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[307] 題名:サムソン最高i-mode emoji 名前:Jack MAIL URL 投稿日:2006年05月28日 (日) 17時08分

かなりイヤミやってことは良くわかってんねんけど、書き込みますm(__)m…競馬やっててよかったわ…
マジ二年間競馬してきて、ついに万馬券ですi-mode emoji当たったんとか去年のエリザベス以来かも…しかもここまで予想通りの展開とは…予想外やったんはロジックくらいかも…笑
まぁ残りの負け分取り返せるよう来週から頑張りましょうi-mode emoji


[306] 題名:競馬予想A回目 名前:喜多嶋りお MAIL URL 投稿日:2006年05月28日 (日) 09時32分

素人予想ですが何かコメントをいただけたら嬉しいです…   ◎サムソン                        ○ムーン                         △ジャンク                        ▲メイン                         ×シェンク                        


[305] 題名:ダービー 名前:Jack MAIL URL 投稿日:2006年05月27日 (土) 23時05分

お前ら当たったら、俺は外れるわ(^^;)
◎サムソン
○メイン
△ジャンク
▲パスポート
×シェンク
弥生賞組は弱いと判断しました!ジャンクは雨と外枠で届かない!皐月で一番強かったのは、やっぱサムソンちゃうかな…


[304] 題名: 名前:福永四位最高! MAIL URL 投稿日:2006年05月27日 (土) 22時47分

◎シェンク       ○ムーン        △ジャリスコ      △サムソン       △ジャンク       ともくんと一緒なんが恐いな!


[303] 題名: 名前:tomo MAIL URL 投稿日:2006年05月27日 (土) 21時44分

◎シェンク
○ジャンク
▲サクラ
△サムソン
△ムーン

当たらなさすぎやし、普段なら選ばんような馬を本命にしました。


[302] 題名:5月26日 名前:vc15 MAIL URL 投稿日:2006年05月26日 (金) 17時45分

『絶好枠!! 2冠見えた!!』
この日もその背中には石橋守の姿があった。「ダービー・G1」(28日・東京)追い切り翌日の木曜日、メイショウサムソンは栗東CWをキャンターで1周。きゅう舎周りの乗り運動までこなし下馬した仕事人は、おいしそうにたばこをくゆらせた。

 「ひと言で順調。今はホッとしているよ。とりあえずボクのできることは終わった。あす、あさっては乗れないからね」。競馬開催日以外は、ほぼ毎日その背中にまたがってきた。相棒サムソンは金曜朝、ひと足早く決戦地に向かう。次にまたがるのはダービー当日。3日後に迫る大一番を前にトレセンでの最後のコンタクトが終わった。

 デビューから22年間焦がれ続け、ようやく手にしたG1ジョッキーの称号。初めて登った頂からは、今まではるかかなたにあったさらなる頂がグッと近くに見えた。過去4度のチャレンジはすべて2けた着順に終わっている最高峰の舞台だ。「ダービーはやっぱ別格。頂点のレースだと思う。これだけ注目されて挑むのは初めてだからね」。ダービージョッキーという頂は手の届くところにある。

 枠は(1)枠(2)番に決まった。「外めよりはよかった。内枠だけに1角までをスムーズに。でも1角でゴチャついた皐月賞も、馬がリラックスして乗り切ってくれた。あれは今回の自信につながる。ほかの出方は関係ない。いかに平常心を保って、自分のペースで乗ることができるかだけ」。1冠奪取から1カ月余り、人馬の信頼度、成熟度はさらに深まった。栄光のストーリー第二章へ。自信を持って歩を進める。

『王者に一番近い厩舎からの刺客』
 東の第一人者として、プライドがある。「関東馬は1頭だけ。それに乗れるだけで光栄と思っている」つぶやいたその言葉に、横山典は静かに力をこめた。

 競馬の祭典、そして頂点である「ダービー・G1」(28日・東京)。牡馬クラシックが西高東低の図式になって時間はたつが、ここまで極端な例はあまりないだろう。意地を見せたい。誇りを示したい。ジャリスコライトとともにその時を待っている。

 1冠目の皐月賞も、東のエースとして期待された。だが結果は7着と関西馬に掲示板を独占された。しかしその走りは、ダービーへの希望までも消しはしなかった。「4コーナーではサムソンの後ろ、手応えも良くひょっとしてと思ったぐらい」。中団からコースロスのほとんどない道中のち密な運び。センスと能力は伝わった。直線、思ったほどはじけなかったのは状態面に原因があったようだ。

 「皐月賞の中間は放牧に出したけど、へこんで立て直すのに苦労して…。どこが悪いというわけじゃないんだけど、おっとり、寝てる感じだった」

 だが今は違う。ひと叩きで本来の輝きが戻ったという。「先週までは、まるっきり寝てたなあ。でも今週の追い切りは、追いかけだすと戦闘モードに入った。随分良くなっている」。足りなかった最後のひと押しが、今はある。

 90年のメジロライアン、03年のゼンノロブロイ、そして04年のハーツクライ。これまで3度、ダービーでは2着の悔しさを味わっている。「ジョッキーなら誰しも一番取りたい。雰囲気は最高でしょう。気合を入れていきたい」意地と誇りと夢…。長い長い直線で爆発させる。

『内に逃げ馬・・・・・最高の枠をゲット!!』
フサイチリシャールは4枠7番に決定。松田国師は「理想的なところを引いた」と喜んだ。すぐ内側の6番は、ハナを切ることが予想されるアドマイヤメイン。「他馬の外ではなく後ろに付ける形で、これまでの調教を生かすレースをしてほしい」と期待していた。

『逃走Vへ!! アドマイヤメイン!!』
 ダービーの枠順が25日に発表され、アドマイヤメイン(牡3、栗東・橋田)は青葉賞と同じ3枠6番に決まった。ダービーと同距離、同コースを勝った強みを生かして、97年サニーブライアン以来の逃げ切り勝ちを狙う。
 逃げてこそ持ち味が出るアドマイヤメインが、絶好枠を引いた。青葉賞と同じ3枠6番。この枠なら距離のロスなく内ラチ沿いのフェアウエーを進める。Cコース使用の東京コースは芝が生えそろって内外の差はないように見えるが、実際は内側が馬群に踏まれて走りやすい。反対に外は芝がまとわりつき、パワーをそがれる。先週のオークスでも、外を通ったアドマイヤキッスやキストゥヘヴンが伸び切れなかった。まずは運を味方に付けた。
 青葉賞でマークした2分25秒3は、04年キングカメハメハに破られるまで14年間も残っていたアイネスフウジンのダービーレコードと同タイム。前走同様に1000メートルを60秒台で楽に逃げられれば、35秒前半で上がれることが証明されている。そうなれば、いくら皐月賞組といえども、つかまえるのは難しい。
 近藤オーナーのブレーンとして馬探しを手引きする橋田師は、3年前のセレクトセールで馬体の柔らかさにほれて購入を勧めた。オーナーは1億3900万円で落札。馬名はセリ市のメインの馬という意味で名付けられた。「背中の動きが柔らかかった。サンデーサイレンスの子でも、これだけ柔らかい馬は少ない。ベガも本当に柔らかかった」。トレーナーは自厩舎で99年ダービーを制したアドマイヤベガを引き合いに出し、資質の高さを褒めた。
 デビュー当初は頭の高い走法だったが、力を付けるに従って首を使えるようになった。「フォームが変わってきている。体ができてきたからね」。タニノハローモア、カブラヤオー、アイネスフウジン、ミホノブルボン、サニーブライアン。逃げ馬は忘れたころにやってくる。「チャンスだと思いますよ」。橋田師は2度目の制覇に自信を深めている。

『サクラ逆襲の舞』
サクラメガワンダーの攻め強化に好感が持てる。皐月賞(6着)時は1週前にCウッドで併せ馬をこなし、レース週は坂路で4ハロン58秒1という軽い追い切りで済ませていた。レース前のいれ込み、消耗を考慮した調整だったようだが、G1前としては頼りない印象が強く、評価を落としたのを覚えている。その点、今回は3日の54秒2を皮切りに、10日に52秒5、17日に53秒9、そして24日の最終追いでは51秒6。さらにその中間には、15−15の時計が何本かあり、熱心さでは皐月賞時を大幅に上回っている。動きも力強く、前走以上に研ぎ澄まされた仕上がりとみる。
 出世レースとして知られるラジオたんぱ杯2歳Sの勝ち馬で、能力は十分。長い直線、内田博騎手が2回目の手綱となるのも好材料だろう。混戦での一発が不気味だ

『世代トップへ。サンデー産駒の底力』
2枠4番の枠順を聞いたマルカシェンクの瀬戸口師は「ええとこやろ」と笑顔だ。「ハナに行く馬が内の方を引いたから、外からかぶせられずに済む。後入れの偶数枠もいい」と、逃げが予想されるアドマイヤメインの6番枠も前向きにとらえた。あとはスタートだけ。過去4戦すべて出負けしているだけに、他馬と一斉に出られるかどうかがポイントになる

『侮れぬ2歳マイル王』
NHKマイルC勝ちから臨むロジックが、距離延長にメドを立てた。ツルマルヨカニセを2馬身追走した6ハロン標からの最初の200メートルは17秒2。ピッチを上げないパートナーの後ろで、行きたがるそぶりを見せない。5ハロンからは一転して12秒台のハイピッチが続いた。3角でパートナーの外に持ち出されると馬なりで併走を続け、そのまま併入。入りが極端に遅かったにもかかわらず、6ハロン80秒9の好タイムでフィニッシュした。
 過去8戦中7戦がマイル以下のスピードレースだったが、橋口師は「前走のレースぶり、そして今日の追い切りを見ても、折り合いはまったく心配ない」と自信を見せた。99年のロサード以来、8年連続のダービー出走にこだわってきた。他の期待馬が思うように軌道に乗れない中、執念のG1勝ちで出走にこぎつけたが、決して適性無視で使うわけではない。「こんなに光栄なことはない。見ているだけと、出すのでは全然違うからね。それに今回は『あれにはかなわない』とお手上げの馬はいない」と血気盛んだ。枠順は2枠3番に決定。NHKマイルC同様に、内枠の利を生かして一発を狙う。

◆日本ダービー枠順
 1スーパーホーネット 57川田
△2メイショウサムソン 57石橋守
 3ロジック 57幸
×4マルカシェンク 57福永
 5トーホウアラン 57藤田
○6アドマイヤメイン 57柴田善
 7フサイチリシャール 57 G.ボス
 8パッシングマーク 57北村宏
×9サクラメガワンダー 57内田博
▲10アドマイヤムーン 57武豊
 11ヴィクトリーラン 57安藤
 12アペリティフ 57和田
 13トップオブツヨシ 57池添
△14ジャリスコライト 57横山典
 15ドリームパスポート 57四位
 16ナイアガラ 57小牧
◎17フサイチジャンク 57岩田
 18エイシンテンリュー 57蛯名

馬券はジャンクと心中型にしました。絶対内有利と言われていますが、ちょっと逆らいたくなる年頃なんで。


[301] 題名:5月25日ニュース 名前:vc15 MAIL URL 投稿日:2006年05月25日 (木) 21時38分

◆日本ダービー枠順
1-1スーパーホーネット 57川田
1-2メイショウサムソン 57石橋守
2-3ロジック 57幸
2-4マルカシェンク 57福永
3-5トーホウアラン 57藤田
3-6アドマイヤメイン 57柴田善
4-7フサイチリシャール 57 G.ボス
4-8パッシングマーク 57北村宏
5-9サクラメガワンダー 57内田博
5-10アドマイヤムーン 57武豊
6-11ヴィクトリーラン 57安藤
6-12アペリティフ 57和田
7-13トップオブツヨシ 57池添
7-14ジャリスコライト 57横山典
7-15ドリームパスポート 57四位
8-16ナイアガラ 57小牧
8-17フサイチジャンク 57岩田
8-18エイシンテンリュー 57蛯名

◆宝塚記念への出走を予定しているコスモバルクに、同レースの結果しだいで、凱旋門賞(仏G1・10月1日/芝2400)への挑戦を視野に入れている事が分かった。

また、すでに凱旋門賞への参戦を表明しているディープインパクトは、宝塚記念に出走した後は早めに現地に入り、凱旋門賞へ直行する事になりそうだ。

英国のブックメーカー・ラドブロークス発表の最新の凱旋門賞オッズによると、ディープインパクトは8倍で3番人気となっている。
現在の1番人気は、昨年の凱旋門馬ハリケーンランの3.75倍。
2番人気に、英ダービーでも1番人気となっているヴィシンダーが6倍で続いている。


◆安田記念に出走予定の香港馬3頭、ブリッシュラック・ジョイフルウィナー・ザデュークが、24日午後19時10分に日本へ到着。
その後、検疫の為に競馬学校に入った。


○次走情報
・インテレットは、函館記念に向かう事になった。

・フィフティーワナーは、脚部疲労の為に今後のローテーションは全て白紙に。

・タニノマティーニは、函館SSへ。

・ドンクールは、福永祐一騎手とのコンビで、さきたま杯へ。

◆ユニコーンSに出走を予定していたフラムドパシオンは、放牧に出された。
21日の調教後に右前脚に腫れと熱が認められ、今日のエコー検査で、屈腱炎を発症している事が分かった。

全治には、約9ヶ月程の期間を要する見込み。

◆宝塚記念ファン投票の第1回中間発表が行われた。

有効葉書件数 22524件
投票総数 202357票
有効投票総数 202136票

1位ディープインパクト 17478
2位リンカーン 13115
3位ハーツクライ 10644
4位ダンスインザムード 9030
5位エアメサイア 6985
6位ダイワメジャー 5595
7位デルタブルース 5316
8位フサイチジャンク 5082
9位アドマイヤジャパン 4396
10位ローゼンクロイツ 3742
11位ラインクラフト 3725
12位アイポッパー 3543
13位カネヒキリ 3474
14位オレハマッテルゼ 3449
15位シルクフェイマス 3374
16位インティライミ 3130
17位アドマイヤムーン 2714
18位メイショウサムソン 2669
19位ハットトリック 2628
20位バランスオブゲーム 2547
21位マッキーマックス 2461
22位ストラタジェム 2434
23位カンパニー 2369
24位ナリタセンチュリー 2139
25位トウカイトリック 1926
26位ハイアーゲーム 1904
27位ファストタテヤマ 1786
28位ローエングリン 1621
29位テレグノシス 1586
30位シーイズトウショウ 1547
31位アドマイヤメイン 1451
32位ヤマニンシュクル 1433
33位アドマイヤキッス 1427
34位オペラシチー 1416
35位マルカシェンク 1368
36位オースミグラスワン 1279
37位アサクサデンエン 1278
38位チャクラ 1263
39位ロジック 1252
40位トウカイカムカム 1243
41位フサイチリシャール 1233
42位メイショウボーラー 1185
43位マチカネキララ 1159
44位ホオキパウェーブ 1135
45位ディアデラノビア 1126
46位キストゥへヴン 1112
47位コイウタ 1095
48位ドリームパスポート 1078
49位サクラメガワンダー 1050
50位イングランディーレ 913

51位ジャリスコライト 878
52位シーキングザダイヤ 876
53位ヤマニンアラバスタ 865
54位フサイチアウステル 834
55位クラフトワーク 764
56位ヴィータローザ 762
57位ストーミーカフェ 754
58位グレイトジャーニー 749
59位グラスボンバー 712
60位トウショウナイト 709
61位ユートピア 696
62位キングストレイル 678
63位ビッグゴールド 604
64位サイレントディール 595
65位ナゾ 586
66位マイソールサウンド 585
67位ヴァーミリアン 491
68位マーブルチーフ 483
69位ヒシアトラス 471
70位フサイチパンドラ 403
71位テイエムプリキュア 394
72位ユキノサンロイヤル 381
73位メイショウカイドウ 379
74位タイムパラドックス 378
75位エアシェイディ 374
76位マチカネオーラ 358
77位アサヒライジング 343
78位ショウナンタキオン 331
79位アサカディフィート 326
80位スズノマーチ 324
81位キンシャサノキセキ 316
82位ステキシンスケクン 312
83位アドマイヤモナーク 306
84位ウインクリューガー 305
85位フィフティーワナー 302
86位プリサイスマシーン 301
87位シンボリグラン 297
88位ライラプス 295
89位ワンモアチャッター 291
90位マルカキセキ 290
91位モノポライザー 285
92位ペールギュント 284
93位アルビレオ 281
94位ローマンエンパイア 280
95位ブルーコンコルド 277
96位タガノデンジャラス 273
97位スウィフトカレント 271
98位ルーベンスメモリー 270
99位ダンスインザモア 260
100位レクレドール 255

第2回中間発表は、6月1日に行われる。

《ジャンク究極馬体》
「ダービー・G1」(28日・東京)、妥協なき仕上げだ。皐月賞3着から頂点を見据えるフサイチジャンクが、美浦トレセンでハードトレを敢行。ダービー制覇へ懸命の走りを披露した。広いコースに二千四百メートル。体型や血統から皐月賞より条件好転は明らかで、今の状態なら王者へ上り詰める可能性は十分ありそうだ。

 何のために生まれてきたのか。黒く薄い肌に透き通る血管は、何のために脈打っているのか。その答えが今、はっきり見えた気がする。もがいた。だが、それでもフサイチジャンクはゴールを決して見失わなかった。

 美浦Wコース。過酷舞台を見据えた追い切りは実に厳しかった。2周の長め。池江寿師は「二千四百メートルを考えると6F以上やりたくてふた回りの調整にした」と双眼鏡から視線を送った。

 向正面に入るとまずはアルゴ(未勝利)と体を並べた。そのままはるか前をいくロックスピリッツ(4歳500万下)を追う。4角ではロックの外へ進出し、抜け出すと岩田が手綱を動かした。

 距離も長くラップも速い。2段構えの3頭併せというハードトレを踏ん張った。6F77秒1-12秒8。2馬身先着。頂点への意識が体を支えた。

 脚の長い優雅な馬体は引き揚げても堂々としていた。「少し時計は速かったけど、息も乱れず落ち着いていた」。コップの水が足りなくても、あふれても駄目。「G1を勝つには、ぎりぎりのところで」-そう表現した“表面張力”一杯の仕上げが完成しつつある。

 4戦無敗で挑んだ皐月賞は3着。だが手応えはつかんだ。「フォームが大きいから東京の方が断然適性がある。今は期待の方が大きい」。昨年は父・泰郎師がディープインパクトで勝った。史上2組目の父子制覇を目指す開業3年目、若き37歳はうなずいた。

 「ダービーは一番注目を集めるでしょうが、一番強い競馬でジャンクが一番強いと証明したい」03年のセレクトセールで3億3000万円の超高値がついた馬は、それにたがわぬ冠を手にしようとしている。

《最高枠から2冠へ》
「ダービー・G1」(28日・東京)、8823頭の頂点へ、最高の舞台にハイレベルな面々が顔をそろえた。東西トレセンで、木曜追いのロジックを除く各馬が熱のこもった最終追い切りを行った。栗東CWコースの皐月賞馬メイショウサムソンは、軽快な脚さばきで2冠へ陰りなし。逆襲に燃えるアドマイヤムーンはハードなメニューを消化。大一番へ攻めた。また、マルカシェンクも併せ馬で1秒の先着と前走以上の動きだ。

 トリプルクラウンのチャンスは、メイショウサムソンだけに与えられた。胸を貸す立場となった頂上決戦。主役の座は、2冠を目指す皐月賞馬が譲らない。

 ハロー掛け直後にCWコースに姿を見せると、ゆったりとしたフォームから徐々にピッチを上げていく。軽く仕掛けたラスト1F、鋭い伸びを見せて真一文字にゴール板を駆け抜けた。時計は6F82秒4-38秒5-12秒1。「先週に併せ馬で強めをやっているし、83秒ぐらいの上がり重点で。指示通りにうまく調整できた」。手綱越しから伝わった手応えが、石橋守に納得の表情をつくらせる。

 見届けた瀬戸口師の表情も明るい。「回復の早い馬で、ここまで何の心配もなかった。やるだけのことはやったし、万全。粘り強いから好位で運べればいいね」。胸を張ってダービーへ送り出せる。指揮官に自信がみなぎっていた。

 10戦目で牡馬クラシック第1弾を制した百戦錬磨のチャンピオンだ。臆(おく)することはない。「出来は皐月賞時と変わらないからね。府中も経験しているし、距離も雨も心配していない。ダービーは騎手にとっても頂点。いいレースをしてくれると思っている」と石橋守も力が入る。

 左回りの中京でレコード勝ちし、府中では重賞2着がある。高速馬場への適性を示し、稍重馬場で2着だった新馬戦は馬場渋化の不安を打ち消す。“どんとこい”と迎え撃つ姿勢は堂々たるものだ。栄光の2冠へ-。皐月賞馬の視界を遮るものは何ひとつない。

《ムーンもぬかりなし》
「ダービー・G1」(28日・東京)、“攻め抜いた”のか“やり過ぎた”のか。皐月賞4着からの巻き返しに燃えるアドマイヤムーンが大一番を前に猛ゲイコを敢行した。

 松田博きゅう舎の追い切りは上がり重点が通常パターン。しかし、この日は1周目ゴール前からペースを上げていく。7F標識からは1F14秒のラップ。このペースで行けば、いつもの伸びが見られないのは当然だ。それでもバテずに、ラスト1F12秒4に踏ん張ったのは立派。7Fから95秒3-81秒3-67秒3-53秒4-39秒3、1マイル113秒のハードな内容だった。

 「距離を乗りたかったから、1周目から行けというのは指示通り。でもここまでの時計になるとは。ハァ〜、疲れるわ」。苦笑いの松田博師は思わず本音をポロリ。これだけを見れば“やり過ぎた”印象が強くなる。しかし、引き揚げてきたムーンは、既に息が入りケロッとした表情だ。「これがカイバを食わん馬なら大変やけど、この馬はしっかり食う。そういう意味では心配ないやろ。やってしまったことはしゃあない」。その様子を確認すると納得するようにうなずいた。

 「皐月賞は消化不良。この世代ではトップクラス。彼本来の力を出し切ればチャンスは十分にある」と雪辱を誓ったのは武豊だ。皐月賞1番人気敗退馬の巻き返しが多いのがダービー。「負けたことによって色々、修正できることはある」とユタカは言う。予定より速い時計になったのは事実。しかし、この猛ゲイコが修正の一部となり、結果的に“攻め抜いた”形になる可能性は十分にある。

《アドマイヤ2頭目の本命》
 「ダービー・G1」(28日・東京)、伸びやかに、力強く。坂路で行われたアドマイヤメインの追い切りは、この馬らしい柔らかみのある動きで充実ぶりをアピール。外ラチ沿いを真っすぐ駆け上がり、時計は4F51秒9で、ラスト1Fも12秒8としっかり駆け抜けた。

 馬から下りた込山助手は「変わらずいいね。さすがに青葉賞以上とは言えないけど、順調なのが何より」と話す。“変わらず”とは前走時の高いレベルを維持しているという意味。デビュー時と比較すると大きな変化がある。「かなり走る馬だと最初から期待していたんだけど、非力だったから…。今はトモあたりがずいぶんしっかりしたからね」と成長ぶりに目を細める。500万から3連勝した裏側には、そんな馬体面の変化があった。

 もうひとつ大きいのは、差す競馬から逃げる形に、戦法を切り替えたことだろう。橋田師は言う。「別に怖がりで逃げているわけじゃない。結果としてハナに行ってるだけ。でも平均的に速いペースが合っていますからね」。今回も自分のレースをするだけだ。サニーブライアン以来9年ぶりの逃げ切り勝ちなるか。アドマイヤメインならやってのけるかもしれない。

《シェンク豪快先着》
「ダービー・G1」(28日・東京)、逆境をはねのけた。マルカシェンクは骨折による長いブランクを経て、さらにスケールアップした姿を軽快リハで誇示した。CWコースで先行するマルカシリウス(3歳1000万下)を追走。気合を乗せただけで軽々とかわし、最後の1Fは抵抗する僚馬を一瞬にして突き放してみせた。

 時計が6F79秒5-38秒2-12秒2、そして1秒の先着。瀬戸口師は「最後は頭を上げていたけど、いい動きだった。出来もいい。メイショウサムソンと違って、こちらはエリートコースを歩んできた馬。あとはどれだけのレースをしてくれるか」と期待を込めた。

 またがった福永からも笑みがこぼれる。「最後の1Fだけ伸ばした。2歳の時は体を持て余していたけど、いまは引き締まってさらに動ける感じ」。手綱越しから伝わった感触に確かな手応えをつかむ。長期休養明けの前走で5着。無敗の進撃はストップしたが、評価や自信は揺るがない。

 「遅い流れでも折り合ったし、上がりは一番速かった。悲観する内容ではない。乗ったときから、ネオユニヴァースに似た衝撃を感じ、ダービーを意識していた馬。距離もこなせると思っている」

 ユーイチは力強く言い切った。世代の最高峰へ。皐月賞に立てなかったウップンを晴らしてみせる。

《もう一度波乱を狙う》
「ダービー・G1」(28日・東京)、本来の松田博きゅう舎の上がり重点追い切りで、絶好の伸びを披露したのがドリームパスポートだ。ラスト1Fから一杯に追われ12秒0をマーク。レース同様の鋭い決め手を繰り出した。「とりあえず追い切りが無事に終わってホッとしたわ。ダービーやもんな。この日のためにサラブレッドは生まれてくるんやから」。納得の追い切りができたからだろう。騎乗した松田助手は満足げにうなずいた。

 父であるトレーナーは、ここにきての状態良化を強調する。「何とか間に合わせた感じだったきさらぎ賞から使いづめで来てたやろ。もともと腰の弱い馬。疲れもあって普段の歩きからしてカマキリみたいに頼りなかった」。中5週と期間のあった今回、先週は水、土曜と追い切りを行い、この日も抜群の動き。「今回はローテが楽やったからトモに丸みが出て、歩き方も変わってきている。理想通りにこられた。良くなってるぞ」と、大きくうなずいた。

 大一番で初コンビを組む四位は「コントロールが利いて乗りやすいイメージ。一瞬の脚は相当なものがあるから、それを最後に繰り出したい。ダービーでのテン乗りを任された責任を感じるよ」と意気込みを口にした。<2420>の堅実馬が、さらにパワーアップしてダービーを迎える。

《究極の末脚出るか!?》
 「ダービー・G1」(28日・東京)、一瞬にして抜き去った。サクラメガワンダーは坂路で併せ馬。2馬身前を行くパートナーとの差を徐々に詰め、残り1FのGOサインで並ぶ間もなく5馬身突き放した。4F51秒6-13秒1。火曜にも坂路で4F59秒0-13秒5の時計を出したが、元気いっぱいだ。

 友道師も満足げに笑みを浮かべる。「相手が行きたがる相手だったので、時計は速くなったけど、最後までしっかりと動いていた」。予定以上の時計も問題なし。オーバーワークを心配するどころか、「ケイコで動くようになった」とパワーアップに目を細めた。

 皐月賞でメンバー最速の上がりをマーク。切れ味はトップクラスだ。東京は初めてだが、長い直線は持ち味を生かすには絶好の舞台。「血統的に大丈夫。体も胴が伸びてきた」と二千四百メートルの距離もこなせるとみた。金曜に東京へ輸送。スクーリングを行い、万全の態勢で本番を迎える。

《ウッドコースで芝並の猛時計》
G1連敗で人気急落のフサイチリシャールが、実戦仕様の変則4頭併せで巻き返しを期してきた。ブラックコンドル(古馬オープン)を先頭に、条件馬2頭がその後ろを併走。条件馬を壁にする形で最後方を進んだリシャールは3角で内から2頭を抜き、直線しぶとく伸びると、仮想アドマイヤメインというべき先導馬に3馬身先着した。Dウッドコースで5ハロン62秒8−12秒5は芝並みの仰天時計。Cウッド1周、坂路1本上がった後の猛げいこだから恐れ入る。攻めても攻めても絞れなかった馬体も、ようやく腹回りがすっきりしてきた。
 松田国師は「この調教をするために、ずっと積み重ねてきた。ダービーの調教ができた。東京の長いホームストレッチをじわじわと伸びるイメージ」と説明。調教助手時代に所属した伊藤修厩舎で、菊花賞馬スーパークリークに対して行われていた調教をアレンジした。「これまでは甘かった。普通ではないレベルまで持ち上げないと、G1は勝てない。これで夢が膨らむ」。ダービー2勝トレーナーは、名誉挽回(ばんかい)の手応えを感じ取っていた。


[300] 題名:5月24日ニュース 名前:vc15 MAIL URL 投稿日:2006年05月24日 (水) 21時43分

◆コスモバルクの再検査の結果が判明。
ウマピロプラズマ病には感染していなかった事が確認された。

今後は、25日の便で日本に帰国し検疫を受けた後、予定通り宝塚記念に向かう。


◆キングジョージY&クイーンエリザベスS(英G1・7月29日)に出走を予定しているハーツクライは、7月15日辺りに日本を出国する予定だ。


○次走情報
・ヴァーミリアンは、帝王賞には向かわずに秋に備える見込み。

・キストゥへヴンは、放牧。クイーンSか紫苑Sから始動する予定。

・ニシノフジムスメ、ヤマトマリオンは、秋に備えて放牧。
今後はローズSから復帰して秋華賞を目指す。

・パーソナルラッシュは、放牧を挟んでブリーダーズGCへ。

・デアリングハートは、エプソムCへ。

・ストーミーカフェは、登録している金鯱賞は回避して、エプソムCか巴賞へ。

・ペールギュントは、登録している安田記念は回避して、エプソムCに向かう見込み。

《サンデーサイレンス最後のダービー》
 数々の記録を打ち立ててきた大種牡馬サンデーサイレンスは、02年に死亡。今年の3歳馬が最終世代となる。最後の「ダービー・G1」(28日・東京)へ送り込むのは、アドマイヤメイン、エイシンテンリュー、マルカシェンク、フサイチジャンクの4頭。歴代単独最多のダービー7勝をかけ、精鋭たちが闘志を燃やす。

 デビュー初年度から、11年連続でダービーに参戦。常に直線勝負で6つの頂を極めてきたサンデーサイレンスにとって、この栗毛馬は趣の違う産駒といっていいだろう。SSの本道にない、異質の魅力。どこか無骨で、それでいて最良の答えをはじき出してしまう。それが、アドマイヤメインが貫徹するストロングスタイルのパワー。3つの白星をきれいに重ねたことで、その個性は祭典でも注目の的だ。

 皐月賞をパスして、じっくりと調整。時間の貯金と成長が鮮やかに溶け合い、青葉賞を優秀なタイムで逃げ切った。勢いだけでなく、地に足のついた強さがメインにはある。「順調にきていますよ。2歳時と比較すると、走法や肉のつき方が、いい方に変わってきましたね。切れ味というより、しぶとさで勝負するタイプ。おしまいもジリジリ、伸びてくれます」と、橋田師は手応えをつかむ。99年に、アドマイヤベガでダービー制覇。当時が直線勝負なら、今回はまさに“直球勝負”。「(ハナに)行く馬がいないようなので、ペースははまってくれそうですね」と、指揮官は前だけを見据える。

 タッグを組む柴田善は、1週前追い切りでその背中を確認済み。「乗りやすくて、素直だね。調教より、レースの方がタフなんじゃないかな。ほかの馬に合わせるより、自分のペースに持ち込むような競馬が合うんだろう。いい馬が巡ってきたよ」と、名手は前向きな言葉を並べる。単独で最多となるダービー7勝目を狙うSSの血。真っすぐにタフに、メインの個性がさく裂する。

《ジャンク過去最高の出来》
美浦で「ダービー・G1」(28日・東京)へ向け調整を進めているフサイチジャンクが好ムードだ。火曜も坂路を2本上がって、軽やかな脚さばきを披露。状態は確実に上向いている。池江寿師は「こっちに来てからはトモが寂しく映ったが、ここにきて肩、胸前の筋肉が戻り、馬体に張りが出てきた」と状態の良さをアピール。「今回は大一番だし、お釣りがないくらいの目一杯の仕上げで臨む」と意気込んだ。

黄門、急上昇ムードのジャンクに熱視線!競馬の祭典「第73回日本ダービー」の馬体診断で“美浦黄門”こと境勝太郎元調教師は、皐月賞馬メイショウサムソンと同レース3着馬フサイチジャンクを48点で同点トップとした。特に、充実ぶりを強調したのがフサイチジャンク。全身に走る馬のオーラを漂わせており、ホレボレするほど見栄えがいいと絶賛。逆転戴冠の可能性十分と断言した。

 サラブレッドにとっては一生に一度の晴れ舞台となるダービー。競馬に携わる人間なら誰でも特別な感情を抱く大レースです。馬体診断に臨む私も身が引き締まる思い。ワクワクしながら各馬の体をチェックしました。さすがは頂点のG1まで駒を進めてきた優駿たち。どの馬も素晴らしい馬体をしており、正直、甲乙をつけるのはかなり難しい。それでもあえて1頭を挙げるなら、気品を感じさせる立ち姿を見せているフサイチジャンクでしょう。

 細身でスラリとした体形ですが、骨格のバランスが抜群に良いため、実に見栄えがする。胴の部分にはうっすらとアバラが浮いていますが、肩から胸前、そしてトモ(後肢)の部分はたっぷりの筋肉で力強く盛り上がっている。非力な印象は全くなく、ケタ違いのパワーを感じさせます。

 1冠目の皐月賞3着で、デビュー以来初黒星を喫しましたが、当時の馬体はまだ幼さが目立っていた。肉づきが物足りない一方、全体的に余分な脂肪が残っていた感じ。今回は必要な部分だけを鍛錬によって十分に増やし、それ以外はすべてそぎ落とされた印象。間違いなく、デビュー以来最高の仕上がりだと思います。

 栗東での工事騒音を避けるために不慣れな美浦トレセンでの調整ですが、馬体を見る限りは充実一途。落ち着き払った様子を見ると、陣営の作戦は成功している。大跳びでダイナミックな走法から広い東京コースが合うのは間違いなく、体形から距離2400メートルも望むところ。大仕事を成し遂げそうなムードが漂っています。

《マルカシェンクは強いのか??》
4戦3勝の素質馬、「ダービー・G1」(28日・東京)へ向け、マルカシェンクも順調だ。バランスの取れたボディーを誇示しながら、確実に上昇。大一番に向けて、しっかりと研ぎ澄まされて挑む。「カイバをよく食べていますし、反動も全くありませんよ」と、担当の瀬戸口健助手の感触は上々。瀬戸口師も「(休養前より)今の体つきの方がいい。折り合いもつくからね」と、二千四百メートルの舞台でも不安を抱いていない。

《リシャールは終わったのか??》
「ダービー・G1」(28日・東京)を狙う、フサイチリシャールの評価の低さに松田国師は反発する。「人気と競馬は別。チャンスはあるんじゃないかな」。3歳を迎えてからは勝てない日々が続いている。皐月賞、NHKマイルCとローテーションも厳しい。だが、トレーナーは前向きだ。「回復が早い。前走も負けはしたが、恥ずかしいレースではなかった。成長が止まったわけではない」。まだ、良くなる余地は十分あると見込んでいた。

 この中間はプール、コース、坂路と調整を重ねてきた。1週前追い切りは初コンビのボスを背に、DWコースで併せ馬を行った。「何も言うことはなかった。乗り込んでいるし、ここまで途切れることなく淡々とやっている」と順調ぶりをアピール。本番へ準備に余念はない。二千四百メートルの距離もこなせるとみる。「母のフサイチエアデールは2年連続エリザベス女王杯2着。折り合いさえつけば大丈夫」。影の薄くなった2歳王者が、再び存在感を示す。

《伏兵馬現る》
秘めた素質は一級品。青葉賞3着で「ダービー・G1」(28日・東京)出走権を得たエイシンテンリューが、本番で“一発”を狙っている。

 この中間も、順調な調教をクリア。つやめくボディーをアピールしながら、元気に躍動している。23日はCWコースを流したあと、坂路へ。リズミカルに駆け上がり、翌日の追い切りに備えた。「もともと、馬体の変動もあまりないタイプだからね。状態は変わりないよ」と、見届けた坂口則師は冷静に話す。

 昨年のエイシンニーザン(7着)に続く、ダービーへの参戦。同時期の完成度では兄に劣るが、秘めたスケールは相当なものだ。「能力はニーザンより上。ただ、スタートが悪いし、力が付ききっていない。頭の高い面はいくらか良くなってきたけどね。相手も強いから」と、トレーナーは控えめだが「少しずつ上向いてきているのは確か」と、右肩上がりのカーブを感じ取っている。武器は、息の長い末脚。東京のホームストレッチにすべてをかけ、大舞台に強いSSの血をたぎらせる。


[299] 題名:5月24日ニュース 名前:vc15 MAIL URL 投稿日:2006年05月24日 (水) 21時40分

◆コスモバルクの再検査の結果が判明。
ウマピロプラズマ病には感染していなかった事が確認された。

今後は、25日の便で日本に帰国し検疫を受けた後、予定通り宝塚記念に向かう。


◆キングジョージY&クイーンエリザベスS(英G1・7月29日)に出走を予定しているハーツクライは、7月15日辺りに日本を出国する予定だ。


○次走情報
・ヴァーミリアンは、帝王賞には向かわずに秋に備える見込み。

・キストゥへヴンは、放牧。クイーンSか紫苑Sから始動する予定。

・ニシノフジムスメ、ヤマトマリオンは、秋に備えて放牧。
今後はローズSから復帰して秋華賞を目指す。

・パーソナルラッシュは、放牧を挟んでブリーダーズGCへ。

・デアリングハートは、エプソムCへ。

・ストーミーカフェは、登録している金鯱賞は回避して、エプソムCか巴賞へ。

・ペールギュントは、登録している安田記念は回避して、エプソムCに向かう見込み。

《サンデーサイレンス最後のダービー》
 数々の記録を打ち立ててきた大種牡馬サンデーサイレンスは、02年に死亡。今年の3歳馬が最終世代となる。最後の「ダービー・G1」(28日・東京)へ送り込むのは、アドマイヤメイン、エイシンテンリュー、マルカシェンク、フサイチジャンクの4頭。歴代単独最多のダービー7勝をかけ、精鋭たちが闘志を燃やす。

 デビュー初年度から、11年連続でダービーに参戦。常に直線勝負で6つの頂を極めてきたサンデーサイレンスにとって、この栗毛馬は趣の違う産駒といっていいだろう。SSの本道にない、異質の魅力。どこか無骨で、それでいて最良の答えをはじき出してしまう。それが、アドマイヤメインが貫徹するストロングスタイルのパワー。3つの白星をきれいに重ねたことで、その個性は祭典でも注目の的だ。

 皐月賞をパスして、じっくりと調整。時間の貯金と成長が鮮やかに溶け合い、青葉賞を優秀なタイムで逃げ切った。勢いだけでなく、地に足のついた強さがメインにはある。「順調にきていますよ。2歳時と比較すると、走法や肉のつき方が、いい方に変わってきましたね。切れ味というより、しぶとさで勝負するタイプ。おしまいもジリジリ、伸びてくれます」と、橋田師は手応えをつかむ。99年に、アドマイヤベガでダービー制覇。当時が直線勝負なら、今回はまさに“直球勝負”。「(ハナに)行く馬がいないようなので、ペースははまってくれそうですね」と、指揮官は前だけを見据える。

 タッグを組む柴田善は、1週前追い切りでその背中を確認済み。「乗りやすくて、素直だね。調教より、レースの方がタフなんじゃないかな。ほかの馬に合わせるより、自分のペースに持ち込むような競馬が合うんだろう。いい馬が巡ってきたよ」と、名手は前向きな言葉を並べる。単独で最多となるダービー7勝目を狙うSSの血。真っすぐにタフに、メインの個性がさく裂する。

《ジャンク過去最高の出来》
美浦で「ダービー・G1」(28日・東京)へ向け調整を進めているフサイチジャンクが好ムードだ。火曜も坂路を2本上がって、軽やかな脚さばきを披露。状態は確実に上向いている。池江寿師は「こっちに来てからはトモが寂しく映ったが、ここにきて肩、胸前の筋肉が戻り、馬体に張りが出てきた」と状態の良さをアピール。「今回は大一番だし、お釣りがないくらいの目一杯の仕上げで臨む」と意気込んだ。

黄門、急上昇ムードのジャンクに熱視線!競馬の祭典「第73回日本ダービー」の馬体診断で“美浦黄門”こと境勝太郎元調教師は、皐月賞馬メイショウサムソンと同レース3着馬フサイチジャンクを48点で同点トップとした。特に、充実ぶりを強調したのがフサイチジャンク。全身に走る馬のオーラを漂わせており、ホレボレするほど見栄えがいいと絶賛。逆転戴冠の可能性十分と断言した。

 サラブレッドにとっては一生に一度の晴れ舞台となるダービー。競馬に携わる人間なら誰でも特別な感情を抱く大レースです。馬体診断に臨む私も身が引き締まる思い。ワクワクしながら各馬の体をチェックしました。さすがは頂点のG1まで駒を進めてきた優駿たち。どの馬も素晴らしい馬体をしており、正直、甲乙をつけるのはかなり難しい。それでもあえて1頭を挙げるなら、気品を感じさせる立ち姿を見せているフサイチジャンクでしょう。

 細身でスラリとした体形ですが、骨格のバランスが抜群に良いため、実に見栄えがする。胴の部分にはうっすらとアバラが浮いていますが、肩から胸前、そしてトモ(後肢)の部分はたっぷりの筋肉で力強く盛り上がっている。非力な印象は全くなく、ケタ違いのパワーを感じさせます。

 1冠目の皐月賞3着で、デビュー以来初黒星を喫しましたが、当時の馬体はまだ幼さが目立っていた。肉づきが物足りない一方、全体的に余分な脂肪が残っていた感じ。今回は必要な部分だけを鍛錬によって十分に増やし、それ以外はすべてそぎ落とされた印象。間違いなく、デビュー以来最高の仕上がりだと思います。

 栗東での工事騒音を避けるために不慣れな美浦トレセンでの調整ですが、馬体を見る限りは充実一途。落ち着き払った様子を見ると、陣営の作戦は成功している。大跳びでダイナミックな走法から広い東京コースが合うのは間違いなく、体形から距離2400メートルも望むところ。大仕事を成し遂げそうなムードが漂っています。

《マルカシェンクは強いのか??》


[298] 題名:5月23日ニュース 名前:vc15 MAIL URL 投稿日:2006年05月23日 (火) 22時00分

《メガワンダー復讐誓う》
サクラメガワンダーの友道師は、距離適性にかけている。「今年に入って胴が伸び、長距離向きの体つきになってきた」。父は有馬記念2連覇のグラスワンダー、母の兄姉にサクラチトセオーやサクラキャンドルがいる良血で、距離をこなす下地は整っている。「今回は皐月賞以上の状態で出せる」と6着からの巻き返しを誓っていた。

《新コンビの皐月賞2着馬》
皐月賞2着のドリームパスポートも、順調に調整されている。松田博師は「前走で5、6着だったらNHKマイルCも考えた」と話す。だが、最内を強襲して勝ち馬メイショウサムソンに際どく迫った内容に、ダービー出走を決断。「いろんな競馬を経験してきているし、馬任せのポジションでじっとしていれば脚は使えるから」と自慢の切れ味にかける構えだ。今回は四位騎手と新コンビを組む。「絶対に合うと思う。現時点での完成度ではムーンだが、こっちも馬はだいぶ良くなってきている」と期待していた。

《別路線組筆頭馬》
セレクトセール4番目の1億3900万円馬アドマイヤメインは、逃げに転換してから500万下、毎日杯、青葉賞と3連勝を飾り、素質を開花させた。「前走の疲れは取れた。馬に合った競馬をしてくれて結果を出せている」と阿久井助手。武豊騎手からバトンを受けた柴田善騎手は、先週の追い切りで乗り味を確かめた。果たしてどんなペースで引っ張るのか。レースのカギを握る。

《巻き返し必至!!》
皐月賞で人気に応えられず4着に終わったアドマイヤムーンは、調教を強化して逆襲を図る。中間はCウッドコースで長めから3本。松田博師は「いつもより長い距離を乗っている。春最後だし、やるだけやる」と決意を述べた。サクラチヨノオー、ウイニングチケット、スペシャルウィークなど、弥生賞馬が皐月賞惜敗から巻き返した例は少なくない

《瀬戸口調教師最後のダービーへ》
3歳馬の頂点を決める大一番が迫ってきた。来年2月で定年を迎える瀬戸口勉師(69)は、最後のダービーに皐月賞馬メイショウサムソン、抜群の瞬発力を誇るマルカシェンクの強力2頭を送り出す。スタッフの自主性を尊重する、サッカー日本代表のジーコ監督タイプのやり方が、瀬戸口厩舎躍進の秘けつ。03年ネオユニヴァースに続く2度目の制覇へ。厩舎一丸のムードが高まっている。
 03年のネオユニヴァースから3年。来年2月に定年を迎える瀬戸口師は、最後のダービーに2頭の有力馬で臨む。「ラストダービー? 一生に1度しか走れない馬にとっては、ダービーはいつも最後のチャンスや。まあ、調教師の方もボチボチやけどな」。表向きは特別な感慨は見せない。初ダービー制覇のチャンスと感じたネオのときには、胃にかいようができるほどのプレッシャーがあったが、今回はどっしりと自然体で臨む。
 スタッフの自主性を最大限に生かすやり方で、馬、人を育てるのが瀬戸口師のやり方だ。「普通、有力馬だと、こうやれ、ああやれとか指示が細かくなりがちですよね。でも、先生の場合はそれがほとんどない。だから任せてくれてると感じるし、それで自分らも勉強させてもらっている」と、サムソンの加藤厩務員は言う。世間の話題を集めたアイドルホース・オグリキャップの調教パートナーを務めた辻本助手も「調整は任せてくれていた」と振り返る。
 スタッフへの取材禁止の厩舎もあるが、瀬戸口師は完全オープン。照れ屋で基本的にマスコミは苦手というトレーナーの性格もあるが、助手、厩務員が自分の言葉で馬を説明する機会を認めることで、スタッフの責任感も高まることにつながる。
 もちろん単なる放任主義では終わっていない。「本当にいろんなことが見えているなと思うことが多い。普段はボソっとしゃべってくるぐらいだけど、すごく気を使ってくれて、うまく人間を回している」とシェンクの瀬戸口健助手はいう。普段の口数は少なくても、温かみのある行動でスタッフの心をつかむのが瀬戸口師の人心掌握術だ。「身内に不幸があったりして精神的に落ち込んでいるときに、ポンといい馬を与えてくれる。先生は絶対そんな理由でとは言わないけど、他の人のケースを見ていても、自然と分かる」(同助手)。
 午後1時から約1時間厩舎エリアの周りを散歩するのが、瀬戸口師の日課になっている。馬は左回りだが、調教師は右回り。何回か正面からすれ違うことで、馬の状態と人の表情を見極める。ちなみに1時間で約7000歩。本人は「健康のため」と言っているが、こういった観察からいろんなものを感じ取っている。 「任されている」感と「見られている」感が、スタッフの士気を高める。「先生は口にしないけど、最後のダービーを勝ってほしいというのは、みんな思っている」。番頭の辻本助手がスタッフの気持ちを代弁した。瀬戸口師がじっくりとつくり上げてきた厩舎一丸の雰囲気は、03年のころとまったく変わりない。




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