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タイトル:月下争乱 ファンタジー

初めまして、『銀夜』と申します。キーボードを打つのと、改行が苦手です。温かく見守って頂けたら、と思っています。次にこの『月下争乱』ですが、軽く説明致します。


この『EARTH』と呼ばれる世界には三つの勢力が存在した。

一つは『刀』と呼ばれている剣が誇りの、『ジパング』と呼ばれる戦闘集団。

二つ目は自然の力を敬い使う、『Clairvoyance』。

三つ目は魔法力に特化した、『メ・シ・ア』。

常にこの三大勢力は、争っていた。『頂』を求めんがばかりに。

しかしこの世界に、『一つの勢力』が現れた。

彼等は自らを『イーヴィル』と名乗り、この世界を乗っ取り始めた。その力はどの勢力よりも、強かった。既に世界は、半分『イーヴィル』に乗っ取られてしまった。

元々『EARTH』に居た三大勢力は、第四勢力に抗うために手を組んだ………


…ありがちなものですねぇ。文章力に欠けるかも分かりませんが、見てくれれば幸いです。

銀夜 2007年03月30日 (金) 13時55分(63)
 
題名:其一話「銀刃『シロガネノヤイバ』」

「お〜い、『カラス』〜!!!長老が呼んでるわよ〜!!!」

ここは『日本国』の土地の田舎町、『千鶴【センカク】』。

その村の住人の着物を着た少女が、一つの家に向かって叫んでいる。
「おい、『美雷【ミライ】』。その名で呼ぶな、って随分前から言ったろ。」

扉が『キィィィ…』と静かに開き、中から銀髪の少年が顔を見せた。
頭は何日も洗っていないようで髪自体立っていたが、しっくりきている。
服も洗っていない様だ。手には白鞘の刀が握られていた。唾は付いていない。

「全く〜。そんなんだから『カラス』って呼ばれるのよ。」
「呼んでんのはお前だけだろ。」
「ふふっ、ご免ね『銀【シロガネ】』。」
美雷は『クスクス…』と笑いながら、彼の本当の名を言った。

「…で?あのジジイから何の用だ?」
「知らない。」
「お前仮にもジジイの孫だろ…」
「『仮にも』って何よ〜!!」

会話をしている内に二人は、周りの家よりも一際大きな木造の家に着いた。
「じゃ。私待ってるから。」
美雷は足を止めた。
「?」
「おじいちゃんがね。『銀と二人で話がしたい』、って言うもんだから。」
「はぁ〜あ。あのジジイ苦手なんだがな…」

銀は中に入った。中には白い髪の毛が長く、髭を蓄えた老人が座っていた。
「待っておったぞ…」
老体に相応しい、それ相応の声が聞こえる。
「へいへい。何か用かよ?」
銀は気の無い返事をした。
「少しは年上への態度を学んだらどうだ。…まあ良い。今回は御主に頼みが…」

「やだ。」

まだ老人が言い終えてないが、大体のことを悟ったのか銀は断った。
「この村に住まわせて遣っているのは誰の恩か…わしが一言言えばお前はここから
 追放されるのだぞ、良いか。あと最後まで人の話を聞け。」
「チッ…」

「まあ聞け。喧嘩好きの御主なら悪い話では無いぞ。」
「どういうこった?」
「『イーヴィル』を知っておろう?奴等のことよ。」
「…奴等か。」

「この国、『日本国』は『ジパング』としてこの世界の『三大勢力』に君臨していた。
 が、しかしの。他の二つの勢力とも違う勢力が、何処からか現れよった。それが
 『イーヴィル』。力は圧倒的よ。我が国の『刀』、他の国の『魔法』に『神力』を
 持ってしても互角じゃ。」
老人は困った顔をしつつ、言った。

「その勢力の潰し合いに俺も参加しろと?」
「簡単に言えばそういうことよ。御主も今年で十五、剣才も申し分無い。どうじゃ?
 引き受けてくれぬか?」

「分かった。強い奴…か。会ってみたい気もするし、外に出るのも悪くねェ。」

「恩にきる。この村で剣が強いのは御主しかおらんでの…」
老人が礼を述べたその時外から、

『ズドォン!!!!』

という大きな音が、振動とともに伝わってきた。
「何事だァ!!?」
老人と銀は、扉を開けた。何と眼に『魔物』が映った。
「…『魔物』じゃ…!!!」
「『イーヴィル』の兵士か。こいつァ、厄介だな…」

魔物の姿は、体は普通の人間の体、両腕に蟷螂のような鎌を持ち、下半身は蜘蛛の形状
をしており、胴と一体化していた。まるで虫のケンタウロスだ。

「うわああああああ!!!」
「キャァアアアア!!!!」
「助けてくれぇ!!!」
村中、大混乱に陥っている。

「たた…助け……」
「?」
銀が下を覗くと、美雷が腰を抜かしていた。
「…ジジイ。俺はあいつと死合ってみてぇ。良いな!?」
「好きにせい。どうせ御主なら負けんじゃろ。」
「あと美雷立たしてやれや。死ぬぜ?」
そう言うと銀は、魔物に向かって走り出した。異常に速い。

「やれやれ…不器用じゃの。そら、美雷。立ちなさい。」
老人は、美雷をヨボヨボの手で起こしてやった。
「銀…銀は!!?」
「心配するでない。奴は戦いに向かったよ。」
「死なないと良いけど…」
「大丈夫じゃ。奴は勝つよ。」

「行くぜェ!!!」
銀は鯉口を切った。足を地に付け腹に力を溜める。そして柄を握り締め思い切り振った。

次の瞬間銀の顔には、返り血が『ピピピッ』と付いた。

銀夜 2007年03月30日 (金) 15時18分(64)


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