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若い患者たち |
投稿者:あーもんど
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私の世代の患者たちには岡田芳子さんがいた。そのことがいかに恵まれたことだったか今思う。 彼女は遠い存在ではなくしょっちゅう顔を合わせたり話したりする対等な仲間だった。 私たちはお互いを大事にしていた。 彼女はAppleに載せたい記事の項目のリストから私たちに関心のある項目を選んでと言った。 その選んだテーマについて彼女は海外の文献をあたり翻訳するものを選んでくれた。その選択には医学を学んできた彼女の目が必要だったのだ。そして私たちは自然にPD について勉強し英文を読むことで英語の構造もまた学ぶことになった。 幸せな時代だった。 私たちといったがほんの2〜3人だったかもしれない、みんな平等だった。 平等に能力を発揮していた。 今の若い(比較的)患者たちにはAppleがない、仲間がいない。 コミュニティがない、基盤がない(ように見える。)バラバラだ。
でも彼らのことは彼らが考えるだろう。 私の関心は患者活動(WPCも含めて)から離れて個人的表現に移っている。 時は移る。
(2018年05月14日 (月) 04時49分)
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