にいがた俳句フェスティバル
3月20日、新潟県現代俳句協会へ投句された360人、1554句に金子兜太など21人の撰者が評点。
各撰者の選句。5点以上の入賞・17句、4点の入選・16句などが発表された。
最高の9点
・もう一度笑ひなほして初写真
・燈は村の形に灯り年暮るる
新潟らしさ
・一村が稲刈る音の中に入る【6点】
・やり掛けの事を明日に雪を掻く【4点】
人の世
・またもとの二人となりて盆終る
・鍵穴を探るひとり居去年今年
川柳風
・反省は熱燗一本飲んでから
・明治より居座る神と君が嫁
亡き美規先生を偲び
・美規氏逝く師走の海のなほ蒼く【3点】
オダの句は誰も選ばず花粉症
・ベランダから涼風虫の音運び入る
【24年9月26日の書き込み参照】
・虫の音の寄せては過ぐる自転車道
・バックネットにとまり観戦赤トンボ
【24年10月2U日の書き込み参照】
・保線車灯深更雪空曝し行く
【24年12月12日の書き込み参照】
掲示板に今年も原稿書く気あり