新発田モンパルナス展
今日の新潟日報に、担当学芸員の解説付きで、
11月3日から13日まで新発田市生涯学習センターで
「新発田モンパルナス」展が開催される、との報道。
小見学芸員のライフワーク、
長岡で生まれ、北蒲原で生き、新発田で逝去した佐藤哲三。
哲三を核に、北蒲原に生きた画家たちの世界が展開される。
哲三の兄・重義が中心になって発行した同人文芸誌
「土塊(つちくれ)」には相馬御風も短歌を寄稿。
中央画壇の権威から称賛されながら中央に出向かず、
北蒲原の地に、新潟人、北蒲原人として生きた哲三。
哲三には、権威、ブランドを尊重しながらも、
故郷に根ざしたい、庶民、子どもらの感受性を大切にしたい・・
との重い香り・・なにか御風と通ずるところ・・を感じる。
哲三はじめ、地元に生きた画家たちを、
巴里モンパルナスに生きた集団に喩えた展覧。
過ぐる平成20年、万代島美術館で「佐藤哲三」展を開催、
NHK教育でも取り上げてもらった。
ポスター掲示など協力していただいた方々にあらためて感謝。
11月6日(13時)から13日まで糸魚川は旧・倉又茶舗で開催の
「翠なる海つ道 藤木節子ステンドグラス展」とダブリますが、
芸術の秋ですね。
倉又茶舗では11月6日、16時からオープニングパーティー。
参加費無料、茶菓つき、作家と歓談しながら
ごゆっくりご鑑賞を、と、
小川様から案内いただき、ありがとさんです。