こんにちは、ユオって言います。
小説書くのは大好きなのでよろしくお願いします。

・・・・・・・・・『死噛』『魔除』『殺人機』『晩忍』『射刺』『葬自夜』『恐し屋』などと呼ばれたやつ等がいた。一位が『死噛―シニガミ』2位が『魔除―マジョ』3位が『殺人機―サツジンキ』・・・・・・そう呼ばれていた2,3位の奴等の頭領は争いがあまり好きではなかった。・・・・・・しかし、一位「死噛」はそれに反対した。
・・・・・・・そんな話。

〜〜〜〜〜〜〜○×公園〜〜〜〜〜〜〜
「・・・・・。真滅様。『刺抹矢』の刺客、全て倒しました。」
「ん。ご苦労。幻。」
・・・・・敵襲。敵襲。・・・・・そして、また敵襲。『刀井』と一緒に殺狩に反抗してきたらこんな結果に・・・・・・ね。
「・・・・・ふふふ♪派手にやってくれたじゃない♪真滅君。」
後ろからの声。・・・・・後ろを振り向かずに、袖から短剣を出し、後ろの女に投げる。
「あら、出会った瞬間ナイフを投げるかしら？」
気配だけで分かった。・・・・・女はナイフを避け、背後にいる。死神のような大きな鎌を僕の首に突き出す。・・・・・一ミリでもう動いたら、首が切れる。
「まずはあいさつでしょぅ？真滅君♪」
「・・・・・・こんにちは。『死噛』さん。」
「あらっ☆呼び名じゃなくて本名でいいわよぉ。美香氏、仲が良かったときのように魂菜ちゃんってよんでよ。」

「いやですよ。『殺狩』さん。昔の話は止めてください。」
「えー。だって、私は真滅君って言ってるんだから。真滅君も魂菜って呼んでよ。」
この殺狩と刀井とは幼なじみ。

「あ、そうだ。恨根からの伝言、預かってきたのよ。」
「うらみ・・・ね・・？」
「ほら、『呪異屋』で六位の人よ。」
「・・・・・ああ。あの人ですか。」
恨根。三年前、『魔除』が排除したハズの一家。一年前、突然『恨根の生き残りだ』と言い出したところがあり、DNAも一致し、認められた恨根。
「えとね、『次は負けない』だって。血花子ちゃんも結構根に持ってるらしいわよぉ。」
殺狩さんはクスクスと笑いながら言ってきた。そして、突然近くの電灯の上に上り、僕にナイフを投げてきた。
勿論、それをちゃんと受け取る。
「真滅君の武器って代々伝わる幌善の刻印がついた棒でしょぉ？だったらそのナイフあげるから、それ使っていいわよ。あ、それとも私が協力してあげる☆」
「いりません。僕を誰だと思ってるんですか。じょれ・・・・・・」
「殺し名2位、魔除の幌善・・・・・でしょ？」
「ええ。」
「でも、私の真滅君にぃ傷つけられたらぁ・・・・・。」
「誰があなたの真滅ですか。」

「・・・・・・真滅様・・！！！！！」
僕と殺狩さんが話している途中に幻が僕と殺狩さんの服の裾を掴み、斜め上に飛んだ。
その0､1秒後、さっきまで僕達がいたところの地面が割れた。
「わぉ♪さっすが幻ちゃん☆真滅君と話してたから気がつかなかったよ。」
そう、殺狩さんが言うと、僕達のほうに20本のナイフが飛んできた。空中では受け身がうまく出来ない。
そう思ったのは殺狩さんも同じだったらしく、幻の手を払い、右手に持っている特大の鎌でそのナイフを全て叩き落とした。
「真滅君と同じく、随分物騒な挨拶じゃないのぉ♪ね。真滅君、幻ちゃん♪」
殺し名の中で地割れが使えるのはただ一人『呪異屋』。そして、一気にナイフを大量に投げられるのは・・・・・『死噛』・『赤鎖火』・『殺人機』・・・・・ぐらいしかいない。
「・・・・・・でてきなさぁい。血花子ちゃん、陸葉ちゃん♪」