はじめまして、壱月陸也（いつづきりくや）です。
前から練ってた話なんで、気合入れて書きたいと思います!
結構人死ぬと思うんで気をつけてください。

浮水炎（ふすいえん）
朝霧優美（あさぎりゆうみ）
東城来生（とうじょうきすぎ）

です。
作者含めすごい名前ばっかですね。。。
では、ぼちぼち書いていくんで、宜しくお願いします。

　少し前まで公園にあったどんぐりの木の下。
そこで俺はよく遊んでいた。
その頃は友達もたくさんいたし、俺もよく笑った。
きっと、今その仲間たちに会っても俺だとは思わないだろう。
俺だと信じてくれないだろう。
信じたくもないだろう―

　青空に満開の桜が映える。
彼らの始まりにはふさわしい日だった。
「お母さん。変じゃない?」
セーラー服のリボンを引っ張りながら少女が尋ねた。
「変じゃないよ。よく似合ってるわ。」
「ほんと？あ、時間〜！行ってきます!!」
「ふふ。行ってらっしゃい。優美。」
―4月8日。今日は東野中学の入学式だった。