せっかくなのでイリュージョンについて私なりの解題
求道者たる主人公が
「ジョナサン」ではカモメ
「イリュージョン」では流浪の複葉機パイロット
そう変わっただけで本質的には同じような話といえます
一番大事なメッセージはこうだと思う
「あなたが本当に会いたいならば
あなたはあなたのドナルドシモダに必ず会える」
私も断言する これは正しい
吉本ばななの初期の作品も好きです
どこかで必ず1人「すごい人」が登場する
「すごい人」はたいてい目立つ場所にはいない
先生とか政治家とかボランティアとか
そんな尊敬される仕事をしていない
でもちゃんとこの世界のどこかに生きている
そしてあなたが一番必要とする時に
その「すごい人」とめぐり合うことが可能です
これが一番重要な真実だと思います