[576]
想像力 |
投稿者:あい。
| |
|
文字や使う言葉、表現の仕方から読み取れる部分は多い。 そして読み手はそこから背景を想像する。それが、文章の楽しみ方だと思っている。 だから、本を読むときに大きな挿絵があったりすると、自分が読み取った世界が 崩れてしまうことがある。色をつかわない、ざざっと描いたスケッチのような 場面が浮かんだり、遠くの遠くまで若草でいっぱいになったり、文章と自分の 想像がうまく重なったときは、夢中になって読みすすんでしまう。 しかし、筆者が意図的に情景描写を細かく書いてしまっている文章は、紙芝居の ように、その枠の中に閉じ込められたかのように、それ以上想像する余地が なくなってしまう。 わたしは文章に対しては、このような感覚でいる。
清水へ祇園をぬける桜月夜こよい逢う人みな美しき 唯一覚えている歌。場面も音も、一瞬にして浮かんでくる。 わたしはこれが大好き。
(2017年02月18日 (土) 08時50分)
|
|
[578]
姪の結婚式 |
投稿者:あい。
|
| 去年の4月、わたしは姪の結婚式を欠席した。代理として、娘に行かせた。姪は友人の紹介で自衛官と結婚したようだ。当然新郎側の親戚や自衛官がたくさん見えると聞いた。姪も、幼稚園の先生で、教え子やら保護者やら総勢100人以上が来てくれると喜んでいた。 夫婦宛てに、結婚式と披露宴の招待状が届いたが、わたしは、式や披露宴の間、じっと座っている自信がなかった。数年前までなら写真を撮るという大義名分の元、カメラを片手に自由に動き回ることができた。だけど今はその足下が危ない。転倒でもしようものなら、花嫁より目立ってしまう。そして披露宴が疲労宴に…それよりも、これから結婚するであろう娘に振袖を着せて行かせた方がいくらか賑やかになると思った。
というのは建前で、本音は違う。
恐らく自分のPDは、突発性ではないと思われる。もし、結婚式の場でわたしに違和感を感じた人がいたとしたら、破談になってしまうのではないかということを恐れたのだ。独特の歩き方をするため、見る人が見ればすぐにPDだとわかってしまう。それを避けたかったのだ。
(2017年02月22日 (水) 21時57分)
|
PageTopへ
|
|
[579]
あい。さんの本音 わかるぅ |
投稿者:mame
|
| しばらく、忘れていたこと。わたしが、パーキンソン病。子どもたちには、母親がパーキンソンってこと。子どもが結婚できるか心配。パーキンソンが遺伝するんじゃない?と、心配になるだろうなぁ。彼女も彼女の親も。それで、動けなくなる病気だから、介護しなくちゃ…施設に預かってもらうのも、お金かかるし…。なんだか、苦労しに行くみたいじゃない、やだやだ、やーめた。なんてさ。子どものお荷物ですよね。わたし。
(2017年02月22日 (水) 23時50分)
|
PageTopへ
|
|
[580]
遺伝についての想像力 |
投稿者:あーもんど
|
| 私のパーキンソン病はAR-JP(常染色体劣性遺伝性若年性パーキンソニズム)という遺伝子が絡むことが明らかなPDだが、それが明らかでない、言うなれば遺伝とは関係がないと思われる孤発性のパーキンソン病の患者が子供への遺伝に怯える。このことは私には相当ショックだった。 さらに私には子供がいない。このことがパーキンソン病の遺伝に鈍感になっていられる。 私は全く想像力を発揮していなかったのだ。 「想像力」がこんなにもあやうい(私の場合だが)ことに驚き衝撃を受けた。
(2017年02月24日 (金) 19時05分)
|
PageTopへ
|
|
[581]
負の想像の連鎖 |
投稿者:あい。
|
| 予期不安症は、負の想像の連鎖を起こします。あーもんどさんが鈍感だと おっしゃっているのはとてもいいことで、負の考えをそこで断ち切れて 良かったと思います。
-----------------------------------------
(2017年02月24日 (金) 21時55分)
|
PageTopへ
|