「ほんこ」と「あばけ」
小学校時代に「いっちょ」が好きだった。
学校の校庭でもやったが、寺町、横町、上刈方面へも遠征した。
下級生とやる時は「あばけ」が多かった。
自分のものになったものも、最後に返してやるルール。
下級生も「あばけ」の時は、安心してやれる。訓練期間か。
少し力がついてくると「ほんこ」に挑戦。
取ったり、取られたり。
上級生と対等になるまでには相当の時間、資本を要した。
巻き上げられた時の悔しさ。自分の力の無さに耐える。
資本が無い時は、兄貴に頼んで「おさがり」をもらい、
再起を期して出かける。
技能が向上してきて、「三ば」で「四ば」「五ば」を裏返すことが出来た時の喜びはたまらない。
夕方五時、市役所のポーが鳴るまで必死に遊んだ。
そんな、こんなの繰り返しで、遊んでいるうちに、
だんだん「ほんこ」環境が多く、
「あばけ」環境が少ないことに気づくようになった。
ルールがあったり、なかったりの世界もあるけど、
管理人の時々の訓示を思い出すに、
書き込みには「節度」との「ルール」があるとのこと。
糸校43卒掲示板という劇場は、
「ほんこ」と「あばけ」を往来できる同級世界と考えるのは、
甘い考えでしょうか。
ー諧謔も 本気にしたりす 掲示板ー
ー魑魅魍魎 出入り自由な 掲示板ー
ー答えない その空白に 答えありー
時に逸脱ある時は、管理人様、叱ってください。
ー叱られても 叱られても又 戻る庵ー