いたします。

2007年01月12日 (金) 13時44分


[408] あけましておめでとうございます
From:オク [関東/51歳から60歳]

森先生も、この1月で80歳(傘寿)を迎えられます
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます

2007年01月01日 (月) 08時37分


[409] 新春を言祝ぎ
From:じゅりんた(8) [関東/41歳から50歳]

皆様の益々のご健勝をお祈り申し上げます。

今年はまだ本を読んでません。三が日は読書三昧にふけようと目論んでいたのですが、結局子供達とゲーム、そしてコミックを読んで明かしてしまいました。
でも、昨年末に発売された「プルートウ第4巻」は思いもよらぬ展開でまたまたこの続きが読みたくなりました。果たして何巻まで刊行されるのでしょう。
新年早々、マンガの話でございます。浦沢直樹という漫画家が、手塚治虫氏の「鉄腕アトム−史上最大のロボットの巻」を全く意表をつくアイデアでリメイクしているのです。
ご存知の方も多いとは思いますが、手塚氏の作品は世界中の最強最高のロボットたちが次々と戦いを繰り広げる話です。鉄腕アトムの活躍に胸を躍らせていた世代ですので、驚きの連続で誠に興味が尽きません。
また、同じ浦沢直樹氏の「20世紀少年」も現在刊行中で、やはり懐かしいあの頃の題材がたくさんちりばめられたコミックです。ヒットした映画「三丁目の夕日」よりももう少し後の昭和時代。冒険少年活劇と言った感じです。
今年もまたどんな本(主に小説)に出会えるか、とても楽しみです。

2007年01月03日 (水) 20時44分







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